2013年03月16日(土)
さぼりー [雑感]
「今日なあ、『パオパオだよりの記事を読んであわてて来ました』っていうお客さんがいやはったわ。」
「そうかー。それはありがたいことやなあ。」
「大赤字で『京都キャロットがなくなったら困ります』って。」
「しっかりブログ読んでくれてはんにゃー。でも、大げさに書いたわけとちゃうからなあ。ほんまに京都キャロットの危機やからなあ。」
「そう思うんやったら、もっとしっかり働かんかい!」とヨメさんは思っているでしょうね。
でも、「京都キャロットがつぶれる」→「眞寿美さん、別の仕事で独立」→「パオパオ追い出し」、それは気の毒やろうと思ってくださる方は多い。
「同情するなら金をくれ」じゃないけど、私に同情して無理して「京都キャロット」で買ってくださるお客様(と言うより私の友人)もある。
このごろ、意識的に夫婦仲よさそうな写真を載せてるのが逆効果やったんかなあ。「こら危ない。何とかしたげんと・・・」と思ってもらってた方がよかったんか知らん。
明日は、「京都ロードレース」と「なにわ淀川ハーフマラソン」。
当初二手に分かれて出店の予定だったが、「なにわ」のほうは連絡ミスで出店できないことになってしまった。それなら「京都ロードレース」に全力を入れるべきなのだが、私は「なにわ」の10kmに申し込んでしまったのでそちらへ。今年も「京都ロードレース」は「さぼりー」です。
「何や知らんけど、そんなにかなんにゃったら京都ランナーズの会員もやめたら。もったいないやろう」とヨメさんは言う。でもね、私の大好きな故・三宅誠孝さんが大事にしておられたクラブだし。奥様の愛子さんが、「今は走ってないけど、またその気になったら走りに行きます」とおっしゃっていたこともあるし。その気になられたとき、私の名前がクラブの名簿になかったらがっかりされるだろう、そう思って会費を払い続けています。
「京都キャロットの危機」を真剣に受け止めているのは眞寿美さん、廉、真樹。のほほんとしているのはパオパオときく。
せめて明日の10kmはいい結果を出さなくては。(誰も喜ばんけど・・・。)
きくは、「わんわん運動会」で何とか得点ゲットを!(失格は免れよう!)
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【RUN】
レース前日は1000m1本でいいと聞いていたが、せっかくいい2000mコースがあるので2000m1本。
2kmアップのあと、叡電線路北コース、8分12秒。昨日とまったく同じタイム。もうちょいはよう走れんか。これでは明日が思いやられる。
2kmダウンジョグをプラスで、今日は6km。
明日は、何とか41分切りを・・・。
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2013年03月15日(金)
大赤字・・・らしい [雑感]
「こうじさんの世話までようせんしな。自分の始末は自分でしてやー。」
「はっ、はい!」
先日、「京都キャロット」の経理を見ていただいている税理士さんが確定申告書を持ってきてくださった。去年は通販も出張販売も店売りも今ひとつだったので、かなり厳しい結果が出るだろうと予想はしていた。しかし、あらためてきちんとした数字を出していただくと、それは予想をはるかに上回る大赤字だった。
その原因はいろいろあるが、それをここに一々書いてみても仕方なし。よい方向をめざして、一つ一つ考え付くことを実行していくしかない。
うちは4月から娘が大学に入学し、大学生が二人になる。今よりさらにお金が要ることになる。私のように自分のことばっかり考えている親では親と言えんわなあ。
今日も早朝バイトで、朝6時15分に家を出た。日が長くなり、家を出るときはもう明るい。しかし、外に置いてあるバケツの水は凍っていた。車の外気温計は「−2℃」。
大学生といっしょに商品をトラックに積み込む。このバイトを始めてちょうど2年。きつい割りに短時間のため、1ヶ月のバイト代はしれている。息子のバイト代と肩を並べているようでは・・・。
娘の住まい探しのとき、「多少家賃が高くても、その分はパオパオのバイト代で払う」と宣言した。しかし、現在のバイト代では1万円ほど足らない。もういっこ、新しいバイトを探さなくては・・・。
「京都キャロット」は、そんな悠長なことを言っている場合ではない。毎日毎日、眞寿美さんは売り上げ向上をめざして悩み抜いた上、数々の手を打っている。私も、その何十分の一かでも役に立つことを考えていかなくては。
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【RUN】
夕方5時過ぎ、「レペ系練習」。
1.38ジョグ+(2全力+1ジョグ+2全力)+1.29ジョグ。
また、2kmは叡電・木野駅〜岩倉駅往復。
最初は線路北、8分12秒。うーん、これはなかなかの好タイム。
一条山一周1kmゆっくりジョグのあと線路南コース、8分28秒。ここはもうちょいふんばりたかったなあ。
2回とも行きは東向きでよかったが、帰りは西日がまぶしかった。前が見にくかったが、「夕日に向かって走る」のもいいもんです。(カメラを持ってくればよかった。)
今日の合計、約7.7km。
走った距離は短いけど、なかなかいい練習です。
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2013年03月14日(木)
GT2000NY−SW、実走 [ランニング用品]
夕方走ろうと思っていたが、機会を逃してしまった。
夜、新しいシューズ「GT2000NY-SW」をおろす。
きくといっしょに2kmのみ。
走ってみてまず感じたのは、ソールの硬さ。
「GT2150NY」を初めてはいたとき、「ふあんふあんやなあ」と思った。ところが、「GT2000NY-SW」はそんなでもなかった。アスファルトを走ると、「カツ、カツ」と音がする。その分、減りはましなのかもしれない。
あと、つま先の通気がすごくいいように感じた。これは長く走るときにありがたい。汗をつま先から外に出してくれるような感じがした。
足入れ感は抜群。練習にはピッタリ。
これから、このシューズでしっかり練習していこう。
今日は、店往復の1.3kmと夜の2kmを合わせてわずか3.3km。
明日はもうちょっとたくさん走ろう。
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「見捨てられた命を救え!」 [時事]
◎老人党リアルグループ「護憲+」ブログより
フクシマ・アニマルレスキューで逮捕された星さん親子・緊急支援のお願い
2013-03-13 11:32:37 |原発
福島原発事故から2年。このところメディアは様々な特集を組んで、原発事故が齎した悲劇を訴えていますが、メディアの伝えないもうひとつの現実があります。
福島に置き去りにされた動物達を救おうと奮闘してこられた星広志さん親子が、今年に入って「有印公文書偽造・災害対策基本法違反(原子力災害対策特 別措置法違反)」容疑で逮捕・起訴されました。
この逮捕について、星さんの著書「見捨てられた命を救え!ー3・11アニマルレスキューの記録」を出版した社会批評社の小西誠さんは、『政府・警察は、フクシマ原発被災の「新しい警戒区域設定」の中で、原子力災害対策法の本格的適用・実効性を作り出そうとしている。この警戒区域の中では、ジャーナリストだろうが、アニマルレスキューだろうが、完全に閉め出すということだ。』と述べています。
住民の安全のための「警戒区域」指定が、いつの間にか人々の目から現実を覆い隠す目的の「立ち入り禁止区域」に変容しています。
以下の要請が来ていますので、趣旨に賛同される方は、是非ご協力くださるよう、お願いします。
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●星 広志さん、星礼雄さんへの 緊急の保釈金および裁判支援のご寄付お願い
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皆様、すでに告知されていますように、星広 志さんと息子さんの星礼雄さんの二人は、1月28日、福島県警に逮捕され、2月18日、不当にも「有印公文書偽造・災害対策基本法違反(原子力災害対策特 別措置法違反)」容疑で起訴されました。そして本日現在、福島県警での長期の勾留が行われています。
私たちは、星広志さんを中心とするHOSHI FAMILYの皆さんが、3・11後のフクシマ警戒区域内に取り残された動物たちの救援に、全てを賭けて取り組んで来られたことを知っています。
しかし、福島県警・福島地検は、このような星さんらの行動を形式的な「法令違反」を口実に厳しく取り締っています。これは、フクシマに取り残された動物たちの命を軽視するだけでなく、この動物たちを避難させられなかった原発被災者への冒涜でもあります。
しかも、福島地検は、1月末の逮捕から今に至るまで見せしめ的に長期勾留を続けているのです。
私たちは、未だフクシマに放置され、取り残されている数千の動物たちの救援のためにも、星広志さん、星礼雄さんの一日も早い保釈を要請するものです。
また、ご存じのように、この星広志さんらの保釈には、莫大な保釈金がかかります。前例を見ますと、おそらく裁判所から要求されるのは、二人で数百万円以上 になると思われます。さらに、逮捕勾留時の弁護士費用、今後の裁判費用などにもたくさんの費用がかかると予想されます(3月27日、第1回公判・福島地裁 決定)。
星広志さん、星礼雄さんを一刻も早く自由にして、フクシマの動物たちの救援に取り組んでいただくためにも、この要求されるであろう保釈金および裁判費用の、全国の皆様からの緊急のご寄付をお願いしたく思います。ぜひ、皆様の温かい、熱い志しをお寄せ下さい。どうぞよろしくお願い します。
2013年2月28日
■星広志さん・礼雄さんを支える会
呼びかけ・賛同人(2月27日現在80人、到着順・順不同・敬称略)
Yuko Yabu/Ruriko Yoshida/Mia Alkaline/Kimiyo Nakamura Garey/Ami Yusa Yamada/Yo Nagaya/小西誠/武藤江里子/尾上綾子/石橋麻紀/田中博子/大場智子/渋谷香奈/佐藤みちの/丸山美貴/川本絹代/大本 恭子/鈴木忠夫/居 候/西山栄二/杉山ひとし/小倉美帆/佐藤まゆみ/國分かな/花上光治/Mieko Aoyagi/Hisako Morita/Sayoko Kikuchi/Crystal Couli/Makoto Tanaka/Ksj Larsen/幸松えみ子/峯田英良/土門志穂/今坂文広/北田直俊/市川千恵/藤井千賀子/金浦蜜鷹/小林ミチル/眞野裕美/星山剛/増田都志美/大洞 俊之/小牧みどり/中沢譲/高木達夫/大井和明/原田尚美/細井明美/山平哲也/林克明/神田香織/藤澤祐子/福田洋也/HiroyukiKawasaki/小松達明/中屋猛/奥口美樹/藤井寛巳/金子静雄/安井秀仁/池田俊男/島村裕子/杉山靖子/鈴木りょう子/森常好/松本貴行/Yosuke Alexandre Yamashiki/大野則近/Yasuhiro Morozumi/Katsumi Nakayam/中所宜夫/Hitoshi Fujisawa/小磯英里/小森佳介/古畑由美子/秦江里奈/鷲宮美幸/永野浩嗣/山下久美子
*連絡先 E-mai:hoshi.family.2013@gmail.com
支援基金振込口座 三井住友銀行三鷹支店・普通7322261
口座名義 ホシヒロミ
ペイパル口座 kikki@mail.rossam.com
「護憲+BBS」「新聞記事などの紹介」より
笹井明子
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今日いつものように「お気に入り」をチェックしていると、たいへんな記事を見つけてしまった。テレビや新聞ではほとんど報道されていない。
「有印公文書偽造・災害対策基本法違反(原子力災害対策特別措置法違反)」容疑
これで星さん親子は1月28日に逮捕され、現在も拘留され続けている。この間に救えたかもしれない命が、数多く息絶えてしまったかもしれない。
私利私欲で法を犯したわけではないことは、誰の目から見ても明らかであるのに・・・。
私も、何かしなくては・・・。
【追加】
急いで今日の記事をアップしたあと、それを見たヨメさんから忠告を受けた。
「よう調べてから載せやー。『星広志』で検索したら、かなり批判的なこと書いてはる人も多いでー。」
確かに・・・。
検索1ページ目の1番上に、「星広志 警戒区域は金になる-鳥の広場」。そのほか、「アニマルヘルプBBS」、「星広志逮捕 Hoshi Family? デタラメな経歴-社会悪と正義の狭間で」など。
1ページ目の1番上に「親子は刑期が終わるまで出て来れないでしょう」と断定的に批判されている記事が来ると、検索した人は同じ気持ちになってしまうかもしれない。
いったん今日の私の記事を非公開にし、一応「星広志」検索の5ページ目まで全部目を通してみた。そのほとんどが、星さん親子への支援の呼びかけだった。また、批判的なブログのコメント欄に「そうは思えない」という意見が書いてあったりもした。どちらを信じればいいんでしょう。
一つ分かったことは、「動物保護」を掲げる人や団体同士でかなりいさかいがあること。このあたり、護憲派の中にいさかいが多いのと似ているような・・・。
こういうとき、私は表現の上品なほうを信じてしまう傾向がある。敵対関係にある人を呼び捨てにしたり、「詐欺師にだまされるバカ」というような表現をする人はなかなか信じられない。
私ももうちょっといろいろ調べてみます。この記事を読まれた方も、ことの真偽はご自身で判断してください。
ということで、もう一度非公開から公開へ。
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2013年03月13日(水)
GT2000NY−SW [ランニング用品]
「ますみちゃん、黒いシューズもらっていい?」
「はー? なにすんにゃなー。」
「真樹の大学の入学式スーツ着やんなんやん。革靴持ってへんし、黒いランニングシューズもらおっかなあと思って・・・。それやったら、あとも使えるやん。」
「スーツにランニングシューズなんておかしいやろがー。」
「かまへん、かまへん。」
ということで、黒いシューズを探してみた。真っ黒のシューズで私のサイズは在庫なし。比較的真っ黒に近かったのは、「GT2000NY」とそのスーパーワイド。
足を入れて見ると、GT2000なら26.5cm、SWら26.0cmでピッタリ。何回も履き比べてみて、圧迫感が少なくて色もおとなしいSWのほうをもらうことにした。
「マラソンソーティやターサーはワイドとちゃうのに、もともと広いはずのトレーニングシューズがスーパーワイドとはねえ。」
メーカーのシューズの作り方がよう分からん。
レース専用シューズの「ソーティスーパーマジック5」より、トレーニングシューズの「GT2000NY」のほうが同じサイズでもきつく感じる。これは、アッパーのやわらかさにも関係があるようだ。
私は足の形としてはごく一般的だと思うのだが、レース用のシューズよりトレーニング用のシューズのほうがきつく感じるというのは問題だ。これはメーカーさんに言っておかなくては。
このシューズの重さは、約320g。ソーティの倍。
でも、トレーニングは飛ばし過ぎないように重いくらいのほうがいいんです。
真樹の大学入学式ではいて、そのあとは密かに計画している「沖縄一周一人駅伝」に使いましょうかねえ。
今日、さっそく新しいシューズで走ろうと思ったら雨。
今日はランはお休み。明日、ニューシューズデビューですね。
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2013年03月12日(火)
きくの里帰り [わんこ・にゃんこ]
うちのきくは、京都市北区雲ヶ畑中津川町の高山牧場生まれ。2005年3月25日ごろ、牛のえさになるわらの上に生まれてきた。
その前の年の7月、うちで長らく飼っていたエリちゃんが16歳で死んでしまった。真樹は犬が大好きで、また犬が飼いたいと思い続けていた。そのとき思い出したのが、私が小学校教師時代にお世話になった高山牧場さんだ。(高山牧場は、私の最後の教え子の一人・高山康司君のお父さんと叔父さんが経営しておられる。)
「あそこ、いっつもワンちゃんいっぱいいたよなあ・・・。真樹、ひょっとしたらワンちゃんもらえるかもしれんし、行くだけ行ってみよう。」
3月30日、連絡もせずいきなり高山牧場へ。そしたらなんと、生まれたてのワンコが・・・。それも、犬にしてはめずらしくたった1ひきだけで生まれてきていた。
その日はいただく予約だけして帰ってきた。そして5月4日、そのワンちゃんはついに我が家へ。名前の候補はいくつかあったのだが、私が提案した「きく」という名前(きくの実家の高山菊司さんから一字もらった)が満場一致で採用された。
そしてその日から、きくは一度も実家に帰っていない。真樹の沖縄行きも決まったことだし、きくをつれてお礼のごあいさつに行っておこうということになった。
昨日のお昼過ぎ、雲ヶ畑へ。
「春うらら」というようなお天気。
橋を渡ると高山牧場。
きくにとっては7年10ヶ月ぶりの実家。
何かなつかしいにおいでもするのだろうか、あちこちにおぎながら歩いていた。
「すいませーん」と声をかけると、牛小屋から菊司さんの奥さんが出てこられた。
「藤井です。うちの子が沖縄の大学に行くことになりまして、こちらにも来にくくなるので、きくをつれてごあいさつに来させてもらいました。」
「あらー、そうなんですか。おとうさん、藤井さんが来てくれはったよ。」
お二人に近づいていくきく。なななんと、しっぽをふっているじゃーありませんか。
「ふつうここ、ガガガとかむとこなやけどなあ。」
「一回菊司さんにしばいてもらわんなんなあ」って、いっつもゆうてたしかなあ。きく、えらいかしこいがな。
このすぐ横の牛小屋からは、「モー、モー」。
「きく、モーモーさん見してもらおか。なつかしいやろ。」
「おばさん、やめてやめて。」
どうもきくは、「モー、モー」がこわいようだ。
きくが生まれてもう8年近くたつので、お母さんはもういないかもしれないなあと覚悟してきた。よく聞いてみると、きくのおかあさん、おばあさん、おねえちゃんの3びきとも、去年の夏から秋にかけて死んでしまったそうだ。
もうちょい早く来といたらよかったなあ。
「おかあさんのクマより、おばあさんのサクラによう似とるなあ。」
おかあさんは穏やかだったが、おばあさんは激しい性格のワンちゃんだったようだ。
せっかく来たので、実家を散策。
きくはいつになく聞き分けがいい。
静岡のおみやげのお茶などをお渡しすると、「なにもしてないのに・・・」と恐縮しておられた。そんなことないですよ。きくのおかげで、お金では買えないいっぱいいっぱいの幸せをもらってますから。
牛さんたちにごあいさつし、これでお別れ。
きく的は、「里帰り」はどうやったんやろう。
私は、ちょっだけうれしそうにも見えたけど。
でも、帰りの車ではちょっとお疲れの表情。
途中の水飲み場で、ちょっと休けい。
きくは水を飲むどころではなかったみたい。
「里帰り」は意外と疲れるのかな。
でも、生まれて40日間ほどお世話なった実家だもの。また、顔を見てもらいに来ような。
家に帰れば、また「30mダッシュ」と「持って来い」の特訓。
きくはきくなりにたいへんですばい!
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【RUN】
今日は、1.3+6+1。
6kmは、33分04秒。
ゆっくり走ったつもりだが、そこそこ速かった。
体感スピードが実際より遅く感じるというのはいいことなんでしょうね。
今日も「持って来い」の特訓。
おばさんがくわえて持ってきてもしゃーないような気がするんですけど・・・。
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2013年03月11日(月)
京都マラソン2013 [マラソン評論]
◎京都新聞3月11日朝刊
祈り胸に京駆ける 京都マラソン
春の都大路を駆け抜ける、京都マラソン2013(京都市、京都陸協主催、京都市体育振興会連合会、京都新聞社など共催)が10日、京都市内で開かれ、1万4860人が42・195キロに挑んだ。
スタートの午前8時半の気温は14・5度と暖かかったが、小雨が降り始めると急激に冷え込み、風が強まった。厳しいコンディションとなったが、完走率は前回とほぼ同じ95・0%で、1万4111人が完走した。
西京極陸上競技場(右京区)では出発前、11日で発生から2年を迎える東日本大震災の犠牲者を悼み、黙とうをささげた。沿道には市民ら約43万8千人(主催者発表)が詰めかけ、ランナーに声援を送った。
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終盤失速、藤井3位
初マラソンを終えた男子3位の藤井は、大きく息をついた。「地元で絶対優勝したかった。悔しい」。上々の結果にも、京都勢のプライドをにじませた。
序盤は5キロ17分と「抑え気味のペース」ですべり出し、25キロ過ぎで1位との距離を詰めようとスピードを上げた。だが、「向かい風がきつく、後半は脚が止まってしまった」。終盤にかけてペースが落ち、3位でフィニッシュした。
京都市北区出身。京都外大西高から東海大に進み、4年の箱根駅伝で10区区間4位と好走した。2011年4月から、同校の女子陸上部を率いる。この日は、生徒や同僚たちの声援を学校や平安神宮の近くで受けた。「応援の声がわーっと上がるのが聞こえ、頑張ろうと思った」と力に変えて完走した。
優勝できなかった悔しさは募る。だが、来年も挑戦するかと問われると、「出しゃばっちゃったんで、指導の方に専念しないと・・・」と頭をかいた。
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ずっと応援してきた藤井勘太選手。今は高校陸上部の指導者なので、自分の練習時間は十分には取れなかっただろうに。去年の優勝記録、2時間26分19秒を上回ってのゴールは立派です。それより速い人が2人もいたのが残念ですが・・・。
京都新聞によると、1位の五十嵐選手(2時間20分30秒)は実業団・SUBARUの元選手で現在マネージャー。2位の依田選手(2時間23分25秒)は山梨学院大付高で理科の教員をしながら陸上部のコーチ。3位の藤井勘太選手(2時間25分41秒)は京都外大西高で女子陸上部監督。4位の村田選手は桂高の講師。5位の藤井延幸選手は立命館大女子陸上部コーチ。上位入賞者はなかなかおもしろいメンバーがそろっている。
藤井勘太選手には、ぜひ次回も優勝狙いで出場してもらいたい。うちの藤井廉にも出てもらい、上位に「藤井」がたくさん名を連ねるということが実現するといいんですけど・・・。(うちの息子も、新聞に掲載される100位以内にはなんとか入れそう。でも藤井勘太選手のような入賞者は、翌年の参加抽選除外などの特典はあるのかなあ。)
※ いままで「パオパオだより」を読んでおられない方への説明。
藤井勘太さんは、私の4歳上の姉・多鶴子の小中学生時代の同級生の息子さんです。そのお父さんの実家は、花背別所町の私の家のお隣。おじいさんおばあさんは、今もそこに住んでおられます。
そんな関係で、勘太さんが中学生(西賀茂中)のときから応援させてもらっています。
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私が連載させていただいている「ねっとわーく京都」の2011年3月号に、藤井勘太選手のことを書かせてもらいました。ちょうど2年前のことです。こちらもぜひご覧ください。
◇ ◇ ◇
「ちょっと箱根駅伝の応援に行って来るわ」と言って左京区の家を出たのが1月3日朝8時前。「近所のコンビニ行くみたいに出て行ったー」と息子はあきれていました。ほとんど何の下調べもせず家を飛び出したのですが、藤井勘太選手が待つ第9中継所(横浜市鶴見)には余裕で間に合いました。そして、目の前を力走する藤井勘太選手へ大声で応援。いい経験をさせてもらいました。
1月14日、少し話をさせてもらう機会がありました。メディアは話題性のある目立つ選手ばかり追う傾向がありますが、コツコツ努力型の選手にも目を向けてほしいと思います。。
〜箱根駅伝10区・藤井勘太選手(東海大4年)にインタビュー〜
・箱根駅伝、最後の最後に走れてよかったね。それも、区間4位の成績は立派。
ーはい、わざわざ京都から応援に来てくださってありがとうございます。
・いやいやこっちこそ。本当に心から応援できる機会を作ってくれてありがとう。箱根駅伝の選手を身内みたいに応援できるなんて、夢みたいやわ。
勘太君のことはずっと気にはしてたんやけど・・・。中学駅伝の全国大会はテレビで見せてもらったし、高校のときの大阪インターハイは長居まで応援に行かせてもらったし・・・。大学入ってからもずっと雑誌の記録室のコーナーは見てたんやで。でも勘太君の記録はないし・・・。
ーはい、ほとんど記録会などにも出てないです。
・10月の箱根の予選会にも出てへんかったでしょう。うちのいなかで勘太君のおばあちゃんとようしゃべるんやけど、おばあちゃんも「勘太は箱根には出られへんやろう」とか言わはるし・・・。正直に言って、私らも「勘太君は無理かもしれんなあ。でも、あんなにマジメに取り組んでるのになあ」って言ってたんやわ。そこから16人の登録メンバーに選ばれ、本番も走れるようにまでなったのが不思議で・・・。今回の勘太君の活躍は、マジメにコツコツ努力している子に希望を与えてくれたと思うんや。そのへん、どんなことがあったんか教えてほしいんやけど・・・。
ー実は、去年箱根に出られなくて、そのあと全く走る気がなくなってしまって、本当にもうやめようと思ってたんです。だから、それから半年近くは練習らしい練習はしてないんです。
でも、6月に母校の高校の教育実習に行って変りました。生徒たちやお世話になった先生方が心から応援してくださったんです。そのとき、自分は何のために大学に入ったのかということをもう一度考え直しました。このままでは後悔が残るだけ。もう残りは少ないけどやれる限りのことはやってみて、それでダメでも力を尽くしたなら悔いは残らないと思えるようになりました。走っているときは一人でも、本当に多くの人が背中を押してくれているということをあらためて実感しました。
その時点では体重も増えていて、とてもまともに走れるような状態ではなかったです。でも、練習グループの一番下の部からスタートして、7、8、9月の3ヶ月間死にものぐるいで練習をしました。10月の箱根予選会には間に合わなかったんですが、11月の「上尾ハーフ」で1時間4分台の好タイムが出たんです。それがチーム内の最終選考的なレースだったので、その結果箱根も走ることができるようになりました。
・それはすごいなあ。そこまでできた一番の理由は?
ーやっぱり、応援してくださるみなさんへの感謝の気持ちだと思います。そう思い続けたからがんばれたんだと思います。
・聞いてるとは思うけど、勘太君のお父さんと私の姉がいなか(花背)の小中の同級生なんやわ。その姉がゆってたんやけど、お父さんて特別足が速かったという記憶はないって。そやし、お母さんがよっぽど足が速かったんかな。
ーいえいえ、それよく言われるんですけど母も全然です。家族の中でスポーツが得意なのは僕だけなんです。
・へー、そうなん。箱根駅伝の選手の家族がスポーツ苦手って考えにくいなあ。でも、もしそれが本当やったらまた別の意味で希望が持てるね。うちの子もね、大学入ってから陸上部に入ったんや。勘太君とは全然レベルがちがうんやけど、これから陸上競技を続けていく上で何かアドバイスしてもらえることあるかな。
ー陸上競技は自分一人の世界のように思われがちですけど、競技を続けていく上でいつも背中を押してくれる存在がある。そういった人たちへの感謝の気持ちを常に忘れないでほしいです。
・ありがとう。そう息子にゆっとくわ。
勘太君、大学卒業後は高校の体育の先生に内定してるんでしょう。陸上競技部の指導もするんですよね。勘太君の花が開くのにちょっと時間がかかったのと同じように、目立たないところでコツコツがんばっている子もたくさんいると思うんやわ。そんな子にもしっかりと目を配る指導者になってね。
ーもちろん、それは忘れないようにします。
・最後に。雑誌の箱根駅伝特集号のプロフィール欄に、「好きなタレント→K・Aアナ(フジテレビ)」って書いてあったけど、今も?
ーはい(笑)。
・どういうとこが?
ーかわいいところが・・・。毎朝、出てくるのを楽しみに見ています(笑)。
・ごめんね。インタビューは、ちょっとやわらかい内容も入れとかんとね。堅すぎるのはあかんから・・・。
いろいろとありがとうね。いい指導者になってね。
ーはい、がんばります。こちらこそ、いろいろとありがとうございました。
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【RUN】
今日は朝から、上堀川の「トヨタカローラ京都」に車を預けてきた。飛び石でフロントガラスに小さなひびが入ったのだが、これは修理が義務付けられているらしい。
その帰りはランで。4.2km、23分49秒。
天気はよかったのだが意外と寒く、またウインドブレーカーに逆戻り。
夕方店往復1.3kmをプラスして、今日は5.5km。
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