パオパオだより

2010年11月07日(日)

堺市選手権 [陸上競技]

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男子100m予選9組

 あーりーさん、ごめんなさい。
 朝あーりーさんに会ったとき、100m予選の開始時間とあーりさんの組まで聞いたのに何レーンかを聞き忘れていました。
 でも、9組と聞いていたので、スタートからゴールまで動画で撮っておいたらだいじょうぶだろうとたかをくくっていました。
 でもでも・・・。2レーンが空きで、1レーンがあーりーさんだったとは。スタートから50mくらいまではかろうじて画面内に入っていたんですが、中央の選手に目を奪われ、ゴール前のいいシーンでは外れてしまっていました。あーあ。

 「ブログ、楽しみにしてるし」と廉に言ってくれていたそうなのに・・・。
 廉に聞いたところ、あーりーさんは11秒87の好記録だったとか。その決定的シーンを撮りそこねてしまいました。ほんまにほんまにごめんね。

 こんどこそ・・・、と言っても、あーりーさんは今日で今シーズンの競技は終了なんですね。来シーズンこそ、いい写真を撮ります。気長に待っていてください。(なんか、「もう100mは走らない」と言っておられたらしいですが・・・。)

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 家を6時20分に出て、金岡公園に着いたのは7時40分。渋滞がなければ、堺まで1時間20分で行ける。

 廉の1500m予選は一番最初。9時30分から。
 廉を探しにスタート地点である第2コーナー付近を歩いていると、「陸上部のくせに、えらい顔色の悪いヤツおるなあ・・・」。近づいて見てみると、それがうちの廉だった。わろてしもた。

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 廉は「3日前に10000m走ったとこで体調もよくないし、見にこんでええで」と言っていた。そんな言い方をしたのは初めて。千葉遠征の強行日程で、よっぽど疲れがたまっていたのかもしれない。

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 1500mは4組総勢で100人ほど。タイム順上位16名が決勝進出となる。
 廉は最後の第4組だったが、それまでの3組はトップでも4分30秒は切っていなかった。廉のベストは4分25秒。本調子ではないと言え、がんばれば決勝進出のチャンスはある。

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 やりました!
 第4組の14位で、予選14位通過。(???)
 なんと、第1組から第3組までの決勝進出者はゼロ。第4組の16位(4分30秒22)までがそのまま決勝進出。
 廉は4分28秒51。よう、予選突破できたもんです。
 予選だけ見て帰ろうと思っていたのに、これで1時40分からの決勝も見んならん。でも、これはうれしい誤算です。


(注)まだ、続きます。

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2010年11月06日(土)

マラトレin長居公園2010 [ランニング]

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 今日はこのスタイルで。
 小さな小さな「平和・憲法九条」アピールラン。
 少しでも、参加者やスタッフのみなさんの目に留まったでしょうか。

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 私が最も信頼するランナー、兵庫の田中千洋さんご夫妻の「アスレック」さんと大阪のランニング用品店「ランウォークスタイル」さんの共催。
 田中ちひろさんは、昨日のご自分のブログで「かぜをひいたようで、熱が上ってきた」と書かれていた。
 受付におられたのでごあいさつさせていただいたが、確かに顔色が悪い。
 

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 「田中さん、立ちっぱなしはしんどいから、できるだけ座るようにしやはったらましですよ。」
 「ありがとうございます。薬で何とか抑えているのでだいじようぶです。」

 たぶん今まで自分の代わりはいないという気持ちでずっとがんばってこられたので、休んではいられないのだろう。受付でも一番前で動き回っておられた。
 「すわらせたげてよー」と思ったが、たぶんそうはできない性分なんでしょうね。

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 スタート前の諸注意をされる「ランウォークスタイル」の三浦店長さん。

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 初めて参加される方も多かったようで、たくさんの方が真剣に聞いておられた。

 「最初からゆっくりなペースで走るのはなかなかしにくいもんです。どうしても最初はスピードを出してしまいます。でも、そこを我慢してゆっくりペースで走り続けることが、最終的にはいい結果につながります。」
 というようなことを言っておられた。さすが、いいこと言ってはります。でも、それが分かるまで、私は20年くらいかかりました。

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 受付でいただいた名簿を見ると、1周2813mを15周するフルの部101人、11周する30.943kmの部76人、8周する22.504kmの部72人。それに2〜11人で15周をリレーするのが45チーム。
 かなりにぎやか。

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 私は一番短い8周22.5kmなので、前に並びたかったところだが最後尾についた。
 今日は足の具合を確かめながら同じペースで走るのが目標なので、ペースが乱れてしまう前列に並んではいけない。
 最後尾でもスタートラインまで30秒で行けたので、ほとんど影響なし。自分で決めたペースをしっかり守ろう。

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 スタートから1km過ぎ、いつもの場所にいつものネコちゃん。元気そうでよかった。

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 1周目2813mが、16分24秒。
 スタート地点までのロスを差し引くと、キロ5分半ちょっとというペース。私が想定していたのは5分半ペースなので、若干ペースアップが必要。

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 2周目はまたちがうネコちゃん。
 ネコちゃんの写真を撮る時は、近づいてから構えては逃げられます。カメラを構えたまま近づきましょう(ネコ写真のワンポイントアドバイス)。

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 2周5626m、31分55秒。この1周、15分31秒。きちんと修正できた。
 このペースを守っていこう。

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 この夏の異常な暑さのせいか、日差しに対して過剰反応してしまう。この程度の気温ならゆっくり走るには最適なはずだが、すごく暑い感じがする。
 ただ、コースの北側は木陰になっていて気持ちがいい。

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 見つけにくい「スタートから10km」の標識。ここで、55分42秒。いいペース。

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 「あっ、さっきのネコちゃんやね。写真撮らせてね。」

 エサをやってはったおばちゃんが、「ちゃんと撮れた?」と何べんも聞いてくれはった。
 「かわいく撮れましたよ。」

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 前を行く「視覚障害」「伴走」のビブス。あれは、地元「長居わーわーず」の方にちがいない。

 「すいませーん、京都キャロットです。ブログに載せたいんで、写真撮らせてもらっていいですか。」
 「あっ、キャロットさん。」
 伴走役は、以前「大阪城天守閣マラソン」で声をかけさせてもらった谷尾さんだった。

 「今日はどれくらい走られる予定ですか。」
 「ハーフくらい行けたらな、と思ってるんですけど・・・。」
 私はてっきりお二人が私と同じ「マラトレ」に参加だと思って話していたが、ナンバーカードをつけておられなかったのでちがったようだ。

 ここで4周のちょっと手前(11km弱)で1時間。

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 土曜なので、中学校の陸上部の子たちもたくさん練習に来ている。

 「こえをだしていきましょー」「ふぁーい」
 「げんきだしていきましょー」「ふぁーい」
 「えがおでいきましょー」「ふぁーい」

 私には「はーい」が「ふぁーい」に聞こえた。

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 今日はワンちゃんの写真は封印しようと思っていた。ネコちゃんは、「さっと写真に撮って、さっとさいなら」ができるが、ワンちゃんはそうはいかない。飼い主さんといろいろお話させてもらわねば。
 ここまで、幸い(?)上等犬ばかりでスルーができていた。でもここにきて、どうしても気になってしょうがないワンちゃんが・・・。

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 「すんませーん。ワンちゃんの写真撮らせてください。かわいらしいワンちゃんですね。お名前は?」
 「リュウです。」
 「おー、リュウちゃん。オスですね。これまた、顔の毛がボアボアでかえらしい・・・。歳は?」
 「もう、13歳半なんですよ。」
 「いやー、13歳半やって。めちゃめちゃ元気やん」と言いつつ、これでひるんでしまった。ここまで飼い犬の歳を正確に言えるということは、雑種ではない?
 「あのー・・・、雑種じゃないですよねえ・・・。」
 「いえ、雑種です。」
 あーよかった。(って、何が)

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 やっと、最後の1周。
 今日はゲイターをしなかったせいか、両ふくらはぎが痛くなってきた。これくらいの短めの距離でもつけていたほうがいいみたい。

 突然話題が変りますが・・・。
 私が「大阪人」と聞いて一番思いつくのは、「運転のうまさ」。
 30年ほど前、初めて阪神高速に入ったときはビックリした。「全員、曲乗り状態!」
 モタモタしている私の車に腹を立てるわけでもなく、実に器用にスイスイと追い抜いていく。「当たるんちゃうん!」と思うくらいスレスレをシュッシュッと。そんな人は京都にはいません。

 走っていても同じことが言える。長居公園は、走っている人散歩の人自転車の人乳母車を押す人車イスの人と、いろいろな人が交錯しているのだが誰もぶつからない。ほんまにうまいことスイスイと・・・。これぞ大阪!

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 20km地点、1時間50分39秒。
 この10km、54分57秒。見事なキロ5分半ペース。
 ちなみに、ハーフ地点1時間56分23秒。

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 私が8周行かないうちに、ウルトラの星・蔵本さん(赤いランパン)に3周も抜かされてしまった。すごいねー。

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 ゴール、2時間04分10秒。
 まずまず程よい疲れで、気持ちよくゴールできた。

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 ゴール直後、すぐにラップ入り記録証発行。(左に立っておられる方が、田中ちひろさんのダンナさんです。)
 今回ナンバーカードの裏に2個のICタグがついていたが、はずす時までまったく気づかなかった。軽いのでだいじょうぶ。ほとんど気になりません。例の大型鉄板を針金でシューズにくくりつける様式のものよりはるかに良好です。「アスレック」さん、私はこのICタグ方式を支持します。

 記録証発行所の横に田中ちひろさんが立ってなにやらお仕事をされていたので、お礼のごあいさつをしておいた。
 「ちょっとでもすわらないと・・・」とまた言ったが、「だいじょうぶです」。きっと、朝からずっと立ちっぱなしで動いておられたのでしょうね。本当に、私たちのような市民ランナーのためにありがとうございます。でも、無理はなさらないように。

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 走り終わって着替えてられる男性にお願いして、写真を撮っていただいた。
 「何枚でも撮りますよ」とはありがたいお言葉。

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 ちょっとお腹がへったので、横の売店で肉まんを買い、走っている人を見ながら食べた。
 「あれっ、休けいですか。」
 武庫川スポーツクラブのユニフォームのランナーが私を見つけ、話しかけてこられた。
 「いえ、もう22km走ったんで終わりです。フル走られるんですか。」
 「30kmです。」
 「がんばってください。」

 それにしても、私はレースの途中に肉まん食べるようないいかげんなランナーに見えるのかな。・・・、見えますね。

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 肉まん食べ終ってさあ帰ろうとしたとき、かわいいワンちゃん発見。もうゴール後なので、思う存分かまえます。

 「いやー、変ったガラのワンちゃんで。写真撮らせてもらっていいですか。」
 「はい、ありがとうございます。ちび、こっちこっち・・・。」
 「へー、ちびちゃんですか。女の子ですよね。お年は?」
 「11歳なんです。」
 「えっ、もうそんななってはるんですか。若者にみえますね。それにこのガラ。何の種類ですか。」
 「よく分からないんですれど、洋犬と日本の犬のハーフらしいです。動物ボランティアをしてらっしゃる方からいただいたんです。」
 「この斑点、セッターのかも・・・。」
 「小さいときは薄く見えてただけなんですけど、大きくなるにつれてはっきりとガラが出てきたんです。」
 「いやー、ほんまにかわいいですわ。うちも前飼ってたのが16歳まで生きて、今飼ってるのが5歳なんです。」
 「どんな種類の?」
 「いえ、前のも今のも雑種です。拾ってきたのと知り合いからもらったのと。」
 「雑種はいいでしょう。体が丈夫で、頭もいいし。」
 「そっ・・・、そうです。」

 前のは頭よかったけど、今のはちょっと・・・とは言えません。でも、もうちょっとで口を滑らせてしまうとこでした。

 最後にかわいいかわいいワンちゃんに会え、ちょっとぺロぺロもしてもらった。飼い主さんともたくさんしゃべれたし。これも、がんばって走ったからこそごほうびがあったということかな。

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 今日のラップ。

 1 16分24秒
 2 15分31秒
 3 15分30秒
 4 15分39秒
 5 15分23秒
 6 15分28秒
 7 15分22秒
 8 14分53秒

 これなら、ペースメーカーできるかも。

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2010年11月05日(金)

流出! [家族]

 「流出」という言葉を聞いただけで、ドキドキしてしまうのは私だけでしょうか。

 もちろん、これは今話題の「尖閣ビデオ」とはまったく関係ありません。「あの清純派女優のデビュー前の○○が流出」とかいうやつのことです。ドキドキしませんかねえ。

 さて、「流出」に便乗してっと・・・。

 昨日の朝、私がヨメさんに言った。
 「今日、第2結婚記念日やな。」
 「はー? ・・・第1も第2もない!」

 1985年の8月20日、北海道ニセコのホテルで、ヨメさんの親友くーちゃんの立会いで結婚式を挙げてきた。もうそれで十分だったのだが、どうしてもみなさんに来ていただく結婚式もしなければならないということで、11月4日に京都堀川会館で2回目の結婚式をした。
 あれから25年。
 普通は「銀婚式」というおめでたい年になるはずなのだが、今のヨメさんにとっては消してしまいたい記憶なのかも・・・。それもこれも悪いのは全部私・・・。「私の青春を返せ」裁判をおこされたら完全敗北でしょうね。

 あんもちゃんのねぐらから出てきたボロボロになったアルバム(だいぶあんもの爪とぎの犠牲になっていた)。そこには結婚式の写真もあった。
 その中から、ヨメさんにぶち切れられないと思われるものを厳選して、ここに流出。明日、ヨメさんがこのブログを見て消去という可能性もあります。

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「恋に落ちて」を歌う二人

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私の両親と

 ついでなんで、8月の北海道も。

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ルーベデンスニセコホテル

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帯広での自転車レース

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太平洋スピードマラソン

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20km、1時間26分で入賞

 さて、私がわざと流出させた写真は消去を逃れるでしょうか?
 (ますみちゃん、お願い! おこらんといて・・・)


※長い間ほったらかしだった「四万十川ウルトラマラソン」の記事をやっと書き上げました。よろしければ、また見てください。10月18日、19日の分です。

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2010年11月04日(木)

2010京都丹波ロードレース・続き [ランニング・出張販売]

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賀茂川パートナーズの斉藤さんと伴走のみゅうみゅうさん

 ハーフをゴールされたランナーが、次々と「京都キャロット」のテントに来てくださる。中には、うちのヨメさんと真樹の途中経過情報を私に報告してくださる方もあった。みなさんからの情報をつなぎ合わせると、ハーフの中間点はなんとか越えたことが分かった。ただ待っているだけで何もできない私にはありがたい情報だった。

 去年の5月の「鯖街道」で声をかけていただいてから、賀茂川パートナーズの斉藤さんとはよくお話させてもらうようになった。大会などでお会いした時には必ず声をかけさせてもらっている。今日は、斉藤さんご夫婦のほうから私を見つけ話しかけてこられた。

 「藤井さん、こんにちは。」
 「あっ、斉藤さん。今日はハーフですか。どれくらいで行かはったんですか。」
 「1時間44分です。」
 「おー、すごいすごい。調子上げてはんのんちゃいます?」
 「いえいえ。実は、9月の『村岡ダブルフル』でえらいことやらかしてしもて・・・。」
 「えー、どうしやはったんですか。」
 「持って行ったシューズが、両方左足やったんですわ。」
 「ありゃー、それでどうしやはったん?」
 「応援に来てくれてた人がランニングシューズはいてはったんで貸してもらいました。でも、それ私より1センチ小さいシューズやったんですけどね。」
 「それで最後まで走れたんですか。」
 「マメだらけになりましたけど、何とか。11時間27分でゴールしました。」
 「スッゲー! やりましたね。それ、ボクのブログに書かせてもらいますわ。もうちょっとくわしく・・・。」
 「くわしくは、『賀茂川パートナーズ』のホームページにレポートしてるんで、見てください。」
 「分かりました。適当にふくらませて書かせてもらいますわー。」

 「来年は、また『鯖街道』に出ようと思ってるんです。」
 「いやー、『鯖街道』、いいですね。また、あの背中につけた針金みたいなやつにつかまって走らはるんですよね。」
 「そうそう。」
 「ボクね、斉藤さんの『鯖街道』を走ってはる姿が、今までで一番感動したレースですわ。」
 「そうですか。」
 「また、しっかり走りましょう。」
 「はい。」

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※よろしかったら、去年の『鯖街道』の様子を見てください。

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 このあとも、ほんとに何人だったか思い出せないほどたくさんの方が店に寄っていってくださった。その中の代表ということで、一番若い中村智明さんに登場していただきましょう。

 中村さんは、ハーフ29歳以下の部に出場。1時間17分で7位。6位までが表彰なので一歩届かず。残念! でも、レベル高すぎ。
 たぶんうちの廉が出ていたとしたら、中村さんと同じくらいのタイムだったと思う。入賞微妙ライン。それでも、できるだけ高いレベルの中でもまれて行ってほしい。
 中村さん、今度ぜひうちの息子と対決を!

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 12時をちょっとすぎたころ、ヨメさんが帰ってきた。
 「おー、もう帰ってきたん? ゴールした?」
 「するかいな。バスや!」

 いや、ほんまにゴールしたんやと一瞬思ってしまいましたわ。

 「真樹は?」
 「真樹もいっしょ。第3関門(14.2km)でアウト。そこからバス。」
 「そっかー・・・。よう走ったなあ。」

 ヨメさんは元気あまりすぎのようにも見えた。。やっぱり、3日ほど前にひいた風邪が完全に治ってなかったのが影響しているみたい。「やる気はあるけど体がついてこん」みたいな・・・。
 少し遅れて戻ってきた真樹の顔は、ちょっと放心状態のようにも見えた。それでも、今まで見たことのないようなやっぱり毒素が抜けたようないい表情をしていた。
 「ずうっとパトカーの前走ってた。自転車の人が横にずっと付いてくれはって、いろいろしゃべってくれはった。最後のほうでパオパオの友だちっていう人が来やはって、いっしょに走ってくれはったわ。」
 「ほうかー・・・。」
 いろいろしゃべるということは、決してイヤなことばっかりとちごたんやね。よかった。
 「二人とも、今日の結果を次につなげようぜ!」

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 ランニング用品店がうちを含めて4店舗。子どもも入れて2800人の大会らしいので、4店舗も出るとまあ商売にはならない。
 でも、うちの場合は家族二人が走らせてもらったということで、大変有意義な大会になった。
 後片づけの時には真樹も手伝ってくれたし、早く帰ることができた。この3人で出張販売に来たのは、去年4月の「日本平」以来、1年半ぶり。これも、たまにはいいね。真樹よ、またたのんます。

 朝は花背・京北まわりで来たのだが、帰りはお買い物もしたかったので亀岡まわりで。亀岡の「しまむら」でお買い物。帰り道の五条通りに回転寿司があったので、食べて帰ることにした。
 ところが、ヨメさんと真樹はお疲れで全然食べられず。私は入ったとたん目に留まったマグロをいただいた。お皿を見てビックリ仰天、560円。
 「あー、ここは皿の色を見てから食べる店やったー・・・。」

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 ヨメさんと真樹が収容バスで戻ってきた12時過ぎ、廉は千葉県で「全国スポーツ祭典陸上」の10000mに出場していた。目指すは自己記録34分48秒を更新することだったが、残念ながらそれはならなかった。しかし、35分26秒07で3位入賞。銅メダルをもらって帰ってきた。
 「おめでとう。陸上大会初の表彰台!」

 今日は私以外の家族3人がそれぞれよくがんばった。
 こら、パオパオも負けてられん。

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2010年11月03日(水)

2010京都丹波ロードレース [ランニング・出張販売]

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 「『ますみさーん』と呼んで、どつかれませんか?」
 「だいじょうぶです。名前で呼んでもらったほうが喜ぶと思いますわ。」

 最近このブログにたびたび登場してもらっている三重のハットリさんが、またまたやってくださいました。超ファインプレーを。

 ヨメさんと真樹がハーフのレースをスタートして40分後、うちのテントにハットリさんがひょっこりと顔を出された。
 「あれっ、何キロに出てられたんですか。」
 「いえ、ここは申し込んでないです。朝早く福知山マラソンのコースを試走してきて、帰りに藤井さんのご家族を応援しようと思って・・・。」
 「いやー、それはそれは。」
 「今どのあたりでしょうね。」
 「第1関門(4.5kmを30分)は何とか越えてくれていると思うんですけど・・・。」
 「見つかるところまで走ってきます。」

 なななんと・・・。
 ハットリさんは、そこからうちのヨメさんを探すラン。そして、見つけてから並走。そのあと、その少し後ろを走っていた真樹のところまで下がってまた並走。
 ヨメさんと真樹は第3関門(14.2km)で引っかかってしまい、収容バスで帰還。しかし、ハットリさんはそこから一人帰還ラン。
 すいませんねえ。福知山マラソン試走でお疲れだったでしょうに。

 今日お聞きすると、ハットリさんのお歳はうちのヨメさんよりちょっと若いだけ。私はてっきり30代だと思っていた。
 それに、マラソンを始められて1年ほどとか。「おーい、それでウルトラサブ10狙いかい!」
 ほんまに、いろいろな意味で奇特な方とお知り合いになれました。これからもお世話になります。どうかよろしくお願いします。

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 今日の主な目的は、ヨメさんと真樹のハーフマラソンのレース。私はおとなしくお店番。
 ヨメさんは来年6月に出場しようと思っている「サロマ50km」への一つのステップとして。真樹は、いつの日か走ると心に決めているフルマラソンへ心をつなぐために。

 ところが、ヨメさんが大きなミステイク。
 去年の要項の、ゴール制限2時間50分を見て申し込み。ところが今年は京都府警の指導があったらしく、20分短縮の2時間30分になっていた。それは二人とも、「ムッリー!」
 急遽、当面の目標が「第1関門突破」に変わってしまった。あれまー。

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 さすが地元京都の開催大会だけあって、朝から次々とあいさつしてくださる方があった。(書ききれないので省略させていただきます。)
 そんな中でも・・・。
 うちのテントに入ってきて、自分の顔を手で隠している人あり。
 「なんちゅうあやしいやっちゃー。」
 「ばあ」と出てきた顔は、ああなつかしや杉原さん。しばらく京都ランナーズの例会に顔を出していないので、お会いするのは本当に久しぶりだった。以前は、このブログにも「アンパンマン1号」として何度も登場してもらったお友だちです。
 今日は奥様とお子さん(ちひろちゃん)といっしょ。レースのほうは、奥様がハーフを走られるらしい。お父ちゃんは子守りですね。
 仲のいいご家族3人の写真を、頼んで撮らせてもらった。
 (あとでお聞きすると、奥様は2時間27分で完走。立派です。)

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 さて、うちのきれいどころ二人。
 こうなると、完走よりも「ファッション!」

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 いかにかっこよく見えるか、ということが重要になってくる。
 さて、うちのヨメさん、どうでしょう。

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 真樹は写真に入るのを嫌がっていたが、「店の宣伝やから」。かあちゃんのがんばりのおかげで家族みんながごはんを食べることができている、ということはみんな分かってる。こういうときは「イヤ」とは言えません。

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 関門規制はきついけど、走ってたら絶対おもしろいことあるって。何か見つけて帰ってきてや。

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 ヨメさんと真樹がスタート地点に向かったあと、「先生、先生!」と呼ぶ声。私のことを「先生」と呼ぶ人は・・・。
 まちがいない。私の最後の教え子の一人・ともちゃん。確か4年前のこの大会でも会ったんやったね。あの時お腹が大きくて・・・。ダンナさんの応援に来てたんや。今や二児の母。しっかりしとるわい。
 (あとで、ゴールされたダンナさんといっしょにもう一回来てくれた。ダンナさんは、ハーフ1時間44分。この4年でだいぶ速くなっている。)

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 スタート直後の写真が撮れないかと、坂を猛ダッシュで上っていった。
 人が多すぎてよく分からない。

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 「えー、もう終わりやしー」と思ったら、なすびが走ってきた。「しゃーないし、代わりになすびでも撮っとこ。」

 結局、ヨメさんも真樹もどこにいるのかさっぱり分からなかった。あとは帰ってくるのを待つだけやね。

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 スタートから1時間50分ほどたったとき、賀茂川パートナーズの斉藤さんご夫妻と伴走のみゅうみゅうさんがご来店。

 ここで、斉藤さんと久しぶりに長話をすることに。ここは長くなるので、明日くわしく書くことにします。気になる方は、賀茂川パートナーズのホームページの掲示板「トータスさんの村岡リポート」へ。
 私は眠くなってきたのでもう寝ます。

(注)もうちょっとだけ、続きます。

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2010年11月02日(火)

落選者の弁 [雑感]

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地球研(総合地球環境学研究所)の雑木林

 えー、わたくし、ペンネーム・ミズスマシヒーローは、このたびの「P社小説大賞」に見事に落選してしまいました。これは、すべて私の不徳の致すところであります。文学賞最高賞金額2000万円に目がくらみ、「ひょっとしたら・・・」と思い応募させていただきましたが、残念な結果に終わりました。

 さて、大賞を受賞されました「さいとうなにがし」さん、おめでとうございます。あなたは、わたくしのペンネームとそっくりな芸名で俳優をされていたそうですね。今回のこの小説大賞には本名で応募されたとか。そして、大賞の賞金2000万円も受け取りを辞退されるそうですね。ああ、意味分からん!
 2000万円なんてほしくないっていう意味?
 それとも、なんか後ろめたいことでも・・・。

 まあ、私のようにお金目当てで応募した者から言わせてもらえば、賞金の2000万円はしっかり受け取ってほしいです。そんな大金を受け取らないなんて、どうかしてるぜ!

 確かに、応募の1285作品をP社社員13人で審査したというのですから、ちょっとどうかなあとも思います。また、ここ何年も大賞該当者なしというのもどうかなあという感じです。
 審査した人すべてが、「さいとうなにがし」さんが有名イケメン俳優であったということは知らなかったと報道されています。でもねえ・・・。

 賞のほとんどが、その会社のPRまたは利潤のために行われていることを考えると、ふむふむ。どこのだれだかわからない人に受賞してもらうより、話題性のある人のほうがいいに決まっていますよね。これは、ある意味、インサイダー取引と言ってもいいような・・・。

 賞レースに美談は似合わないような気がします。
 どこかのワイドショーのコメンテイターが言っていたように、「本当に実力を評価してほしかったと言うのなら、この時点で顔を出すのはどうなんでしょう」。

 あっ、2000万円がいらないのなら、この小説大賞応募の第2位の人に譲るというのはどうでしよう。「Good idea」でしょう。
 わたくし、第2位に入っているような気がしてしょうがないのですが・・・。
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【参考資料】

 「真実は小説より…?感動“ヒロ”イン水嶋、秘密だらけ」  夕刊フジ 11月2日(火)16時57分

 ポプラ社小説大賞を処女作「KAGEROU」で受賞した俳優の水嶋ヒロ(26)。日本一高い賞金2000万円を「多くの作品が生まれるために使ってほしい」と辞退したが、肝心の作品は、いったいいつ読めるのか−。

 水嶋は芸名を伏せて、齋藤智(さとし)のペンネームで応募。1285作品から選ばれ、本名の齋藤智裕(ともひろ)として賞を受けた。

 「報道を受けて書店、取り次ぎから『いつ発売されるんだ』と問い合わせが相次いでいる」

 1日の発表会見で同社の坂井宏先代表取締役は、手応えを明かした。イケメン俳優の小説家転身第1作。文学賞としては歴史が浅く、認知度は低いとはいえ、話題性は十分で、今後のドラマ化、映画化など期待がふくらむところだ。

 いったいどんなストーリーなのか。さっそく読みたいものだが、刊行予定については、「全く未定。急げば年内に間に合わないこともないが、担当編集者がじっくり手を入れることも考えると、いつ刊行されるか見通しが立たない」と同社。

 それどころか、本の内容についても、なぜかトップシークレット扱い。 坂井代表は「自殺しようとした人を止めたが、それが人助けにつながらず…。SFとファンタジー、社会派が交じったような作品」とさわりを紹介しただけで、作品の一部抜粋はおろか、あらすじも“封印”とは、何とも不可思議。

 さすがに、会見終了後には、文芸担当記者らが主催者に詰め寄り、「きちんと納得のいく説明をしてほしい」と迫った。明かされたのは、小説は「400字詰め原稿用紙338枚分」で、応募書類の職業欄は「空白だった」ということぐらい。

 ベテラン文芸記者は「発表時点で受賞作を公表しない例は珍しくないし、新人を対象にした太宰治賞も公開されるまで期間がある。ただ、小説の内容まで箝口令が敷かれる理由が分からない。よほど外部に見せられない事情があるのか」と話す。

 水嶋は、「小説のメインテーマでもある『命』をメッセージの軸にすえ、ひとりでも多くの方に大切なメッセージを届けたい」とコメント。

 突然の発表→賞金辞退→発売日未定、というミステリーの結末は、どんでん返しが待っている?!

画像(320x240)・拡大画像(640x480)

 さて、じょうだんはさておき、本題へ。(小説大賞に応募などしておりません。)

 私、本名(?)パオパオは、「丹後100kmウルトラマラソン」のブログコンテストに応募させていただきました。主催者様から「応募されたらどうでしょう」というメールをいただいたときは、あまり乗り気ではなかったのです。でも、応募されているブログを見せていただくと、「おっ、これならいける」と思ってしまいました。
 31人の一番最後に応募。受賞は5名ですから、6倍の競争率。それでも、「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と思っていました。それは、私の妻が「このレベルならだいじょうぶ。こんなことくらいで家族に貢献してもらわな、アンタは何の値打ちもないぞー」と言っていたからです。私の妻は、旅行券20000円分にお金を足して、家族旅行に行く計画を立てていました。

 しかし、見事に落選。あーあ。
 私の妻の分析によると、私の応募したブログには主催者様へのヨイショが入っていない。これは致命的らしい。でも、私はスポーツドリンク系は苦手だし、ウソは書けんわなあ。
 でも、私の分析はちょっとちがう。「P社小説大賞」受賞者じゃないが、こちらのブログコンテストにも有名人が応募されており見事受賞。その方はこの大会にお仕事で来られていた方。それって、インサイダー取引のようなものではないのでしょうか。その人を落選させるのは、主催者としてもしにくかったのではとかんぐってしまいます。
 ほとんどこの方の受賞が約束されていたとすると、30人で4個の席を争うことになります。競争率7.5倍です。これではねえ。

 「P社小説大賞」のニュースを聞き、くやしかったブログコンテストの結果を思い出してしまったパオパオでした。

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