2010年11月04日(木)
2010京都丹波ロードレース・続き [ランニング・出張販売]
ハーフをゴールされたランナーが、次々と「京都キャロット」のテントに来てくださる。中には、うちのヨメさんと真樹の途中経過情報を私に報告してくださる方もあった。みなさんからの情報をつなぎ合わせると、ハーフの中間点はなんとか越えたことが分かった。ただ待っているだけで何もできない私にはありがたい情報だった。
去年の5月の「鯖街道」で声をかけていただいてから、賀茂川パートナーズの斉藤さんとはよくお話させてもらうようになった。大会などでお会いした時には必ず声をかけさせてもらっている。今日は、斉藤さんご夫婦のほうから私を見つけ話しかけてこられた。
「藤井さん、こんにちは。」
「あっ、斉藤さん。今日はハーフですか。どれくらいで行かはったんですか。」
「1時間44分です。」
「おー、すごいすごい。調子上げてはんのんちゃいます?」
「いえいえ。実は、9月の『村岡ダブルフル』でえらいことやらかしてしもて・・・。」
「えー、どうしやはったんですか。」
「持って行ったシューズが、両方左足やったんですわ。」
「ありゃー、それでどうしやはったん?」
「応援に来てくれてた人がランニングシューズはいてはったんで貸してもらいました。でも、それ私より1センチ小さいシューズやったんですけどね。」
「それで最後まで走れたんですか。」
「マメだらけになりましたけど、何とか。11時間27分でゴールしました。」
「スッゲー! やりましたね。それ、ボクのブログに書かせてもらいますわ。もうちょっとくわしく・・・。」
「くわしくは、『賀茂川パートナーズ』のホームページにレポートしてるんで、見てください。」
「分かりました。適当にふくらませて書かせてもらいますわー。」
「来年は、また『鯖街道』に出ようと思ってるんです。」
「いやー、『鯖街道』、いいですね。また、あの背中につけた針金みたいなやつにつかまって走らはるんですよね。」
「そうそう。」
「ボクね、斉藤さんの『鯖街道』を走ってはる姿が、今までで一番感動したレースですわ。」
「そうですか。」
「また、しっかり走りましょう。」
「はい。」
※よろしかったら、去年の『鯖街道』の様子を見てください。
このあとも、ほんとに何人だったか思い出せないほどたくさんの方が店に寄っていってくださった。その中の代表ということで、一番若い中村智明さんに登場していただきましょう。
中村さんは、ハーフ29歳以下の部に出場。1時間17分で7位。6位までが表彰なので一歩届かず。残念! でも、レベル高すぎ。
たぶんうちの廉が出ていたとしたら、中村さんと同じくらいのタイムだったと思う。入賞微妙ライン。それでも、できるだけ高いレベルの中でもまれて行ってほしい。
中村さん、今度ぜひうちの息子と対決を!
12時をちょっとすぎたころ、ヨメさんが帰ってきた。
「おー、もう帰ってきたん? ゴールした?」
「するかいな。バスや!」
いや、ほんまにゴールしたんやと一瞬思ってしまいましたわ。
「真樹は?」
「真樹もいっしょ。第3関門(14.2km)でアウト。そこからバス。」
「そっかー・・・。よう走ったなあ。」
ヨメさんは元気あまりすぎのようにも見えた。。やっぱり、3日ほど前にひいた風邪が完全に治ってなかったのが影響しているみたい。「やる気はあるけど体がついてこん」みたいな・・・。
少し遅れて戻ってきた真樹の顔は、ちょっと放心状態のようにも見えた。それでも、今まで見たことのないようなやっぱり毒素が抜けたようないい表情をしていた。
「ずうっとパトカーの前走ってた。自転車の人が横にずっと付いてくれはって、いろいろしゃべってくれはった。最後のほうでパオパオの友だちっていう人が来やはって、いっしょに走ってくれはったわ。」
「ほうかー・・・。」
いろいろしゃべるということは、決してイヤなことばっかりとちごたんやね。よかった。
「二人とも、今日の結果を次につなげようぜ!」
ランニング用品店がうちを含めて4店舗。子どもも入れて2800人の大会らしいので、4店舗も出るとまあ商売にはならない。
でも、うちの場合は家族二人が走らせてもらったということで、大変有意義な大会になった。
後片づけの時には真樹も手伝ってくれたし、早く帰ることができた。この3人で出張販売に来たのは、去年4月の「日本平」以来、1年半ぶり。これも、たまにはいいね。真樹よ、またたのんます。
朝は花背・京北まわりで来たのだが、帰りはお買い物もしたかったので亀岡まわりで。亀岡の「しまむら」でお買い物。帰り道の五条通りに回転寿司があったので、食べて帰ることにした。
ところが、ヨメさんと真樹はお疲れで全然食べられず。私は入ったとたん目に留まったマグロをいただいた。お皿を見てビックリ仰天、560円。
「あー、ここは皿の色を見てから食べる店やったー・・・。」
ヨメさんと真樹が収容バスで戻ってきた12時過ぎ、廉は千葉県で「全国スポーツ祭典陸上」の10000mに出場していた。目指すは自己記録34分48秒を更新することだったが、残念ながらそれはならなかった。しかし、35分26秒07で3位入賞。銅メダルをもらって帰ってきた。
「おめでとう。陸上大会初の表彰台!」
今日は私以外の家族3人がそれぞれよくがんばった。
こら、パオパオも負けてられん。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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