パオパオだより

2009年12月12日(土)

北区教育懇談会 「高校入試どうなってるの?」 [学校]

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 千本北大路のライトハウスで、新日本婦人の会北支部主催の教育懇談会が行われた。京都市教職員組合の先生に協力してもらって、どんどんややこしくなっている京都の高校入試について話し合う会だった。

 この懇談会が行われることは、日本共産党市会議員・玉本なるみさんの議会報告「こんにちは 玉本なるみです」の「アンテナ」というコーナーに告知されていた。

 以下の通り

 「高校入試どうなってるの?」

 最近、高校入試の制度がどんどんややこしくなってきています。そもそも、1つの高校に1類、2類、3類と進学や特進コースなど、学力的に分けて入試をします。しかも、2類は進学コースでどこの学校でも受験できるが、1類は、総合選抜で、バス停方式と言われる近くの高校を受験します。ただ、1類の中には、20%枠という推薦枠があり、これは希望の高校を受験できたり、今年から特色選抜と言って1類の10%は学校独自の裁量で実施される枠もできています。しかし、合否の判定が不明瞭で、よくわかりません。行きたい学校を受験したいという思いもわかりますが、制度が複雑になっています。
 そこで、京都市教職員組合の先生と、私も加入している新日本婦人の会北支部で、高校入試をテーマにした教育懇談会を計画しています。
 ●12月12日(土)1時半〜、ライトハウス(千本北大路下がる西側)です。興味のある方、ぜひご参加ください。
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 これは絶対に行かなあかん。
 会場に着き、まず参加者名簿に記入。名前と連絡先はすぐに書けたが、「所属」の欄は悩んだ。ヨメさんに食わしてもらっている私には、何にも書くことがない。
 「ランナーズ9の会」とでも書こうかなと思ったが、なんのこっちゃ分からんわな。「中3の娘がいる父」と書けばよかったかな。(そんなん、「所属」って言えるんかな。)

 大きく変わった京都の高校入試制度を、北区の中3担任の先生がくわしく説明してくださった。そのあと質問タイム。
 待ってました!すかさず手を上げた。

 「個人的な話で申し訳ないんですが・・・。」

 うちの子はいろいろ事情があって、すぐ近くの高校には行きたくない。いろいろ見学してみて、自分に合いそうな高校を見つけてきた。
 その高校がいいと思った理由は、
?7時間授業がない。(ほかの学校は、どこも7時間の曜日がある。)
?研修旅行が外国ではなく沖縄。(ほかの学校は、どこも外国。)
?部活がギラギラしていない。(ほかの学校の部活は、どこもしんどそう。)

 「私らから見ても、その高校は学校案内の内容がすごくいい感じがする。いい先生が集まっておられるのかなあと思います。」

 ここで、注釈が必要だった。一般に、高校のいい先生とは、大学受験対策にたけた先生を言うことが多い。
 でも、うちで言ういい先生とは、楽しい学校生活をおくらせてくれる先生のこと。学校の中に、自分の居場所を見つける手助けをしてくださる先生のことです。

 ここの学校に何とか入れないかという話をしていた時、「特色選抜」の問題点が浮き上がってきた。「特色選抜」は、各学校の定員の10%。20名から30名程度である。それに対して、応募は4、5倍。ほとんどの子が落ちると思っていい。
 「『ほとんどの子が落ちる』と何度説明していても、落ちた子のショックは大きい。ふだんたいていのことにケロッとしているような子でも、大泣きしていることもある。
 生まれて初めての試験に落ちるということの重大さを、教育委員会も分かっていない。今、この制度をなくすように運動しているところです。」

 ほんまや。この話、聞いといてよかった。真樹は、「特色選抜」絶対ダメ!
 何かほかの方法を考えよう。

 2時間の話し合いが終わり、玉本なるみさんとちょっとしゃべった。
 話の中身は、うちの子のことと玉本さんの中2の男の子のこと。(個人情報バリバリの内容なので、ここには書けません。)
 ひとつ、おもしろかったこと。
 玉本さんが、上の女の子と下の男の子を比べるような言い方をされていたので、「兄弟は、絶対に比べたらあきませんよ」と私が言った。でも、それをほとんど無視されたかのように話し続けておられた。おもしろいね。あんなしっかりされている方でも、わが子のことになると必死・・・。でも逆に、ほっとした面もある。
 生きづらいこの世の中にわが子を送り出さんなん親は、みんなたいへんですにゃー。

 この教育懇談会は、定期的に行われているそうだ。こんないい企画なんやから、もっと宣伝せなあかんね。おいそがしい先生方に来ていただいているんやから、10名程度の参加者ではもったいない。
 次にあるときは、私のブログでも宣伝さしてもらいますね。

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◎今日のおまけ・その1

 玉本さんと話していたら、「今日の午前中は、惠藤さんとずっといっしょやったんですよ」とのこと。惠藤さんとは、私の姉・みき江のこと。いっしょに何してたんかなあ。

 おまけ・その2

 京都市会議員・せのお直樹さん。(うちの店のお客様でもあります。)
 12月6日の「NAHAマラソン」に挑戦しておられた。ブログにその結果が書いてなかったので玉本さんに聞いてみると、「30kmあたりの関門は突破できたのだが、そこまでをがんばりすぎてそこでダウン」とのこと。
 それで十分ですって。マラソン大会に出られる議員さんというだけで、私らは敬意を払います。
 これに懲りず、またフルマラソンに挑戦してくださいね。 

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2009年12月11日(金)

「30232」と「30405」 [家族]

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 「あー、その番号、ないー。」
 ヨメさんの顔が、みるみる曇っていった。

 今日は、廉の大学推薦入試の合格発表日。
 前に受験番号を聞いていたのだが、二人とも忘れてしまっていた。廉が学校に行った後、部屋をがさ入れ。そこで見つけた番号が「30232」。

 お昼12時、大学のホームページで合格者発表。
 廉の学科の推薦入試は、10人受験で5名合格。受験日の11月28日も、私たちは小豆島へ出張販売に行っていてかまってやることができなかった。ちょっと負い目がある。

 「30233はあるんやけどなあ・・・。あれ、でも、ここ廉が受けた学科とちがうわ・・・。30232は、どうも受験番号とちがうなあ・・・。」

 廉はお昼休みのはずなのに、メールをしても電話をしても返ってこない。
 だいぶたってから、やっとメール。
 「こっちでは見られないので、見ておいて。受験番号は、30405です。」

 なんやなー、似ているようで全然ちがう番号。30232って、いったいなんの番号やったんやろう。

 「30405、あったー!」
 ヨメさんの目からは、涙ぽろぽろ。

 眞寿美さん自称、「私一人で産み、私一人の力で育てたレンピョちゃんが、大学に受かりましたにゃー。」

 「ほんまにまちがいないん? すかたんちゅうことはないやろなあ。」
 「このど冷たいオッサンだけは・・・。もうちょっと喜ばんか!」

 そんなこと言われても、何もかも私一人がやりましたって言われたらねえ。

 でも、これで、益川さんが言われていた数少ない「受験勉強に精魂尽くしてしまわずに、余力を残して大学に入学できる」学生になれたわけや。その分、本当に自分のやりたいことがしっかりできるよう計画的に生きていってほしい。

 これからは、がんばらんでいいから「しっかり」ね。

 (「30232」は、廉の高校の3年2組32番という意味でした。チャンチャン!)
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◎今日のおまけ 「たまごを守るきく」

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 今日のばんごはん中、廉がおでんのたまごを下に落としてしまった。
 「しゃーないし、きくにやるか。ただし、持ち出し禁止。」

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 しかし、きくはたまごをくわえ、「てってってっ」と廉の部屋へ。
 大事な大事なたまごを守って、近寄る者にはいっちゃんこわい顔で威嚇。

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 「なあ、きくちゃん。もう食べてしまい。」
 「ウー・・・。」

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 大事なたまごを守ります! (背中の横のたまご、分かります?)

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 でも、オバサンがこわい顔してにらんでるし、食べてしまおうっと。

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 あわてて食べたら、のど詰まるー。

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2009年12月10日(木)

「しょうがい」って? [雑感]

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 「『しょうがい』って聞いたらなあ、ワクワクドキドキすんねん。」と私。
 「はあー?」とヨメさん。
 「『しょうがい』ってゆったら、運動会の障害走やん。まともに走ったら勝てへん相手でも、網をくぐって、はしごくぐって、ハードルくぐったら勝てるかもしれんちゅうやつ。ワクワクドキドキするやろう。」(私は極端に小さかったので、くぐる系は大得意。)
 「わけ分からんわ!」
 「そやし、『しょうがい』ってゆう言葉に悪い印象持ってる人ばっかりやないってことや。今、『しょうがい』の『がい』の表記でいろいろと言われてるやろ。『害』っていう字、使わんとことか。
 たしかに、そういわれたらかなん人が多いんやったら変えていかなあかんとは思うけど、今バラバラやしな。新聞もテレビも、今は全部『障害』やもんな。
 『しょうがい』って聞いて、障害走思い出してワクワクドキドキする人っておらへんのかなあ。」
 「あー、もう、アンタは論外やちゅうねん!」

 こんな会話も、障害者と呼ばれる方にとっては腹の立つものだろうか。よく分かりません。
 こんな話題になったのは、高3の廉が学校から感想文集を持って帰ってきたから。その文集は、学校に聴覚障害者の方に講演に来てもらい、そのあとで書いた感想文を集めたものだった。
 23人の感想文が載っていたが、その中に廉のものが入っていた。自分の子の文なので、ここで公開してもいいでしょう。
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  「聴覚障害者は目印になるものをつけるべきか」

 今日の講演を聴いて最初に感じたことは、森本さんはこんなにも上手に話されるということでした。僕が持っている聴覚障害者のイメージでは、音がよく聞こえなくて話すのが苦難な人というものだったからです。しかし、現在の教育・リハビリテーションをすれば、他の人と変わりない話し方ができるのだと分かりました。
 また今日の質問に出てきた「聴覚障害者の方はその目印になるものをつけるべきか」という問題がありました。それについては、僕はつけるべきではないと思います。まず、そもそも「障害者」という言葉が好きではありません。目が見えにくい人、耳が聞こえにくい人、脳の成長が遅い人をまとめて「障害」というのは間違っていると思います。確かに信号を渡るのに手助けが要ったり、人に迷惑をかける回数が多くなるかもしれません。しかしその迷惑を「障害」というのであれば、僕たち人間すべて数が少ないにしても迷惑をかけているはずなので、「障害者」と区別すべきではないと思います。なので聴覚障害である印をつける必要はないと思います。印がないと困っている人を助けられないし、事故に繋がることもあるかもしれません。ですが僕たちひとりひとりの人間が、そのような人たちが世間にはいることを自覚すれば、助けを求めている人に気がついたり、車で移動したりするときも気をつけたりすると思います。
 まだまだ自分たちにはその自覚が足りないけれど、今日の講演をきっかけに小さなことから知っていくべきだと思いました。
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 私的には突っ込みたいところがいっぱいあった。
 しかし、ヨメさんに言わせると「うちのレンピョちゃんは、さすが。一番深いこと書いとる。」やて。

 おまえのとうさんは、かたっぽの腕の先がない人としゃべってても全然気がつかんようなやつやぞー。目が見えへん人に、一生懸命商品の色の説明するようなやつやぞー。こんな人のために、「障害者」の目印はあったほうがいいのかも・・・。

 全員の感想文を読ませてもらった。
 書くほうもいい子ちゃんばかり。選ぶほうもいい先生ばかりでしょう。「障害者」にかかわる感想文は、道から外れているようなんはあかんのかなあ。
 一つだけ残念だったのは、「私達の学校は、どうして障害のある方といっしょに学べないんでしょう」という感想文がなかったこと。
 社会がいろいろな人といっしょに歩んでいかなくてはならないのと同じように、学校もすべての人を受け入れてほしいと私は思います。

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2009年12月09日(水)

第3回9の日平和ラン [ランニング]

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スタート前、きくちゃんと(廉の部屋で)

 「9の日に9.9km走ろう!」

 10月9日に始めて、今月で3回目。
 前の2回は夜走ったので、めちゃくちゃ走りにくかった。今日は「京都キャロット」の定休日なので、堂々と昼に走れる。
 また、前の2回はばんごはん直後に走ったので、おなかゴロゴロ。今日は、昼ごはんを食べた2時間後、4時過ぎにスタートすることにした。

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 まずは、ご近所のイケメン犬・タロウちゃんにごあいさつ。タロウちゃんのおうちは、うちから100mくらい。

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 地球研前三叉路。
 前の2回はここから北稜高校のほうに進んだが、今日は反対側の産大方面へ。

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 京都キャロットは、水曜定休。
 それにしても、目立たん店やねえ。

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 柊野別れから鴨川へ。
 ここらで2kmちょっと、約14分。いいペースです。

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 「おお、鴨川!」
 
 まだ明るいので、走りやすい。
 「ランナーズ9の会」のユニフォームを、散歩している人たちにしっかり見てもらおう。

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 北大路橋で、うちからだいたい5km。ここを折り返したら9.9kmくらいでしょう。(細かいことは、気にすな、気にすな。)

 ここまで、31分ちょうど。ずっと下りなので、思っていたより速かった。

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 折り返して上流に向かって走り出すと、ドーンと重い。

 なんで?
 確かにちょっとは上りになっているやろうけど、それにしても足が上がらんなあ。

 わかった。
 さっきから会うワンちゃん、上等ばっかり。ゴールデン、黒ラプ、柴犬、シーズー、チワワ、名前知らんけどめっちゃでかい犬・・・。「写真撮らせてください」と頼みたくなるワンちゃんがいない。
 これが元気が出ん理由やね。

 はよ帰って、タロウちゃんときく、さわろっと。

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 産大前で、残り約1km。

 このころは、もうしんどうてしんどうて。
 「ランニングは体に悪い!」とか思ったりして・・・。
 レースではそこそこ走れるのに、なんで一人で走ったらこんなにヨレヨレなんやろう。ようわからんなあ。

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 家に帰る前にちょっと遠回りしてっと。
 タロウちゃんの鼻がめちゃめちゃかわいいので、さわろうとして手を出したら、ちょっとびびってた。すまんなあ。
 でも、タロちゃんよ、毎日会いに来てんにゃから仲良くしてえなあ。

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きくの見返り美人

 我が家に到着。
 1時間7分20秒。帰りは36分もかかったんやなあ。
 でも、最初の予定ではキロ7分くらいで行こうと思っていたので、よし。

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 前のおなかゴロゴロに比べたらずっと楽だったが、一人で走るのはなんかむなしいなあ。
 でも、これで3回続けられたし、これからもやりまっせー「9の日平和ラン」。

  1月9日(土)
  2月9日(火)
  3月9日(火)
   ・
   ・ 
   ・

 また、ちがうコース考えようっと・・・。

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 きくは、避妊手術後1週間。
 おなかの腫れがひかないので心配になって、ヨメさんが動物病院につれていった。
 先生は、「心配することはありません」とおっしゃって痛みどめの薬をくださった。でも、本当に必要なのは、「飼い主の心の痛みどめ」ですね。

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2009年12月08日(火)

第76回京都学生駅伝(12/6) [マラソン評論]

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 「京都学生駅伝」は8時30分北大路橋スタートだったので、うちの家の近所(京大地球研前)に先頭がくるのは8時50分ごろ。

 去年も書いたが、この駅伝は、自宅の近所・京都キャロット産大前店・京都キャロット通販事務所のすべてを通る。これを見ないでどーする。

 きくの散歩もかねて、地球研前の新しい道に出てみた。

 予想通り、立命と産大がダントツのトップ争い。
 後続はかなり後ろ。

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 京滋8チーム+オープン参加11チームの計19チームのどん尻は京大だった。

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 資料館に受験勉強に行く廉も、見に出てきていた。

 最終結果は以下のとおり。

?立命大  2時間 1分30秒
?京産大  2時間 1分46秒
?京  大  2時間 8分15秒 (最下位から、よう挽回しました)
?同  大  2時間 8分15秒
?佛  大  2時間 8分38秒
?龍  大  2時間10分53秒
?滋賀大  2時間13分19秒
?京工繊大 2時間18分48秒

 うーん、廉が行こうとしている大学は出場していない。
 廉はその大学に入れたら、陸上部に入ろうかと思っていると言っていたのに・・・。(どこまで本気で言っているか分からないが)
 もういっそのこと、何とか自分の力で6人集めてエントリーめざしたら。真剣に練習したら、べべにはならへんくらいには行けそうやけど・・・。

 全チームが通り過ぎたあと、家への帰り道で、うちのお客様の山鹿さんに出会った。京都陸協の役員さんとして、「地球研前」三叉路の走路員をされていたようだ。
 「ワンちゃんの具合はよくなりましたか。いつも、ブログ見させてもらってます」と、声をかけてくださった。(写真は恥ずかしいからと、NG。)

 うちのきくの体は、日に日によくなっています。私が一番心配していた性格の変貌も、今のところはだいじようぶそう。
 さあこれから先は、めざせ20歳!
 来年、もし廉がこの駅伝に出れたら、きくといっしょに応援しような。

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2009年12月07日(月)

「憲法と人権を考える集い」 [平和]

◎京都新聞12月7日朝刊

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平戦争体験を通じて和の尊さを語る益川教授  (6日、京都市左京区・国立京都国際会館)

戦争体験通じて平和へ思い語る
左京で集い 益川さん講演

 ノーベル物理学賞受賞者の益川敏英京都産業大教授が6日、戦争体験と平和をテーマに京都市左京区の国立京都国際会館で講演した。来場した市民約1100人を前に、戦争のない世界の尊さと平和憲法の堅持を訴えた。

 京都弁護士会主催の「憲法と人権を考える集い」で講演した益川教授は、名古屋市の空襲で焼夷(しょうい)弾が家の屋根を突き破って床に転がった幼時体験を語り、「不発弾だった。爆発していたら大やけどをするか、死んでいた」と振り返った。

 学生時代に平和運動にかかわった経験にふれつつ、「今の憲法9条を改正して手に入れようとしているのは交戦権しかない。改憲論者が憲法改正の提起をする前に、『このまま行ったらおれたちは負けるぞ』と思わせて断念させるぐらいまで、日本の津々浦々にまで反対の声が響き渡るように運動していきたい」と力説した。

 先の戦争について「僕は力で相手をねじ伏せるやり方が大嫌い。日本がアジアの人たちに与えた苦しみは非難され続けても何ともいいようがない出来事だ」と述べた。
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 12月5日、おじいさん(父)の誕生パーティー中、私の横に座っていた姉と、この「集い」の話題になった。
 「沖縄に視察に行った京都の中高生が、国際会館で報告会すんにゃってなあ。私、見に行こと思てんにゃけど・・・。」と姉。
 「ああ、それ、ボクも行こと思てんねん。」

 8歳上の姉と話が合ったのは久しぶり。でも、よーく考えてみると・・・。
 私が生まれて初めて「おきなわ」の存在を知ったのは、小学生の時。当時高校生だった姉から、「沖縄を返せ」という歌を教えてもらった。


  「沖縄を返せ」

       作曲:荒木 栄   作詞:全国法福岡高裁支部

   かたき土をやぶりて 

   民族の怒りに燃ゆる島 

   沖縄よ
  
   われらとわれらの祖先が血と汗をもて 

   守り育てた 沖縄よ

   われらはさけぶ 「沖縄は 

   われらのものだ 沖縄は!」

   沖縄を返せ

   沖縄を返せ

 
 当時小学生だった私は、「大きな輪を返せって何?」という感じだった。姉から、九州鹿児島のずっと南に「沖縄」というところがあり、そこは日本なのにドルを使って、車が右側通行、アメリカ軍の基地がそこらじゅうにあると教えてもらった時は目が飛び出た。

 そして高校生になった私は、生徒会執行部に入り、返還前の沖縄に京都の高校生を派遣する運動に力を尽くした。わが洛北高校から2名、京都全体で10名ほどの高校生を沖縄に送り込んだ。1週間ほどの視察旅行だったが、その費用を工面するために、暑い中あちこちカンパのお願いに走り回った。

 あの時のあの運動はどこが主体となってやっていたのか。今となっては思い出せない。
 でも、今回のこの企画を知ったとき、私らが一生懸命やったのと同じようなことを今もやっているんやとうれしくなった。

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 この「憲法と人権を考える集い」は、2部構成。
 第1部 講演「平和について理論物理学者は考える」
 ノーベル賞の益川敏英さんのお話とインタビュー。
 第2部「ぼくとわたしが見たオキナワ」
 京都の中高生が沖縄の戦跡を訪ね、沖縄南風原町の中高生と戦争について考えました。

 ということで、私はどちらかと言えば第2部重視。第1部はおまけのように考えていた。
 ところがどっこい、益川さんのお話を聞いてびっくり。
 実は廉から「益川さんの話はあんまりおもしろないらしいでー」と言われていたのだ。とんでもなかった。
 自分の体験をもとに、自分が感じたままのことを話されている。言葉一つ一つが平易。だれが聞いても理解できるように、聞く側を気づかった話し方をされていた。

 私はメモをとりながら話を聞くということができない。だから、お聞きしたお話の半分以上は忘れてしまった。印象に残っていることと言えば・・・。

 「改憲を狙っている勢力は全体から見ると多数ではない。しかし、なぜかこの勢力は改憲に自信を持っているように見える。その自信がどこから来るものなのか理解できないが、ありとあらゆる手を使うつもりだ。そういった勢力をあきらめさせる運動が大事だ。」

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 「伝えたい〜私の戦争体験と平和への思い」と題したインタビューは、さらによかった。

 「朝鮮で財産を築いた祖父母の自慢話は、聞いていて腹立たしかった。」
 「ノーベル賞受賞の対象となった論文は32歳のときに書いたものだが、それは人生で一番忙しい時だったかもしれない。労組の役員もしており2つも3つも仕事が重なったが、時間をものすごく大切に有効に使うようになった。」
 「家の仕事(砂糖屋)を手伝ってためたお金で、古本屋で念願の本を買った。現代数学全書33巻。初めて読んだ時は、そのほとんどが理解できなかった。でも、何回も読み返して徐々に理解できる部分が増えていった。」
 「モーツアルトファンには申し訳ないが、モーツアルトの曲は聴く気がしない。モーツアルトは、ひらめきで曲を作り、そのあと推敲した形跡がない。そういった曲はどうも・・・。」

 若い人たちに向けてと司会者に促されると・・・。
 「今の受験制度はおかしいところがいっぱいある。あんな膨大なテストが本当に必要か。大学に入ってくる者は、受験に力を使い果たし『余力』というものが残っていない。気の毒だと思う。」
 「努力しなくても熱中できることを見つけてほしい。最初は人のまねでもいい。うまくいかなくてもいい。何もしないよりも何でもいいから何かを始めてほしい。」
 たぶん初めの「努力しなくても」という部分は、「無理をしなくても」というニュアンスだと思う。
 今年の春には、うちの廉は大学生、真樹は高校生。本当に、何でもいいから何かを始めてほしい。

 司会者の最後の質問。
 この質問のあと、益川さんが固まってしまった。それまでも言葉を選び選び話されている様子がよく分かったが、ここは本当に固まってしまわれた。
 私はその表情に目が釘付けになってしまい、肝心の質問内容を完全に忘れてしまった。どなたかしっかり聞いておられた方があれば、教えてください。(もちろん、戦争と平和に関する内容ではあったと思います。)
 しかし、このときの益川さんのしっかり考えておられる表情を見て、「この人は信用できる人だ」と確信した。

 いいお話を聞かせていただきました。

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 第2部 ぼくとわたしが見たオキナワ

 こちらは、どうしても38年前高1だった自分たちと比べてしまった。
 5人の京都の中高生は、みんなまじめないい子。沖縄南風原町から来てくれた3人の高校生と1人の大学生も、みんなまじめないい子。
 ただ、聞いているほうとしては、ちょっといい子ちゃん過ぎてしんどい部分もあった。もうちょっとくだけてもよかったんちゃうかなあ。
 聞いていて、笑ってもいい箇所はほとんどなかったような・・・。沖縄って、そんなとことちゃうような気がする。「てーげー」はどこいってもた?「なんくるないさー」は聞かんかった?

 38年前私たちが送り出した仲間は、沖縄を十分楽しんで帰ってきたぞ。そんな話を聞いて、「自分が行ったらよかった」と後悔したもんや。

 一つだけ感心したこと。
 福知山の高校生(男子)が言っていた。
 「嘉手納基地がある嘉手納町は、町全体の80%が基地である。私が住む福知山市の80%が米軍基地だとしたらどうだろうと思った。」
 それ。それが自分のこことして考える第一歩やね。そういうふうに考えられた君はえらい。

 私は以前から言っている。
 選挙で人口比による一票の格差を訴えている人たちは、米軍基地分布の格差も訴えてもらいたい。本当に米軍基地が今の日本に必要であるなら、受益者負担の原則から、人口の多い首都圏や関西圏に大きな米軍基地を誘致すべきである。東京湾や大阪湾には余った埋立地があるじゃないですか。
 それに伴い、米軍人やその家族が引き起こす犯罪も沖縄に集中することなく全国平均的に分布していくはず。

 とにかく、もうこれ以上沖縄の人たちを裏切ったりだましたりするのはやめましょう。
 京都に米軍基地を誘致すればいいと思った子はいなかったのかなあ。京都の中高生たちにも、そこまで踏み込んで考えてほしかったと思います。

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