2009年12月11日(金)
「30232」と「30405」 [家族]
「あー、その番号、ないー。」
ヨメさんの顔が、みるみる曇っていった。
今日は、廉の大学推薦入試の合格発表日。
前に受験番号を聞いていたのだが、二人とも忘れてしまっていた。廉が学校に行った後、部屋をがさ入れ。そこで見つけた番号が「30232」。
お昼12時、大学のホームページで合格者発表。
廉の学科の推薦入試は、10人受験で5名合格。受験日の11月28日も、私たちは小豆島へ出張販売に行っていてかまってやることができなかった。ちょっと負い目がある。
「30233はあるんやけどなあ・・・。あれ、でも、ここ廉が受けた学科とちがうわ・・・。30232は、どうも受験番号とちがうなあ・・・。」
廉はお昼休みのはずなのに、メールをしても電話をしても返ってこない。
だいぶたってから、やっとメール。
「こっちでは見られないので、見ておいて。受験番号は、30405です。」
なんやなー、似ているようで全然ちがう番号。30232って、いったいなんの番号やったんやろう。
「30405、あったー!」
ヨメさんの目からは、涙ぽろぽろ。
眞寿美さん自称、「私一人で産み、私一人の力で育てたレンピョちゃんが、大学に受かりましたにゃー。」
「ほんまにまちがいないん? すかたんちゅうことはないやろなあ。」
「このど冷たいオッサンだけは・・・。もうちょっと喜ばんか!」
そんなこと言われても、何もかも私一人がやりましたって言われたらねえ。
でも、これで、益川さんが言われていた数少ない「受験勉強に精魂尽くしてしまわずに、余力を残して大学に入学できる」学生になれたわけや。その分、本当に自分のやりたいことがしっかりできるよう計画的に生きていってほしい。
これからは、がんばらんでいいから「しっかり」ね。
(「30232」は、廉の高校の3年2組32番という意味でした。チャンチャン!)
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◎今日のおまけ 「たまごを守るきく」
今日のばんごはん中、廉がおでんのたまごを下に落としてしまった。
「しゃーないし、きくにやるか。ただし、持ち出し禁止。」
しかし、きくはたまごをくわえ、「てってってっ」と廉の部屋へ。
大事な大事なたまごを守って、近寄る者にはいっちゃんこわい顔で威嚇。
「なあ、きくちゃん。もう食べてしまい。」
「ウー・・・。」
大事なたまごを守ります! (背中の横のたまご、分かります?)
でも、オバサンがこわい顔してにらんでるし、食べてしまおうっと。
あわてて食べたら、のど詰まるー。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 3 )
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コメント
廉君 おめでとう!!よかったです。これで花の大学生ですね。私は学生生活の中で大学時代が一番楽しかったので、今からその楽しさを味わえる廉君がうらやましいです。私の大学の先生が「高校までは学校は勉強するところでした。大学は学問をするところです。学問というのは机の上で授業中行うものではなく、このキャンパスの中やバイト生活の中で色々なことをして絶えず問い続けながら学んでいくのです。それが学問です。どうぞみなさんこの4年間学問をしてください」とおっしゃってくださったのが印象に残っています。廉君 学問してきてね!!
あ、そうそう廉君を一人で育てた?ますみさんにプレゼントがあります。近日中に連絡しますとお伝えください
まっちゃん、ありがとうございます。
ヨメさんに言わせると、「子どもらのいいとこは全部私に似たんやな。悪いとこは全部アンタのせい。と言うか、・・・アンタにいいとこってあったっけ。」
「なんちゅうことゆうねん!」
注文していただいた商品といっしょに、コーヒーを入れておきました。届きましたでしょうか。たしか、こないだコーヒーなくなりましたもんね。粉のコーヒーよりはいい香りでおいしいと思います。
ゆっくり飲むヒマもないかもしれませんが、時にはダラーとする時間も大事ですよ。
以上、ダラダラ人生まっしぐらのパオパオからの「ありがたいお言葉」でした。
廉君、よかったですね。おめでとうございます。なんか我がことのようにうれしいです。「一人で産み、一人の力で育てた」眞須美さんの喜びやいかばかりか・・・。