2009年12月12日(土)
北区教育懇談会 「高校入試どうなってるの?」 [学校]
千本北大路のライトハウスで、新日本婦人の会北支部主催の教育懇談会が行われた。京都市教職員組合の先生に協力してもらって、どんどんややこしくなっている京都の高校入試について話し合う会だった。
この懇談会が行われることは、日本共産党市会議員・玉本なるみさんの議会報告「こんにちは 玉本なるみです」の「アンテナ」というコーナーに告知されていた。
以下の通り
「高校入試どうなってるの?」
最近、高校入試の制度がどんどんややこしくなってきています。そもそも、1つの高校に1類、2類、3類と進学や特進コースなど、学力的に分けて入試をします。しかも、2類は進学コースでどこの学校でも受験できるが、1類は、総合選抜で、バス停方式と言われる近くの高校を受験します。ただ、1類の中には、20%枠という推薦枠があり、これは希望の高校を受験できたり、今年から特色選抜と言って1類の10%は学校独自の裁量で実施される枠もできています。しかし、合否の判定が不明瞭で、よくわかりません。行きたい学校を受験したいという思いもわかりますが、制度が複雑になっています。
そこで、京都市教職員組合の先生と、私も加入している新日本婦人の会北支部で、高校入試をテーマにした教育懇談会を計画しています。
●12月12日(土)1時半〜、ライトハウス(千本北大路下がる西側)です。興味のある方、ぜひご参加ください。
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これは絶対に行かなあかん。
会場に着き、まず参加者名簿に記入。名前と連絡先はすぐに書けたが、「所属」の欄は悩んだ。ヨメさんに食わしてもらっている私には、何にも書くことがない。
「ランナーズ9の会」とでも書こうかなと思ったが、なんのこっちゃ分からんわな。「中3の娘がいる父」と書けばよかったかな。(そんなん、「所属」って言えるんかな。)
大きく変わった京都の高校入試制度を、北区の中3担任の先生がくわしく説明してくださった。そのあと質問タイム。
待ってました!すかさず手を上げた。
「個人的な話で申し訳ないんですが・・・。」
うちの子はいろいろ事情があって、すぐ近くの高校には行きたくない。いろいろ見学してみて、自分に合いそうな高校を見つけてきた。
その高校がいいと思った理由は、
?7時間授業がない。(ほかの学校は、どこも7時間の曜日がある。)
?研修旅行が外国ではなく沖縄。(ほかの学校は、どこも外国。)
?部活がギラギラしていない。(ほかの学校の部活は、どこもしんどそう。)
「私らから見ても、その高校は学校案内の内容がすごくいい感じがする。いい先生が集まっておられるのかなあと思います。」
ここで、注釈が必要だった。一般に、高校のいい先生とは、大学受験対策にたけた先生を言うことが多い。
でも、うちで言ういい先生とは、楽しい学校生活をおくらせてくれる先生のこと。学校の中に、自分の居場所を見つける手助けをしてくださる先生のことです。
ここの学校に何とか入れないかという話をしていた時、「特色選抜」の問題点が浮き上がってきた。「特色選抜」は、各学校の定員の10%。20名から30名程度である。それに対して、応募は4、5倍。ほとんどの子が落ちると思っていい。
「『ほとんどの子が落ちる』と何度説明していても、落ちた子のショックは大きい。ふだんたいていのことにケロッとしているような子でも、大泣きしていることもある。
生まれて初めての試験に落ちるということの重大さを、教育委員会も分かっていない。今、この制度をなくすように運動しているところです。」
ほんまや。この話、聞いといてよかった。真樹は、「特色選抜」絶対ダメ!
何かほかの方法を考えよう。
2時間の話し合いが終わり、玉本なるみさんとちょっとしゃべった。
話の中身は、うちの子のことと玉本さんの中2の男の子のこと。(個人情報バリバリの内容なので、ここには書けません。)
ひとつ、おもしろかったこと。
玉本さんが、上の女の子と下の男の子を比べるような言い方をされていたので、「兄弟は、絶対に比べたらあきませんよ」と私が言った。でも、それをほとんど無視されたかのように話し続けておられた。おもしろいね。あんなしっかりされている方でも、わが子のことになると必死・・・。でも逆に、ほっとした面もある。
生きづらいこの世の中にわが子を送り出さんなん親は、みんなたいへんですにゃー。
この教育懇談会は、定期的に行われているそうだ。こんないい企画なんやから、もっと宣伝せなあかんね。おいそがしい先生方に来ていただいているんやから、10名程度の参加者ではもったいない。
次にあるときは、私のブログでも宣伝さしてもらいますね。
◎今日のおまけ・その1
玉本さんと話していたら、「今日の午前中は、惠藤さんとずっといっしょやったんですよ」とのこと。惠藤さんとは、私の姉・みき江のこと。いっしょに何してたんかなあ。
おまけ・その2
京都市会議員・せのお直樹さん。(うちの店のお客様でもあります。)
12月6日の「NAHAマラソン」に挑戦しておられた。ブログにその結果が書いてなかったので玉本さんに聞いてみると、「30kmあたりの関門は突破できたのだが、そこまでをがんばりすぎてそこでダウン」とのこと。
それで十分ですって。マラソン大会に出られる議員さんというだけで、私らは敬意を払います。
これに懲りず、またフルマラソンに挑戦してくださいね。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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