2009年04月10日(金)
「ぬくっ!」というより、「あつっ!」 [雑感]
今日の最高気温は何度だろう。
朝、きくの散歩に行った時から暖かかった。
うちの近所の長代川沿いの桜も満開。
昼過ぎに鴨川沿いを車で走ったら、風に吹かれて桜の花びらが舞っていた。
車のエアコンを「AUOT」にしていると、冷房がきいていた。それほど車内の温度が上がっている。最高気温、27℃くらいまでいってんのかな。
つい1週間ほど前の4月2日。北の山や比叡山は白くなっていたのに・・・。
父の話によると、父の家のあたり(花脊別所町)は5cmほど雪が積もったらしい。ほとんどの人がタイヤをノーマルに換えていて、難儀したらしい。
今年は(というか、今年も?)、変な天気が続きますね。
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2009年04月09日(木)
久しぶりにおじいさん(父・善一)と [家族]
昨日の夜、約2か月ぶりにいなかの家に帰った。
ところが、市原交差点の道路掲示板に「花背峠・夜間通行止」の文字。
「あちゃー、早くもとんぼがえりかー」
ガードマンのおっちゃんが立ってはったので聞いてみた。
「通行止めは10時からやから、まだ間に合う、だいじょうぶ。」
ぎりぎりセーフだった。
昨日帰ったのは、長くしゃべっていないおじいさん(私の父)に会うためだ。
父は、深泥ヶ池近くに住んでいる私の姉夫婦の家にはよく行っているらしい。だから、父の様子は姉から間接的に聞いてはいる。今年の冬はちょっと元気がなかったらしい。たまには、しゃべりに帰らんとね。
それに、うちのバイトさんから預かっているバレンタインデーのチョコ、まだおじいさんに渡してへん。ヨメさんと真樹からの分も。おじいさん、おこっとるで、きっと。
暖かくなったとはいえ、夜10時前の花背峠は7℃だった。昼間は暖かいが、朝晩はまだまだ。
修理の終わったうちのおふろに初めて入った。いなかのおふろは、今のおふろの1.5倍くらいの大きさ。足を思いっきり伸ばしてゆっくり入ることができた。
そして、今日の朝。
うちの家から300m北のおじいさんの家に行った。
うちの家は、いなかでは「かんろくのいんきよ」と呼ばれている。別所下の町の「かんろくのおもや(本家)」のとなり。
しかし、13年ほど前、道路の拡幅計画にかかり、家は取り壊しになった。おじいさんは、300m北のうちのたんぼだったところに家を新築。それ以来、私の兄夫婦と同居している。
道路工事が終わり、狭い土地が残った。
ちょうどそのころ、うちの廉が小学校に入る前。都会のせせこましいところではなく、いなかの伸び伸びしたところで育てたかった。
そこで、ちょっと無理をして、私たちも家を新築。廉が中学校を卒業するまでの9年間、そこに住んでいた。
ここら界隈で、「藤井善一」を知らない人はいない。私も父のおかげでどれだけ大きな顔をさせてもらったか分からない。うちの子らも、私の父をはじめ地域の方々のあたたかい目で育てられた。(こんなときに、「はぐくまれた」という言葉を使うのでしょうか。)
今では、夏休み冬休みにちょこちょこっと帰る程度。でも、子どもたちにとっても、そこは今でも大事な場所ではないだろうか。
12年前の餅まき(上棟式)の日(1997年6月)。私の兄が写真を撮ってくれていた。なつかしい写真を公開。
朝9時過ぎにおじいさんの家に行くと、おじいさんは家の前の草むしりをしていた。
チョコと日本平のみやげのまんじゅうを置いて帰ろうとしたら、「茶でも飲むか」。そこから1時間半ほどしゃべった。
おじいさんは心配したほどもなく、意外と元気だった。
おじいさんの話は大きく分けて三つ。
?別所界隈の最近の話題(特に、自分が長年かかわった「花背山の家」の話題)、?近所の方でなくなった方、病気になった方の情報、?旅行の話。
私はどの話も好きである。
「だれだれが死んだ」という話はちょっとつらいが、それ以外はどれも楽しそうに話してくれる。歳をとって一番大切なものは、「話し相手」ですね。
そろそろ帰らなくてはならなくなったとき、「おじいさん、ゆっとかなあかんことがあんねん」と、私がきりだした。おじいさんは、一瞬真顔に。
私はオチャラケで父を喜ばせるのが役目。父にまじめな話などしたことがない。
唯一の例外は、1991年3月31日。次の日の新聞に、教職員異動退職の報が出る。私は父に話もせず、その日(退職)を迎えようとしていた。しかし「それはないわな」と思い返し、前日の夜、2ヶ月前母を亡くしいなかで一人暮らしをしていた父に会いに行った。
そのときも、父は「そうかー」と言って、何事もなかったかのように話し続けていた。私の父は、どんなことがあっても私の味方です。
「実はなー、真樹がなー、・・・(以下都合により省略)」
「そうかー、そんなもん、何ぼでもあるこっちゃ。・・・はー、そら、よかったな。まあ、いろんなことがあるわい。」
(このあたりの会話、なんのことかよく分からないと思いますが、ブログに書くのはここらが限界。お察しください。)
私の父は、私の家族のつよーい味方でもあります。孫のことも、いつも心強く見守ってくれています。
おとちゃん、まだまだ死んでもろたら困るでー。
せめて、月に1回でもしゃべりに帰ろう。
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2009年04月08日(水)
バド! [家族]
超久しぶりの家族ネタ。
真樹の学校がお昼までだったので、午後、ヨメさんと真樹が買い物に出かけた。100円ショップに行ったついでに、バドミントンセットを買って来た。
うちのまん前の公園に家族勢ぞろい。(もちろん、きくも入っています。)
最初、真樹とかあちゃんがやっているときは、きくが落ちてきた羽根を拾って大喜び。けっこう、じゃまをしていた。
途中から廉も参加。
廉対真樹になると、力が余っているのか、羽根が枝に引っかかったり、隣のおうちに入りそうになったり。
家族4人+1ぴきで、こんなのんびり遊ぶのはいつ以来でしょう。
きくは公園に落ちているどんぐりをボリボリ。
「食べたらあかん!」
怒られたら、今度はなにを思ったか、急にグルグル走り出した。
きくも、みんなにかまってもらってうれしかったんかな?
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2009年04月07日(火)
ランナーズ9の会・その後 [平和]
「ランナーズ9の会」のユニフォームを申し込ませてもらったら、さっそく昨日の夜に届いた。
代金は「大会で会ったときでいい」と書かれていたが、早くお支払いしてしまわないとどうも落ち着かない。今週末にでも着て走りたいので、振込先を教えてもらって早く支払いを済ませてしまおう。
まるきり仕事の役に立たず走りほうけている私に、ヨメさんは怒り続けている。でもどうせ走るのなら、走ることでみんなを元気にしていきたい。
「ランナーズ9の会」のユニフォームを着て走れば、世界を平和側に0.1ミリでも引き寄せられるかもしれない。
これからは、そう思って走ろう。
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2009年04月06日(月)
第25回日本平桜マラソン・続き [ランニング・出張販売]
ゴールして、飯田さんの写真を撮らせてもらった。
そしたら、飯田さんが、「いっしょの写真、どなたかに撮ってもらいましょう。」
高校生ぽいスタッフが前を通ったので、飯田さんが頼んでくださった。パチリ!
チップをはずす場所で写真を撮ってもらったのは、初めてかな。
うちの出店テントに戻ると、お客さんもなくヒマそうだった。
「馬杉裕子さん、来やはったよ。何回も『ご主人によろしく』って言ってはったわ。今日は走らはらへんかったんやって。」
まあ、あんな美人ランナーに気づかいしてもらえるなんて。めっちゃうれしいやん。
星野芳美さんは、どうされたんでしょう。プログラムに名前は載っていたのたが・・・。
3連覇のあと、1回中国のランナーに負けたが、そのあとまた4連覇。今年も、元気に「こんにちはー」と言うお声が聞けるものとばかり思っていたのに・・・。
出店場所の前の桜は満開。何人もの人がデジカメや携帯で写真を撮っておられた。
日本平「桜」マラソンと言うからには、桜が咲いていないとね。
この大会には真樹がついてきてくれたけど、明日から新学年が始まる。真樹は、新たな気持ちでがんばってみるらしい。
もう、真樹は出張販売についてきてくれへんのかなあ。ちょっとさびしいような・・・。
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2009年04月05日(日)
第25回日本平桜マラソン [ランニング・出張販売]
日本平を下りきり、大通りに入ったあたり(15km付近)が一番の踏ん張りどころ。ここらあたりはまっすぐな車道が続き、対向車線の車の渋滞が気になるところ。
「こういうつらいところに、雑種がいてくれたらなー。」
いました!
真っ白な長い毛の雑種犬。
「すんませーん、ワンちゃんの写真撮らせてください。」
「ははは、どうぞー。」
飼い主さんは、なにやら財布の中をモゾモゾと探しておられる。
「ぜひ、うちのホームページを見てください。」と言って、ワンちゃんの名刺を手渡された。
「あっ、ありがとうございます。私もブログに載せますので見てくださいね。」
マラソンレース中に名刺をもらったのは初めて。それも、ワンちゃんの名刺・・・。
今日の目標は・・・。
ここは、距離が中途半端(23.4km)。コースも、高低差が200m以上ある難コース。去年ぎりぎり2時間を切れなかったので、今年は切りたい。
そういえば、去年同タイムゴールだった美人ウルトラランナー・馬杉裕子さんは今年も来られているのだろうか。
また、いっしょに写真撮らせてもらえへんかなー。
スタートして日本平動物園の手前で話しかけられた。
「京都からですか。」
「はい。」
「私、京都の『らんRUN乱』に入ってたんですよ。」
「あっ、あの乾さんとこの・・・。」
「おっ、乾氏をご存じですか。」
「ええ、うち、ランニング用品店やってまして、だいぶ前ですけど、乾さんにも買っていただいてたんです。」
静岡の飯田さん。上り坂にもめげず、スイスイと走り去っていかれた。
今日も4DMメッシュロングタイツにした。とにかく、なれるまではいてやろう。その意気ごみはよかったのだが、スタート直前にあわててはいたため、タイツのすそが足の指に引っかかりメッシュ部分が少し破れてしまった。
みなさん、着替えはお早めに!
今日は、もう一つ失敗があった。
「究極の超立体ソックス」という商品の売り込みがあったので、試しに一足送ってもらった。そしてこの大会でさっそく使おうとはいてみたが・・・。はき慣れているアシックスの5本指ソックスとはき心地があまりにもちがい、スタート直前にはきなおした。
東京マラソンで何千足も売れた商品らしいが、私には合わない。
さて、肝心のレースのほうは・・・。
スタート後上りばかりの5kmは、29分18秒。
そのあと、下ったり上ったりが続く。
1年たつと、コースをだいぶ忘れている。5km過ぎから急な下りが何回もあることなどすっかり忘れていた。
桜は、下よりも上に上がるごとに葉桜になりかけている。上に行くほど気温が低いはずなのに、ふしぎ。種類がちがうのだろうか。
トンネルがあったこともすっかり忘れていた。
私は、レースの途中にトンネルを通るのは好きな方だ。(竹富町やまねこマラソンの電灯のまったくないトンネルにはまいったけど・・・。)
頂上を過ぎた10kmが、56分06秒(26分48秒)。
ここまでこれだけかかると、残り13.4kmをキロ4分半ペースで行かないと2時間は切れない。
今年は曇り空のため、去年のように富士山は見えない。
ただ、スタート直後の蒸し暑さは、さすが山の上だけあってすがすがしくなっている。
それまでゼーゼー言っておられた周りのランナーも、快調なペースになっている。私も、それに歩調を合わせてっと。
眼下に見えるは、清水の港。
さすが名門清水エスパルスの本拠地。立派なサッカースタジアムも見える。
でも、ここは「日本平運動公園」。前に日本平桜マラソンの会場だったのは、ここ? なんか、こんなとこではなかったような気がする。
富士山は見えなくても、下に広がる景色を見ていたらけっこうあきない。
日本平を下りきり大通りに出るまで、少し住宅地が続く。
ここは、きょろきょろ犬探しスポットです。
いたー。
かわいい雑種犬。その名は「メリー」。(トップ写真の「うちやまメリー」とは、もちろん別犬です。)歳を聞くと、「だいぶ、としよりです。」と答えられたのがよかった。もっともっととしよりになっても、マラソンの応援に出てきてね。
その反対側に、またワンちゃん。
近よって見ると、上等系。ミスったー。
でも、かわいいから写真に撮らせてもらおう。
「ロンちゃん!」と言っただけで、ビビッて腰が引けていた。ごめんねー。
大通りに出たところが15km。1時間18分56秒(22分49秒)。下りが続いたので、ちょうどキロ4分半ペース。残り8.4kmの平坦地をこのペースで行けるか。
さあ気合を入れて走ろう、と思ったとたんにかわいいワンちゃん発見!
これが「うちやまメリー」ちゃんです。ここでたぶん1分以上止まっていたと思う。でも、いいんです。かわいいワンちゃんに会えたから。
18km過ぎの最後の上り坂を踏ん張って、20kmは1時間43分26秒(24分30秒)。
残り3.4kmを16分半で行けたら2時間切りかー。最後まで手を抜かへんかったら、いけるぞー。
ここからはかわいいワンちゃんの誘惑に負けないように。幸い、上等なワンちゃんばかりで助かった。
去年、2時間を切れると信じて最後がんばったのに、結果30秒ほどオーバーしてしまった。今年は、その轍は踏まんぞー。
最後は、本気でがんばった。ロングタイツでラストスパート。このスタイルにもだいぶ慣れてきた。
ゴールは、1時間58分39秒。このコースで2時間切れたら立派なもんです。(自画自賛)
ゴールしてチップをはずそうとしていると、声をかけてくださる方が・・・。
「ああ、飯田さん。どうでした。」
「1時間57分です。」
「おー、私は(1時間)58分でした。」
ワンちゃんにかまってなかったら、おんなじくらいでゴールできたのかな。
いやいや、私は私のスタイルで走ろう。かわいいワンちゃんにかまわないでゴールして、「何が楽しい?」ちゅうねん。
今日も、タイムが縮まったことより、「うちやまメリー」ちゃんに会えたことがうれしかった。
メリーちゃん、来年もどうかよろしくお願いします。
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