パオパオだより

2009年04月14日(火)

むぅ〜ん [わんこ・にゃんこ]

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 「むぅ〜ん」

 昨日、ヨメさんが「きくそっくりな犬、見つけたー」。
 歓ママのブログ→アイ☆シテル!

 中でも、4月6日の「いぬ親会、あれこれ!」の「ウーン、キモチイイ!」の写真は秀逸。

 今日は朝から雨だったが、あの写真に対抗する写真を撮るべく、雨の中粘った。粘ること約1時間。やっと撮れましたー。「むぅ〜ん」な写真。

 歓ママさんは、歓ちゃんのことを「ドイツ系」と言っておられるらしい。
 あのー、こういう系の仲間で、「にせシェパードの会」つくりません?

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2009年04月13日(月)

サッカー少年・レンピョウ [家族]

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 昨日、京都ランナーズの例会のあと、紫野高校に向かった。
 廉がサッカーの練習試合に出るかもしれない。

 高校に入るとき、親としては陸上部に入ってほしかった。でも、本人は団体競技をしたかったらしい。いなかの中学校で、学年二人しかいなかったのだから無理もない。
 ただし、サッカーが特別得意であったわけではない。陸上部に入っておれば、長距離では抜きん出ていただろうに。残念ながら、サッカーではレギュラーへの道はほど遠かったようだ。

 あと数ヶ月で引退。
 2年間、公式戦にも出してもらえないのに、よく休まずに、よくやめずにがんばったものだ。その姿は、しっかりと見てやりたい。

 11時半ころ、紫高のグランドに着くと、目の前に廉がいた。練習試合に出してもらっている。すぐに、ヨメさんに電話。
 「廉、試合に出してもうてんでー。」
 「そっかー。それやったら、すぐ行くわー。」

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 ヨメさんが到着する直前に、前半が終了してしまった。後半も続けて出してもらえるのだろうか。

 試合のほうは、去年見たときよりずっとスピード感がありおもしろかった。廉も確実に力をつけている。
 ただし、廉は小さい! どう見ても、「サッカー少年」。
 廉は、悲しいことに、まだ私の身長を抜かせていない。私の子ども時代よりずっと食糧事情はいいであろうに。なんで? 試合に出ている子の中でも、小さくて見つけやすかった。

 ヨメさんが到着した後半は、サイドチェンジで正反対の場所に行ってしまった。私達が見ていた場所から一番遠いところ。
 でも、愚痴は言うまい。出してもうてるだけで、けっこうけっこう。

 後半は疲れてきたのか、相手チームに攻め続けられていた。ここぞ、ディフェンダーの廉の活躍しどころだ。
 しかし、私の横で、「レンピョちゃん! レンピョちゃん!」と、ヨメさんがやかましい。

 廉が生まれたとき、香港の映画スター・ユンピョウが活躍していた。それをまねて、廉のことを、よく「レンピョウ」と呼んでいたものだ。ヨメさんは、17歳になっている廉に、まだこの呼び方をしている。知らん人が聞いたら、気色悪いどー。

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 廉は、「大学入ったら、陸上部に入ろっかなー。」とか言っている。
 ただし、これで喜ぶのは禁物。廉は、親が喜ぶようなことをわざと言うようなところがある。
 どうすんのかなー。
 かあちゃんに、「レンピョちゃん!」と呼ばれんようになる日は、いつ?

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2009年04月12日(日)

京都ランナーズ例会(4月第2日曜) [ランニング]

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 「写真撮ってもいい?」
 その小さなかわいい女の子は、首を横に振った。
 「なんでなー、撮ってもらおうよー。」
 お父さんがその子にそう話しかけてくれたが、またもや首は小さく横に振られた。
 「そっかー、そんないややったらやめとくわな。でも、遠くからこそっと撮るかもしれんでー。」
 そう言って私がニコッとすると、その子の表情がちょっとゆるんだ。

 そのだいぶあと、お父さんがその子といっしょにこちらに近づいてきた。
 「写真とってもいいって・・・。」
 「えー、あんないやがってたのに・・・。」
 「ジュース買って、説得してん。」

 すんませんなー、宮村秀志さん。1980年代後半、ともにトライアスロンで活躍したよしみ。(といっても、私と宮村さんとはかなりレベルの差がありましたが・・・)
 かわいいかわいい娘さんは、宮村志帆ちゃん、4歳です。すごくかわいかったのに、写真はうまく撮れなかったね。
 また来てね。今度はバッチリかわいく撮るからね。

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 今日も朝から気温が上昇。ただ湿度は低そうで、カラッとした暑さ。
 梨木神社前の集合場所には、私が予想していた人数よりかなり多くの人が集まっていた。

 角南さんが今日の例会の担当役員のようで、受付の所におられた。
 角南さんとはほとんどお会いしたこともなく、ゆっくりお話したこともないのに、なぜか面と向かうと気恥ずかしい。毎日毎日、なかなか更新されないブログ「ふくたままの・・・」をチェックしているからだろうか。
 前から気になっていたことがあったので聞いてみた。
 「角南さんのブログに、よく未来さんという方がコメント入れてはるでしょう。あの人はどんな方なんですか。」
 「いえ、私もよく知らないんです。お子さんがおられる女性ランナーというところが共通点で・・・。ほんとにブログの中だけのお付き合いなんです。」
 「ということは、会ったこともないということですか。」
 「そうなんですよ。」

 ふーん、おもしろいね。あんなによくコメント入れてはる人やから、てっきりお知り合いやと思ってた。
 私のブログでは、まだそういう関係の人は現れてません。

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 いつもスタートのピストルがなったときの写真ばかりなので、今回はもうちょっと先のところで写真を撮ろう。と思ったら、ミスりました。
 みんなスタートダッシュ速いし、私のデジカメ反応遅いし・・・。いい写真は撮れませんでした。

 今日は、宣言タイムレースの日なのに、みんなどしたん。
 私は、確か前回17分ほどで行けた記憶があったので、17分ちょうどで申告しておいた。たまたま川橋豊さんが17分ちょうどと書いておられたので、ついて行けたらなあと思ってスタートした。

 ところがどっこい。
 今出川に出るまでに、川橋さんの姿は豆つぶに。
 足がちょっと重い。
 そらそうや。昨日、20kmレースをけっこう本気で走り、最後の上り坂もがんばった。一晩寝たら、そんなことすっかり忘れてた。
 一度抜いた吉野さんに抜き返され、3分後にスタートした中学生や足立さんにも抜かれてしまった。こら、18分ぐらいいくで。

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 2周目に入ると、前に人影なし。
 1周でやめた人が多い。スピード志向の人が多いんかなあ。
 今日は走るコンディションとしてはまあまあだと思うので、こんな日に1周ではもったいないような気がする。

 1周目、17分58秒。
 17分の宣言が恥ずかしい。18分の宣言やったら優勝やね。ミスったー。
 2周目、36分51秒。(18分53秒)
 かなりへろへろのゴールでした。

 私より後にゴールする人は、写真を撮ってもらえます。撮ってほしい人は、私を抜かさないこと!?

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 私がゴールするちょっと手前で、帰路につかれる谷角慶之さんと対面。お元気な写真を撮らせてもらおう。
 ゴールに向かうランナーの写真を撮りながら、谷角さんを追う。やっと、追いつきました。パチリ!

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 今日は、御所内周2kmを走られたそうだ。
 こうしてみんなのところに出てこられ、ちょっとでもお話などされることも体にいいんじゃないでしょうか。私はお会いするごとにお写真を撮らせていただきます。

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 全員ゴール後は、宣言タイムレースの成績発表と表彰。タイム差の少ない方から6名まで、賞品が選べます。

 1位 足立さん、5秒差(13'50→ 13'55)
 2位 外峰さん、6秒差(15'27→ 15'33)
 3位 蘆田さん、7秒差(14'00→ 13'53)

 ここで、いっちょかみのオッサン(もちろん、私のことです)登場。
 「なんやなんやなんやー。足は速いは、賞品は持っていくはでは、宣言タイムレースの意味がないやん!」
 しかし、このあと希望の持てる発表があった。

 4位 粟津さん、11秒差(19'30→ 19'19)
 5位 杉原さん、12秒差(19'30→ 19'18)

 「ええぞー、これでこそ本来の宣言タイムレース!」
 ただし、6位はまた速い(中学生?)ランナー。

 6位 内田さん、14秒差(16'00→ 15'46)

 58秒差でお呼びでない私も、こうやってチャチャを入れて楽しむ。何でもかんでも参加しようぜ。(いっちょかもうぜ!)

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 帰る前、外峯さんとちょっとしゃべった。

 「どうですか、調子は?」と、私から話しかけた。
 「うーん、レースの後ちょっと食べすぎたのか、体重が戻らなくて・・・」
 「へー、そうなんですか。でもあんまり気にせんでもいいんかも。M見さんのブログ、見てはる? あの食べっぷりは強烈やでー。読んでて、時々気持ちわるーなるくらい・・・。」
 「そうですよね、あれだけ食べられる人はなかなかいませんよね。」

 「藤井さんのほうはどうなんですか。最近調子よさそうじゃないですか。」
 「ええのか悪いのか。相変わらず練習なしのレースばっかり。」
 「でも、2月に沖縄行かれる前、練習続けてはったでしょう。あれでだいぶ体が絞れたんちゃいます?」
 「そやなー。あの前がひどすぎてん、ブョンブョンで・・・。」
 「どこも故障もなさそうやし。」
 「いや、一か所やったら気になるけど、体のそこらじゅうが痛いからかえってええんかもね。右ヒザと左アキレス腱は、1年以上前からずっとズキンズキンしっぱなし。
 今一番ひどいのは、腰やなー。毎朝痛くて、すぐには起き上がれへんねん。」
 「そんなんでレースとか出はって、だいじようぶなんですか。」
 「へへへー。私の人生、みなペテン。自分の体もペテンにかけて・・・。」

 あきれ果てた外峰さんは、あいた口がふさがらないといった表情に。
 ここから話題変わって・・・。

 「外峰さん。夫婦仲の悪いところの子はぐれるよ。」
 「えー、そうですか。」
 「うん、確実にね。」
 「今んところ、うちは何とかだいじょうぶやと思うんですけど、将来は確実に・・・。」
 「あかんでー、仲ようせんと。」
 「うちね、どういうわけか、ばんごはんに焼き魚があるときに限ってケンカになって、まあ大したケンカじゃないんですけど、その焼き魚が・・・(ここ、伏せ字扱いにさせていただきます)」
 「へー、そんなー・・・。」

 めっちゃおもろい話なので、どうしても知りたい人は外峰さんに聞いてください。私は、よう言いません。

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 ひとつ、大事なことを忘れていた。
 今日も、「ランナーズ9の会」のランシャツランパンを着て走った。
 反応してくださったのは、三人。角南さん、外峰さん、冨田会長。
 角南さんはくわしく聞いてこられたので、入会してもらえるかもしれない。
 冨田会長は、なんとビックリ。「ランナーズ9の会」の会員さんでした。2年ほど前に入会されたそうだ。今年5月のフランス遠征にも行かれるとのこと。尾方素子さんとごいっしょですね。いっぱい写真撮ってきてくださいね。

 みんなで、世界を0.1ミリでも平和側に引き寄せましょう。

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2009年04月11日(土)

2009龍王桜マラソン [ランニング]

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 今日は、「ランナーズ9の会」ユニフォームのデビュー。
 いつも写真をお願いするときは、人選で悩んでしまう。しかし、今日はラッキーなことに、本部前で竜の着ぐるみ君を発見。ちょうど役員さんと何やら話しておられるところだった。
 竜の着ぐるみ君の話相手の役員さんにお願いし、パチリ!
 これで、今日は心おきなくレースに専念できる。役員さん、竜の着ぐるみ君、どうもありがとうございました。

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 今日は、5時半起き。
 みんなに内緒でそーっと家を出ていこうとしたら、きくちゃんが私の気配を察知してのそのそ出てきた。
 「オッサン、おさんぽですか。」
 「なんでやねん、こんなはよから。ちゃうちゅーねん。」
 それでもきくはうれしくなって、しっぽふりふり。

 「ガッチャーン!」
 その時、外ですごい音が・・・。
 家を出て分かったが、クレーン付きのトラックがクレーンをしまい忘れ、道路標識に激突。支柱は完全に折れていた。

 いやな予感。
 これはカーナビに「錫杖湖水荘」を入れ、安全運転でっと。
 しかし、新名神ができたおかげで三重県が近くなった。草津JCTから亀山JCTまでは、わずか30分ほどで行ける。うちの家から会場まで、2時間かからなかった

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 本当に申し訳ないが、三重県のマラソン大会の印象が薄い。以前に何回か「鈴鹿シティマラソン」に出店させてもらった程度である。

 マラソン以外でも、三重県と言えば・・・。
 パッと思いつくのは、お伊勢さんと鈴鹿サーキットくらいですかね。でも、高速が開通したので随分身近なところに感じられるようになった。

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 ただ、会場である「芸濃町」が初耳。今は津市に合併されているようだが、海沿いの「津市」のイメージとはかけ離れた深い山の中だった。

 会場のすぐ隣に、「二宮金次郎像」と「河内小学校100周年記念の碑」を発見。その碑は、昭和52年建立と書かれていた。
 そうか、ここに小学校があったのか。いや待てよ、ここに上がってくる間、民家が全然なかったぞ。いったいどこから子どもが来てたんやろう。
 不思議だったので、駐車場係をされていた女性スタッフに聞いてみた。
 「たくさん家があったんですよ、ダムができるまでは・・・。」

 私としたことが・・・。
 重大なことを見落としていた。民家は、みんなダム湖の下に沈んでしまっていたのだ。
 何千人(あるいは何万人)の人が便利に暮らせるように、何十人(あるいは何百人)の人が犠牲になったわけだ。村が消滅し、もちろん学校も廃校。
 そんなこともまったく我関せず、レースを楽しんでる「よそもの」は・・・。せめて、ここらへんの歴史を大会要項に書いてほしかったなあ。

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 ちょっとうれしいこともあった。
 2週間前の「美杉の里・桜マラソン」のブログのトップ写真にさせてもらったK.Yさんに再会。
 私が駐車場から大会会場に向かおうとしていた時、下の方からジョギングで上がってこられた。K.Yさんのほうが私を見つけてくださった。 
 「あっ、こないだの・・・」
 「あー、(名前が出てこない)。 ・・・ブログ見てくれはりました?」
 「はい。」
 「今日は、何キロ?」
 「10キロです。」

 下のお名前の○○子さんはしっかり覚えていたのだが、名字がさっぱり。実名を書いた人は忘れることはないんやけど、イニシャルではあかんね。
 でも、もう私の中では、K.Yさんは(勝手ですが)三重のお友だちです。

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 開会式でお話を聞いていると、20km、10km、3km、5kmウォーキングを合わせて737名。これくらいのこじんまりした大会もいいもんです。
 他の方はどうだか分からないが、私は土曜日に大会があると参加しやすい。これなら、翌日日曜の例会(京都ランナーズと京都走ろう会)にも行ける。

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 大会会場は、錫杖湖水荘の横なのでトイレやレストランも近くで便利。荷物預かりも分かりやすい場所にあり、ありがたかった。その反対側のテントでは200円のおうどんも販売されていた。

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 ちょっと笑ってしまった選手宣誓。
 普通、選手を代表して大会会長に向かってするものだが、こちらに向かって宣誓されていた。終わってから役員さんから指摘があって、最後の方の部分だけやり直しておられた。
 でもよく考えてみたら、これはこれでよかったようにも思う。どんな人が代表として出ておられるのか、しっかりと見ておきたいですもんね。

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 9時30分、最初の種目20kmがスタート。
 スタート前、横のランナーから「1時間半くらいで行くんですか?」と聞かれた。「それくらいで行きたいですね」と答えたものの、この暑さと坂。それはちょっと欲張り過ぎですね。

 スタートからしばらくはゆるやかな上り。そして下りに入ると、短いトンネルが三つ。2km過ぎからは、かなり急な下りになった。ということは、帰り17km過ぎから強烈な上り坂になるっていうこと。

 龍王桜のある長徳寺が4km地点。この間、民家なし。ただし、ずっと下りなので応援がないのもそんなに気にならなかった。

 民家の並ぶ狭い道路に入ったところが5km地点。なんと、ここまで20分49秒。はやっ! でも、帰りが、こわっ!

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 しばらく応援してもらえる箇所を走れるのかと喜んでいたら、5km過ぎから田園地帯へ。
 田んぼらしきところにびっしりと青々としたものが育っていたので、トウモロコシかいなと思って走路員さんに聞いてみた。
 答えは、「小麦」。

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芸濃総合文化センター

 折り返し地点(10km)は、芸濃総合文化センターのお隣りの芸濃中学校グランド。中学生5人ほどが、通過確認をしてくれていた。
 10km、43分35秒。(22分46秒)

 校舎からは、ブラスバンド部(?)の演奏が・・・。どうせなら、見えるところでやってほしかったなあ。

 ただし、ちょっとうれしいこともあった。
 校舎付近で野球部の子らが声援してくれていたのだが、その横におられた女性の先生らしき方が私のユニフォームを見ておっしゃった。「憲法9条の・・・」

 

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往路9km、復路11kmの給水所

 復路は、ほとんどが上り。
 ここは気合を入れて走らねば。
 困ったときの私のまじない。空の雲が、大好きな三宅誠孝さんに見えへんかいなー。ガックリ。本日は快晴、雲一つありませんでした。

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鋭い牙は撮れんかったね

 あと、頼るのは雑種犬。
 ところがどういうわけか、出くわすのはラブラドール系の上等犬ばかり。
 いや、でも、確かあのおうちに雑種ぽいワンちゃんがいたぞー。
 庭をのぞきこんでも見えなかったので、ちょっと敷地に入らせてもらった。
 「ガウガウガウガウ、ガウー」
 猛烈な勢いで、ちっちゃいワンちゃんが牙をむいてきた。もうすってんでかまれるとこやった。びっくりさせて、ゴメンね。

 この先が15km、1時間06分58秒。(23分23秒)

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残り3km地点の給水所

 さあ、残りの5kmはきつい上り。
 特にきつくなる17kmあたりに給水所。これはありがたい。
 「氷、入ってますよ。飲んでって。」
 「ありがとうございます。このよく冷えているのがうれしいですわ。大会によったら、生ぬるい水しかないところもあるんですよ。」
 「そうなんですか。残り3km、がんばって!」

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私の少し後ろに「庭球魂」親子が・・・

 さっきから、気になっているランナーがいた。私と抜きつ抜かれつ。
 濃紺のTシャツの背中に「庭球魂」の文字が目立つ女子高校生。その隣りには、白髪まじりの中年の男性。これは、どう見ても親子でしょう。
 お父さんらしき人は、タイミングよく娘さんに声をかけておられる。娘さんはかなり疲れ切っており、返事ができる状態ではない。しかし、二人の歩調はきれいにシンクロしている。
 これはまるで、いつかの真樹と私のよう・・・。またこんな日が来るのだろうか。
 このお二人の走る姿は、全国の娘を持つお父さんのあこがれです。

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残り1km地点からゴールが見える

 さすがに17kmからのきつい上り坂は、1km6分12秒もかかった。
 心配していたのは、暑さではなく、やはり上り坂のほうだった。こんな坂をスイスイと上れたら、このコースでもいいタイムが出るんやろなー。

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 私のゴール手前100mくらいのところで、K.Yさんに遭遇。(本来なら、ラストスパートをするところ)
 「あー(名前が出てこない)、 どうでしたー。」
 「(ニコッと笑顔で、指3本)」
 「えー、3位ですかー。」
 「はい!」

 「美杉の里」に続き、連続3位入賞。うらやましい。

 私のゴールは、1時間32分11秒。(25分13秒)
 最後の坂も、まあまあがんばったほうかなあ。

 すぐに記録証も発行。私は44位。(でも、何人出場かは分からない。この大会は、参加者名簿がないんです。)

 「ランナーズ9の会」ユニフォームデビューレースとして、思い出に残るいい大会でした。
 レース中にはあまり気づいてもらえなかったようなので、できるだけ着替えず会場付近をうろうろしていた。
 少しは会の宣伝になったかな。

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 ダム湖にはガーガーちゃんがいっぱい。お花見のお客さんのお弁当の残りをおねだりしている。
 風が吹くと、桜の花びらが・・・。

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 ぜひ、来年も出たい大会です。

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2009年04月10日(金)

「ぬくっ!」というより、「あつっ!」 [雑感]

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 今日の最高気温は何度だろう。
 朝、きくの散歩に行った時から暖かかった。

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 うちの近所の長代川沿いの桜も満開。
 昼過ぎに鴨川沿いを車で走ったら、風に吹かれて桜の花びらが舞っていた。
 車のエアコンを「AUOT」にしていると、冷房がきいていた。それほど車内の温度が上がっている。最高気温、27℃くらいまでいってんのかな。

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4月2日の比叡山 (上の方は雪)

 つい1週間ほど前の4月2日。北の山や比叡山は白くなっていたのに・・・。
 父の話によると、父の家のあたり(花脊別所町)は5cmほど雪が積もったらしい。ほとんどの人がタイヤをノーマルに換えていて、難儀したらしい。

 今年は(というか、今年も?)、変な天気が続きますね。

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これは、4月8日の長代川沿い

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これも、4月8日

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2009年04月09日(木)

久しぶりにおじいさん(父・善一)と [家族]

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私の父と兄夫婦が住む家 (別所の北の端から2軒目)

 昨日の夜、約2か月ぶりにいなかの家に帰った。

 ところが、市原交差点の道路掲示板に「花背峠・夜間通行止」の文字。
 「あちゃー、早くもとんぼがえりかー」
 ガードマンのおっちゃんが立ってはったので聞いてみた。
 「通行止めは10時からやから、まだ間に合う、だいじょうぶ。」
 ぎりぎりセーフだった。

 昨日帰ったのは、長くしゃべっていないおじいさん(私の父)に会うためだ。
 父は、深泥ヶ池近くに住んでいる私の姉夫婦の家にはよく行っているらしい。だから、父の様子は姉から間接的に聞いてはいる。今年の冬はちょっと元気がなかったらしい。たまには、しゃべりに帰らんとね。
 それに、うちのバイトさんから預かっているバレンタインデーのチョコ、まだおじいさんに渡してへん。ヨメさんと真樹からの分も。おじいさん、おこっとるで、きっと。
 
 暖かくなったとはいえ、夜10時前の花背峠は7℃だった。昼間は暖かいが、朝晩はまだまだ。
 修理の終わったうちのおふろに初めて入った。いなかのおふろは、今のおふろの1.5倍くらいの大きさ。足を思いっきり伸ばしてゆっくり入ることができた。 

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山にはこぼせ(こぶし)の花が

 そして、今日の朝。
 うちの家から300m北のおじいさんの家に行った。

 うちの家は、いなかでは「かんろくのいんきよ」と呼ばれている。別所下の町の「かんろくのおもや(本家)」のとなり。
 しかし、13年ほど前、道路の拡幅計画にかかり、家は取り壊しになった。おじいさんは、300m北のうちのたんぼだったところに家を新築。それ以来、私の兄夫婦と同居している。

 道路工事が終わり、狭い土地が残った。
 ちょうどそのころ、うちの廉が小学校に入る前。都会のせせこましいところではなく、いなかの伸び伸びしたところで育てたかった。
 そこで、ちょっと無理をして、私たちも家を新築。廉が中学校を卒業するまでの9年間、そこに住んでいた。

 ここら界隈で、「藤井善一」を知らない人はいない。私も父のおかげでどれだけ大きな顔をさせてもらったか分からない。うちの子らも、私の父をはじめ地域の方々のあたたかい目で育てられた。(こんなときに、「はぐくまれた」という言葉を使うのでしょうか。)
 今では、夏休み冬休みにちょこちょこっと帰る程度。でも、子どもたちにとっても、そこは今でも大事な場所ではないだろうか。

 12年前の餅まき(上棟式)の日(1997年6月)。私の兄が写真を撮ってくれていた。なつかしい写真を公開。

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「かんろくのおもや」のとなりに家を新築 

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家は道路から橋を渡った向こう

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お世話になった「ダイセイ産工」さんの社長さんと

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餅まき

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大勢の方が来てくださいました

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廉・5歳

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真樹・2歳

 朝9時過ぎにおじいさんの家に行くと、おじいさんは家の前の草むしりをしていた。
 チョコと日本平のみやげのまんじゅうを置いて帰ろうとしたら、「茶でも飲むか」。そこから1時間半ほどしゃべった。
 おじいさんは心配したほどもなく、意外と元気だった。

 おじいさんの話は大きく分けて三つ。
 ?別所界隈の最近の話題(特に、自分が長年かかわった「花背山の家」の話題)、?近所の方でなくなった方、病気になった方の情報、?旅行の話。
 私はどの話も好きである。
 「だれだれが死んだ」という話はちょっとつらいが、それ以外はどれも楽しそうに話してくれる。歳をとって一番大切なものは、「話し相手」ですね。

 そろそろ帰らなくてはならなくなったとき、「おじいさん、ゆっとかなあかんことがあんねん」と、私がきりだした。おじいさんは、一瞬真顔に。
 私はオチャラケで父を喜ばせるのが役目。父にまじめな話などしたことがない。
 唯一の例外は、1991年3月31日。次の日の新聞に、教職員異動退職の報が出る。私は父に話もせず、その日(退職)を迎えようとしていた。しかし「それはないわな」と思い返し、前日の夜、2ヶ月前母を亡くしいなかで一人暮らしをしていた父に会いに行った。
 そのときも、父は「そうかー」と言って、何事もなかったかのように話し続けていた。私の父は、どんなことがあっても私の味方です。

 「実はなー、真樹がなー、・・・(以下都合により省略)」
 「そうかー、そんなもん、何ぼでもあるこっちゃ。・・・はー、そら、よかったな。まあ、いろんなことがあるわい。」
 (このあたりの会話、なんのことかよく分からないと思いますが、ブログに書くのはここらが限界。お察しください。)

 私の父は、私の家族のつよーい味方でもあります。孫のことも、いつも心強く見守ってくれています。
 おとちゃん、まだまだ死んでもろたら困るでー。

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12年前の父・当時75歳(右はし)

 せめて、月に1回でもしゃべりに帰ろう。

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花背峠の北側の道路わきには残雪が

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