2009年04月25日(土)
第10回岐阜〜根尾淡墨桜マラソン [ランニング]
「草もちエイドを語らずして淡墨桜マラソンを語るな」
私はそんな気持ちです。
この大会はいいところがいっぱいありますが、この「草もちエイド」は大会の花と言ってもいいと思っています。
去年も、この「草もちエイド」でどなたかの写真を撮らせてもらおうと思っていたのだがかなわず。今年こそと思って、エイドにたまっている女性を見回した。しかし、10人近くおられた女性ランナーはちょっと声がかけにくそうな方ばかりだった。
今年も無理かーと思ってそこからスタートしようとしたとき、ニコニコしながら草もちエイドにたどり着かれた方がおられた。
「この人ならだいじょうぶ」
「すいません。草もち食べておられるところ撮らせてもらっていいですか。」
「えー。」
「すんません。ブログに載せたいんで・・・。モデルになってください。」
「私でいいんですか。」
「もう、バッチリ。うち、ランニング用品店の京都キャロットっていうんです。今日、この写真をブログのトップに載せますので見てください。」
「ありがとうございます。」
「名前も出させてもらってもいいですか。」
「いいですよ。犬飼と言います。」
「名古屋市の犬飼さんですね。ありがとうございました。」
今年も、朝4時半起き。
去年とちがうところは、高速が片道1000円。日帰りで行ける所なら、2000円+ガソリン代だけですむ。
しかし、天気予報通りの雨。
前日にくしゃみをしたら鼻血噴出。飲みかけのコーヒーに飛び散るくらいの勢いだった。
なぜか、口中の歯が痛い。体調はかんばしくない。
「ランナーズ9の会」のユニフォームが見当たらんと思っていたら、先週ハーフを走った後そのまま塩漬け状態で放置、パリンパリンになっていた。
これはやめておいた方が・・・、なんて全然思いません。
私が選ぶマラソン大会ベスト1は、この大会か、「大阪城公園時間走」か、「マラソンに挑戦する会(金沢)」で迷っているところです。そんな大会なのに欠席するわけがない。
会場の長良川公園に着いたのは、7時過ぎ。
スタートの準備をしているランナーは、ほぼ全員が雨ガッパスタイル。気温がかなり下がる予報だったので、私も100円ショップの雨ガッパを着て走ることにした。
今日こそ、4時間たっぷりと「ランナーズ9の会」の宣伝ができると思っていたのに・・・。(寝る前にお湯で洗ってほしておいたら、出発のときには乾いていた。)
一応透明のカッパやから、誰か気づいてくれんかなー。
私がバスに荷物を預けた7時半ころ、もう第1グループがスタートしていった。少しでも早く温泉に入ろうという作戦なんかな。
去年ぐずぐずしていて最後尾のスタートになってしまったので、今年は7時50分スタートのグループに入れてもらった。
雨はしとしとではなく、本降り。
雨のせいで参加者が少ないかなと思ったら、去年より100人ほど申込者が増え、当日不参加もすごく少なかったらしい。(290人申込、250人参加)
5km過ぎくらいでしょうか、私の大好きなトンネルを通る。
「常盤トンネル ドリーム」
中に、近くの常盤小学校の子どもたちの壁画がいっぱいはってある。ここは、ゆっくり鑑賞しながら走るポイントです。
第1給水所(10.7km地点)である「岐阜市北西部体育館」に到着したのが、1時間21分くらい。去年が1時間20分なので、ほぼ同じ。ただ、去年は、京美人・伊藤千尋さんに先頭を引っ張ってもらって、6人グループでずっと走っていたので楽だった。今年は孤立した走りになってしまった。
キャップのひさしに当たる音で雨の強さが分かる。前からたたきつけるような雨。
しかし、今日は、ロングタイツに長ソデTシャツ、その上から「ランナーズ9の会」のランシャツ、さらにその上に100円ショップの雨ガッパ。寒さ対策は万全である。
第2給水所で、2時間23分。ここも、去年とくらべて2分遅れなだけである。
「ゆっくりゆっくりいいペース」を心がけていたのに・・・。誰かに後ろにピタッと付かれてしまった。
私はもともと人のそばを走るのがきらい。去年京美人さんに引っ張ってもらったときも、必ず5〜10m後ろを走っていた。
「若いのに、前走らんかい!」
と思ったが、どうもその気配がなく、仕方なしにペースアップしてしまった。ちょうど上り坂が続くところだったので、いい練習にはなったのだが・・・。
案の定、第3給水所(25.8km地点)は、3時間3分。去年より3分も早く到着してしまった。
でも、ここでほっこりできる「ミス草もちさん」とひと言ふた言会話。これで、すっかり元のペースに戻れました。ありがとうございました。
遅咲きの桜も、今日の風雨で吹き飛ばされるでしょう。
もちろん、ゴール地点の淡墨桜も花はまったく残っていない。
今年は、33kmのゴールが4時間2分。去年より7分多くかかった。ただ、初めから4時間以上かけて走ろうと思っていたので、これで上出来です。これくらいで抑えておけば、翌日の10kmレース(日吉ダムマラソン)も、そこそこで走れるはず。
ゴール後、送迎バスでうすずみ温泉へ。
ゆっくりお湯につかったあとに、お弁当。出来上がったばかりのゴール写真を見ながら、今日半日を振り返る。こりゃ、なんとも言えんねー。
来年は、ひとりじゃなく、誰か知り合いといっしょに出たいなあー。
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2009年04月24日(金)
ブログ「にょんにっき」 [ブログ]
まきがブログを書き始めました。
うちの子は、私に似て(???)文才があるので、きっと楽しいブログになっていくでしょう。
ブログ「にょんにっき」を、どうぞよろしくおねがいします。
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2009年04月23日(木)
「まぼろしの邪馬台国」 [映画]
見るつもりはなかったが、見たい映画と2本立てだったので見てしまった映画。
特にコメントすることもない。この映画が外国映画で字幕だったら、絶対に寝てしまっていたと思う。
元島原鉄道社長で、「まぽろしの邪馬台国」を出版した盲目の宮崎康平氏と妻・和子の物語。
一言で言わせてもらえば、どんな立派な功績を残した人でも、こんな人はかんべんしてほしい。
映画のつくりが、「変わった人ではあったが、すばらしい情熱を持った人であった。そして、それを支える妻。」というもので、このパターンはちょっと・・・。
強いて言えば由紀さおりがよかった。長崎の旅館のおかみ役。まあ、あとは柳原可奈子のバスガール役かな。にあってた。
あっ、余貴美子の元妻役もよかったな。あの人は、私の1歳下。かなりの年齢だが、すごく魅力的な女優さんです。
吉永小百合はあれでいいとして、康平役は竹中直人でなくてもよかったような・・・。竹中直人には竹中直人しかできない役を演じてほしい。(見ていてドギマギするような・・・)
しかし、客席はその前の「歩いても歩いても」から1.5倍くらいに増えていた。もちろん、シニア料金の方ばかりである。ほとんどのお客さんが、見たい映画が私と逆パターンだったようだ。
私もあと7年でこのシニアのお仲間に・・・。そう思いながら、しみじみと客席を見回してから帰ってきた。
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2009年04月22日(水)
「歩いても歩いても」 [映画]
見たかったのに見のがしていた映画「歩いても歩いても」が、祇園会館で上映されていた。朝一番は、10時10分から。9時15分くらいに家を出たのだが、叡電が行ったところだったのであわててバスで国際会館まで行った。そこからタクシー。映画代(¥1600)より高くついたが、間に合ったのでまあ仕方ないか。
最近大きな映画館に行ってないので、祇園会館がすごく広く感じた。お客さんはざっと200人くらい。ほとんどが60歳以上のシニアと思われる。たぶん、2本立てのもう1本の「まぼろしの邪馬台国」を目当てで来られているのではないだろうか。
「歩いても歩いても」は、主演阿部寛。子連れ再婚の奥さん役が夏川結衣。この二人は、TVドラマ「結婚できない男」で共演したコンビ。
「結婚できない男」は、ここ数年で見たドラマの中では最高におもしろかった。
あるテレビ評でこんなのがあった。「男はすべて『結婚できない男』。恥さらしこそ結婚への第一歩。あなた以外とはもう「結婚できない」と思えるから、人は結婚できるのである。」
私もこのとおり。背が高くかっこいい阿部寛とは似ても似つかないが、とんでもないへ理屈をこね回して人の言葉に耳をかさないところなどそっくりだった。
あれは名作です。
それと・・・。
阿部寛がトーク番組で言っていた。
若いときに一旦売れたが、そのあと役者の仕事がさっぱりなくなり、2年間ほどパチンコをして暮らしていたそうだ。あの阿部寛がですよ。そして、「トリック」で復活。よう、復活してくれた。
昨日のTVドラマ「白い春」。阿部寛が元殺人犯を演じている。
私たちが殺人犯とかかわることは、確立的にはごく少ない。だから感情移入しにくいはずだが、あの阿部寛の目には引き込まれる。うちはみんな「白い春」にはまってしまった。
さて、今日の「歩いても歩いても」は・・・。
まあ、見てください。ひとによってかなり評価が分かれるでしょうね。私は、阿部寛と夏川結衣が出ていただけで満足です。
阿部寛が夏川結衣に向かって、「君にも思い出の曲とかあるのかな」と聞き、夏川結衣が「ないしょ」と答える。あの場面はしびれた。
きれいなBGMやなあと思っていたら、映画の最後でゴンチチだとわかった。さすが、ゴンチチ。
「結婚できない男」ほどのインパクトはなかったが、いろいろな場面でいろいろなことを考えることができるいい映画だった。
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2009年04月21日(火)
「きくの毎日」 [わんこ・にゃんこ]
「琉球ミニシェパード・きくの毎日」
去年の2月、このブログを書き始める時、ブログ名をいろいろ考えた。一番に思いついたのが、この「琉球・・・」だった。
これは、私のブログをよく読んでいただいている方ならお察しのとおり、私のブログの師匠・よんなぁよんなぁさんの「クーの毎日」のマネである。
しかし、きくは琉球とは無関係、たぶんシェパードとも無関係、体重も17kgを越えミニとは言いづらい。正確には「雲ヶ畑中型駄犬」というところでしょうか。
お父さんもお母さんも、雑種として最も多い茶色犬。ところが、きくの背中にある黒毛が入っていない。私の兄の説によると、一時期シェパードがはやった時があったので、何代か遡ったらシェパードにたどり着くのでは、とか。まさかね。
きくのお母さんは、近所でも有名な「こっわいこっわい」犬。吠える時の顔を見たら、みんな縮みあがるほど。しかし、飼い主の菊司さんはそんなもんおかまいなしに「バチコーン」。
きくもお母さんから教えてもらったのか、「こっわいこっわい」顔で吠える。ところが、私はきくにかまれたいので「バチコーン」はない。いつもヨメさんに、「アンタはへんたいかー。ちゃんとしつけー。」と怒られている。
もし、このブログが「きくの毎日」というタイトルだったら、ほとんど毎日きくの写真を載せていただろう。ランニング用品専門店のブログだから、ランニングに役立つ情報が手に入ると思って見た人はガックリ。
でも、今でもきくのしめる割合はかなり大きいので、ガックリな人も多いのかな。
ヨメさんの説によると、「アンタみたいに犬が好きで好きでたまらん人は、そうはおらん」らしい。
こないだ、「にせシェパードの会」のお仲間・歓ママさんのブログ「アイ☆シテル!」を見せてもらってから、きくの写真を工夫している。歓ちゃんの写真はすばらしい。歓ママさんの腕がいいのか、幸せそうな写真ばかり。
こっちも負けへんでー。
今日は、「琉球ミニシェパード」に見えるように、かなり時間をかけて撮ってみたんですけどー。ちょっと鼻が丸くて短いってか?
でも、りりしく撮れたでしょ。
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2009年04月20日(月)
第11回長野マラソン [マラソン評論]
昨日の長野マラソンの結果。
女子8位 田中千洋選手 2時間41分21秒
10位 星野芳美選手 2時間45分24秒
田中千洋さん、見事に入賞です。今回も後半の粘りで、前を行くダンナさんを抜いてギリギリ8位に滑り込まれたようです。男女混合レースだと、ダンナさんがちょうどいい目標になるようです。ブログ「ちひろっぴぃ」にも、何度もこのパターンのレースが記録されています。
いつも感心するのですが、ぱっと見はすごく小さくてきゃしゃな田中ちひろさん。どこにあんなパワーを秘めておられるのでしょう。次のレースも期待できますね。
星野芳美さん、入賞に一歩届かず。
それでも、何連覇もされていた「日本平桜マラソン」(4/5)を自重してこの大会に臨まれただけのことはある。
大会でお会いするたびに、うちの子らのことも気にかけてくださる心やさしいお母さんランナー。3人のお子さんがおられるお母さんとしては、日本最高記録保持者でしょう。(そんな部門なかったっけ?)
そして、われらが(?)いりえゆか選手。
こちらの結果は、彼女のブログ「ラスティックなひとりごと」へ。
お疲れでしょうに、当日の夜に急いでアップされました。短い報告ですが、一生懸命さが伝わります。ダンナさんとのなかよしツーショット写真も、うらやまし〜い。
「マラソン夫婦の部」というのがあったら、いりえ夫婦は結構上位に食い込むのでは・・・。田中夫婦の合計5時間20分台には負けるけど。
うちの夫婦も、20年以上前の「NAHAマラソン」で一度だけ同じレースに出て、私3時間20分ヨメさん5時間50分で完走。私は自分のゴール後にコースを逆走。ゴール前5km地点までヨメさんを迎えにいった。そんな時代もあったんです。
どの人も、初マラソンには値打ちがあると思う。
私の27年前の初マラソンの結果は、誰にも聞いてもらえんかったなー。うーん、ちょっとさびしい。(しみじみ・・・)
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