2009年04月27日(月)
毒嫁、マグマ噴出! [家族]
昨日、「日吉ダムマラソン」の後片付けが終わり、「レストラン桂川」で食事をした。
私は「牛卵とじ丼」、ヨメさんは「薬膳ラーメンセット」を注文した。
そのラーメンは、「白・黒、・赤」の3種類。ヨメさんはおなかの調子がよくないと言っていたので、てっきり白(豆乳)か黒(黒豆)にするものだと思っていた。
私がトイレに行っている間に注文し、運ばれてきたのは赤いスープのラーメンだった。
「なんで? これは体が刺激を求めてんのか。」
そういえば、最近ますますヨメさんの夫批判がきつくなっている。
その中でも最多パターンは、「かしこぶんな!」というやつ。「家族もしっかり守れへんのに、何の平和じゃー」
ごもっとも。
でも、家族崩壊しかけようとも、人格破綻しかけようとも、平和は守らんならん。それさえなくなったら、私の存在価値はゼロ。
かしこぶってるわけじゃないけど、どうしてもにじみだす教養が・・・。
「なにを寝ぼけたたわごとを・・・。バスッ、ボコッ、ドスッ、バチコーン!」
おしまい。
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2009年04月26日(日)
第12回日吉ダムマラソン [ランニング・出張販売]
今日は一風かわったところで・・・。
嵐のような風雨の中での後片付けが終わった後、「スプリングひよし」のレストラン桂川で遅い昼食をとった。
食後、横の売店で素敵な本を見つけた。「平成落書たんたんたかたか」。著者・しおがいふみあき氏は、日吉町在住の芸術家らしい。
立ち読みしようとして、パラパラとめくってみた。「あっ、こんなんすき!」
「メダルを百個もらうより友だちのほうがずっといい。」
「合うときばかりじゃありません それでいいんだ人生なんて」
「『相手の身になって』というのがいつのまにか死語になりました 数年前から『私はこういう人やから」が大手を振ってます。」
買おうかどうかと迷ったとき、最後のページをめくってみた。
もし憲法が変われば、
誰かのためかも判らない紛争や戦争の
道具として、家族や友人や、これまで関わってきた
生徒たちが、まるで湯水のように注ぎ込まれるだろう。
そんな姿、わたしは絶対に見たくない。
だから、今、
出来ることをやっておきたいのです。
著者
これは、買いです。
花背別所町に住んでいた2年前まで、この大会が一番近い大会だった。京北町を通って、日吉ダムまで約50分。受付が9時からと遅いこともあって、余裕を持って行ける。
今は、それプラス30分。それでも1時間20分ほどで行ける。楽。
朝から、たたきつける雨と強風。
出来るだけ商品をぬらさないように、気をつけながら商品を並べる。
朝からあいさつに来てくださった方。
中村智明さん(京都ランナーズ)。
原田尚浩さん(京都ランナーズ)。
岩田徹さん(京都走ろう会)。
山本祥三さん(京都走ろう会)。
さすが、地元京都です。足元がワカメみたいなコケ状のものと鹿のフンで歩きにくいのに、雨の中わざわざ来てくださった。
11時、最初の種目ハーフがスタート。
最近のマラソンブームに乗り、この大会のハーフも1000人を越えた(男子908人、女子179人、計1087人)。
先ほどあいさつに来てくださった方たちも、みなハーフ。私も本来ならハーフに出るところだが、前日の33kmのダメージを考慮して10kmにしておいた。
出来たらキロ4分半、10km45分くらいでゴールしたいなあ。今の私のレベルでは、キロ4分半を切るペースが真剣ライン。それを越えると、オチャラケペース。
今日はよっぽどカメラを置いていこうかなと思ったが、やっぱり何と出くわすか分からんしカメラ付きで走った。
4km付近だっただろうか、私の横をスッと抜いていく女性ランナー。
「なんやねん! 負けられっかー!」ちょっと私の闘争心に火がついた。
ところが、この女性ランナーがしぶとい。全然離れない。それどころか、私の苦手な上り坂では先行するありさま。
「くっそー、絶対負けへんでー!」
この二人のバトルは、けっきょく9km過ぎまで続いた。すぐ近くで息づかいが感じられたのでまちがいない。
9km、39分49秒。
最後のきつい上り坂も、「あの彼女に追いつかれてたまるかい!」とがんばり、4分57秒。ゴールは、44分46秒。前日に33km走った割には上出来です。
これはひとえに競ってくれた彼女のおかげ。しかしゴールしてすぐ後ろに来ているものと思っていた彼女は、最後の1kmで失速したようでした。
しばらくしてゴールした彼女に、「最後は・・・?」と言ったら、「ありがとうございました」とひと言。やっぱり、むこうも私を目標にしてくれてたんや。「?9205」さん、アグレッシブな走りをありがとう。(たぶん、彼女は女子の4位だと思う。)
今日は、「ランナーズ9の会」の仲間に二人すれちがった。二人とも、すれちがいざまにタッチさせてもらった。
今日はこの3人の中では、私が先着。ちょっとは目立ったかなと思ったが、コースはダムの周り。応援の人はまったくなし。ええい! がんばったのに・・・。
ゴールしたあとジュースを買いに行こうとしたとき、その「9の会」の仲間に声をかけられた。
「私、藤井さんのブログ見て『9の会』に入ったんですよ。」
ほー。たぶん、「篠山マラソン」の記事のことですね。
「ランナーズ9の会」の番号では私の二人前、京都の「がんちゃん」。これからもよろしくお願いします。
雨風強く商品もぬれてしまい、売り上げもさっぱりだったが、今日もいろいろな人と話せてよかった。
レースでは久しぶりにちょっとムキになり、ダム上のこいのぼりの写真などが撮れなかった。
まあ、こんな日もあるわいな。
【追加】 「ワカメ」ネタ
ゴールしてだいぶたち、10kmの表彰のアナウンスが聞こえてきた。
「1位 ○○○○さん、2位 橋本猛志さん、・・・」
「あー、折り返しで見たときは二人で大接戦やったのに、あの人にせり負けたんかなー。」
橋本猛志さんといえば、「らんRUN乱」所属の快速ランナー。この近辺の大会では、優勝の常連。京都で橋本さんを知らない人は、ランナーとしては「もぐり」扱いにされるかも・・・。
表彰式のあと、その橋本さんがニコニコしながらうちのテントに来てくださった。
「橋本さん、悔しいですね、2位ですか。私が見たとき大接戦でしたよ。」
「そうなんですよ。初めから終わりまでずっと二人でせっていて、最後のきつい坂もほとんど並んで・・・。最後の最後の直線ですべってしまって・・・。」
「あっ、例のワカメみたいなやつ・・・」
「それ、私も相手も二人とも転んだんですけど、私は横に転んで、相手は前に転んだんですよね。その差で・・・。」
「あらまー、そら悔しい。」
「いえいえ、それも含めて実力ですから。」
まあ、なんてさわやかな好青年。
私やったら、「くそワカメー」くらいはゆっとんね。
橋本猛志さんは、確か30歳近いはず。しかし笑顔でサバサバと話される様子を見ていると、(童顔のせいもあって)、まるで高校生のようだった。
賞品の缶コーヒーまでいただいた。こら、ますます応援せんならん。次のレースもしっかりね。
それにしても、あのワカメ見たいなんは、なに?
あれと鹿の糞のブレンドが、日吉ダムマラソンの名物になりかかっている。
「走っても走っても、前に進まんゴール前」
これ、ちょっといかんと思うんやけど・・・。
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2009年04月25日(土)
第10回岐阜〜根尾淡墨桜マラソン [ランニング]
「草もちエイドを語らずして淡墨桜マラソンを語るな」
私はそんな気持ちです。
この大会はいいところがいっぱいありますが、この「草もちエイド」は大会の花と言ってもいいと思っています。
去年も、この「草もちエイド」でどなたかの写真を撮らせてもらおうと思っていたのだがかなわず。今年こそと思って、エイドにたまっている女性を見回した。しかし、10人近くおられた女性ランナーはちょっと声がかけにくそうな方ばかりだった。
今年も無理かーと思ってそこからスタートしようとしたとき、ニコニコしながら草もちエイドにたどり着かれた方がおられた。
「この人ならだいじょうぶ」
「すいません。草もち食べておられるところ撮らせてもらっていいですか。」
「えー。」
「すんません。ブログに載せたいんで・・・。モデルになってください。」
「私でいいんですか。」
「もう、バッチリ。うち、ランニング用品店の京都キャロットっていうんです。今日、この写真をブログのトップに載せますので見てください。」
「ありがとうございます。」
「名前も出させてもらってもいいですか。」
「いいですよ。犬飼と言います。」
「名古屋市の犬飼さんですね。ありがとうございました。」
今年も、朝4時半起き。
去年とちがうところは、高速が片道1000円。日帰りで行ける所なら、2000円+ガソリン代だけですむ。
しかし、天気予報通りの雨。
前日にくしゃみをしたら鼻血噴出。飲みかけのコーヒーに飛び散るくらいの勢いだった。
なぜか、口中の歯が痛い。体調はかんばしくない。
「ランナーズ9の会」のユニフォームが見当たらんと思っていたら、先週ハーフを走った後そのまま塩漬け状態で放置、パリンパリンになっていた。
これはやめておいた方が・・・、なんて全然思いません。
私が選ぶマラソン大会ベスト1は、この大会か、「大阪城公園時間走」か、「マラソンに挑戦する会(金沢)」で迷っているところです。そんな大会なのに欠席するわけがない。
会場の長良川公園に着いたのは、7時過ぎ。
スタートの準備をしているランナーは、ほぼ全員が雨ガッパスタイル。気温がかなり下がる予報だったので、私も100円ショップの雨ガッパを着て走ることにした。
今日こそ、4時間たっぷりと「ランナーズ9の会」の宣伝ができると思っていたのに・・・。(寝る前にお湯で洗ってほしておいたら、出発のときには乾いていた。)
一応透明のカッパやから、誰か気づいてくれんかなー。
私がバスに荷物を預けた7時半ころ、もう第1グループがスタートしていった。少しでも早く温泉に入ろうという作戦なんかな。
去年ぐずぐずしていて最後尾のスタートになってしまったので、今年は7時50分スタートのグループに入れてもらった。
雨はしとしとではなく、本降り。
雨のせいで参加者が少ないかなと思ったら、去年より100人ほど申込者が増え、当日不参加もすごく少なかったらしい。(290人申込、250人参加)
5km過ぎくらいでしょうか、私の大好きなトンネルを通る。
「常盤トンネル ドリーム」
中に、近くの常盤小学校の子どもたちの壁画がいっぱいはってある。ここは、ゆっくり鑑賞しながら走るポイントです。
第1給水所(10.7km地点)である「岐阜市北西部体育館」に到着したのが、1時間21分くらい。去年が1時間20分なので、ほぼ同じ。ただ、去年は、京美人・伊藤千尋さんに先頭を引っ張ってもらって、6人グループでずっと走っていたので楽だった。今年は孤立した走りになってしまった。
キャップのひさしに当たる音で雨の強さが分かる。前からたたきつけるような雨。
しかし、今日は、ロングタイツに長ソデTシャツ、その上から「ランナーズ9の会」のランシャツ、さらにその上に100円ショップの雨ガッパ。寒さ対策は万全である。
第2給水所で、2時間23分。ここも、去年とくらべて2分遅れなだけである。
「ゆっくりゆっくりいいペース」を心がけていたのに・・・。誰かに後ろにピタッと付かれてしまった。
私はもともと人のそばを走るのがきらい。去年京美人さんに引っ張ってもらったときも、必ず5〜10m後ろを走っていた。
「若いのに、前走らんかい!」
と思ったが、どうもその気配がなく、仕方なしにペースアップしてしまった。ちょうど上り坂が続くところだったので、いい練習にはなったのだが・・・。
案の定、第3給水所(25.8km地点)は、3時間3分。去年より3分も早く到着してしまった。
でも、ここでほっこりできる「ミス草もちさん」とひと言ふた言会話。これで、すっかり元のペースに戻れました。ありがとうございました。
遅咲きの桜も、今日の風雨で吹き飛ばされるでしょう。
もちろん、ゴール地点の淡墨桜も花はまったく残っていない。
今年は、33kmのゴールが4時間2分。去年より7分多くかかった。ただ、初めから4時間以上かけて走ろうと思っていたので、これで上出来です。これくらいで抑えておけば、翌日の10kmレース(日吉ダムマラソン)も、そこそこで走れるはず。
ゴール後、送迎バスでうすずみ温泉へ。
ゆっくりお湯につかったあとに、お弁当。出来上がったばかりのゴール写真を見ながら、今日半日を振り返る。こりゃ、なんとも言えんねー。
来年は、ひとりじゃなく、誰か知り合いといっしょに出たいなあー。
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2009年04月24日(金)
ブログ「にょんにっき」 [ブログ]
まきがブログを書き始めました。
うちの子は、私に似て(???)文才があるので、きっと楽しいブログになっていくでしょう。
ブログ「にょんにっき」を、どうぞよろしくおねがいします。
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2009年04月23日(木)
「まぼろしの邪馬台国」 [映画]
見るつもりはなかったが、見たい映画と2本立てだったので見てしまった映画。
特にコメントすることもない。この映画が外国映画で字幕だったら、絶対に寝てしまっていたと思う。
元島原鉄道社長で、「まぽろしの邪馬台国」を出版した盲目の宮崎康平氏と妻・和子の物語。
一言で言わせてもらえば、どんな立派な功績を残した人でも、こんな人はかんべんしてほしい。
映画のつくりが、「変わった人ではあったが、すばらしい情熱を持った人であった。そして、それを支える妻。」というもので、このパターンはちょっと・・・。
強いて言えば由紀さおりがよかった。長崎の旅館のおかみ役。まあ、あとは柳原可奈子のバスガール役かな。にあってた。
あっ、余貴美子の元妻役もよかったな。あの人は、私の1歳下。かなりの年齢だが、すごく魅力的な女優さんです。
吉永小百合はあれでいいとして、康平役は竹中直人でなくてもよかったような・・・。竹中直人には竹中直人しかできない役を演じてほしい。(見ていてドギマギするような・・・)
しかし、客席はその前の「歩いても歩いても」から1.5倍くらいに増えていた。もちろん、シニア料金の方ばかりである。ほとんどのお客さんが、見たい映画が私と逆パターンだったようだ。
私もあと7年でこのシニアのお仲間に・・・。そう思いながら、しみじみと客席を見回してから帰ってきた。
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2009年04月22日(水)
「歩いても歩いても」 [映画]
見たかったのに見のがしていた映画「歩いても歩いても」が、祇園会館で上映されていた。朝一番は、10時10分から。9時15分くらいに家を出たのだが、叡電が行ったところだったのであわててバスで国際会館まで行った。そこからタクシー。映画代(¥1600)より高くついたが、間に合ったのでまあ仕方ないか。
最近大きな映画館に行ってないので、祇園会館がすごく広く感じた。お客さんはざっと200人くらい。ほとんどが60歳以上のシニアと思われる。たぶん、2本立てのもう1本の「まぼろしの邪馬台国」を目当てで来られているのではないだろうか。
「歩いても歩いても」は、主演阿部寛。子連れ再婚の奥さん役が夏川結衣。この二人は、TVドラマ「結婚できない男」で共演したコンビ。
「結婚できない男」は、ここ数年で見たドラマの中では最高におもしろかった。
あるテレビ評でこんなのがあった。「男はすべて『結婚できない男』。恥さらしこそ結婚への第一歩。あなた以外とはもう「結婚できない」と思えるから、人は結婚できるのである。」
私もこのとおり。背が高くかっこいい阿部寛とは似ても似つかないが、とんでもないへ理屈をこね回して人の言葉に耳をかさないところなどそっくりだった。
あれは名作です。
それと・・・。
阿部寛がトーク番組で言っていた。
若いときに一旦売れたが、そのあと役者の仕事がさっぱりなくなり、2年間ほどパチンコをして暮らしていたそうだ。あの阿部寛がですよ。そして、「トリック」で復活。よう、復活してくれた。
昨日のTVドラマ「白い春」。阿部寛が元殺人犯を演じている。
私たちが殺人犯とかかわることは、確立的にはごく少ない。だから感情移入しにくいはずだが、あの阿部寛の目には引き込まれる。うちはみんな「白い春」にはまってしまった。
さて、今日の「歩いても歩いても」は・・・。
まあ、見てください。ひとによってかなり評価が分かれるでしょうね。私は、阿部寛と夏川結衣が出ていただけで満足です。
阿部寛が夏川結衣に向かって、「君にも思い出の曲とかあるのかな」と聞き、夏川結衣が「ないしょ」と答える。あの場面はしびれた。
きれいなBGMやなあと思っていたら、映画の最後でゴンチチだとわかった。さすが、ゴンチチ。
「結婚できない男」ほどのインパクトはなかったが、いろいろな場面でいろいろなことを考えることができるいい映画だった。
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