パオパオだより

2009年03月25日(水)

きく、4歳! [わんこ・にゃんこ]

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 2005年3月30日、北区雲ヶ畑の「高山牧場」に子犬がいないか聞きに行った。そのとき、偶然中の偶然、何日か前に子犬が生まれていた。それも1ぴきだけ。
 真っ黒でまん丸な小さな小さな子犬が、牛小屋のわらの上に眠っていた。
 飼い主さんの高山菊司さんに生まれた日を聞いてみたが、「忘れたー」とのこと。まあ、5日ほど前ということにしとこうか。「うん、3月25日生まれね。」 

 およそ1ヵ月後の5月4日、その子犬をもらってきた。名前は、高山菊司さんから一字もらって「きくちゃん」。

 今日は、一応、きくちゃんの4歳の誕生日。
 パオパオ特製ケーキをつくってあげましよう。

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 うまくできたかな。
 パオパオといっしょの写真を撮ってもらおうと思ったのに、いつもとちがう空気を感じたのか、かたまってしまった。

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 でも、そのあと全部きれいにたいらげてくれたので、おいしかったのかな。つくってよかった。

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 おもちゃも買ってもらったし、いい誕生日になったかな。
 この先、何回も何回も誕生日を祝おうな。長生きしてね。

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2009年03月24日(火)

三宅愛子さんからのお手紙 [私の好きな人]

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 昨日、三宅誠孝さんの奥様・愛子さんからお手紙をいただいた。

 2月7日のお別れ会のビデオと、印刷された「ご挨拶」、それに手書きのお手紙が添えられていた。私信は公表しないのがルール。分かってはいますが、1行だけ紹介させてください。

 「・・・これ以上書くと涙が出ますのでこれで失礼します・・・」

 この1行で、こちらが泣けてきました。

 うちのヨメさんがその部分を見て言った。「愛子さん、本当に愛してはったんやなあ。」

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 印刷された「ご挨拶」の中には、三宅誠孝さんが肌身離さず持ち歩いておられた紙片の内容が披露されていた。(これは、公開させていただいてもよろしいでしょうね。)

 「忠怒の精神」 (まごころをつくし他人を思いやる)

 人至愚といえども人を責むるときはすなわち明らかに
 聡明有りといえども己れを怒するときはすなわち昏(くら)し
 ただ常に人を責むるの心もて己れを責め
 己れを怒するの心もて人を怒せば聖賢の地位に到らざるを患(うれ)えず

(訳)どんなにバカな人間でも他人を批判する時は頭の回転がよくなり どんな利巧な人でも自分のいたらなさに対して寛大になる(范純仁「言行録」)

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 たぶん、どなたもご存じないであろうエピソードを・・・。

 もう7、8年前になるでしょうか。三宅誠孝さんがまだ市会議員さんだったときの話。
 京都ロードレースに「京都キャロット」が出店しており、夫婦そろって5kmレースに出ることになった。店番は、まだ小さい廉と真樹。「困ったなあ」とあたりを見渡すと、三宅誠孝さんと目が合った。
 この際、頼むだけ頼んでみよう。「20分ほどしたら帰ってきますので、店番を・・・」
 三宅誠孝さんは、ニコッとしてすぐに引き受けてくださった。

 本当に5kmを20分ほどで走り、「ハアハア」言いながらうちのテントに戻ってきた。
 「藤井さん、ソックスとグローブ、売っときました。」
 あの人懐っこい照れくさそうな笑顔で、そうおっしゃった。(私は、あの笑顔が大好きです。)
 「シューズのことで質問されてた方があったんですが、『私では分からないので、またあとでもう一度来てください』と言っておきました。」

 あの時は、さすがのあつかましい私も、「あー、現役市会議員さんにただ働きさせてしもうたばい!」と思った。 

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 2時間近くあるビデオは、まだ最後まで見られていない。 三宅誠孝さんは元市会議員さんであるので、当然、所属の共産党関係の方のごあいさつが多かった。
 しかし、ちょうど真ん中あたりに親友・高石ともやさんが登場。「陽気にいこう」のモットーのとおり、このような場でも終始笑顔を絶やされなかった。これぞ、大人です。
 ただ、思い出話を語られるとき、何回も何回もあごに手をやっておられた。あんな高石ともやさんを見るのは初めてだった。まるで、「こみ上げてくる涙、ここらでとどまってくれ」と念じておられているかのように。

 前にも書いたが、三宅誠孝さんを嫌う人はいないと思う。そんな人は信じられない。せのお直樹さん(市会議員)がおっしゃっていたように、三宅誠孝さんは、初対面で「強烈な好感」を感じる人です。
 あとにも先にも、私が尊敬できる人は、三宅誠孝さんただ一人。これから先も、ずっと勝手に尊敬させていただきます。

 私が一番覚えている三宅誠孝さんは、走っておられるときの笑顔。
 私は、「死んだらすべておしまい」だと思っています。だから、天国から三宅誠孝さんが見てくれているとは思わないようにします。
 ただ、万一見てくださることがあっても恥ずかしくないように、一番の教え「平和を守る」ことだけは忘れないでいたい。

 これからも、走っているとき、時々空を見上げます。
 「空の雲が、三宅誠孝さんに見えたらいいのになあ。」

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2009年03月23日(月)

「東京マラソン2009」を見て [マラソン評論]

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ゴール後、涙を流しながら抱き合う土佐礼子(左)と夫の啓一さん=東京都江東区有明のビックサイトで2009年3月22日午前11時40分、三浦博之撮影

 「東京マラソン 土佐引退レース 途中転倒も粘り、涙の3位」
 3月22日22時18分配信 毎日新聞

◇東京マラソン…土佐礼子3位

 22日行われた東京マラソン。両手を高々と広げて、32歳の土佐礼子が現役最後のレースを終えた。泣き顔にも見えたが、「笑ってゴールできて良かった」。涙顔で出迎えた3歳年上の夫、村井啓一さんを見ると、もらい泣き。夫婦で感慨に浸った。

 啓一さんに「こけるのだけは気をつけて」と送り出され、リラックスしてスタート。だが5キロ付近で道路の中央線の突起につまずき転倒。ここで本能が戻った。「マラソンは最後までしっかり走らないと充実感がない。自分らしい粘りのレースをしよう」。右ひざから血を流しながら突き進み、40キロを過ぎて2人を抜き、目標の2時間30分を切った。

 右足の激痛で途中棄権した北京五輪から7カ月。昨年末にチームのある東京から郷里の松山へ戻り、実業団選手だった啓一さんの指導で練習を積んだ。終止符となったレースを「自分の納得がいくレース。悔いはない」と振り返った。結婚から4年間、松山から支えた啓一さんも「本当によくやってくれた。最後のあんなガッツポーズと笑顔は見たことがない」とたたえた。

 松山大では無名の存在だったが、実業団の10年間で04年アテネと北京の五輪に出場。世界選手権では01年に銀メダル、07年に銅を獲得した。これで競技から離れるが、「子供ができて、また勝負したいという気持ちになったらマラソンをやりたい」とも話した。【石井朗生】


◎昨日の東京マラソン 、いろいろありましたが、やっぱり土佐礼子夫妻の涙でしょう。二人の泣き方がそっくり。こっちももらい泣きしそうになりました。
 「赤ちゃんを産んで、また復帰する」と言っておられるらしい。これは応援しなくては。

 名古屋の高橋尚子さんの引退レースと一番ちがうところ。高橋尚子さんには、ゴールで待ってくれている人がいない。それが、彼女のわびしさであったように思う。


 ?130さん(枚方マスターズ)のデカ頭かぶりものは、話題をさらった。
 いろいろな意見があるとは思うが・・・。
 男子は世界選手権選考レースであったことを思うと、やはりエリートの部であれはまずいでしょう。後ろの一般の部から追い込んであそこまで行ったのなら、誰も文句を言わなかったと思う。でも選考レースを戦っている中でのあの仮装はね、ちょっとね。

 来年以降、一般のランナーの仮装が厳しく制限されないか心配。

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2009年03月22日(日)

京都ランナーズ例会(3月第4日曜) [ランニング]

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ディーバ・メス・7歳

 「犬は雑種に限る」と思っているのだが、どうしてもシェパードだけには目が行ってしまう。
 一応、うちのきくは、勝手に「琉球ミニシェパード」を名乗っている。実際、「シェパードの子犬ですか?」と何度言われたか分からない。大きなシェパードを連れて歩いておられた飼い主さんに、「うちの○○の小さいときにそっくり」と言われたこともある。

 今日も、京都ランナーズの例会のアップのときに、御所の中を堂々と歩いているシェパードに出くわした。
 「すいません、ワンちゃんの写真撮らせてください。」
 「はい、どうぞ。」
 「ワンちゃんのお名前は?」
 「ディーバです。警察犬なんですよ。」
 「いやー、すごい。警察犬て、ずっと警察にいるんじゃなくて、なんかあったときに呼び出されるんですよね。」
 「そうなんです。こないだ、天皇陛下が来られたときも警備に行ったんですよ。」
 「いやー、すごい優秀なワンちゃんなんや。」

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 せっかくなんで、ディーバちゃんの写真を何枚か撮らせていただいた。
 よーく見ると、体のガラはうちのきくにそっくりだが、体の大きさと鼻の長さが・・・。それに、うちのきくはものすごいこわがりなんで、天皇陛下の警備はちょっと・・・。

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 アップが終わり、門(清和院御門)のほうに戻るとき、そのすぐ後ろに大文字山の「大」が見えていた。銀閣寺の奥なのだから、当たり前と言えば当たり前。しかし、今までこれに気がつかなかった。

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 今日は気温は高かったが、雨がぱらついていたせいか参加者は少なめだった。(女性は0)
 富田会長から、先週の「京都ロードレース」の報告とお礼が述べられた。
 大きな事故はなく、ハーフで一人倒れられたが大事には至らなかったとのこと。参加者に喜んで帰っていただくこと。それが何よりです。

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 スタート前に、私の例会のライバル・杉原道生さんとお話した。
 「京都シティハーフ走らはったんですか。タイムは?」
 「1時間47分1秒です。」
 「えー!? 近道しやはったん?」
 「ええ、3ヶ所ほど・・・」(もちろん、じょうだんです)
 「それって、スタートラインまでのタイム引いたやつですか。」
 「いえ、全部のタイムです。」
 「めっちゃすごいですやん。そのタイムやったら、体重別1位まちがいなしですね。」(杉原さんは、私の体重+20kg)

 ほめてんだかけなしてんだか・・・。
 でも、去年私の調子が悪く、例会では杉原さんに3連敗中。今日こそは、先行させてもらいまっせー。
 「肉に勝つ!」

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 スタートして、いきなり一人がポーンと飛び出す。(あとで、中西さんという方だと分かりました)
 その後を、池田一夫さんや中村智明さんが追う。私もこの2人についていこうと思ったが、徐々に離されてしまった。
 私のライバル・杉原さんは、今日はあまり調子がよくなかったようでだいぶ後ろだった。

 1周目(4.1km)、17分25秒。ええのか悪いのか、よう分からん。この時点で前の池田さんたちとは、約30秒離されてしまった。
 ところが、2周目の烏丸通りに入ると、だんだん池田さんと中村さんの背中が大きくなってきた。丸太町通りに入ってしばらく行ったところで、池田さんが振り返った。

 「追いついたでー。はよう、走ってやー。」
 「しばらく、全然走れてないんですよー。」
 「なーんや。ほな、抜きまっせー。」

 中村さんもすごい早い人なのに、今日は調整で走っておられるようだった。

 2周目(8.2km)ゴール、34分41秒。(2周目の4.1kmは、17分16秒) 
 そのタイムを聞いた私は、「おー、すばらしい。」
 「自画自賛ですか?」とどなたかに突っ込まれたが、「そのとーり。」
 2周目のほうが若干距離が長いのに、1周目より9秒も早い。これは、「すばらしい」じゃあーりませんか。

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 私のすぐ後ろに橋本さんがゴール。(写真、撮れませんでした)
 そのまた後ろに、池田さん中村さんがゴール。
 ここからだいぶあいて、粟津温重さん、河村剛太さんがゴール。

 「あれ? 杉原さんは?」
 「『はよ帰って子守りせんなん』ゆうて、走って帰らはったよ。」
 「えー、今日2周行くんちゃうん?」

 もうちょっとしゃべりたかったのになあー。
 杉原さんは、私がしょーもないことを言ってもきちんと聞いてくれる、お兄さんのような(?)存在です。(って、だいぶ年下やのにそれは気の毒か・・・。) 

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2009年03月21日(土)

夢をかなえる「きく」 [わんこ・にゃんこ]

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 今日、テレビの再放送で「夢をかなえるゾウ」をやっていたらしい。
 その中に出てくるガネーシャ役の古田新太さんが、うちのきくにそっくりだというのだ。(私を除く3人の意見)
 顔がデカく、体も太っている。また、よくすねて、その時の表情がそっくり・・・らしい。

 でも、おかしいやろー。きくは人間でゆうたら30前後のいっちゃんきれいなころの娘。古田新太さん、おっさんやで。第一、きくは犬やし。

 まさか!

 でも、そう言われてよーく見てみると・・・、確かに。
 
 「きくちゃん!」
 きくちゃんは、うちの家族の夢をかなえるために来てくれたんかい?

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2009年03月20日(金)

「RK工房」 [ショップ]

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 うちの家から西に50m、長代川にかかる橋を渡ると「RK工房」の看板。
 積極的に宣伝されていないので、うちが引っ越してきてもうすぐ2年になるのに、このパン屋さんには行ったことがなかった。

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 1か月ほど前だったか、うちのヨメさんと真樹が初めてパンを買いに行った。
 「女の人が一人で、何もかもやってはるみたいよ。」

 「地球研前」バス停から長代川に沿った道に入り、ちょっと横に入ったところにそのお店はある。1階のガレージを改装して、パン工房にされていた。
 「RK」は、このパン屋さんのオーナーさんのイニシャルだった。
 火曜と木曜だけの営業。ということは、ここのパンはかなり希少価値がある。うちのヨメさんも、何度か営業日でない日に行ってしまったり、遅くに行ってパンがほとんど残ってなかったりということがあったようだ。
 「食べたくてもなかなか手に入らない・・・」。これは、行きたいのにいつまでたってもたどり着けなかった、カフカの「城」の世界かな?

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 こないだの火曜日、たまにはお昼にパンもいいだろうということになって、私が4人分買ってくることになった。

 「すいません、ブログに載せたいんで写真撮らせてもらっていいですか。」
 「はい。パンのことばかり書かれてるんですか。」
 「いえ、そうじゃないんですけど・・・。うちがこのすぐ近所なんです。」
 「そうなんですか。」

 そのあと、もっと話されるかなと思ったが、黙々と働いておられた。「仕事人」という感じで、たいへん好感が持てた。

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 前にヨメさんがもらってきたこのお店のパンフレットには、「数に限りがありますので、できるだけ予約をしてください」と書かれていた。それが心配だったが、開店の11時半ちょうどに行ったので、たくさんの種類のパンを選ぶことができた。

 4人分なので、1人3個として12個。
 全部ちがう種類を買ったので12種類(調理パン7、菓子パン5)。これで、およそ2400円。1人頭600円になるので、お昼としては適切。
 私は子どもたちが選びそうにない、「サーモンなんたらサンド」から食べた。これがまた、意外においしくて・・・。大好きな「ベーコンエピ」も、さっき出来上がったばかりの感じで香ばしい。そのほかのパンも、どれもおいしかった。

 家から歩いてすぐの所に、こんなおいしてパンのお店があるとありがたい。
 なんとか、もうちょっと営業日を増やしていただけるとうれしいんですけど・・・。

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