2009年03月09日(月)
能登和倉マラソン2009・前半 [ランニング・出張販売]
トップの写真は悩みました。
?朝、声をかけてくださったお客様、?ホテルから着物姿で応援してくださった従業員さん、?能登島大橋を渡るランナー、?毎度おなじみのワンちゃん、?ペース走を務めておられた着ぐるみランナー、などなど。
これらの有力候補を抑えて見事選ばれたのが、上の写真の「報道船」。
これは、他の大会ではなかなか見られないのではないでしょうか。のんびり走っているときに、船がグングンこちらに近づいてきてビックリしました。
こういう海沿いのコースなんですから、海からの応援もあればうれしいです。ぜひ来年はお願いします。
朝、商品をすべて出し終わったころ、一人の女性ランナーが声をかけてくださった。
「いつもブログ見せてもらってます。これ、真樹ちゃんにあげてください。」
「あっ、ありがとうございます。今、真樹、車で寝てるんですわ。」
しばらくして、真樹が手伝いに来た。
「真樹。真樹にって、なんか持ってきてくれはったよ。」と、ヨメさん。
「オバちゃんやったから安心し。オッサンやったらちょっときーつけなあかんけどな。毒は入ってへんと思うで。」と、私。
真樹も、「なんやろう」という感じで、ていねいにていねいに紙包みをあけていった。中から出てきたのは・・・、チョコボールと梅干(真樹は梅干が好き)。そして、お手紙もそえてあった。
手紙の内容は聞いていないが、最後に書いてあった言葉だけは教えてくれた。「『毒は入っていません』やって。」
私が言った言葉がそのまま書かれていたのでおかしかったようだ。真樹は笑っていた。
石川福井は、真樹が生まれる前からずっと出張販売に来ているところ。小さいころの真樹を知ってくれてはるお客さんは、真樹のことを我が子のように心配してくれてはるんやろうね。ほんとうにありがとうございます。
実は、私のラン用のウェアを全部忘れてきてしまった。この時期は天候の変化が激しいため、ランシャツから長Tまでいろいろと用意していたのに・・・。
仕方ないので店の商品を試着させてもらったが、どれもしっくり来ない。けっきょく、真樹の、「いつもみたいなかっこにしといたら」というアドバイスに従うことにした。
やっぱり、下はランパン。タイツはどうもにが手です。上は、長Tか半そでか迷ったが、着慣れている半そでにした。ただ、ハーフジップシャツがあったのでそっちにした。前ジップで体温調節ができて便利。
シューズは先週に引き続き、ミズノ・ウェーブLSD。先週足の親指が腫れ上がったのなら、普通シューズを変えると思うでしょう。
おっとどっこい! 私は変えません。
先週はいきなりの42kmで足がビックリしただけのこと。こんなことくらいでシューズをコロコロ変えていたら、私のおすすめを信じてこのシューズばかり5、6足買ってくださった長野のYさんに申しわけない。今日のレースは、そういう意味でもだらしない走りができない。
10時、フルマラソンがスタート。
2000人の割にはスムーズなスタートだった。私は、あつかましくも3時間台のところに並んでいた。一応、3時間59分目標やからいいですよね。
左手のホテルを見上げると、5階あたりに着物姿の従業員さん。いいですねえ、これでこそ和倉温泉。
静かに一斉スタート。
スタートラインまでは、わずか26秒だった。
能登島大橋を渡り、もう少し行ったところが5km。27分29秒。
先週よりちょっと遅いが、今日は速い遅いではなく、この痛々しい親指で最後までしっかり走れるかどうか。それが問題だ。
「足の親指が心配心配」と思いながら走っていると、へっへっへっへっへー。かわいいワンちゃん、みっけー。
「ラッキー・オス・7歳」
ここで、私は今日の完走を確信した。なんちゅうたって、初めて会ったワンちゃんが、「ラッキー7」なんやから。
その先、小さな峠を越えたところの一軒家。
多くの家族に見守られている白くてかわいいワンちゃん発見。
「やすぺえ・オス・もうすぐ1歳」
能登島は篠山とちがって、オス犬が多いんかなあ。
このおうちは一軒家で分かりやすいし、ワンちゃんもまだ1歳やったら、来年以降も何べんも会えるかもね。
第1折返し地点から少しのところにトイレ。「小」の方にも2、3人並んでおり、ここで1分20秒ほどロス。もったいないけどしょうがない。
その少し先が10km。57分01秒。
先週よりだいぶ遅くなったが、しっかり走れているだけで十分。今のところ、どこかが痛くてたまらんというようなことはない。足のつめも、坂の下りは開いてビリビリするが、何とか走れんことはない。
走路員をしてくださっている役員さんの車の中に、かわいいワンちゃん発見。
「りゅう・オス・歳は分からん」
この「歳は分からん」というところがミソですね。そういうワンちゃんは捨て犬だった可能性が高い。もう少しくわしく聞けたらよかったんやけど・・・。お仕事中ですからね。
折返しの近くでワンちゃんに会うと、「帰りも会えるな」と期待する。
「やすべえ」も「ラッキー」も、ちゃんと待機してくれていました。
私が、「もう一回写真撮ります」というと、両方とも飼い主さんがワンちゃんをカメラの方に向けてくださった。すいません。ラッキーちゃんなんか、首がしまりかかってた。ごめんね。
能登島大橋に戻る手前の三叉路付近が15km。1時間23分26秒。この5kmは、26分25秒。これはちょっと速すぎるー。後半がもたんぞ。
前にちらちら見える着ぐるみランナーが気になっていた。背中になにやら文字も書いてある。
やっと追いついてよーく見てみると、「4h Pace」。そうか、ペースランナーやったんか。でも今日は風がないので、体感温度が高い。この着ぐるみで4時間のペース走ができるということは、相当の実力の持ち主。どこかでお話できればいいんやけど・・・。いや、お仕事中でしたね。
特養ホームのおじいちゃんおばあちゃんが大勢応援に出てくださっているあたりが20km。1時間51分55秒。
そのあとの中間点が、1時間57分50秒。先週といっしょのタイムまで挽回。でも、先週は後半ダダ崩れになってしもたんよねー。
ツインブリッジを渡る手前にかわいいワンちゃんがつながれていた。勝手に写真撮って、勝手にさわってと・・・。
ワンちゃんのほうも大歓迎。「うぉんうぉん」いってよろこんでくれた。(このワンちゃんもオスでした。)
前半は、上出来です。
さて、後半はどうでしょう。
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2009年03月08日(日)
能登和倉万葉の里マラソン2009・速報 [ランニング・出張販売]
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2009年03月07日(土)
「さたみや」さんは、石川の竜宮城 [宿情報]
昨年までの「なかじま万葉の里マラソン」が、会場を和倉温泉に変更し、「能登和倉万葉の里マラソン」としてリニューアル。 石川県初の公式フルマラソン大会となった。
京都キャロットは20年近く前からのなじみということで、引き続き出店を許可していただいた。
ただ会場が変わり、種目もフルマラソンが中心になったので、今まで毎年のように来てくださっていたお客様に来ていただけるかが心配だった。
前日の宿泊は、これまたおなじみ「さたみや旅館」。
ここにずっと泊まり続けているわけは、去年の3/8のブログ「さたみや旅館」を見てください。
とにかくくつろげて、お料理がおいしくて、おかみさんが美人で・・・。うちにとって、ここは、石川能登の竜宮城です。
私がおふろに入っている間、ヨメさんとおかみさんが長くしゃべっていたようだ。
美人で若く見えるおかみさんは、地元石川の人ではなく遠くから嫁いでこられた方だった。しゃべっていても、北陸特有の「○○でぇーえー」が自然に出ていたのでてっきり地元の方だと思っていた。
年に一度、三人の子たちを連れて実家に遊びに行くのが楽しみだったそうだ。実家はご両親だけで、本当にのびのびできる。そう話される時の顔が、まるで少女のようだった。このときの表情が、今年のベストショット! (写真が撮れていたらね。)
ご夫婦それぞれの年齢とご夫婦の間の歳の差が、うちの夫婦によく似ていた。これでうちの子どもが3人なら、本当にそっくり家族になるところでした。
去年私がブログに「さたみや旅館」のことを載せるとかなり反響があり、「紹介してもらってよかった」というコメントもあったということもお話した。
そこで、うちのヨメさんが、「やっぱり美人の奥さんの写真をボーンと載せんとねえ・・・。」と言ったらしい。
そのお答えは・・・。
「それが目的で来てもらってもねえ・・・。」
「うまい!」 この返し!
今年も写真の許可がおりなかったので、いぜん謎のままですが、さたみやさんのおかみさんに会いたい方はぜひ宿泊を。お話も楽しいですよ。(お問い合わせは「さたみや旅館」さんへ)
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2009年03月06日(金)
5日遅れのハッピーバースディ [家族]
3月1日、ヨメさんの誕生日だったが、篠山マラソンだったので「ハッピーバースディ」ができなかった。翌日ケーキを買って帰ろうと思ったら、ヨメさんが小さなひな祭りケーキを買ってしまっていた。
そして今日。廉が誕生日プレゼントを買いに行くと言ったので、そのついでにバースディケーキも買った。やっぱり誕生日のお祝いは丸いケーキでないとね。
あの祝ってもらうときのなんとも言えん気恥ずかしさ。ケーキを食べる時も、なんか気まずい感じ。あれがいいんですよねー。
廉は、センスのいいネックレスをプレゼント。
真樹は、3月1日当日にスケジュール帳とパジャマをプレゼントしていた(さすが)。
私は1日遅れやったけど、小さな絵本をプレゼント。
なんやかんや言いながら、家族みんなから祝ってもらえる眞寿美さんは幸せもんです。(きくからのお祝いはなかったんかな。)
来年の誕生日も、こうしてみんなでお祝いできたらいいね。
【おまけ】親指だより
私の足の親指。2日前の写真ではかなり腫れあがっていた。今は、腫れがだいぶひいた。それでもまだズキズキする。
少しでも、指先のジュクジュクがましになってほしかったので、つめを切り風通しをよくした。新たなバイキンが入る可能性もあったが、そんなこと言ってられません。
さて・・・、あさって走れるんかなー。
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2009年03月05日(木)
出待ち犬「きく」 [わんこ・にゃんこ]
うちのきくは、飼い主である私たちには横柄である。かみ癖がついてしまって、家族はみな困っている。よその人も、若くてきれいなおねえさんは好きだが、それ以外はNG。
ところが、唯一例外がある。廉の家庭教師の先生。京大の何回生か忘れたが、ごく普通の青年。きくはなぜか気にいっている。家庭教師をしてもらっている間(約2時間)、ずっと横にいたこともあった。
今は、廉が気が散るので部屋から追い出されてしまっている。
そしたら、こないだ真樹が発見!
ドアの前でずっと「出待ち」をしていた。
「宝塚でもあるまいに!」
笑っちゃいます。これは、きくの7不思議の内の一つに入れてよさそうですね。
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2009年03月04日(水)
第29回篠山ABCマラソン・まとめ [ランニング・出張販売]
ゴールして京都キャロットの出店テントに戻り、廉に写真を撮ってもらった。
「ますみちゃん、誕生日(3/1)の記念にいっしょに撮ろう。」
「なんや、気持ち悪い。」と言いながら、廉がカメラを持ってるもんやからしぶしぶ・・・。
今日で、二人合わせてちょうど100歳。結婚した時は二人合わせて52やったのにね。ひとり勝手に、しみじみ。
さて、篠山マラソンの総括を。(スペシャルエイドの画像とともに)
?マラソンの開催時期について
記録をねらうレースならいざ知らず、一般の市民ランナーにとって冬のマラソンはどうなのだろう。真夏は別として初夏や秋口の方が体にはいいのではないだろうか。
練習なしでフルマラソンを走っている私は、5月3日の「マラソンに挑戦する会」(石川)で、2年連続4時間を切っている。この時期は快晴の日が多く、少し暑いがゆっくりランナーにはピッタリの気候といえる。
この篠山は、毎年3月の第1日曜。これがまたビミョーで。雪が降り芯から冷えることもあれば、蒸し暑くて汗ブルブルになることもある。大雨の年もあったし、天候不順。
その点、今年は比較的穏やかな気候になったが、後半太陽が雲に隠れ冷え込んでいった。
こういったことへの対策は、初心者にはむずかしい。よって、初マラソンにはあまりすすめられない大会であると思う。
?マラソンコースについて
マラソンコースは、大きく分けて2つ。往復(折り返し)コースと周回コース。
篠山は少し変形した往復コースである。(30.6km地点折り返し)
私は断然往復コース派。
それは、参加ランナー全員と顔を合わせることができるからだ。知り合いと声をかけ合ったり、知らない人でもその様子を見るのは楽しい。
周回コースで、ただひたすら前を行くランナーの背中を追いかけているふんいきはあまり好きではない。
篠山の折り返し地点が30km過ぎというのもうれしい。
だいたい、みんな集中力が切れかかっている時間帯だからだ。そんなときに、ちょっとしたひと言で復活することがある。
私の希望を言わせてもらえば、もっとあとに折り返しがあってもいいと思っている。残り5kmくらいで知ってる人から声をかけてもらったらうれしいよ。そう思いませんか。
?ランナーについて(体)
最近特に思うのだが・・・。
フルマラソンの後半に歩いている人が、非常に少ない。
私が3時間半前後で走っていたときは、30km過ぎくらいから歩く人がチラホラ。35km以降はいっぱい歩いている人がいたような印象が残っている。
私自身も、一度も歩かず完走したことはなかった。それが当たり前のような時代やったんですかね。
今は、みなさん正しい知識を取り入れ、しっかりと準備してこられているようで、ペース配分がうまい。
ガードレールに手をついてストレッチをしているランナーも、ほとんど見なくなりました。
それと、もう一つ。
みなさん、ランニングフォームがきれい。
昔は個性的なフォームの方がいっぱいおられました。「何であのフォームでこんな速いんじゃー」と思うようなランナーも・・・。今は、みなさんよく研究されているのでしょうね。
?ランナーについて(心)
昔は、ランナーも役員さんも殺気立っているような人がけっこうおられました。そのせいで、あちこちでトラブルがおこっていました。中には、参加ランナーと役員さんがケンカになることも・・・。
そう思えば、今はどこともなごやかなふんいき。しょせん、マラソンは「あそび」なんですから。気分を悪くするために来ている人はいませんからね。
今年の篠山はスタートの並び方が厳しくなり、それを徹底するためちょっとピリピリとしたふんいきになっていた。
ちょうどうちのテント前がスタートラインだったので何人かの役員さんがおられたが、指示に従わないランナーに対して激しく怒っておられた。どっちもどっちという気がしないでもないが、やっぱりきまりを守れないランナーはちょっとご遠慮願いたい。
しかし、そのほかのところでは気持ちいいランナーを多く見かけた。
エイドでお礼を言っている人が、たくさん。昔はほとんどいませんでした。たとえ水だけでも、赤の他人さんが用意してくださっているのですから、何かひとこと言いましょう。
道につばを吐く人。今回は、すごく少なかった。私は、この手のランナーが一番にがてです。横を走っているランナーが「ペッ」としただけで、もう走るのがいやになります。
一般の方にとって当たり前のマナーが、ランナーにもだんだん浸透してきたってことですかね。
「本来の使用目的以外の道路を借りて、周辺の住民の方々にご迷惑をかけ、多くの方に支えられ走らせていただいている」と言う気持ちを持って参加している人が増えているように思います。
?ランナーとしての私
家族に迷惑かけているだけー。
何の役にも立っていませーん。
でも、真樹の応援メッセージ「fightー(きくの顔)」や、廉の応援メッセージ「まってますにょん!」はうれしすぎる。
この応援メッセージは、全部ウエストバッグに入れて持って帰ってきました。
「あのー、来年もたのめんかい?」
(いや、「パオパオに未来はない」やったか・・・。)
今日(3/4)、今までこわくて見られなかった足の指を見てみた。
実は、マラソンゴール後、立っているのも痛いくらい足の指がズキズキしていた。指の水ぶくれの水を抜く時に一回見ただけで、その後は見ないようにしていた。
今日見てビックリ。赤く腫れあがってますがなー。
これで、4日後にまたフルマラソンてか?
アホですばい!
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