2009年03月22日(日)
京都ランナーズ例会(3月第4日曜) [ランニング]
「犬は雑種に限る」と思っているのだが、どうしてもシェパードだけには目が行ってしまう。
一応、うちのきくは、勝手に「琉球ミニシェパード」を名乗っている。実際、「シェパードの子犬ですか?」と何度言われたか分からない。大きなシェパードを連れて歩いておられた飼い主さんに、「うちの○○の小さいときにそっくり」と言われたこともある。
今日も、京都ランナーズの例会のアップのときに、御所の中を堂々と歩いているシェパードに出くわした。
「すいません、ワンちゃんの写真撮らせてください。」
「はい、どうぞ。」
「ワンちゃんのお名前は?」
「ディーバです。警察犬なんですよ。」
「いやー、すごい。警察犬て、ずっと警察にいるんじゃなくて、なんかあったときに呼び出されるんですよね。」
「そうなんです。こないだ、天皇陛下が来られたときも警備に行ったんですよ。」
「いやー、すごい優秀なワンちゃんなんや。」
せっかくなんで、ディーバちゃんの写真を何枚か撮らせていただいた。
よーく見ると、体のガラはうちのきくにそっくりだが、体の大きさと鼻の長さが・・・。それに、うちのきくはものすごいこわがりなんで、天皇陛下の警備はちょっと・・・。
アップが終わり、門(清和院御門)のほうに戻るとき、そのすぐ後ろに大文字山の「大」が見えていた。銀閣寺の奥なのだから、当たり前と言えば当たり前。しかし、今までこれに気がつかなかった。
今日は気温は高かったが、雨がぱらついていたせいか参加者は少なめだった。(女性は0)
富田会長から、先週の「京都ロードレース」の報告とお礼が述べられた。
大きな事故はなく、ハーフで一人倒れられたが大事には至らなかったとのこと。参加者に喜んで帰っていただくこと。それが何よりです。
スタート前に、私の例会のライバル・杉原道生さんとお話した。
「京都シティハーフ走らはったんですか。タイムは?」
「1時間47分1秒です。」
「えー!? 近道しやはったん?」
「ええ、3ヶ所ほど・・・」(もちろん、じょうだんです)
「それって、スタートラインまでのタイム引いたやつですか。」
「いえ、全部のタイムです。」
「めっちゃすごいですやん。そのタイムやったら、体重別1位まちがいなしですね。」(杉原さんは、私の体重+20kg)
ほめてんだかけなしてんだか・・・。
でも、去年私の調子が悪く、例会では杉原さんに3連敗中。今日こそは、先行させてもらいまっせー。
「肉に勝つ!」
スタートして、いきなり一人がポーンと飛び出す。(あとで、中西さんという方だと分かりました)
その後を、池田一夫さんや中村智明さんが追う。私もこの2人についていこうと思ったが、徐々に離されてしまった。
私のライバル・杉原さんは、今日はあまり調子がよくなかったようでだいぶ後ろだった。
1周目(4.1km)、17分25秒。ええのか悪いのか、よう分からん。この時点で前の池田さんたちとは、約30秒離されてしまった。
ところが、2周目の烏丸通りに入ると、だんだん池田さんと中村さんの背中が大きくなってきた。丸太町通りに入ってしばらく行ったところで、池田さんが振り返った。
「追いついたでー。はよう、走ってやー。」
「しばらく、全然走れてないんですよー。」
「なーんや。ほな、抜きまっせー。」
中村さんもすごい早い人なのに、今日は調整で走っておられるようだった。
2周目(8.2km)ゴール、34分41秒。(2周目の4.1kmは、17分16秒)
そのタイムを聞いた私は、「おー、すばらしい。」
「自画自賛ですか?」とどなたかに突っ込まれたが、「そのとーり。」
2周目のほうが若干距離が長いのに、1周目より9秒も早い。これは、「すばらしい」じゃあーりませんか。
私のすぐ後ろに橋本さんがゴール。(写真、撮れませんでした)
そのまた後ろに、池田さん中村さんがゴール。
ここからだいぶあいて、粟津温重さん、河村剛太さんがゴール。
「あれ? 杉原さんは?」
「『はよ帰って子守りせんなん』ゆうて、走って帰らはったよ。」
「えー、今日2周行くんちゃうん?」
もうちょっとしゃべりたかったのになあー。
杉原さんは、私がしょーもないことを言ってもきちんと聞いてくれる、お兄さんのような(?)存在です。(って、だいぶ年下やのにそれは気の毒か・・・。)
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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