2009年03月23日(月)
「東京マラソン2009」を見て [マラソン評論]
「東京マラソン 土佐引退レース 途中転倒も粘り、涙の3位」
3月22日22時18分配信 毎日新聞
◇東京マラソン…土佐礼子3位
22日行われた東京マラソン。両手を高々と広げて、32歳の土佐礼子が現役最後のレースを終えた。泣き顔にも見えたが、「笑ってゴールできて良かった」。涙顔で出迎えた3歳年上の夫、村井啓一さんを見ると、もらい泣き。夫婦で感慨に浸った。
啓一さんに「こけるのだけは気をつけて」と送り出され、リラックスしてスタート。だが5キロ付近で道路の中央線の突起につまずき転倒。ここで本能が戻った。「マラソンは最後までしっかり走らないと充実感がない。自分らしい粘りのレースをしよう」。右ひざから血を流しながら突き進み、40キロを過ぎて2人を抜き、目標の2時間30分を切った。
右足の激痛で途中棄権した北京五輪から7カ月。昨年末にチームのある東京から郷里の松山へ戻り、実業団選手だった啓一さんの指導で練習を積んだ。終止符となったレースを「自分の納得がいくレース。悔いはない」と振り返った。結婚から4年間、松山から支えた啓一さんも「本当によくやってくれた。最後のあんなガッツポーズと笑顔は見たことがない」とたたえた。
松山大では無名の存在だったが、実業団の10年間で04年アテネと北京の五輪に出場。世界選手権では01年に銀メダル、07年に銅を獲得した。これで競技から離れるが、「子供ができて、また勝負したいという気持ちになったらマラソンをやりたい」とも話した。【石井朗生】
◎昨日の東京マラソン 、いろいろありましたが、やっぱり土佐礼子夫妻の涙でしょう。二人の泣き方がそっくり。こっちももらい泣きしそうになりました。
「赤ちゃんを産んで、また復帰する」と言っておられるらしい。これは応援しなくては。
名古屋の高橋尚子さんの引退レースと一番ちがうところ。高橋尚子さんには、ゴールで待ってくれている人がいない。それが、彼女のわびしさであったように思う。
?130さん(枚方マスターズ)のデカ頭かぶりものは、話題をさらった。
いろいろな意見があるとは思うが・・・。
男子は世界選手権選考レースであったことを思うと、やはりエリートの部であれはまずいでしょう。後ろの一般の部から追い込んであそこまで行ったのなら、誰も文句を言わなかったと思う。でも選考レースを戦っている中でのあの仮装はね、ちょっとね。
来年以降、一般のランナーの仮装が厳しく制限されないか心配。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
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コメント
やっぱり、東京マラソンでしたか。
ブログで東京行きのことを書かれていたので、この時期に東京といえばマラソンしかないとは思っていたのですが・・・。
お二人そろって出場権ゲットとはすごいですね。ただ、あれだけの人数だと、スタートラインまでと序盤のランが大変だったのではないでしょうか。
また、M見ちゃんのブログでしわしく書いてくださいね。
こんにちは・・・。
実は、私も東京マラソンを走りました。
弟と当選!久々に姉弟で遊びました。
テレビに映らない後方のマラソン・・・。
ドラマティックでしたよ。
そんなに急がず走ったので、マラソン後のダメージは少なかったのですが、土山、大阪国際、東京・・
すべて同タイムでフィニッシュ。
これからのマラソンの楽しみ方が分かったレースでした。