2008年11月17日(月)
京都走ろう会創立35周年記念式(11/16) [ランニング]
会場を出る時、思わず聞いてしまった。
「上坂(こうさか)さん、上坂さんて、いったい何者なんですか。」
なんて、失礼な質問。こんな失礼な質問に、どう答えれば・・・。
しかし、こう聞かずにはいられないほど、今日の上坂さんはインパクトがあった。(出席者のほとんどがそう思っておられると思う。)
ちょっと堅苦しい記念式が終了し、祝賀会もたけなわ。
カラオケのコーナーで、希望者に挙手してもらった。多くの男性陣にまじり、唯一の女性の希望者が上坂さんだった。
何人かの男性が歌われたあと、いよいよ上坂さんの登場。歌われたのは、あの「天城越え」。素晴らしい歌声。私もとなりの席の河田さんと、「うまいですねえ」と感心していた。
ところがどっこい。途中から、何やらあやしげな空気が・・・。聞いている人たちは、唖然。そして、爆笑。
これ以上は書けません。ぜひ、上坂さんとご一緒できるまたの機会をお楽しみに。
上坂さんは、私のブログの実質初めての記事である2月17日の「京都走ろう会例会」に登場されています。そこでは、「京都走ろう会一の美人ランナー」と紹介しています。そういうイメージだったので、よけい今日のはじけぶりにはビックリしました。
こんな楽しい人が、京都走ろう会におられたなんて・・・。
さて、話を元に戻して・・・。
記念式が午後5時から、それに続いて5時半から祝賀会。ダラダラとした説明は不必要と判断し、写真を並べてその場のふんいきを見てもらうことにします。
受賞者の方々を見ながら考えた。いったい私は、何年目。
私の会員番号687から考えると、25年表彰を受けられた塚本さんや松岡さんのちょっと後である。ということは、24年目くらいか。
ただし、ここ10数年は、年に1、2回しか顔を出せないため会費を払っていない。(今年は払いました。)
だから、私は何年たっても表彰対象外であると思う。
それでも今年は10回以上出席できるので、「カムバック賞」というのはどうでしょう。(って、自分勝手なアイデアです。)
鴨川賞(年間出席回数上位者)についてですが、実際の最多出席者は会員番号1の佐藤光一さんです。ななななな、なんと24回皆勤賞。
この賞は3回までしか受賞できないので、表彰対象外になったそうです。ちょっと気の毒なような気もしますが、ご本人が表彰されるために出席されているわけではないことがよく分かります。
そのほかにも、23回の井上さん、20回の田中さんと津田さん、19回の村瀬さんと吉田出さん、18回の三輪さんと吉田康彦さん、17回の阿加井さんなど、そうそうたるメンバーが対象外になっています。(いわゆる殿堂入りですか)
こんな出席率の高いメンバーが続出するランニングクラブも、めずらしいのでは。
これでは、私の出席10回など「へのつっぱりにもなりません。」
カラオケの後は、ビンゴゲーム。
京都キャロットからも、少しだけ賞品を提供させていただきました。(ベンチコート、ディバッグ、スポーツタオル、ソックスなど)
全員にもれなく当たるようでしたが、やはり早くビンゴになった人はうれしそう。
私がもらった袋には、栓抜き、タオル、子供用Tシャツ、ハンドソープ、ボールペンが入っていました。
最後に司会の松山さんが、何人かの人にスピーチをお願いされた。
私のとなりにすわっておられた河田さん。「これから、若い人にもどんどん入ってもらえる走ろう会にしましょう。」
私が何回も、「プロの目から見て、この料理はどうですか。」と聞いても、「何ゆうてんにゃなー。ワシはしろうとやから・・・。」と笑っておられた。
西院で「おふくろ」のお店をされてもう33年。その前には中華料理店に10年勤めておられたそうだ。どこが、しろうとなんですか。
帰り際、何回も何回も、「今日は、藤井さんとしゃべれてよかったわ。」とおっしゃってくださった。私もうれしかったです。
それにしても、なんて若い73歳なこと。
栄光の会員番号1、佐藤光一さん。
福知山出身で、中学までは野球をやっておられたそうだ。ただ、胸に打球を受け、高校では野球ができなかったらしい。
そのくやしさを60年近く胸に秘められてたんですね。
こちらも、元気さみなぎる73歳です。
上坂久子さん。
歌のインパクトが強すぎて、何を話されたのかまったくおぼえていません。すいません。
京都走ろう会の中では超貴重な若手。私よりはるか年下です。
私のおとなりにすわられていた岩田徹さん。
2年前、甥と姪がレースに出るのを応援に行き、それがきっかけでご本人も走り始められたそうだ。
私のブログも見てくださっているとのこと。
「練習なしでレースばっかり出ていると書いてありましたけど、本当に本当なんですか。」
「本当に本当です。こないだ10月まで走った日数かぞえてみたら、たったの55日でした。」
「先生もやってられたんですよね。」
「ええ、もうだいぶ前の話です。子どもが生まれる前にやめたから、もう17年以上も前のことです。」
そこまで読まれてる方は、「パオパオだより」のツウですな。
たぶん、私の一回り上だと思います。ひつじ年?
長谷川正治さん。
大将軍で牛乳屋さんをやっておられます。以前は、京都走ろう会にもジュースを持ってきておられて、走ったあとにそれを飲むのを楽しみにしていたのに・・・。
脳梗塞で5回倒れられたそうだ。その割にはしっかりしゃべっておられた。ただ、ヒザにきておりもう走れないとおっしゃっていた。
お会いするごとに、うちの子のことを聞いてくださる。大きくなった廉や真樹の姿を見てもらいたいものだ。
もう一度走ってほしいな、82歳の長谷川さん。
今日の参加者の中で、会員番号が一番大きい山本誉さん。(889)
最近入会されたようですが、末永くよろしくお願いします。
まだ40代。あと40年は走れます。
閉会のごあいさつは、塚本政琉副会長。
ちょっと緊張されていたようで、真剣なお顔を見ていると笑ってしまいそうになった。
あのー、副会長さんということは、次期会長候補でしょうか?
塚本さんといえば、京都走ろう会でも京都ランナーズでも宴会担当というイメージが強くて・・・。あまりかしこまった役はにあわないかも・・・。イヤ、でも今日はかっこよかったです。
忘れてましたが、私も松山さんから指名していただき、ちょっとだけしゃべらせていただきました。
京都キャロットのホームページの中で「パオパオだより」というブログを書き、その中で京都走ろう会のことも書かせてもらっていること。
今日の例会のことも途中まで書いたものをプリントアウトしてきたので、紹介させてもらった。
「今日はお久しぶりにお会いできた酉脇節子さんのお写真をトップに使わさせていただきました。
前回は、吉田出さんのきれいなランニングフォームを載せました。
その前は、私のブログに初めてコメントを入れてくださった大西紘夫さんのお写真をトップに載せました。
あっ、それから今日のこの会で撮らせてもらった写真も載せる予定ですので、もしご都合の悪い方がありましたらゆってください。
何でもほめることをモットーに書いていますので、またよかったら見てください。」
閉会し、会場を出ようとする時、声をかけられた。
「さっき言っておられたブログですけど、どう検索したら見られますか。」
「あっ、山本ほまれ(誉)と書いてたかしさん。ありがとうございます。『京都キャロット』で検索してもらって、そこに『雑用係のブログ』というコーナーがありますので、それでお願いします。」
夜、さっそく、山本さんからのコメントが入っていた。京都走ろう会は年齢層が高いので、ブログはほとんど見てもらえないと思っていたが、こんな人ともお知り合いになれてよかった。年齢的にもまあまあ私と近いですし、また声をかけてくださいね。
いろんなところに顔を出し、いろんな人とおしゃべりして、損なことは何もない。今日も参加して、本当によかった。
(おまけ)
一番最初の質問に、私が期待する答え。
「○○さん、あなたはいったい何者ですか?」
「へへへー、私はちょっとしたくせもの(曲者)です。」
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2008年11月16日(日)
京都走ろう会例会(11月第3日曜) [ランニング]
今日は、あいにくの雨。
しかし、出雲路橋西詰の橋の下は京都走ろう会の会員さんでにぎわっていた。
その中に、小さくともキラリと光る女性の姿が。
「いやー、とりわきさん、お久しぶりです。10月の『鴨川ゆっくりラン』でお会いできると思ってましたのに。ずっと出てはったのに、こないだは来やはらへんかったでしょう。調子でも悪いんかなーって心配してたんですよ。」
「そうですか。もうね、走られへんのよ。」
「そんなー。ゆっくりやったら、5kmくらいは行けるでしょう。」
「それが、もう・・・。」
「とりわきさん、写真撮らせてください。いつもおしゃれにしてはるし・・・。ブログに載せさせてもらいますわ。お歳は・・・。」
「もう、歳いってるしはずかしいわ。70は越えてますって書いといてください。」
「谷角(慶之)さんも、手術の後で走れへんてゆうてはったけど、『ゆっくりラン』見に来てはりましたよ。とりわきさんも、またいっしょに走りましょ。」
元気をおすそ分けしていただけるようなおきれいな笑顔でした。
今日は普段の例会ではなく、第33回鴨川タイムレース。
申告タイムと実際のタイムとの差が少ない人から順位表彰がある。毎回、10秒以内くらいでないと上位入賞はむずかしいらしい。
今日は、10kmはなし。5km、3.1km、1.4kmの3コース。
私は5kmにエントリー。ひとの申告タイムをカンニングして、自分のタイムを決めようと思ったが・・・。20分より速い人と27分より遅い人ばかり。この真ん中へんはおらんのかい。
先週の「日置川・ハーフ」の5kmラップが、22分42秒。左アキレス腱が痛いままとはいえ、まさかそれより遅くなることはあるまい。
22分30秒で申告。
5kmは、出雲路橋の北200mのところからスタート。
葵橋まで南下し、橋を渡り、川の東側を北上。北山大橋を渡り、川の西側を南下。出雲路橋ゴール。
朝きつかった雨もだいぶ小降りになってきた。ただし、下は土道なのでぬかるんでいる所もある。足をぐねらないように気をつけねば。
私がちょっと遅れてスタート地点に着くと、その直後にピストルの合図。
いきなり、二人のランナーがポーンと飛び出した。
そうか、あの二人が20分あたりを申告していた人らやな。こんなんについていったら、えらい目にあう。マイペースマイペース。
後ろのランナーとも離れてしまう。そら、27分以上を申告している人らやから。
私ひとりがポツーンと。
北山大橋を渡ったところに、塚本さん。そこから少し下ったところに、平田さん。ちゃんと私の好きな人を配置してくれてはります。
さあ、残り1kmちょっと。先行する二人のランナーはもう見えない。でもこれでちょうどいいくらいのはず。
でも、途中で塚本さんと平田さんとしゃべったし、23分くらいかかったんかなー。
「藤井さん、どうでした?」って、みんな聞いてくれはる。ひょっとして、私は優勝候補?
記録を見せてもらって、ビックリ。23分35秒やてー。申告と1分5秒差。遅すぎー。話になりません。16人中13位でした。入賞圏外です。トホホー。
さて、成績発表。10位以上に賞品が出ます。ええぞ、太っ腹。
ビブレの駐車場に車をとめてあったので、そこまで歩き。その帰り道、榎原さんといっしょになった。おうちが上賀茂だそうだ。
「早かったですね。びっくりしました。どれくらいで申告してはったんですか。」
「20分10秒で申告して、20分15秒でした。」
「すごいですね。これから、何かレース出やはる予定なんですか。」
「来週の福知山マラソンに・・・。」
「あっ、それ私も行きますねん。第1回大会以来、超久しぶりなんですけど。榎原さんは去年も行かはったんですか。」
「はい。」
「どれくらいで・・・。」
「3時間7分でした。」
「すっげー。」
「私も若い時は3時間10分までは行ったんですよ。でも、それが限界でした。 ハーフは1時間20分まで行ったんで、サブ3は行けると思ってたんですけどね。男の人って、そういう人多いでしょう。そう思ったら女の人はすごいですね。ハーフの2倍ちょっとくらいで行かはる女の人いやはりますもんね。」
「やっぱり、最後は脂肪の量の差でしょうね。」
ほかにも、いろいろとお話させてもらった。
福知山は往復コース。また、写真に撮らんなん人が増えてもたー。でも、しっかり撮らせていただきます。
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2008年11月15日(土)
「フーちゃん」〜シリーズご近所猫4〜 [わんこ・にゃんこ]
今日、花背造園さんの前を通ると、ガラス越しにフーちゃんの姿が。ガラス越しだったので近づいて写真に撮れたが、反射してちょっと見にくいかな。
このフーちゃんの頭上には、ハイビスカスの花が。
一週間ほど前、ちょっと、花背造園の奥さんと話すことができた。
花が好きで好きで。おうちのまわりの花の説明をしてもらった。でも、室内にハイビスカスが咲いているとは知らなかった。
一つおもしろかったこと。
室内に花のつるが繁っていて、それはそれはすごくきれいだったのに、ダンナさんが酔っ払って帰ってきた時に全部取ってしまったとか。笑ってしまいました。
花背造園さんの少し北、「地球研」の前の木もきれいに色づいている。
長代川には、鴨がのんびり泳いでいる。
きくは、今週の火曜日、産大前店の番犬の仕事を。ちゅらかったらしい。
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2008年11月14日(金)
きく脱走・2連発 [わんこ・にゃんこ]
きくが脱走した。
6月30日以来、それも2連発で。
第1発目は、11月8日。
私たちが、和歌山の日置川マラソンに出かけた日。
午後2時半、私は大きな荷物を持って玄関を出た。そのすぐ後ヨメさんが出てくると思い、玄関を閉めに行かなかった。ヨメさんが出てきたのは、その5分後。この5分の間に、こそっと出て行ってしまったようだ。
3時半ごろ、高速道路走行中の私たちに廉から電話。「きくがおらへん。」
とりあえず、廉にそこらをさがしてもらうことにした。もう、心配で心配で。待っても待っても、廉から、「見つかった!」という電話なし。
4時ごろ、産大前店のバイトさんから電話あり。「店の前に犬がいるんですけど・・・。」
「あっ、それうちのきく。はよ、店に入れたって。廉に迎えに行くように言うし。」
ああ、よかった。
途中交通量の多いバス通りも歩き、その通りを横断しないと店にはたどり着かないのに。家から店まで約700m。よう、車にひかれへんかったこっちゃ。
ヨメさんと何回もこの道を歩いたから、おぼえてたんかな。それにしても、家を出て1時間半後。700m1時間半は、どう考えてもかかりすぎ。どこ、うろついてたんかな。
バイトさんの話。
「この辺はサルがよく出るんで、最初はてっきりサルがうろついているんやと思ってました。でも、店の前で『おすわり』してるから、おかしいなと思って・・・。」
もう、きくちゃんたら・・・。
第2発目は、昨日(11月13日)。
昨日は、ヨメさんがちょっと早めに家に帰った。
家に帰って、「あっ!」とビックリ。玄関にきくのうんこが。
どしたん、きくちゃん。よっぽどおなかの調子が悪かったんやろね。こんなこと初めて。
玄関をあけて玄関を水洗い。
真樹が、「開けっ放しにしてたら、きく、出て行ってしまうで。」と言ったのに・・・。
真樹の忠告どおり、知らん間にきくは出て行ってしまった。
そこからヨメさんの追跡が始まった。「ダッダッダッダ、ダーン!」
今度は私とのお散歩コース、長代川沿いの散歩道で発見。本気出したらヨメさんよりはるかに早く走れるのに、ヨメさんののろいの金縛りにあい、あえなく捕獲。
それから後は、「オバサン、すんません」の連発だったらしい。
こないだの脱走はヨメさんとの散歩道を行ったので、今回は気を使って私との散歩道を逃げてくれたんかな。(そこまでかしこないか。)
逃げた時、どこかで鼻をぶつけたようだ。鼻の皮がむけていた。(写真に、注目!)
あー、でも、すぐに見つかってよかった。
きくちゃん。
頼むから、心配させんといて。
「脱走禁止!」
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2008年11月13日(木)
花背小中一貫校マラソン大会 [学校]
昨日、久しぶりにいなかの家に泊まった。
今日木曜がゴミ収集の日なので、ハウスクリーニングで出たゴミを出さなくてはならない。45ℓ用の袋を50枚持っていってもらったのだが、それでも足りなかったらしい。一応中身を確かめ、袋をまとめ、30袋分くらいを17袋にしてゴミ収集小屋に入れた。小屋半分くらいを占領してしまったが、そのほとんどが子どもたちが着ていた衣服だった。もったいないといえばもったいない。
昨日の夜8時ごろ、別所に帰ってきた。その時、花背峠の温度計は5℃だった。
今朝もゆっくり寝ようと思っていたが、顔が寒くて目が覚めた。朝冷え込む時ほど日中は天気がいい。
今日は、花背小中一貫校のマラソン大会。といっても、以前3校合同で実施していたマラソン大会と内容はいっしょのようだった。
別所の学校をスタートし旧堰源校ゴールのコース。中学生(今は、7年〜9年生というらしい)は、全12km。小学生は、4・6・8・10kmの4コースから選ぶことができる。
うちの家は、学校から北に600m。中学生がスタートしたばかりで、まだ元気なところを見ることができる。
9時25分スタートということで、10分ほど前に家の前の道に出ると、うちの裏の特養老人ホーム「花友はなせ」の職員さんが応援に出られていた。
よく見ると、お一人は中3の九平君のお母さん。男の人は、私の同級生の和幸君のお父さんだった(「金五郎」のおっさん)。
「こうじさん、走ったらいいのに・・・。」
「いや、仕事に行かんなんし・・・。」(ほんとは、行かんでも全然困らへんにゃけど。)
スタート後3分ほどすると、中学生が次々と通過。
トップは、なんと九平君。お母さんの前で見せ場を作ったな。(写真がうまく撮れなくて、残念!)
「そうへい君、みっけ。」
「あっ!」
「そうへい君、お守り作ってきてん。つけて走ってくれるか。」
腕まくりをしていたそでをおろしてもらい、ガムテープをペチャ。
「ちょっとカッコ悪いかもしれんけど、このお守りはよう効くでー。」
「こうじさん、応援ありがとうございます。」
かたー。でも、顔は笑っとったし、だいじょうぶやろ。
気温はちょっと低めだが、秋晴れのさわやかなコンディション。「にっこりペース」で「しっかり前へ」。最後まで気持ちよく走れるといいのにね。
きれいな景色を見ながら、余裕を持って走れたかな。
特製お守りは、効いたかなー。
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2008年11月12日(水)
中学校公開授業週間 [学校]
今週は、娘の中学校の公開授業週間。
月曜から金曜まで全29時間、どの授業を見に行ってもいいらしい。
ただ、娘は来られることをすごくいやがっている。「いやがられてもなあ。」という世界なんやけど・・・。
以前は、学校であったことを(いやなことも含め)全部話してくれていたように思う。ところが、最近はそれも少なくなってきた。ちょっと教室をのぞいたくらいで何も分からないとは思うが、やはり気になる。
今日水曜は「京都キャロット」の定休日。天気もいいし、ちょっくら自転車でGO!
北稜高校の前の道を、叡電の線路沿いに真っすぐ東へ。真正面に比叡山。
中1の時は電車で通学していたが、今年は歩き。帰りが暗くて心配だが、天気のいい朝はなんて気持ちいいんだろう。30分以上かかるのに歩きを続けているのは、これがあるからかな。
時々、すぐ横を電車が通過。
学校のすぐ近くの「岩倉駅」は、緑につつまれている。
学校の敷地に入り、びびった。
保護者の自転車が一台もない。何か行事がある時は、校門付近にあふれそうなのに・・・。ということは、参観者がまばらか。
校舎に入って、またビックリ。保護者に一人も会わない。
こら、子どもがいやがるのも無理もない。一人で見てたら、めちゃくちゃ目立つがな。
2年6組の3時間目は、国語の授業。担任であるもっとも若手のZ先生の声が聞こえる。黒板には、「枕草子 清少納言」の板書が。
目立たないように、廊下のななめ後ろあたりから、こそっと。
しばらくすると、パリッとしたスーツ姿の方が。
「こちらの保護者の方ですか?」と私にたずねられた。
「はい。・・・校長先生ですよね。」
教室の窓がしまっていたので、遠慮せず校長先生とお話することができた。
校長先生の専門は理科。
公開授業週間は長いので、みなさんに来ていただけるか心配されていたそうだが、先生の予想よりは多くて喜んでいるとのことだった。
「この学校は、敷居が高くない、割と来やすい学校だと思いますよ。学校に関心を持っておられる方も多そうですし。」
「そうですね、ありがたいことです。」
「それに、子どもたちもやる気のある子が多いでしょう。」
そこから、学校祭の話になった。
「中学生くらいの子って、役についたりするのをいやがるのかなあって思ってたんですけど、ここはそうじゃないですよね。自分から積極的にまとめ役をやりたいという子がいっぱいいるでしょう。
体育祭もビックリです。600人以上もいたら、必ずいらんことしてる子が目に付くもんですけど、それがないでしょう。みんな生き生きしたいい顔しているし。
先輩のがんばっている姿を見て、自分もがんばろうといういい伝統が引き継がれているんでしょうね。」
「もちろん、そういうふうに持って行くのもたいへんなんですがね。」
「先生方の奮闘振りには、本当に頭が下がります。」
ほかにもいろいろな話をさせていただいた。先生ご自身のこと、うちの子の部活のこと、来年度のクラス数のこと、などなど。PTA役員でもないのに、直接校長先生とお話できてよかった。これだけでも学校に来た甲斐があった。
気がつくと、授業はいつの間にか「平家物語」。
なんと、50分の授業で、「枕草子」と「平家物語」の二つの内容を勉強する。
「ダイジャスト版・日本の文学」でもあるまいし、こんな猛スピードで、子どもは興味を持って勉強できるんだろうか。浅く広くではなく、一つに重点を置いた授業をを見てみたかったなあ。(と、部外者の無責任な感想ですが・・・。)
古い話で恐縮ですが・・・。
私が現役教師の時、先輩方からいろいろなアドバイスをしていただいた。正直に言って、そのほとんどは頭に入らず忘れてしまった。ただひとつ覚えていること。
「1時間の授業で完結してしまったら、いい授業であったとしてもその授業は失敗。その先を自分で調べてみたいと思わせるような授業にしないと。そこが先生の腕の見せ所やで。」
毎時間毎時間は無理にしても、この気持ちを忘れない先生であってほしい。
娘のクラスは、やはり目立ってゆっくり見ることができない。おとなりの7組がひっそりしているので、ちょっとのぞいてみた。体育の授業に行っているようだ。
留守中に勝手に写真撮ったけど、これは違反?
展示物だけで判断すると、すごく楽しそうなクラスに見えるんですけど・・・。そうそう、このクラスの担任は、うちの子の去年の担任。国語の先生やったね。
廊下でおもしろいものを発見!
「相聞歌〜返歌 2年7組編」
これはいい。おもしろい。どうやってつくったんやろ。国語の授業でしやはったんかな。
3分の2くらいまで読んだ時、3時間目の終了を告げるチャイムが。
こりゃいかん。かくれな。子どもに見つかったら、今晩えらい目に・・・。
一応、この「相聞歌」はデジカメに撮っておいたから、家に帰ってゆっくり読み返そう。(6組もつくったんかな。もしつくったんやったら、見てみたいな。)
教室での娘の姿はよう分からんかったけど、校長先生とお話できたこととおとなりの教室を見せてもらったことが今日の収穫かな。
次の授業参観は、いやがられてもヨメさんと二人で行こう。そうでないと時間が持たんわ。
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