2008年09月19日(金)
石井慧選手応援ツアー・一行 [石井慧選手関連]
昨日、石井慧選手のお母さん・美智子さんから写真が届いた。北京オリンピック応援ツアーの時のものだ。
9月の初めには、ビデオを送ってくださったばかり。そして今度は写真も。本当に仕事が早い。
いっしょに添えてあった手紙は、次のようなもの。
「(前半部分省略)
今月もばたばたとしており、花背に行くことも出来ません。
10月には、必ず、私達兄弟姉妹三人で行きたいと思っています。
息子は、今も有頂天で、マスコミに追われては、しょーもない事を言って、
世間をさわがせています。
また会える日を楽しみに、お元気で!! 」
私もカメラを持って行き、たくさんの写真を撮ったが、ほとんど自分の写っている写真はない。集合写真の時にお願いしようと思ったが、5、6人の方が次々頼んでおられたので気後れしてしまった。
こんな余分なおじゃま虫系の私にまで写真を送ってくださり、本当に申し訳ない。
送ってきていただいた写真を息子に見せると・・・。
「よかったなあ。これがなかったら、誰もパオパオが北京行ったって信用せーへんで。」
(わしゃー、そんなほら吹きかい!)
今思い返せば、大会当日深夜、石井慧選手が私たちのホテルに来た時、いっしょの写真が撮れなかったのが残念だ。あつかましく、くつろいでラーメン食べてる横に無理やり行ってもよかったのかも・・・。
でも、今回一回きりじゃなく、またの機会がありそうな気もする。その時は、どうかよろしくお願いします。
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2008年09月18日(木)
真樹ときくとの散歩道 [家族]
私ときくの散歩は、たいてい長代川沿いの道。
ただし、朝一番の散歩は、真樹といっしょに東映団地を南に向かって歩く。
朝登校する時、去年は叡山電車「二軒茶屋駅」までいっしょに歩いていた。ところが今年は、真樹は歩きで学校まで行っている。(約2.5km)
朝、きくを連れて途中まで300mほどいっしょに歩くのだが、最近はいやがるので少し距離を置いている。まえは少し後ろを歩いていたのだが、これはストーカーっぽいのでやめた。今は、少し前を歩くことにしている。
声をかければ聞こえる距離。何か話したいことがあれば、追いついてくるだろう。(そんなこと、めったにないけど)
300mほど歩くと長代川沿いに出る。私ときくはそこでUターン。長代川沿いの散歩道を歩いて家に帰る。ここで、毎日、きくの大好きなゴンちゃんに会ったのになあ。(死んじゃったね。)
川沿いにはいろいろな花が咲く。名前は知らないけど、私もきくも花が好き。(きくは、時々食べている。)
近所の人が、この道をきれいにしてくださっている。気持ちのいい街、気持ちのいい散歩道。
昨日は、うちの定休日。
真樹は、バスケ部の練習が5時過ぎまで。それから2.5kmの道をブラブラ歩いて帰ってくる。うちの近くに着くころは、もう6時を過ぎ、うす暗くなっている。
せめて仕事が休みの水曜くらいは迎えに行こう。
きくを連れて南へ。
あたりは徐々にうす暗く・・・。
真樹、見っけ。
きくは、真樹を見つけうれしそうでもあり、それほどでもないようでもあり。
真樹は朝とちがい、帰りはよくしゃべる。
今は、体育祭と音コン(音楽コンクール)のことで頭がいっぱい。楽しいこともあれば、むかつくこともある。去年、体育祭は3チーム中2位、音コンは7クラス中3位以内にも入れずくやしかった。今年こそと、すごく意気込んでいる。
毎日毎日いろんなことがあってたいへんやろうけど、そんな時期は一生でもなかなかないこと。いやなことは何ぼでも聞いたんどー。そやし、くさらずにね。
みんなを笑わせ、自分も笑おうぜ!
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2008年09月17日(水)
やくみつる「週刊テレビ評〜日本柔道を救った男〜」 [石井慧選手関連]
漫画家・やくみつるさんは、すごい。
いつも感心させられる。
9月11日、毎日新聞夕刊のTV批評欄に、石井慧選手を取り上げた番組の批評があった。
■日本柔道を救った男
(前半、朝青龍を取り上げた番組の批評・・・省略)
一方、もう一人の注目の“異端児”といえば柔道の石井慧。こちらも口を開けば超ユニークな発言が飛び出すことから、テレビ等のかっこうのターゲットとなっている。
そんな彼を2月のパリ国際合宿から丹念に取材していたのが8月30日放送のNHK「日本柔道を救った男〜石井慧 金メダルへの執念〜」であった。美しく一本を決める日本柔道の限界を見極め、「織田信長が鉄砲に気づいたように、新しい物に目を向け」て、国際化著しい“JUDO"の頂点を貪欲に追求する石井。カメラはその石井が対峙を余儀なくされる。各国の民族格闘技色濃厚なJUDOの乱取り風景を追う。タックルあり、ブリッジありの映像は異様といえば異様。我が日本の柔道関係者ならずとも身の毛がよだつような、ある種衝撃的な代物だ。
だが石井は幾度かの敗戦を経て、その対処法をさぐり出す。必殺の決定技をもたないといわれる石井が臨機応変に現場に対応した結果、選んだ道が北京の金メダルへとつながった。彼の突飛な言動も、そのバックボーンにその柔軟な思考回路があったればこそと思えば、関係者が気をもむほどのことでもあるまい。
重厚な番組のテーストとは裏腹の、どこか痛快な後味の残る番組であった。
蛇足ながらその石井。握手の時点で、福田総理の退陣を感じ取っていたという。さすがだ(笑い)。
◎私は、残念ながらこの番組を見ていない。しかし、やくさんの批評は、分かりやすく適格だ。
「柔軟な思考回路」と説明されているが、はっきり「頭がいい」と言ってもいいと思う。中でも、情報分析力は卓越している。そのへんをもっと解説してくれる人が出てくるとうれしいのですが・・・。
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2008年09月16日(火)
「マキのお母さん、いくつ?」 [家族]
「マキのおかあさん、いくつ?」
これは、真樹が友だちに一番聞かれたくない質問だそうだ。バスケ部の友だちのお母さんは、ほとんど自分とこより年下らしい。「それにしては、格好だけは若作り・・・。」とまでは中学生やから言わんとは思うが、娘は娘なりにいろいろなことを気にしているようだ。
昨日(9/15)は珍しく、バスケ部の練習がオフ。
久しぶりに母と娘でお買い物に行った。夏物がかなり安くなっていたようで、ごきげんさんで帰ってきた。
夕方からは、三宅八幡さんのお祭りに行くらしい。誰か気づいて「かわいい、服やね。にあってるね。」くらい言ってくれへんかなー。
出かける前、嫌がっていたが二人の写真を撮った。真樹が少し前に出ているせいもあるが、もう背がかわらないくらいになった。それでも、クラスの女子の中では、まだ一番小さいらしい。
ええで、そんなに急いで大きならんでも。ゆっくり、ゆっくりでね。
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2008年09月15日(月)
第8回丹後100kmウルトラマラソン・おまけ [ランニング]
予想通り71km地点で収容になった丹後ウルトラ。
いくつか書き加えておきたいことがある。
まずシューズ。
ミズノ・ウェーブLSDにするか、アシックス・スカイセンサーブリーズにするかで迷った。
結果的には、予想以上に歩いたので歩きやすいウェーブLSDにしておいて正解だった。前にも書いたが、スカイセンサーブリーズは歩くと内側に沈み込む。初めから歩くことを想定しているランナーにはお勧めできない。(あの軽さとクッション性は捨てがたかったが)
ミズノ・ウェーブLSDにワイドが出たので、「後半これにはき替えよっかなあ。ますみちゃん、もらってもいい?」とヨメさんに聞くと、「なにがますみちゃんやねん、気持ち悪い。後半なんかあるんかー。」
ごもっとも。はき替えようと思っていた碇高原牧場にたどり着けなかったので、本当にヨメさんのゆうとおりでした。くそー。
ぎりぎり完走に手が届きそうなランナーに、ウェーブLSDをお勧めします。
次にソックス。
だいぶ前から5本指ソックスばかりをはいている。これにしてから水ぶくれが少なくなった。
ただ、困ったこともある。はきにくい。はくのに時間がかかる。ウルトラの途中ではき替える時、必ずと言っていいほどこぶらがえりが起こる。
それを解消してくれるソックスがある。アシックスの「XAS103・5本指パイルベリーショートソックス」。ランニング用に開発されたソックスではないが、私が今まではいた5本指ソックスの中でもピカ一です。
全体としてはやや厚めだが、指の部分は薄く、空気穴まで空けてある。これはどえらい技術じゃー。
このため、今まで苦労していた一本一本の指がすんなり入る。こぶらがえりもなし。(よく伸びるので、ぬぐのも楽です。)
京都キャロット価格で、1100円。これは値打ちもんです。8年連続丹後100kmウルトラ未完走の私が、自信を持ってお勧めします(!?)。
今回のレースでは、長い時間走っている割に「出会い」は少なかった。
京都で開催されている大会であるのに、意外に京都の人が少ない。選手名簿をパラパラっと見ただけだが、会ってしゃべってもらえそうな人は福井の出倉真由美さんくらいだった。その出倉さんにも会えなかったし・・・。
そうそう、弥栄庁舎をイヤイヤ出てしばらくしたところで、「キャロットさん!」の声。あっという間に通り過ぎた美人ランナーは、石川の流星・折戸小百合さんでした。60kmの部のかなり上位の方だったと思う。「あわわ、あわわ」と言っているうちに遠ざかり、またもや写真が撮れなかった。
それにしてもあの走りは、理想的なウルトラ走法。女性としては長身の方なのに、比較的小さなストライドで「さささ走り」。むだがない。次こそ、あの走りをカメラに!
このコースは長い長い周回コースなので、ランナーと対面する箇所がほとんどない。抜くか抜かれるかだけ。(おおかた、抜かれるばかり。)これはちょっとおもしろくない。対面できる箇所があれば、もっと出会いはあるだろうに。
そういう意味でも、33km地点の梨の提供、44km過ぎのマッサージ、46kmあたりのアイスキャンディは楽しみで楽しみで。ただこの先にあんまり楽しみがない。碇高原前で収容されるランナーが多いのは、ただ坂がきついからだけではないような気がする。楽しみが少ないのでは?
ゴール地点までバスで送ってもらい、売店で使えるチケットを使おうと思ったが、これは今まで一度も使ったことがない。気持ち悪くて、食べ物がのどを通らない。今回も同じだった。
実は、44.8kmの浅茂川漁港でもらったおうどんは、食べ終わった直後に全部吐いてしまった。そのあと固形物はのどを通らなくなった。ジュース系も気持ち悪い。だいじょうぶなんは、よく冷えた水と氷、アイス系のみ。
これで残り50km以上は、やっぱり無理ですよね。
今回初登場の秘密兵器「干し梅」も、不発に終わってしまいました。
あとの楽しみは、温泉。
近くのいろいろな温泉で使えるチケットをもらったが、遠くまで行く元気がない。やっぱり今年も、一番近い「浅茂川温泉・静の里」に落ち着いた。
ここでいい話。
脱衣場で、くっさいランシャツランパンを脱いでいる時、横にいたお父さんと小3くらいの男の子。その男の子が、大急ぎで服を脱いでいる。
「おじいちゃんの背中流してくる。」
「おお、行ってき。」
なんと、今どきまだこんな子がいるんや。
体がめっちゃ塩を吹いていたので、とりあえず体を洗おうと思って洗い場に行くと、さっきの男の子がせっせとおじいちゃんの背中を流していた。
「おじいちゃん、かゆいとこない?」
「ああ・・・」
泣いてしまうやんけー!
温泉から上がり、次は「ラーメン藤」に直行。
入るなりいきなり、「最後まで行けました?」
「あきません。碇高原の手前でアウトです。」
「そうですかー。毎年来てくださってますよね。」
たぶん、日に焼けて足を痛そうにして店に入って来ているので、こう言ってくださるのだろう。まさか去年のことなんて・・・。でも、うれしいですよね。
旧大宮町の国道沿いは、ラーメン激戦区。それでも、ここ「ラーメン藤」が盛況なのはこの暖かさが理由かも。
ちょっとしたひと言で、また来年も来たくなる。京都キャロットも見習わなくては。
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2008年09月14日(日)
第8回丹後100kmウルトラマラソン [ランニング]
結果は、まったく予想通り。(おもんなー。)
第1関門(55.8km)をギリギリで通過し、碇高原への上りでへたり、約71km地点にあたる峠で役員さんの車に収容。第2関門(73.2km)の碇高原牧場から送迎バスでゴールへ。
ああ、このパターンはいったい何回目。
3時半起床、3時40分に峰山の「竹藤屋旅館」を出発。
15分ほどで選手駐車場到着。
スタート地点を見てびっくり。スタートまでまだ30分ほどあるのに、いっぱいのランナーが並んでいる。(みなさん、ちょっと入れ込みすぎちゃう?)
昨日、選手名簿で「出倉真由美さん」の名前を見つけたので、ピンクゼッケンの女性を注意して見たが見つからず。この大会は、私がすすめたところもあるので、ぜひ会ってお話したかった。(出倉さんは、福井の美人ランナーです。)
100kmだけで902人の申し込み(うち女性103人)と言うのだから、この中から見つけるのは無理か。
前日終わりがけに受付に行ったのだが、その時点でもうほとんどの人が受付を済まされていた。それに、今年から当日受付もあるので、受付率は100パーセントに近いのでは。
スタートは4時半。もちろん真っ暗。
スタートしてから少したって気づいたが、全体のかなり後ろの方を走っていた。
これでいいのです。走る前から足が痛いんですから。
今日の一番の目標は、こぶらがえり阻止。
なんとか30kmくらいまでは、だましだまし、「こぶらがえんなー、こぶらがえんなー」を合言葉に。
行きの七竜峠は、まだ7km地点。
やっとしらじらと夜が明けかけてきた。ここからは下りが続くので、気持ちがぐっと楽になる。
6時過ぎ、やっと日の光が。(12.5km地点)
日の出を見るのは、一年でこの日だけ。しっかり見ておこう。
朝日を背に浴びて、気持ちよく前へ。今のところ、こぶらがえりの兆候なし。ゆっくりゆっくり走っているのがいいのかな。
くみはまSANKAIKANで休憩と思ったが、疲れてなかったので梨だけもらってGO!
毎年見る久美浜湾の干しイカ。うまそう。
60kmのスタート地点を通過。(21.8km地点)
ここでは60kmの部に参加されるランナーがいつも応援に出てくださっているのだが、今年はわかちゃん一人。
「完走してくださいね〜。」
「無理、ムリ!」
「え〜。」
久美浜湾の景色はきれい。後ろの方なのでランナーはまばら。その代わりこのきれいな景色を見て、心をなごませよう。
33kmくらいのところで、毎年梨を出してくださるおうちがある。ほんとうにありがたい。
今年はご主人がかわをむいてくださっていた。(もちろん食べ放題です。)
地には可憐な花が。
何人のランナーがこの花に気づいたかな。
帰りの七竜峠。(39.3km)
この手前はだいぶ歩きました。ここは前半のヤマ場。(文字通りの)
ダラダラ坂はあきるぞーと思っていたら、見事な転覆車。よく見たら大会関係車両でした。
44.6km地点の浅茂川漁港。
ここでは、ファイテンのマッサージが受けられる。
今年は大学生ぽい女性にあたった。本当のあたり。ここで女の人に当たると、疲れの取れ方が3倍増。
45km過ぎでは、お年寄りの応援もあります。
毎年楽しみにしているアイスキャンディ。
今年は一本を店で食べ、一本を持って行った。垣中製菓店さん、ありがとうございます。
どうしてみんなここでアイス食べんかなあ。
店の中では、小学生の女の子が二人、行儀よくいすにすわってアイスを食べていた。いいねえ、こんな店が近くにあると。
ゆーらぴあに着く前に、60kmの部の先頭に抜かれる。これは初めて。
最初のころは、第1関門の手前。最近はゆーらぴあの中で抜かれるパターンだったのに。これはかなり私が遅いのかな。
第2関門の弥栄庁舎に近づくと、なにやらこちらに向かって叫ぶ声が。よく聞き取れなかったのだが、近くまで来て分かった。
「関門閉鎖まで、あと1分でーす。」
「えー、そんなギリギリやったんかい。」
関門閉鎖45秒前にイン。
でもよく考えると、去年も閉鎖1分前やったよな。この後のがんばり次第で、第2関門も行けんことはない。去年行けたんやから。
しかし、ここからが去年とちがった。去年は平坦地は全部走ったが、今年は走れなかった。
70km地点手前で、第2関門の時間制限をオーバー。ここで今年の挑戦は終わり。お情けで、峠までは行かせてもらった。
峠での私と女性役員さんとの会話。
「これで8年連続アウトです。」
「えー、そうなんですかー。」
「そろそろ表彰してもらえへんかなあと思ってるんですけど・・・。」
「それには、もうちょっとね。」
「あと2回来て10回連続アウトやったら、表彰してもらえますかねえ。」
「・・・。(あきれ顔、完走めざさんかいという表情。)」
ちょっと楽しみすぎですか。もうちょっと真剣さがないと、完走は無理やねえ。
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