パオパオだより

2008年09月07日(日)

第25回聖湖マラソン [ランニング・出張販売]

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京都キャロットブース

 また、夜中に雨。
 朝5時過ぎに起きた時にはやんでいたが、あやしい空模様。携帯のピンポイント天気でも、1mmの雨が降り続く予報。
 5時半に、会場である191スキー場に入ったが、私たちが一番乗りだった。
 ここは大きなテントを貸してもらっているので、小雨くらいならなんとかなる。うちの黄色いテントも持ってきたので、なんとかうまく商品を並べることができた。

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お店の一番人気は、焼肉

 スキー場の下の方の比較的平らな部分に、たくさんのお店が出る。ここは冬場スキーができるくらいの山の中なので、近くに食堂やレストランは少ない。いろいろなお店を出してもらうと、ランナーもありがたい。

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野菜は多くの種類の中から選べます

 この大会も年々増え続け、今年は2800人の申し込みがあったそうだ。そのほとんどが自家用車で来られているので、駐車場の係の方はてんてこ舞いだったのではなかろうか。
 参加者には、デザインを公募されたTシャツのほかに、高原野菜と炊き込みご飯が渡される。その引換所がうちの出店テントのすぐ横なので、店をのぞかれる人数も自然と多くなる。
 受付が7時からで、スタートが10時半。早めに来た人は、空いた時間でゆっくり商品を見る、という人も多かった。

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スタート付近の大ギャラリー

 今日も、浜田市の吉岡さんにお会いした。(私は勝手に「走る哲学者」と呼んでいる。)やっぱり「走犬らいちゃん」はお留守番。
 10kmに出場されると言われたので、「優勝狙いでしょう。」と言うと、意外にも「とんでもない。」
 「去年の50歳以上の優勝タイム、39分くらいでしたよ。吉岡さんやったら、37,8分で行けるでしょう。」
 「いや、先週北海道マラソン走ったばかりですから・・・。」
 そうかー、月に500km以上走ってるような人でも、フルの翌週の10kmに影響あるかー。

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国道191も少し走ります

 10時半。一番最初のハーフスタート。
 スタートは、スキー場のセンターハウス前なのでかなり広い。スタート前にはいろいろなアトラクションが行われていたようだ。ギャラリーの人数も去年より多いような気がする。
 スムーズなスタート。スキー場を出るとすぐ左折、少し行ったところで今度は右折。ここからゆるやかな上り。ということは、帰りのゴール前はゆるやかな下り。こういうコースはありがたい。
 3km過ぎに国道191を横切るのだが、完全通行止めにせず交互に工夫して車を通しているのには感心した。通行車両が少ないと、あんなこともできるんや。

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聖湖ダム

 最初の5kmが、25分14秒。ええ感じ。
 ところが、いいあんばいにパラついていた雨が激しくなってきた。走るのにはほとんど影響ないのだが、店の方が心配で・・・。
 ダムを過ぎると10km地点。51分07秒。この5kmが25分53秒。よろしい。

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ハーフ折り返し

 折り返しあたりもかなり激しい雨。
 コースがダム湖の周辺道路なので、応援の人はゼロ。もちろん、私の大好きなだ犬やだ猫も見あたりません。
 このへんから、右ヒザと左ふくらはぎがミシミシと痛くなってきた。ちゅらい。
 15km地点、1時間16分28秒。ここは、25分20秒。あれっ、はやなってるし。
 残り3kmからの1kmがこのコース最大の難所。まっすぐにけっこう上っていく。ねばれ、ねばれ。
 20km地点。1時間42分55秒。さすがに左足が限界。この5kmは、26分26秒。
 最後の1kmは飛ばしたつもりだったが、結局ゴールは1時間48分07秒。でも、先週の神鍋ハーフより8分も早いしええか。

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民宿高木さんと計時スタッフ(長野より)

 走りやすいいいコースだった。
 ナンバーカードについている計時用チップも、以前よりかなり薄くなり気にならなくなった。

 私の希望、2点。
 ?給水所に水以外のものも置いてほしい。(せめて、スポーツドリンクを・・・)
 ?折り返し近くに応援団のようなものを。(何にもなしは、ちょっとさびしすぎる・・・)

 もしかなえてもらえたら、うれしいです。
 

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2008年09月06日(土)

民宿高木 [宿情報]

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民宿高木ホームページより (すぐ後ろが八幡高原191スキー場)

 

 広島の聖湖マラソンも、今年が第25回大会。私たちは今年
で14回目。
 13年前というと、真樹1歳、廉4歳の時である。

 初めて行かせてもらった年から、宿はずっと「民宿高木」さん。会場の八幡高原191スキー場のまん前で、便利。
 それより何より、この大会の総務のキャップである高木さんの奥さんがこの民宿をされているのだ。だから、うちのいろいろな事情を分かってもらいやすい。

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 「どうして、こんな小さい子を連れて、こんな遠いところまで出張販売に来ているのだろう。」
 最初は、きっとそう思われたと思う。
 「うちは旅芸人の家族と同じです。いつも家族いっしょにいるんです。」
 確かに遠い。うちから会場まで約450km。急いでも6時間はかかる。今出張販売に行っている所で一番遠い所かも。
 9月の初めは大会が少なく、13年前くらいなら遠くでも行こうと思っていたころだ。
 広島なら、そんなに遠くない。」と思ったら大まちがい。聖湖のある北広島町(旧芸北町)は、北広島と言うよりも「西北端広島」または「山口県境広島」と言った方がいい。

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 この大会の総務のキャップの高木さんは、地元の郵便局の局長さん。
 2年前の郵政民営化のあおりを受け、集配局だった郵便局が無集配になり、7人の郵便局が2人+パート1人の小さな郵便局になってしまったそうだ。
 1年ぶりにお会いした高木さんがやせておられたように見えたのが、ちょっと心配。奥さんのお話によると、今までしたことのないようなご苦労があるようだ。
 3人の娘さんももう大きくなられ、今はゴールデンレトリバーの「ナナちゃん」(鼻が低く、首の短いゴールデン)の世話を楽しみにしておられる。

 今年は夕食後、奥さんとだいぶ話ができた。奥さんも地元の方ですが、すごく感じのいい美人奥様です。
 ご主人の仕事の話。娘さんのお子さんの話。愛犬「ナナちゃん」の話。地元のリンゴ農園の話。こんなにたくさんお話をしたのは、14年目にして初めてかも。

 奥さんは、いつもおいしいお料理を出してくださる。これも、楽しみ。
 ゆっくりくつろげる。「民宿高木」さんは、そういう宿です。 

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2008年09月05日(金)

石井慧選手と花背別所の関係 [石井慧選手関連]

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旧農協(現自治会館)

 北京オリンピック柔道100kg超級優勝・石井慧選手。
 実家は大阪府茨木市。
 なのに、京都市左京区花背別所町に応援の横断幕。それを見た人がいろいろかんちがいして、的外れなことを書いている。

 ここで、あらためて正しい情報を。
 石井慧選手は別所の出身ではありません。お母さんの美智子さん(旧姓・藤井)が別所の出身です。

 ただし、石井慧選手が別所との関係が薄いのかというと、そうでもありません。
 これはお母さんの美智子さんからお聞きした話ですが・・・。

 慧君が小さいころ、よく別所に遊びに来ていたそうです。実家は空き家になって久しいので、別所に帰ってくる時はいつもおばあちゃんの姉のうち(屋号「きじろ」)に世話になっていたそうです。
 おばあちゃんの姉は「ひゆ」さんという名前なので、慧君たちは「ひーばあちゃん」と呼んでいました。

 ここからが本題。

 小さいころの慧君は、めちゃくちゃ。
 まず、しいたけ山のほだ木からしいたけを全部もいで、ふとんの中に掘り込む。寝ようとしたおじさんが布団をめくると、しいたけの山。
 「もう、二度と来んなー。」とひーばあちゃん。

 次の週。
 ビービー弾で、畑の水ナスに穴をあけまくる。
 「もう、二度と来んなー。」とひーばあちゃん。

 またまた次の週。
 小屋から勝手に持ち出したのこぎりで、そこらの木を勝手にゴシゴシ。
 「もう、二度と来んなー。」

 昔はこんな子がいっぱいいたような気がするが、10年ほど前ならめずらしかったかも。なんちゅうおもしろいやっちゃ。
 それに、何回も「二度と来んなー」と言われてもめげず、慧君を別所に連れて行ったお母さんもすごい。楽しい親子です。

 藤井ひゆさんはご高齢ですが、今もご健在。別所のお宮さん(神社)の向かいで「きじろ民宿」をされています。石井慧選手の小さいころの話を聞きたい人は、ひゆさんに会いに行きましょう。
 ただし、こう言われることを覚悟して。「もう、二度と来んなー。」

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きじろ民宿

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2008年09月04日(木)

坂本雄次さん〜100kmマラソンを支える男〜 [マラソン評論]

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 今年も24時間テレビの100kmマラソンが終わった。
 毎年8月の最終日曜に行われるので、これが夏の終わりの風物詩のようになっている。

 今年の主役は、遅咲きのお笑い芸人、エド・はるみさん。
 そのかたわらに影武者のようにひっついて走っているのが、坂本雄次さん。欽ちゃんの時も、アンガールズの時も、丸山弁護士の時も・・・。

 坂本さんは、脱サラしマラソンの企画運営をする会社「ランナーズウェルネス」の代表をされている。
 初めてお会いしたのはもう何年前だろう。うちの子がちっちゃかったので10年以上前かな。「野辺山100kmウルトラ」に出店させていただいたのが初め。奥様が京都ゆかりの方ということもあったのか、とても親切にしていただいた。それから、「富士五湖ウルトラ」にも出店させてもらった。(現在はどちらの大会も出店はしていません。)

 「丹後100kmウルトラ」も主催されているが、こちらはスポンサーの関係で出店はできなかった。その代わり、私は第1回大会から7年連続出場。見事、7年連続関門収容・未完走を続けています(???)。

 24時間テレビの100kmマラソンでは、主役の方に目が行きがちだが、本当のランナーは坂本さんに注目しているはず。
 おだやかではあるが、的確な指示を分かりやすく出す。坂本さんは、そういう人だ。世界一のウルトラマラソンコーディネイターと言っても過言ではないと思う。

 私は、今年の第8回丹後100kmウルトラにも出場します。「練習なしで、ウルトラ完走」をモットーに、がんばります。
 坂本さんから見れば、とんでもないおふざけランナーに見えるかもしれない。それでも、私は本気で坂本さんを「あっ!」と言わせてみたいと思っている。
 さて、どうなるやら・・・。

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2008年09月03日(水)

やや弱・きく [わんこ・にゃんこ]

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 きくがちょっと弱っている。
 毎年夏は元気がないのだか、今年は少し様子がちがう。

 きくは、2005年3月生まれ。現在、3歳半。
 毎年4月と10月に生理になっていた。ところが、この8月初めに生理が始まり、今も続いている。1ヶ月近く。
 こちらがかまっても、あまり遊ばない。今まで子犬のようにじゃれていたのに。
 体に発疹がいっぱいできて、「カユイ、カユイ」と言っている。

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 こりゃ、いかん。
 今日、うちの仕事が休みなので、芝動物病院に連れて行くことにした。
 きくはだいのこわがりで、大がらな先生はにがて。いつも若い女の先生に診てもらっている。ところが、今日はその先生の手があかず、だいぶ待ってから結局やさしい系の男の先生に診てもらうことになった。
 ここから、きくの死に物狂いの抵抗が始まる。

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 診察台に上げる時、「がうがうがう」とヨメさんの手を攻撃。ふだんヨメさんには絶対逆らわないのに、よっぽど病院がこわいようだ。
 「きく対マングース」ならぬ、「きく対オバサン」の戦い。その様子を見ておられた先生もちょっと引かれていた。
 ほぼはがいじめ状態での診察になった。しばらくしたら落ち着いたのか、血を抜いたりエコー検査までしてもらえた。
  

 診察の結果は、「疑似妊娠による子宮内膜症の疑い」ということだ。
 子どもが産みたいのに産めない状態が続くと、こんな症状が出てくることがあるらしい。

 その話を先生からお聞きした時、一つ頭に浮かんだことがあった。
 8月11日に急死した、ご近所犬「ゴンちゃん」(8/26のブログ)。前からずっとヨメさんに言っていたのだが、だいの犬嫌いのきくが唯一友だちと言っていいワンちゃんだった。
 私が「きくのおむこさんにいいかも。」と言ったら、ヨメさんは「ゴールデンは無理やろ。でかすぎるし。」と言っていた。
 そんな心配をすることもなく、ゴンちゃんは急死。散歩の時間がいっしょなので、ほとんど毎朝会っていたのに・・・。それからきくの具合が悪くなっていったのかも。

 しばらく薬を飲ませ、経過を見ることになった。よくなってくれたらいいんやけど・・・。

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2008年09月02日(火)

「ゆば泉」 [グルメ情報]

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あったかいゆば

 久しぶりに家族4人そろっての外食。

 うちの家族が店を選ぶ条件。
 ?料理が出てくるのが早い。
 ?騒がしくない。タバコくさくない。
 ?量より味。
 
 この条件を満たす店は案外少ない。

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ヨメさんはてんぷら

 近い所ということで、最初、地下鉄「国際会館前駅」横の「じゅんさい」へ。しかし、駐車場がいっぱいで断念。
 「そうや、『ゆば泉』どう?」
 宝ヶ池通りを東に行った北側。
 だいぶ前、ヨメさんとお昼食べに行ったらおいしかった。廉も真樹もゆば好きやし、ええんちゃうん。確か、夜も3000円くらいのコースあったし。
 「いっぱいじゃなかったら、入ろっか。」

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私たち3人はステーキ

 店に着くと、駐車場ガラガラ。
 「よっしゃ、入ろ。」
 店に入ると、うちの貸切り。
 メニューを見ると、Aコース2100円、Bコース2940円、Cコース5250円。3000円くらいを予定していたので、Bコースにしようと思ったが、みんなの意見でAコースに。
 すばやく次々と出てくるゆば料理。子どもたちも、うれしそうに食べていた。

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絶品! ゆばごはん

 「よかったなあ、ひさびさのヒットやね。」
 最近ハズレが多かったもんなあ。なかなか料理の出てこーへん店やったり、騒がしかったりタバコスパスパおじさんが横にいたり、も一つの味やったり・・・。

 その点、「ゆば泉」は満点。
 ゆばスープから始まるコースは言うことなし。
 貸切り状態だったので、静か。落ち着いて食べることができた。

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抹茶アイスとマンゴープリン

 家では食べられそうもない変わったものが、次々と出てきた。
 外食が好きじゃない真樹も、満足していたようだ。出てくる料理をすべて食べていた。
 最後のデザートも、真樹のにが手な抹茶アイスとマンゴープリンだったが、ペロッと食べた。どうなってんの?

 4人そろって話をしながら、ゆっくり食べられるのはいいね。

 量は少なめだったが、味はよろしい。これで2100円は安い。本当にひさびさのヒットでした。また、行きたい!

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