2008年09月06日(土)
民宿高木 [宿情報]
広島の聖湖マラソンも、今年が第25回大会。私たちは今年
で14回目。
13年前というと、真樹1歳、廉4歳の時である。
初めて行かせてもらった年から、宿はずっと「民宿高木」さん。会場の八幡高原191スキー場のまん前で、便利。
それより何より、この大会の総務のキャップである高木さんの奥さんがこの民宿をされているのだ。だから、うちのいろいろな事情を分かってもらいやすい。
「どうして、こんな小さい子を連れて、こんな遠いところまで出張販売に来ているのだろう。」
最初は、きっとそう思われたと思う。
「うちは旅芸人の家族と同じです。いつも家族いっしょにいるんです。」
確かに遠い。うちから会場まで約450km。急いでも6時間はかかる。今出張販売に行っている所で一番遠い所かも。
9月の初めは大会が少なく、13年前くらいなら遠くでも行こうと思っていたころだ。
広島なら、そんなに遠くない。」と思ったら大まちがい。聖湖のある北広島町(旧芸北町)は、北広島と言うよりも「西北端広島」または「山口県境広島」と言った方がいい。
この大会の総務のキャップの高木さんは、地元の郵便局の局長さん。
2年前の郵政民営化のあおりを受け、集配局だった郵便局が無集配になり、7人の郵便局が2人+パート1人の小さな郵便局になってしまったそうだ。
1年ぶりにお会いした高木さんがやせておられたように見えたのが、ちょっと心配。奥さんのお話によると、今までしたことのないようなご苦労があるようだ。
3人の娘さんももう大きくなられ、今はゴールデンレトリバーの「ナナちゃん」(鼻が低く、首の短いゴールデン)の世話を楽しみにしておられる。
今年は夕食後、奥さんとだいぶ話ができた。奥さんも地元の方ですが、すごく感じのいい美人奥様です。
ご主人の仕事の話。娘さんのお子さんの話。愛犬「ナナちゃん」の話。地元のリンゴ農園の話。こんなにたくさんお話をしたのは、14年目にして初めてかも。
奥さんは、いつもおいしいお料理を出してくださる。これも、楽しみ。
ゆっくりくつろげる。「民宿高木」さんは、そういう宿です。
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2008年09月05日(金)
石井慧選手と花背別所の関係 [石井慧選手関連]
北京オリンピック柔道100kg超級優勝・石井慧選手。
実家は大阪府茨木市。
なのに、京都市左京区花背別所町に応援の横断幕。それを見た人がいろいろかんちがいして、的外れなことを書いている。
ここで、あらためて正しい情報を。
石井慧選手は別所の出身ではありません。お母さんの美智子さん(旧姓・藤井)が別所の出身です。
ただし、石井慧選手が別所との関係が薄いのかというと、そうでもありません。
これはお母さんの美智子さんからお聞きした話ですが・・・。
慧君が小さいころ、よく別所に遊びに来ていたそうです。実家は空き家になって久しいので、別所に帰ってくる時はいつもおばあちゃんの姉のうち(屋号「きじろ」)に世話になっていたそうです。
おばあちゃんの姉は「ひゆ」さんという名前なので、慧君たちは「ひーばあちゃん」と呼んでいました。
ここからが本題。
小さいころの慧君は、めちゃくちゃ。
まず、しいたけ山のほだ木からしいたけを全部もいで、ふとんの中に掘り込む。寝ようとしたおじさんが布団をめくると、しいたけの山。
「もう、二度と来んなー。」とひーばあちゃん。
次の週。
ビービー弾で、畑の水ナスに穴をあけまくる。
「もう、二度と来んなー。」とひーばあちゃん。
またまた次の週。
小屋から勝手に持ち出したのこぎりで、そこらの木を勝手にゴシゴシ。
「もう、二度と来んなー。」
昔はこんな子がいっぱいいたような気がするが、10年ほど前ならめずらしかったかも。なんちゅうおもしろいやっちゃ。
それに、何回も「二度と来んなー」と言われてもめげず、慧君を別所に連れて行ったお母さんもすごい。楽しい親子です。
藤井ひゆさんはご高齢ですが、今もご健在。別所のお宮さん(神社)の向かいで「きじろ民宿」をされています。石井慧選手の小さいころの話を聞きたい人は、ひゆさんに会いに行きましょう。
ただし、こう言われることを覚悟して。「もう、二度と来んなー。」
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2008年09月04日(木)
坂本雄次さん〜100kmマラソンを支える男〜 [マラソン評論]
今年も24時間テレビの100kmマラソンが終わった。
毎年8月の最終日曜に行われるので、これが夏の終わりの風物詩のようになっている。
今年の主役は、遅咲きのお笑い芸人、エド・はるみさん。
そのかたわらに影武者のようにひっついて走っているのが、坂本雄次さん。欽ちゃんの時も、アンガールズの時も、丸山弁護士の時も・・・。
坂本さんは、脱サラしマラソンの企画運営をする会社「ランナーズウェルネス」の代表をされている。
初めてお会いしたのはもう何年前だろう。うちの子がちっちゃかったので10年以上前かな。「野辺山100kmウルトラ」に出店させていただいたのが初め。奥様が京都ゆかりの方ということもあったのか、とても親切にしていただいた。それから、「富士五湖ウルトラ」にも出店させてもらった。(現在はどちらの大会も出店はしていません。)
「丹後100kmウルトラ」も主催されているが、こちらはスポンサーの関係で出店はできなかった。その代わり、私は第1回大会から7年連続出場。見事、7年連続関門収容・未完走を続けています(???)。
24時間テレビの100kmマラソンでは、主役の方に目が行きがちだが、本当のランナーは坂本さんに注目しているはず。
おだやかではあるが、的確な指示を分かりやすく出す。坂本さんは、そういう人だ。世界一のウルトラマラソンコーディネイターと言っても過言ではないと思う。
私は、今年の第8回丹後100kmウルトラにも出場します。「練習なしで、ウルトラ完走」をモットーに、がんばります。
坂本さんから見れば、とんでもないおふざけランナーに見えるかもしれない。それでも、私は本気で坂本さんを「あっ!」と言わせてみたいと思っている。
さて、どうなるやら・・・。
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2008年09月03日(水)
やや弱・きく [わんこ・にゃんこ]
きくがちょっと弱っている。
毎年夏は元気がないのだか、今年は少し様子がちがう。
きくは、2005年3月生まれ。現在、3歳半。
毎年4月と10月に生理になっていた。ところが、この8月初めに生理が始まり、今も続いている。1ヶ月近く。
こちらがかまっても、あまり遊ばない。今まで子犬のようにじゃれていたのに。
体に発疹がいっぱいできて、「カユイ、カユイ」と言っている。
こりゃ、いかん。
今日、うちの仕事が休みなので、芝動物病院に連れて行くことにした。
きくはだいのこわがりで、大がらな先生はにがて。いつも若い女の先生に診てもらっている。ところが、今日はその先生の手があかず、だいぶ待ってから結局やさしい系の男の先生に診てもらうことになった。
ここから、きくの死に物狂いの抵抗が始まる。
診察台に上げる時、「がうがうがう」とヨメさんの手を攻撃。ふだんヨメさんには絶対逆らわないのに、よっぽど病院がこわいようだ。
「きく対マングース」ならぬ、「きく対オバサン」の戦い。その様子を見ておられた先生もちょっと引かれていた。
ほぼはがいじめ状態での診察になった。しばらくしたら落ち着いたのか、血を抜いたりエコー検査までしてもらえた。
診察の結果は、「疑似妊娠による子宮内膜症の疑い」ということだ。
子どもが産みたいのに産めない状態が続くと、こんな症状が出てくることがあるらしい。
その話を先生からお聞きした時、一つ頭に浮かんだことがあった。
8月11日に急死した、ご近所犬「ゴンちゃん」(8/26のブログ)。前からずっとヨメさんに言っていたのだが、だいの犬嫌いのきくが唯一友だちと言っていいワンちゃんだった。
私が「きくのおむこさんにいいかも。」と言ったら、ヨメさんは「ゴールデンは無理やろ。でかすぎるし。」と言っていた。
そんな心配をすることもなく、ゴンちゃんは急死。散歩の時間がいっしょなので、ほとんど毎朝会っていたのに・・・。それからきくの具合が悪くなっていったのかも。
しばらく薬を飲ませ、経過を見ることになった。よくなってくれたらいいんやけど・・・。
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2008年09月02日(火)
「ゆば泉」 [グルメ情報]
久しぶりに家族4人そろっての外食。
うちの家族が店を選ぶ条件。
?料理が出てくるのが早い。
?騒がしくない。タバコくさくない。
?量より味。
この条件を満たす店は案外少ない。
近い所ということで、最初、地下鉄「国際会館前駅」横の「じゅんさい」へ。しかし、駐車場がいっぱいで断念。
「そうや、『ゆば泉』どう?」
宝ヶ池通りを東に行った北側。
だいぶ前、ヨメさんとお昼食べに行ったらおいしかった。廉も真樹もゆば好きやし、ええんちゃうん。確か、夜も3000円くらいのコースあったし。
「いっぱいじゃなかったら、入ろっか。」
店に着くと、駐車場ガラガラ。
「よっしゃ、入ろ。」
店に入ると、うちの貸切り。
メニューを見ると、Aコース2100円、Bコース2940円、Cコース5250円。3000円くらいを予定していたので、Bコースにしようと思ったが、みんなの意見でAコースに。
すばやく次々と出てくるゆば料理。子どもたちも、うれしそうに食べていた。
「よかったなあ、ひさびさのヒットやね。」
最近ハズレが多かったもんなあ。なかなか料理の出てこーへん店やったり、騒がしかったりタバコスパスパおじさんが横にいたり、も一つの味やったり・・・。
その点、「ゆば泉」は満点。
ゆばスープから始まるコースは言うことなし。
貸切り状態だったので、静か。落ち着いて食べることができた。
家では食べられそうもない変わったものが、次々と出てきた。
外食が好きじゃない真樹も、満足していたようだ。出てくる料理をすべて食べていた。
最後のデザートも、真樹のにが手な抹茶アイスとマンゴープリンだったが、ペロッと食べた。どうなってんの?
4人そろって話をしながら、ゆっくり食べられるのはいいね。
量は少なめだったが、味はよろしい。これで2100円は安い。本当にひさびさのヒットでした。また、行きたい!
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2008年09月01日(月)
廉、9か月ぶりのレース [家族]
廉が、兵庫神鍋マラソンの5kmレースに出た。
中学卒業までは、うちの出張販売には必ずついてこさせ、店の仕事を手伝わせていた。そして、たいていレースにも出させていた。
マラソン大会の出張販売は朝早いことが多く、ろくに朝ごはんも食べささず走らせたこともあった。「かわいそう。」と思われるかもしれない。でもレースに出ることも、「京都キャロット」の大事な仕事なのだ。
「家族みんな、走ってます。」というのが、京都キャロットの売りですから。
廉は高校に入り、陸上部ではなくサッカー部に入った。中学が極小規模だったので、一度思いっきり団体競技をしたかったらしい。それはそれでよく分かる。応援したい。
でも小さい時からずっと続けてきたマラソンを、スパッとやめてしまうのももったいない。去年はけっきょく、11月に一回ハーフのレースに出ただけだった。
高2になった今年も、レースには一度も出ていなかった。でも神鍋に来ることになった時、「レース出る?」と聞いたら、あっさり出ると言ったので楽しみにしていた。
当日朝食は、民宿「ささや」さんのおにぎり。おいしかった。廉は睡眠たっぷり、お腹にしっかりごはんを入れないと実力が発揮できない。
6時起きの8時45分スタートは、きついと言えばきつい。でも、臨機応変な廉ならだいじょうぶだろう。廉は、けっこう調整能力はある。
私のハーフが8時半スタートだったので、廉のレースでの様子はまったく知らない。
私がハーフのゴールをした時、廉は普通に店の仕事をしていた。
「どうやった?」
「まあまあかな。」
17分38秒。(5km29歳以下の部、19位。)
まあまあどころか、上出来上出来。18分くらいで走ってくれたらと思っていたので、このタイムはすばらしい。
マラソンソーティスーパーマジックスリムのはきごこちもよかったらしい。走り終わった時はちょっと足が痛かったらしいが、その後痛みが続くことはないと言っていた。
2km付近の折り返しで先頭がすぐ目の前に見えていたらしく、「ひょっとしたら、入賞できるかも・・・。」とチラッと思ったとか。いい経験やね。そんなドキドキする場面、なかなかないぞー。
これで、9月23日のトラック10000mが楽しみになった。私が設定した37分は確実。天候によっては、35分台もねらえるかも。
そしたら高校陸上部の先生がスカウトに。
「藤井君、ぜひ君の力を陸上部に貸してほしい。去年最下位に終わった高校駅伝京都府予選を、君の力で引き上げてほしい。」
なーんてことに、ならへんかなー。
ヨメさんは、ゴール前で携帯のカメラを構えて待っていたのに廉の走る姿を撮れなかったらしい。
上の写真は、ゴール後の一枚。ヨメさんが携帯で撮ったものです。ヨメさんは、この写真を廉に断らず自分のブログに載せたらしい。あかん! たとえ自分の子でも、ひと言声をかけとかんとね。
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