2010年06月14日(月)
第18回みかた残酷マラソン・続き [ランニング・出張販売]
このコースの最高地点から下を見下ろすと、これから登って来るランナーと下って行くランナーの列が見られる。この大会では、ここが私の一番好きな景色。
向いの山の中腹にまで人家が見える。
雨にぬれた山の景色は、晴れた時とは一味ちがうように感じる。
鳴子を打ち鳴らしての応援。
「写真撮らしてもらいます」と言ったら、「キャーキャー」言わはって、それを聞いたら元気が出てきました。
これまた、大がかりな応援です。
絵にかかれたお二人は、このあとご結婚ですか。
少しだけやけど、未舗装の部分も走ります。
「残酷」というからには、もっとこんな部分を増やしてほしいような・・・。
道端にはところどころにきれいな花が。
もうこのあたりから本降り。
帽子をかぶってこなかったので、またもや脳天がえらいことになってるかも・・・。(そんな心配してんとしっかり走らんかい、ってことやけどね。)
長い下りも無難にこなし、スタート地点の「おじろドーム」前へ。あとゴールまで300mくらいですかね。
ここで、デジカメの連写機能をセットしてっと。うちの出店テントでヨメさんコール。
「ますみちゃーん、ますみちゃんって!」
「なんやな! 今、お客さんやん!」
「ええから、写真撮ってー。ちょっとコース戻るし・・・。」
「アホちゃうか!」
「ほらー、時間なんぼでもたつちゅうねん。」
「あー、わかったわかった。」
ヨメさんに撮ってもらった写真。
なぜか連写機能働かず。
1枚はかなり遠く。
もう1枚は、近すぎてかピンボケ。
「しっかり撮る気ないやろー。」
まあ、今日は雨の中、ポーッと2時間半も待ってたんやから、グチは言うまい。
ゴールは2時間24分49秒。
雨で走りやすかったせいか、去年より7分近く速かった。
5月の「24時間リレーマラソン・日吉津」でいつも写真を撮りはぐれていた押本さん(元国鉄マン)が、ゴール後ごあいさつに来てくださった。やっとお写真撮らせていただきました。
また、声をかけてくださいね。
この大会は、旧美方町住民あげての取り組みが感じられる。その中でも、地元中学生の働きぶりには感心する。雨の中たいへんやったね。ほんとうにありがとう。
マラソン大会の運営を手伝ってくれた子らが、ここで得た力をほかの場面でも発揮してくれることを願う。
帰りの運転中、廉からメール。
「たぶん、34分49秒くらいでした」
おー、私が予想してたよりかなりいいタイム。
今日は、前日の最高気温33℃近くから10℃ほど下がっていた。好タイム(廉にとって)が出たのは、この気温と雨という天候だったのが大きい。
廉よ、ええ運もっとるでー。
雨のため「京都キャロット」の売り上げはさっぱりだったが、廉がトラック10000mを気持ちよく走れたみたいなので、うち的には「なにより、なにより」。
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2010年06月13日(日)
第18回みかた残酷マラソン [ランニング・出張販売]
「藤井さん!」
中島寛子さんは、私を見つけると必ず声をかけてくださる。
私がスタート地点に向かう時、またばったりとお会いした。ここは往復コースではないので、レース中の写真が撮れる可能性は少ない。そこで、スタート前に写真を撮らせてもらった。
中島さんご夫婦のいいところは、いつお会いしても仲のよさそうなところ。特に奥様のかわいい笑顔をお見かけすると、すごくほっこりする。
中島寛子さんと。
「奥さん、昨日おしゃれにしてはりましたやん。」
「いえ、そんなことないですよ。」
「でもね、昨日いつものヘアースタイルともちがったし。最初どなたか分からんくらいでしたわ。うちのヨメさんもゆうてました。走らはる時はかっことかゆうてられへんのかも知れんけど、それ以外のときはおしゃれにしてはるんやわって。」
「いや、おはずかしい。」
中島徹さんと。
「伴走って、むずかしいですやん。ボクもやりたいなあとは思ってるんですけど、伴走する人の1割か2割ほど力が上でないと伴走はできひんていうし・・・」
「藤井さんやったらだいじょうぶですよ。」
「ボクね、イーブンペースで走るのは得意なんです。ただ、視覚障害のランナーの方って早い人が多いでしょ。それがきついなあと思いますわ。」
「いや、そうでもないですよ。ぜひ、伴走してみてください。」
中島寛子さんも、以前は徹さんより1割か2割ほど走力が上だったらしい。でも、最近は伴走もちょっとたいへんになってきたとおっしゃっていた。今日はお二人での伴走。奥様ともうお一人(確か木村さん)。走っておられる写真が撮れればいいんですけど・・・。
前の晩の予報では「今日は朝から雨」だったが、少しだけ引き伸ばされたようだ。ただし、いつ降ってきてもいいようにだけはしておかなくてはいけない。
いつも使っているワンタッチテントは天井に穴が開いているため、ずっと昔に使っていた片流れのテントを引っ張り出して持ってきた。たぶん20年ぶりくらいに。
支柱が重いのが難点だが、その分しっかりしており、どこも壊れたりしておらず、使いでがあった。
藤井店長の接客風景は、上の写真のような感じです。
このときスタート15分前の切羽詰った時だったが、適切な応対ができたでしょうか。
今年は前年より275人増え、1817名のエントリー。
当日欠席者も少ないようなので、スタート地点はすごい人だかり。列の脇に通路が作ってあり、後から来ても後ろに並べたので迷惑をかけることはなかった。
今年のスタート前のセレモニーはおとなしめだった。
おえらいさんの紹介も大事かもしれないが、話題性のあるランナーの紹介をいっぱいしてほしいです。
空はどんより曇っているが、ランナーのウェアはカラフル。中には仮装ランナーもたくさん混じっており、それを見に来るだけでもおもしろいと思う。
今日の私の目標は・・・。
先週に引き続き、「いちびらない」。
ここのコースは「残酷」と言われているが、私程度の走力があれば歩かず走りきることができる。それよりこわいのは、下り。今日もまた、うまいことブレーキをかけながら、足腰に負担がかからないように下らねばならない。
今日は、西京極陸上競技場で「関西学連記録会」。
廉のチャレンジシリーズ「1500m→5000m→800m→5000m→10000m」の最終戦である10000m。(自分の適性を探るため、いろいろな距離に挑戦中。)
私のスタート前にメールを送っておいた。
「めざせ35分」
パオパオです。今日は気温が上がらず、走りやすそうです。パオパオは9時スタートです。廉は3時すぎやったね。しっかり!
最後尾近くで、「ランナーズ9の会」のかわせみさん発見。(実際はかわせみさん発見と言うより、「ランナーズ9の会」ののぼり発見と言ったほうが正確。)
今日は、途中から風雨激しくなる予報だが、今日もめげずにのぼりを持ち続けて走られる。この元気さはなかなかまねできません。
スタートのピストルがなってスタートラインを越えるまで、ちょうど1分半。人数の割にはスムーズなスタートだったと言える。
1kmも行かないところで、中島徹さんに追いついた。人が混み合っているところを走るのは不安だと思うが、さすがベテラン、軽やかな足どりです。
1km地点を中島さんと同時に通過。7分32秒だった。
毎年恒例、「美方バレス」の従業員さんからの応援。
以前は、私らもここに泊めてもらってました。
大会実行委員長・久保井洋次さんのコース視察ラン(?)。
こちらも毎年恒例なので、まわりのみなさんも当たり前のように話しかけておられた。
大会実行委員長が、毎年当たり前のように当日走っておられる大会って、ほかにあります?
久保井さんとは、去年の「四万十川ウルトラ」以来だが、あの時は胃の具合が悪くなられて早々とリタイアされていた。その後、調子はどうなんでしょう。
ちょっとやせられたようにも見えますが・・・。
まあ、このコースをスタスタと走れるんですから、お元気なんでしょうね。
2km地点で、13分09秒。この1kmは5分37秒。
上り下り全部を平均してキロ6分ちょっとのペースで行けたら、快適なゴールをむかえられそう。
ここも毎年恒例、老健施設前。
今年は、応援に出てきてくださっているお年寄りの数が増えているように感じました。
「おーっと、『谷山荘』の奥さんじゃありませんか。写真撮らせてもらいまーす。」
「えー、私ですか。」
「はい、ブログに載せんなんし・・・。」
とってもチャーミングな若奥さんです。
道端に、ややお年をめしたお犬様が・・・。
「てん・オス・11歳」、大阪出身、みかた育ちだそうです。
うれしいうれしいブラスバンド演奏。これは励みになる。
このあたりから雨がばらついてきた。
人家がなくなる山岳コースへ。
急坂で、中島寛子さんに追いつく。
せっかく写真を撮らせてもらったのに、ピンボケでした、すいません。
こいのぼりの向こうに、高石ともやさんの歌声が。
今年は雨やしどうしやはんにゃろうと心配してたけど、例年通り元気に歌ってくださっていました。ありがとうございます。
コース最高地点に向かう急坂。
ここで少しだけ、降りてくるランナーに会える。
ゼーゼーハーハー言いながら上りきったら、コース最高地点(標高605m)。
ここで約11kmだが、気分的にはちょうど中間といったところ。
風がびゅんびゅん吹いて、ランシャツランパン姿の私には、ちょっと寒かった。
(注)レース後半に続く。
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2010年06月12日(土)
第18回みかた残酷マラソン・前日受付 [ランニング・出張販売]
「いきなり抱きついてもいいですか。」
「いいですよ。」
これは、私とうら若き女性との会話。
ただし、私の言葉の前に「ワンちゃんに」をつけてください。
うちの出店テントの前を散歩していたハスキーちゃん。左目は金、右目は銀。ハスキーの割には小さめ。私がいきなり抱きついたら、びびるどころか、うれしくなって抱きつきかえしてくれた。うれしいやん。
「リュウちゃん・オス・2歳半」
これは、さいさきよし。かわいいワンちゃんに会えた大会では必ずいいことが起きる・・・はず!
明日は確実に雨やし、今日がんばって売らんなん。参加者も275人も増えたこっちゃし。
そう思っていたのだが、客足は伸びず。きれいに並べた割にはヒマでヒマで。
そんな中で、一つだけいいことが。
4月の「天女の羽衣ウルトラマラソン」の実行委員長の南部功さんが、お買いものに来てくださった。その時の会話。
「南部さん、あの大会で気になってたことがあったんですけど・・・。視覚障害の方の伴走してられた女性、すごい美人でしたよねえ・・・。」
「あっ、あれ・・・、うちのよめさんですねん。」
「えー、あの美人ランナーですよ。」
「はい。あーいやいや。」
「だいぶお若いですよね。」
「いえ、・・・(この部分、伏字扱い)」
でも、その時の南部さんの顔が・・・。
「アナタ、ナイシン、ハナタカダカジャナイデスカ!」
自分のよめさんほめられて、かなん人はおらんわな。それも私のように、まったく知らんと言ったら真実味があって、よけいうれしいかも。
なんか図らずもええこととしたみたいで、こっちまでそのあとええ気分。
みなさーん、ぜひ来年の「天女の羽衣ウルトラマラソン」に参加しましょう。美男美女・南部さんご夫妻に会えますよ。
宿は、「谷山荘」。
山をずんずん登って行ったスキー場の中。
私が会場に忘れ物をして取りに行って戻ったら、ヨメさんが一人でビール一本あけかけていた。いつもは、「いらん、いらん」ばっかりゆうとるくせに、一人で飲んだらそんなにうまいんかい!
ヨメさんの本性を見てしまった。
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2010年06月07日(月)
第25回たたらぎダム湖マラソン・続き [ランニング・出張販売]
10時半、ハーフの部のスタート。
定員いっぱいの1000人のエントリー。
スタート地点で、朝日啓介さん(淀川ランナーズ)と記念撮影。
朝日さんは今日はお一人で参加。奥様もエントリーされていたのだが、数日前に病院で定期的な治療を受けられ、少ししんどいということで不参加。朝日さんご自身もまだ足の具合がよくないらしいが、「ゆっくりでも走ってみよう」という気持ちになられたようだ。
「夫婦そろって最高齢者賞です」と言っておられた。
いつも穏やかな笑顔で、夫婦そろってマラソン大会への参加。うらやましいです。
うちの場合、ヨメさんが70歳を過ぎて走っている姿は考えにくいし、私は70代まで生きられるかどうか疑わしいし・・・。
今日の私の目標は、ただ一つ。「いちびらない」
今月末(27日)の「サロマ」に向けて、とにかく故障しないこと。
この「たたらぎ」は、最初の急な上り坂ばかりが話題になるが、こわいのは最後の急な下り坂。数年前、この坂をぶっ飛ばしてぎっくり腰になってしまった。
「いちびり禁止!」
最初の5kmが、28分16秒。
キロ5分半を超えるペースなので、これなら無理なく走り切れそう。
今日は、高速連写にも挑戦。
行きしのトンネルを出たところで、まっちゃん(ランナーズ9の会)、帰りのトンネルの手前で朝日さん。まっちゃんはきれいに撮れたが、朝日さんは逆光で顔が暗くなってしまった。(連写ではストロボが使えません。)
10km地点、54分37秒。この5km、26分21秒。
いつもの股関節の痛みも、今日はましそう。
折り返しは、スタート地点のすぐ近く、ダムの裏側。
15.1km地点(残り6km)で、1時間21分46秒。この5.1km、27分09秒。ペースは落ちていない。
20.1km地点(残り1km)で、1時間48分26秒。この5km、26分40秒。
ここからの急坂をいちびってはいけない。最後の1kmは少しブレーキをかけ気味の走りでゴールへ。ここでたくさん抜かれました。
ゴールは、1時間53分09秒。最後の1km、4分43秒。抜かれても抜かれても、ようしんぼうして走りました。おかげで、股関節も激痛ということはない。
テントに戻ると、ヨメさんがこまめに動いていた。
「ボーとしているより、レースにも参加したほうがはりあいがあっていい」ということらしい。
「朝日さんのゴール写真撮って来るわ。」
ゴール地点について遠くを観察すると、ちょうど黄緑のユニフォームが・・・。タイミングぴったりでした。
朝日さんは、2時間18分くらいでゴール。しばらく走れなかったと言っておられた割には立派なタイムです。
終盤、こんなかわいい娘さんといっしょに走っておられたようです。うらやましい。
このオレンジのTシャツは、ランウォークスタイルさんのクラブの方ですね。
抽選会場が混んでいたので、最後の最後のほうに抽選させてもらった。去年までのくるくる回る三角くじではなく、今年はパソコンくじ。
「当たりましたー、岩津ねぎ!」
テントに戻り、「ヨメー、ヨメー。」
「なんやなー!」
「写真撮らんかい! カンラカラカラ、カンラカラカラ・・・」
この大会も今年で最後にしょうかゆうとったけど、こんなん出たらまた来たくなるやんなあ。
「山水荘」さんは閉めてしまわはったけど、ご家族みなさん親切にしてくれはるし、フルちゃんも元気やし・・・。あのねこちゃんら、来年どうしてるやろ。ああ、気になる気になる。
「ドライブインたたらぎ」で、メッチャ遅いお昼ご飯。(4時前)
例年通り、肉の「太田屋」さんでお肉をがっぽり買って家路へ。
うーん、来年はどうしよう・・・。
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2010年06月06日(日)
第25回たたらぎダム湖マラソン [ランニング・出張販売]
マラソン大会のトップ写真に、ネコちゃん?
それにはわけがあるんです。
この「たたらぎダム湖マラソン」も出張販売をさせてもらって20年になる。そのころから泊めていただいていたのが、会場のすぐ近くの「山水荘」さん。
この大会もご多分に漏れず、出店業者が増え売り上げはがた落ち。本来ならば、「京都キャロット」の出店打ち切りの対象になる大会だ。
しかし、出張販売は売り上げのためだけに続けているわけではない。今までコツコツと積み上げてきた人間関係にひかれて、行き続けている大会もある。
この「たたらぎダム湖マラソン」もそうだ。「山水荘」さんには、廉が1歳にならない時からお世話になっている。 「山水荘」さんの2番目の娘さんが廉と同い年ということもあって、いつもいつも親切にしていただいた。
その「山水荘」さんが、去年限りで旅館を閉められた。これで、この大会に行く理由の半分以上がなくなってしまったと言ってもいい。今年は別のところに泊まったのだが、何かすっきりしない出張販売という感じだった。
ところが、朝から「山水荘」さんのご主人に会い、毎年会うのを楽しみにしている猟犬のフルちゃんにも会えた。
「子猫がいるから見においで。」
その言葉に甘えて、店の後片づけが全部終わったあと見せてもらいに行った。生後まだ1ヶ月しかたっていない子猫ちゃん。もちろん野良猫の子です。
ちっちゃくてふわふわの子猫が3びき。
警戒することを知らない子猫たちは、私がすくい取っても、「にゃー」と小さく鳴くだけだった。
子猫ちゃんたちをさわっていると、私のおしりを後ろからトントンとたたくものあり。
振り返ると、なんとフルちゃん。
「子猫ちゃんもかわいいやろけど、ボクもけっこうかわいいよ。ナデナデでもしませんか。」
「ビックリするやんかー。フルちゃんかいなー。ナデナデしたろー。」
フルちゃんは大満足。ネコちゃんみたいに、「ぐるぐる」いいそうなくらい喜んでくれた。
今年の宿泊先は、「スカイビラさのう」。その名のとおり、山の上にある宿泊施設だった。
朝5時20分に起きると、下界はもやがかかっていた。いい天気になりそう。
会場に着き出店の準備をしていると、「ピーロピロピロピーロ、ピョロローヒョッヒョッ・・・」とたて笛の音色が・・・。よく見てみると、うちのテントの前でたて笛を披露されている女性がお二人。一人は中学生ぽい女の子で、もうお一人は・・・、あっ、あやのさんじゃないですか。去年この大会で私が選んだベストドレッサー賞に輝いた・・・。
「えっ、こんなこともしてはるんですか。」
「はい。」
この時間にここにおられるということは、泊まりだろうし。ごいっしょされてる女子中学生はいったいどなた? それに「流しのギター」は聞いたことがあるが、「流しのたて笛」は初体験です。
あやのさん、本当に不思議な方です。(あぜんとしてしまい、写真を撮らせてもらうのを忘れてしまいました。)
この大会は定員制なので、総参加者は増えてはいない。
ランニング関係の業者は4店舗で、出店場所はローテーションになっている。今年はうちは道路に近い角っこなので、準備も後片付けも楽。
天気もよさそうなので、ここ数年のうちでは少しは売り上げが伸びそうなフンイキだ。
10時から、2kmジョギングの部。185人のエントリー。
ここ数年、ずっとヨメさんが出場を続けている。
ダムに向かって駆け上がり、あっという間に折り返し、急坂を駆け下りてくる。ジョギングとはいえ、ある意味とんでもないコース。
元気な子どもらといっしょに走れるのがいいですかね。
うちのヨメさんは、写真を撮ると怒る。でも、かわいく撮れているとそうでもない。
ああ、むずかしー。
これは、ちょっと前を走って連写でバチバチ撮るしかない。10枚に1枚くらいはかわいいのがあるかも・・・。
逆光で、あきません。
これは笑ってるけど、足が短く写って・・・。
これは腕もあがって、まあまあかい?
この時点で、ヨメさんの写真を27枚も。ああ、たいへん。
ジョギングの部最後尾近くに親子の姿。
「おいくつですか?」
「2歳です。」
お父さんはハーフに出場されるようだし、このペースだとスタート時刻に戻ってくるのは無理かも。
このベビーバギーランナーが最後尾だったかな。
ここからの上りもたいへんやけど、帰りの急な下り坂、だいじょうぶかいな。
と思って見ていると、もうトップが戻ってきた。
元気な小学生の男の子が二人、デッドヒート。気持ちよさそう。
それから5分後くらい、坂の上に見えました。
「おー、ますみちゃーん。」
さすがに、下りはよく足が前に出ている。「走っている」という感じが出ている。
ゴール前もよく腕が振れて・・・。
笑顔でゴール。
この写真が一番いいかも。
プロのカメラマンさんは、もっといいのを撮ってくれはったかな。
けっきょく、私がヨメさんを撮った写真は合計44枚。そのうち2、3枚でも「怒られへん写真」はあったかな。心配。
テントに戻ると、「山水荘」のご主人が店番をしてくださっていた。何から何までほんとにすみません。
お話をお聞きすると、2番目の娘さん(廉と同い年)は他府県の公立大学に合格され、今一人暮らしをされているそうだ。ご家族みなさんお元気そうで、よかったです。
(注)後半に、続く。
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2010年05月30日(日)
第30回山中湖ロードレース [ランニング・出張販売]
レースがスタートしたので、トイレがすいた。
トイレに行こうとして横を見ると、小さくて白いかわいいワンちゃん発見。
「お父さんが走ってたらね、ついて来たの。」
小学3年生くらいの女の子が、そう教えてくれた。
「たぶん迷い犬だと思うんですけど、それからうちで飼ってるんです。」
その子のお母さんが、そう補足説明してくださった。
かわいいワンちゃんに会えたら、もうそれだけで大もうけ。商売のほうは、もうどうでもええ・・・、と思ったら大まちがい。しっかり仕事をせねば。
朝、5時45分起き。
6時半までに商品搬入を終わらなければならない。
何とか雨はやんでくれたが、昨日に引き続き寒い。
天気のいい年なら、朝早くから会場は人でごった返すのに・・・。13000人のランナーはいづこに?
こんな時は、やっぱり犬探しに限ります。
去年も写真を撮らせてもらった「タロウちゃん」。去年11歳だったので、今年は当然12歳。今でも短いレースならいっしょに走るらしい。
「しまだ大井川マラソン」のPRにこられてたお茶娘さん。こちらは写真を撮らせてもらっても、にっこり。好感が持てます。この大会なら行ってみたいという気になります。
雨は降ってなくても湿気がすごく、商品をテント下から出すことはできない。それに、大会側からあまりはみ出さないようにときつくお達しが出ている。いろいろとたいへんなんです。
「オー、JAPANノユニフォームジャナイデスカ!」
「サスケ・オス・13歳」
「えー、13歳!」
「そうなんです、おじいちゃん犬なんです。」
「いやー、わこ見えますやん。」
元気元気なおじいちゃん犬は、スタスタと走り去って行った。
湖岸道路がスタートなので、会場から少し歩かねばならない。ギリギリまでトイレ前にたくさんの人が並んでいたが、スタートに間に合ったのだろうか。
うちの店の近くを歩くかわいいワンちゃん。
「くーちゃん・メス・まだ8カ月」
小さくて細くて不安そうだったけれど、かしこそうな顔 だった。
それにしても、会場として使われている山中湖中学校のグランドはだだっ広い。元々は小さな村であっただろうに、よくこんな広いグランドにしておいたものだ。先見の明があった人がいたんでしょうね。
小学生の女の子とお母さんが、白いきれいなワンちゃんをつれてきておられた。
「写真撮らしてもらっていいいですか。」
「はい、ありがとうございます。」
「お名前は?」
「ゆきちゃんです。」
「何歳ですか。」
「2歳なんです。」
「お父さんが走ってたらね、ついてきたの。」
「たぶん迷い犬だと思うんですけど、それからうちで飼ってるんです。」
うれしかったやろなー、飼い主になった女の子。
「ゆきちゃん」は、雪のように白いからそう名付けられたのかなー。
何枚写真を撮っても横向きばっかりだった。
「ゆきちゃん、こっち向いてえなー」と言ったら、飼い主のお母さんがお菓子の入った袋を振ってゆきちゃんをこっちに向かせてくださった。
幸せなワンちゃんを見つけると、こっちまで幸せな気分になれる。
「ゆきちゃん、また会おうぜ!」
後片づけは、出店業者中一番。2時前に会場を出ることができた。
会場近くの中華料理店「湖林」さんに入ろうとしたら、店の名前が変わっていた。でも、料理の内容は変わっていないようだった。
A、B、Cの3種類のランチ、1365円。私は「エビチリ」、ヨメさんは「肉とピーマンいため」のセットにした。
食べながら話したこと。
今年のこの大会の売り上げは、過去最高の時に比べ3分の1以下。その反面、今年は出店料が前年の数倍に跳ね上がったため完全な赤字。いろいろと無理をして、こんなに遠いところまで出張販売に来る価値があるのだろうか。
来年以降は考え直さないといけないのかも・・・。
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