2024年01月12日(金)
サイログロブリン値15.4 [病院]
■サイログロブリンとは(隈病院ホームページより抜粋)
血中に分泌される甲状腺ホルモン(T4=サイロキシン)の直前の物質のことです。
甲状腺組織の中で合成され大量に貯蔵されています。
正常の状態では血液中にはわずかにしか出てきません。
甲状腺に病気が出現した時に血液のサイログロブリン値が高い値を示します。
その値は血液中の濃度で表現されます(正常値46ng/ml以下)。
サイログロブリンは甲状腺の血液検査でしばしば測定されるもので、Tgと記されています。
甲状腺乳頭がんや甲状腺濾胞がんになった方は、甲状腺全摘術の後に腫瘍マーカーとしてサイログロブリンの測定を行います。もし低下していた血中サイログロブリン値が高くなった時は、頸部のリンパ節の再発、遠隔臓器への転移、たとえば肺転移や骨転移などが考えられます。
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今日は京大病院放射線治療科。
先週の血液検査の結果を見て、今後の治療方針をご相談させていただく。
9月のアイソトープ治療の効果があったかどうかは、サイログロブリン値で判断する。一桁であれば「かなり効果があった」、二桁であっても低い値であれば「効果があった」と言える。
今日見せていただいた私のサイログロブリン値は15.4。
5、6年前の一桁には届かなかったが、二桁の中では低い値。これなら「効果があった」と言える。
それよりも、肺の中に見られた癌細胞と思われるものがすべてなくなっていた。これはうれしい。「甲状腺癌の肺転移の可能性」を言われていたのだが、今のところそれは遠のいた。
そして今年の治療方針は・・・。
アイソトープ治療は何年も何年も続けるものではないらしい。ただ私の場合その効果が出ているので、今年も続けてする価値はあるとのこと。
ただし、今後のサイログロブリン値の推移を見て判断しましょうということになった。
去年、退院前から味覚異常になった。それが完全に戻るまで1か月かかった。いやしんぼの私には、とてもつらい期間になった。
あれを思い出すと「今年はやめておこうか」とも思う。でも肺の中の「癌の雨」みたいなものが消えたと聞かされると、「やっておいたほうがいいのかな」と思う。ああ、むずかしい。
3か月後の4月に、また採血してサイログロブリン値を測定する。
それからどうするか考えましょうねえ。
駐車代節約のため、京大病院に行くときはいつも出町近くのバイト先(学生寮)に車を置かせてもらっている。
行きは東大路の一筋西の通りを南下。1kmちょっと。
帰りは東大路通を北上。京大吉田寮の立て看板を見るのが楽しみ。こちらは1.4kmほど。
行きも帰りもゆっくり走って行った。「元気な病人」は走らなくては。
そのあと、河原町三条のホテルへ。
女子駅伝・沖縄チームに差し入れのお菓子を持って行った。(アンカーの安里真梨子さん宛てに。)
大会当日も応援に行くが、今年はなんとか最下位脱出してほしい。
今日のお昼は、沖縄に帰った真樹のお弁当と同じもの。
短い期間だったが、真樹がいると家がパッと明るくなる。お金がかかって大変だが、また帰ってきてほしいなあ。
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【RUN】
夕方4時半ごろ、お米がなくなったので遠い方の野菜自販機へ。
すると、その帰りにアルちゃんに遭遇。このごろアルちゃんあまり愛想よくなかったのだが、今日はすごく喜んでくれた。
お米2kg(700円)を持って走るのはたいへんだった。
うちから往復で1.4km。
5時過ぎ、またちょっとだけ走りに。
まずは町内アッブジョグ。
お上品白猫ちゃんがこちらを見てくれていた。
今日はいつもの1000mコースを使ってタイムトライアル。
走り出したら、なぜか手と足の動きがバラバラ。
「これではまた4分半を超えてしまう」とイヤになった。
ところが半分すぎてから、やっと手足の動きが一体化した。
北稜高校前バス停ゴールは4分23秒。
前回より9秒速くなった。
よっしゃ、次は4分20秒切りやー。
またキュウ太君にごあいさつ。
今日は近づいては来なかった。
キュウ太君前に、「猫ちゃんの里親募集」。
たぶんもう中猫になっていると思うが、どなたかぜひ飼ってあげてください。
こんな自己流の練習が、効果があるかどうかは分からない。
でも人の話を聞いたり、ネットで練習方法を調べたりする気はまったくない。
ジジイは、「これでいいのだ!」
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2023年11月02日(木)
アセトアミノフェンはカロナールのこと [病院]
もう限界。
先週木曜から左の腰が痛くなり、もう1週間がたった。シップははっているが、少しも痛みはやわらがない。
5年前だったかにも同じようなことがあった。
「沖縄100Kウルトラ」の10日ほどあと、立っていられないくらいおまたが痛くなった。脂汗が出るくらい痛くてたまらなかったので、鞍馬口医療センター・整形外科でみてもらった。担当は小西真奈美似のK医師。
レントゲンとMRI検査の結果、診断は「恥骨骨折」。
「おまたも骨折すんのかー」と衝撃の結果となった。
そうゆうこともあるからね。しっかりみてもらわなくては。
朝一に病院に行ったが、予約優先なので、私はその方たちのあとの一番最後に回されるらしい。
とりあえずレントゲンを撮り、診察室に呼ばれたのは11時半過ぎ。
「神経が圧迫されて痛みが出ています。」
「骨には異常がないんですよね。」
「念のため、MRIも撮っておきましょう。」
「ああ、またお金いるやん」とも思ったが、この痛みの原因をはっきりさせておくためには仕方ない。
MRIは12時半から。
それが終わって再び診察室へ。
「骨に異常はありませんでした。神経の圧迫だけです。」
背中に痛み止めの注射を2本。それに痛み止めの薬も処方していただいた。
「近所の医院で、痛み止めの薬は腎臓に悪いと言われたんですけど・・・。」
「腎臓に悪くない薬なんてありません。歩けないくらいの痛みなのに、腎臓がどうこう言ってる段階ではないでしょう。」
と言うことで、「アセトアミノフェン」という薬を処方していただいた。
「こんな名前の薬、聞いたことないなあ」と思って薬屋さんへ。
「なんやー、アセトアミノフェンてカロナールのことやったんか。」
カロナールはロキソニンほどきつくない薬やね。
痛み止めの注射とカロナールのおかげで、腰がぐっと軽くなった。こんなことなら、もっと早く来たらよかった。骨がなんともないのなら、あとはその「神経の圧迫」というのがましになるのをじっくりと待ちましょう。
明日は「鴨川はんなりラン」。
「だいたい20km」というのを走ろうと思っていたのだがもう走ること自体をあきらめようと思っていた。でも今の調子なら、10kmくらいは走れるかも。ゆっくり、そろそろ走ったらいいかなあ。
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2023年10月06日(金)
肺に降る雨がやむ [病院]
今日は、京大病院放射線治療科。
先月退院した時の検査の結果を聞きに行く。
私の担当医は火曜日しかおられない。でも今の私のバイトが火曜と木曜。その話をすると、放射線治療科の金曜の医師に引き継いでくださった。ありがたい。
朝10時、玄関を出ると「ぴゅー」。
ぴゅーたが目の前を横切った。
「ぴゅーた、写真撮らせてー」と追いかけて、車の下に入ったけどパチリ。おっとこまえやねえ。
私のもう一つのバイト先、出町近くの学生寮に車を置かせてもらい、そこからジョグで京大病院へ。1.1kmなのでかなり近い。これで駐車代1000円が浮くのだから、元気な病人は走らなくては。
新しい医師がどんな方か心配だったが、A医師もいい方でよかった。説明も大変わかりやすく、私の質問にも的確に答えてくださった。
一番に言われたのは、シンチ画像を見せながら「一年前に肺に雨が降っているように映っていましたが、なくなりましたね。」
「えー、そうなんですか。そしたら肺転移の可能性も低くなる・・・。」
これだけでも治療をしてもらった価値がある。
今回初めて胸がムカムカして食欲がなくなり味覚もおかしいとお話ししたが、「それが普通で、今までが特殊だったと思ってください」とのこと。徐々にましになっているのなら何の問題もないらしい。もうちょっとのしんぼうかな。
待ち時間が長かったので、会計が終わったら12時前。
退院日に行こうと思っていた「ラーメン第一旭」さんへ。
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ちょうど昼時で混んでいて、だいぶ待った。
でもそのほうがお腹が減っていい。
退院日に行っていたら、全然食べられへんかったやろうね。
今日はおいしくいただきました。
ただし、やっぱり味が薄く感じられる。薄いはずはないと思うのだが。
ラーメンスープの中にみーちゃん発見。
「がんばりやー」ゆうてくれてますね。
帰りは全部歩き。
京大吉田寮だけが京大さを残している。
ここを何とかして壊そうと計画されているらしい。
負けるなー。
また走りたくなったが、ここは速歩きで。
帰りはちょっと遠回り。
だいたいキロ9分切りのペースで歩けた。
ウルトラの終盤も、これくらいの速さで進めたらいいのに。
家に帰ったら、もうみーちゃんはみーみー言わない。
オバサンが出かけているのにやっと納得したようだ。
「今日帰って来やはるしなあ。いっぱい遊んでもらいやー。」
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2023年09月21日(木)
線量測定合格 [病院]
夕方だと思っていた線量測定が、もう終了(午後2時すぎ)。
単位はよくわからないが、30以下合格で私は19。なんか去年も19やったような・・・。
去年は体内残留放射線を体外に出すために、ジュースをいっぱい飲んで気持ち悪くなった。今年は控えめにしていたので、それはまし。ただ食欲が全然なく、お昼は梅干ししか食べられなかった。
退院後はなにを食べてもいい。
味の濃いラーメン食べたいなあ。
もうすぐケイタイも回収。明日戻してもらうまで連絡をとったりできない。
残りの時間は、しっかり読書!
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2023年09月20日(水)
なにもないのも疲れる [病院]
今日は午後に、担当医がちょこっと様子を見にこられただけ。私に近づくと被爆するので、2mほど離れてしゃべっておられた。
室温は28.5℃の設定なのに寒い。
チャックのこわれたジャンバーを持ってきていてよかった。
ケイタイがラッピングしてあるので、写真が全部かすんでいる。
ああ、なにもないのも疲れる。
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2023年09月19日(火)
パーテーションの向こう側 [病院]
病院の朝食は、ごはんかパンかを選べる。私はパン
「なんでパンやねん!」と入院前にヨメさんに言われた。「毎朝お茶漬けしか食べへんくせに。」
「病院のパン、おいしいねん。」
「なんや、それ。」
若干焼きすぎましたねえ。
すべて食べ終わったあと、お楽しみのコーヒー。
「あれっ?」
今日は全然おいしくなかった。
そういえば朝から不調。
放射性ヨード服用前なのに、服用後のような症状。
入院中の楽しみは、桃とコーヒー。昨日のコーヒーはすごくおいしかったのに、今朝はダメ。
「水のせいかなあ。」
水道水が消毒臭かったので、売店へ水を買いに行くことにした。
午前中ならまだだいじょうぶ。放射性ヨード服用時刻に近くなると、廊下のパーテーションが閉められ、そこからは一歩も出られなくなってしまう。
余分に持ってきたコーヒー、売店で買ってきたお茶パック、アメなどを使い切れる分に分けた。残りはカバンに入れてロッカーに保管。金曜朝に取り出せる。
今回は持ち込む(退院時に捨てる)本を選ぶのを忘れていた。昨日の朝、枕元にあった新書で読まずに放置していたものをつかんできた。
金曜朝までに2冊しっかり読みましょうねえ。
昼食は、ちょっと気持ち悪い時に気持ち悪いマリネ。
私にしてはめずらしく残してしまった。
コーヒーは、買ってきた水を沸かしていれた。朝よりは味はましだったがもひとつ。味が変なのは、どうも私の体調のせいみたい。
毎年同じことをしているつもりでも、確実に1歳老けているのだから同じにはならない。たいへんやわ。
もうすぐパソコンも片付けてロッカーへ。
あしたあさっては、ぐるぐる巻きケイタイから記事をアップできるかな。
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