2018年02月09日(金)
京都マラソンがパー、12000円がパー [病院]
昨日は歩行も禁止だったが、今日はOK。
ロビーまで歩いて行って、久しぶりに外の景色を見た。いい天気。こんないい天気の時に京都マラソンがあったらなあ。
もちろん、9日後の京都マラソンは走れない。あれだけ計画を立ててしっかり練習してきたのに。今回勝手にライバル視していた桜井さんと中嶋さんに合わせる顔がない。
それに参加費の12000円。キャンセルしたら半分くらい戻ってくる制度にしてほしいねえ。12000円は痛すぎる。
シャワーもOKだったので、着替えを持って入ろうとした。しかし、着替えのパンツが見当たらない。昨日メールで、「洗う用のタオルとパンツとヒゲソリが入ってなかったので、持って来て」と送った。今日の朝来てくれたので調べてみると、その三つとも持って来てなかった。ある意味、お見事!
しょうがないわ。それどころやない。今、ヨメさんは大事な時期やもん。何、気楽たらしく入院しとんねんちゅうこっちゃね。
一人で出張販売に行く予定だった「出雲くにびきマラソン」が、雪で中止になった。2年連続です。去年も一人で行く予定で、兵庫県加西市まで行ったときに中止の電話がかかってきた。この大会とはご縁がないんでしょうか。
ほんとうは今日は寮2(出町)24時間勤務の日。昨日ヨメさんに断りの電話を入れてもらった。ここの1回の勤務のバイト代は、京都マラソン参加費より多いんですんですけど。
今日、毎週水曜に勤務している寮1(二条)の寮長さんにメールした。「入院が長引くかもしれない」と。
胆嚢だけでなく膵臓まで炎症を起こしているので、そうすぐには退院できないらしい。お腹だけではなく脇腹まで痛かったのは、膵臓が「たすけてー」ってゆうてたんですね。
そうそう、昨日は薬のせいかなんかわからんにゃけど、「出たい出たい」と言っている○ッコがまったく出なかった。下腹がパンパン状態で、ずっと気持ち悪かった。
今日の朝一番、開通。これだけでもすごくうれしい。
さてこの先、どうなるんでしょう・・・。
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2018年02月08日(木)
総胆管結石嵌頓による急性胆管炎、胆石膵炎 [病院]
【病名】総胆管結石嵌頓による急性胆管炎、胆石膵炎
嵌頓(かんとん)とは、胆嚢から胆管に飛び出した胆石がはまり込んで動かない状態をいいます。
食事によって胆嚢は収縮しますが、結石の嵌頓により胆汁が胆嚢から出られない状況になります。それでも胆嚢は縮もうとしてけいれんに似た痛みが起こるわけです。脂っこい食事(天ぷらやとんかつなど)で胆嚢はより強く収縮しますが、夕食にこのような食事をとることが多いため、夜間の発作が典型的となります。食物が消化されて十二指腸から小腸へ移動すると胆嚢が弛緩(しかん)して嵌頓がはずれ、明け方頃には自然に痛みがとれてきます。
私の場合、嵌頓が外れず、胆管とつながる膵管にも影響を及ぼし膵炎を併発しています。そのため、入院期間が長引く可能性が高いそうです。
【治療計画】当面絶食、点滴にて加療します。内視鏡処置を予定します。
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何日か前から、胆嚢が痛みそうな兆候があった。マラソンの途中でふくらはぎにピリッピリッと来るような、こむら返りの兆候に似た感じ。
それでも、その兆候が出たあと安静にしていると大ごとにならずに済んでいた。
2月6日、お昼にインスタントラーメンを食べたあと、物足りなかったので食パンを焼いて食べた。マーガリンをたっぷりぬって。
そのあと来ました、みぞおち当たりの痛み。これは明らかに胆嚢炎。今までと明らかにちがう痛さ。この痛みは、去年6月の「一人沖縄平和ラン」の前日以来。
こういう場合、痛みに耐えて、おとなしく消化されるのを待つしかない。おとといも、2時間ほど寝ていたら痛みがましになってきた。
そして、昨日。
寮1の朝食には目玉焼き。もちろん黄身を外して食べた。昼食も全く同じもの。また黄身を外して食べた。
そして夕食はカレー。私の要注意食品は、卵の黄身、マヨネーズ、マーガリン、くらいしか思いつかない。脂っこいものもダメと言われていたが、カレーが脂っこいものに入るとは知らなかった。
ここのカレーはおいしいので、大盛りにして食べましたがな。
夜7時半ごろに食べ終わり、8時半ごろからお腹がおかしくなって来た。それでも11時の館内巡回までしっかり働き、11時40分くらいに帰宅。
「めちゃくちゃ顔色悪いでー」とヨメさん言われた。
「救急車呼ぶ?」とも言われたが、寮で救急車を呼んだ時、あとの警察の事情聴取などが大変だったのでやめといた。
「明日の朝までに治るかもしれんし・・・。」
今までそうだったので、この時は本当に治ると思っていた。
夜、居間に毛布などを敷き、上半身を起こした状態で寝た。この姿勢が一番楽だったので。床暖もガスストーブもつけっぱなしで。おかげで、寒がりのきくがずっと朝まで付き合ってくれた。
けっきょく一睡もできず、白々と朝が来た。痛みはまったく治まらず。こんなに長時間痛いのは初めて。
ヨメさんに起きてもらい、鞍馬口医療センターの救急に送ってもらうことにした。
最初、私が電話したので、「できれば8時半から専門の先生が来られますので、それまで待っていただけませんか」と言われた。こっちは痛くて「ウーウー」ゆってんのに。
2回目はヨメさんにかけてもらった。
また同じような返事だったが、「もう耐えられないって言ってますので、そちらに向かいます。」
向かっている途中にも病院から電話があったようだが、それにも気づかず直行。7時過ぎに到着し、救急待合へ。
「救急の先生が専門外なので、8時半まで待っていただければ・・・。」
「まだそんなことゆうとんかい! こっちはもう歩くこともでけへんくらい痛がっとんのに・・・」と言いたかったが、もう「ウー」と「アー」しか言えない。
そこに現れし看護師さん。
「あっ、キャロットの・・・。」
うちのお客さんでした。
それが影響したわけではないでしょうが、救急の先生が診てくださることになった。
「胆嚢炎にまちがいないと思いますので、とにかく痛み止めをお願いします。」
これだけはきちんと言った。
そのあと、すぐに痛み止めの点滴。
8時半まで待って、内科の診察。
おー、またまた美人医師。
「こうじさん、よかったな」とヨメさん。
たしかに、これで早くよくなる気がする。
今までのいきさつをお話したあと、あちこち検査に回された。
その時に、「病院に来られた時の痛みが10としたら、今の痛みは?」と聞かれた。
「9です。」
痛み止めを3種類くらい点滴してもらってるはずなのに、効いとらんがな。
検査から戻ると、内科の?医師から詳しい説明があった。
1年半前に初めて胆嚢炎を診察してもらったとき、「次に発作が起こったら、すぐに緊急手術です」と言われていた。それは胆嚢を全部摘出する手術を意味していた。
それを覚悟で病院に来たのだが、今回の緊急手術は、胆石が詰まっている総胆管の出口を広げてステントという管を挿入する手術だった。まずそれをして、様子を見てから今後の治療を考えるという方針らしい。
手術名は「内視鏡的逆行性膵端胆管造影検査」。
口から内視鏡を入れ、胃から十二指腸まで伸ばし、そこから総胆管に逆行してステントを挿入する。詰まっている胆石はそのままだが、3ミリのプラスチック管(ステント)が胆汁を通してくれるようになり、痛みが治まるはず。
手術説明の時、I医師が自分で図を描きながら説明してくださったので、すごくよく理解できた。説明の時の言葉も、医学専門用語ではなく、素人にも分かりやすい表現でありがたかった。その時、「鞍馬口」にしといてよかったと思った。
そのあとも痛みはなかなか治まらなかった。10時くらいでまだ5くらいの痛み。最初の痛み止めがなくなったので、また追加してもらった。それが効いたのか、そのあとやっと落ち着いてきた。
午後3時ごろから手術室へ。
「胃カメラのようなものです」と言われていたので、麻酔なしでやられるものと思いこんでいた。ところが、「ゼリーのような麻酔を喉から入れます」「シュッシュッシュッと3回しますから10秒後に飲み込んでください」。
変わった麻酔やなあと思っていたら、まだそのあとに「眠くなる薬を点滴から入れます」。ゼリー、シュッシュッシュッ、眠くなる薬の3重の麻酔かいなと思ったとき、もう寝ていた。
1時間後に終了。病室へ。
のどの痛みはまったくなし。
「うまい!」
これでしばらくはだいじょうぶなんでしょうか。
当分絶食で、水も少量可なだけ。私の好きなコーヒーはあかんらしく、水とお茶をちょびちょび飲むしかないらしい。つらいなー。でも、お腹いたが12時間以上続いたことを考えれば、これくらいしんぼうせんとね。
ヨメさんは大事な卒試期間中だというのに、ほんまにごめんなさい。迷惑ばっかりかけて。
いつかこのご恩返しを・・・、てゆうてるうちに死ぬんやろなあ。
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2018年02月06日(火)
通院ラン [病院]
「昨日は、扁平足と甲状腺低分化癌をつなげるええ記事が書けた。深刻に病気と闘っている患者さんにとったら、『何が風さそふやねん!』って腹立ててはるやろけどな。」
そうヨメさんに言ったのだが、ヨメさんは今、卒試(卒業テスト)のことで頭がいっぱい。私には関心なし。(いつもか・・・。)
まあ、つなげようのないようなもんをうまいことつなげるのも私の得意技。
今日も「通院」と「ラン」。どっちのカテゴリーに入れるか迷ったが、やっぱりインパクトとしては「病院」カテゴリーですね。
今日は京大病院に行き、入院するかしないかを決める。ただこれだけのことなので短時間で済む。かと言って、駐車場無料の30分以内に終わるのは難しい。私が一番恐れていた、「駐車30分超えで料金1000円」というぼったくりにあいそう。あほらし、あほらし。
先日車で行ったとき、距離を測ったら自宅から7.5kmほど。
「ええい、走って行ってまえ!」
治療中の癌患者が、駐車料金がもったいなくて自宅から病院まで走っていく。
みなさーん、元気な人(?)は病院まで走っていきましょう。なーんかおかしいけど、まあええか。
今日起きてガスストーブをつけると、その温度計が表示されず。この温度計は1℃からしか表示されない。今日は室内でも零下やったみたい。
朝ごはんを食べたあと、走る用意をして、9時過ぎに自宅スタート。家から京大病院まで最短距離になるように、まっすぐ南へ。
空は快晴だが、風がさぶうてさぶうて。
それでもずっと下りなので、順調に走ることができた。
下鴨神社前から出町を通り川端通を南下。
京大病院の北に隣接する医学部棟のあたりから入れると思ったら、工事中で通り抜けできなかった。構内を若干迷走。
病院玄関到着。
ずっと下りなので、楽だった。
7.5km、41分。実際は信号待ちがけっこうあったので50分近くかかり、9時55分着。予約が10時だったのであせった。
今日は積貞棟ではなく、「外来がん診療部」へ。
先週は予約時刻より早く着き、診察も早くしていただいた。ところが、今日はかなりの待ち時間。
そのうち、近くに座られていた男性が電話。
「お医者さんの話では、今晩か明日みたいですね。家族葬にしたいんですけど、料金はいくらくらいからですか。段階があるんですよね。」
おー、癌患者がいっぱい待機している待合で、葬式業者と相談ですかい!
そのあとも、親戚など、あちこちに電話しておられた。
うーん、何年か後のヨメさんの姿ねえ・・・。(甲状腺低分化癌の5年生存率は、だいだい50%台。)
こないだ、名護ハーフでいただいた立派な入賞盾を「棺おけに入れてな」と頼んだ。
「はあ? 棺おけなんかないで。葬式もないのに。」
それを聞いたとき、一瞬「えっ!」と思ったが、あちこちに電話されているその男性の姿を見ていたら、私はなしでいいと思えてきた。あんなん、たいへんやわ。
生きているうちにしたいことを全部して、家族や友だちに迷惑かけまくって死にたい。そんな人間に、葬式や棺おけなんかいりません。病院に火葬場があったら即火葬、それなら手っ取り早くていいのにね。
だれかに「パオパオさんは?」と聞かれたら、「もう燃やしました」と答えればいい。うちのヨメさんなら、それくらいシラーとできそう。(これ、ほめ言葉です。)
30分待って、診察は10分足らず。診察というより、入院の打ち合わせですね。
入院の男性枠は8月6日まで空きがなく、今から半年先の入院ということになった。
最初、「鞍馬口の?先生は、入院は想定しておられなかったようです」と言うと、「じゃ、やめられます?」と聞かれた。
(えっ、強く勧められたように思っていたのに、そうでもないん?)と思ったが、もうヨメさんと相談して入院すると決めてきたので変えなかった。
もし男性の甲状腺低分化癌のデータが欲しいだけだったとしても、それはそれで何かの役に立つであろうからよし。
私は放射性ヨード薬服用後の体調の変化もほとんどなかったし、あんまり心配なことはない。強いて言えば、設置されているテレビが地上波しか映らず、退屈だったことかなあ。BSでヤクルト戦見たかったのに・・・。
効果があると信じ、8月の入院日まで「かしこう」しときましょ。
けっきょく病院にいたのは50分ほど。想定していた通り、車で来ていたら1000円ぼったくられだった。
同じ道はおもしろくないので、帰りは東大路通から。
空は快晴、風がさぶさぶは来た時と同じ。
一乗寺のラーメン通りを通って。
学生時代この近くに住んでいたが、そのころはラーメン屋さんなんかほとんどなかったと思う。40年以上も前の話ですけど。
「にぎり長次郎」の前で5km。
やっぱりこっち回りで帰ると、来た道より1kmほど遠くなる。上り坂でもあるし、だんだんヘロヘロになってきた。
我が家到着、8.5km、52分20秒。
往復で16km。ええ「通院ラン」ができた。
また機会があれば・・・。
それ、病人らしくないやろ!
お昼はヨメさんがラーメンを作ってくれた。それではちょっと物足りなかったので、食パンを焼いて食べた。こないだ私がまちがって買ってしまった「4枚切り」の分厚い食パン。
この食パンにマーガリンをたっぷりぬって・・・。分厚い食パンも、なかなかおいしいやん。
それはそれでよかった。
しかし、ちょっと時間がたつと「いたたたた・・・。」胆のうがー!
忘れてたー。私は、すぐにでも手術をせよと言われている胆のう炎患者。甲状腺癌治療優先で、手術は猶予してもらっているが重傷の胆のう炎でした。
卵の黄身とマヨネーズはずっと気を付けて避けていたが、マーガリンもあかんにゃ。パンが分厚いから、それに合わせてぬりすぎたなあ。
このあと久しぶりに苦しみ、横になってじっとしていた。重症でなかったら、2、3時間おとなしくしていたら楽になる
根がいやしんぼやから、要注意要注意。
ところで、胆のう炎の手術はどうしたらいいんでしょうねえ。もう、ごまかしきれんかも・・・。
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【今日のきく】
今週は、水・寮1、木・商品積み込み、金・寮2、土日・一人出張販売。
きくとゆっくり散歩できるのは今日くらい。いつもより散歩の増量サービス。大きな公園では、久しぶりの追いかけっこサービス。いっぱいサービスしてやった。
オバシャンもテストで大変やから、かしこうしといてや。
わがままゆうたらあかんで。
きくは聞いてへんようで、ちゃんと聞いていることが多い。
かしこい犬ですにゃわ。
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2018年02月05日(月)
風さそふ 足よりもなほ 我はまた 春の名残を いかにとやせん [病院]
「風さそふ 足よりもなほ 我はまた 春の名残を いかにとやせん」
【解釈】 風にさそわれていちびって走りすぎている私の足は壊れかけていますが、足が壊れる前に生涯を終えようとしている私は、この心残りをどうしたら良いのでしょうか?
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ええパロディができた。
浅野内匠頭、怒ってはるやろなあ。
今日は、鞍馬口医療センターの整形外科へ。しかし、先週京大病院でアイソトープ治療(入院)を勧められたので、こちらのI医師の考えも聞いてみたかった。予約はしてなかったのだが、整形外科のあとに耳鼻科を無理やりねじ込んでもらった。
まずは整形外科。
特注インソールは、想像していたよりいいものだった。医療用というからにはある程度重いものかと思ったが、意外と軽い。シューズに入れて歩いてみるとピッタリ。
ところが、問題が。
先週は普段履きのGT2000を履いて行った。もちろん足型はとってもらったのだが、インソールを入れるシューズをこのGT2000と想定されて作ってもらったようだ。
私が走るときに使うシューズは、「レンブースト」とか「スカイセンサーJAPAN」、「ターサージールTS4」、「イドミ」など。今日はその4足を持って行ったのだか、みんな土踏まずの下あたりが細くなっている。せっかく作っていただいたインソールが全然合わない。
シューズを預かってもらって、それに合うように作り直してくださるらしい。先週に走るシューズを持って行っといたらよかったですね。お手間かけて申し訳ありません。
一度作ったインソールは1年半使用し、その時期が来ればまた新しいのを作っていただけるそうだ。(もちろん、費用は同じだけかかります。)大事に使わなあかんね。
あっ、そうそう、私の病名は「両外反母趾、両扁平足」やそうです。(泣)
次に耳鼻科。
京大病院で言われたことをそのままお伝えした。そして、「?先生は、『このまま経過観察していきましょう』という感じのお話でしたよね」と確認した。
「そのつもりだったんですが・・・。京大病院の先生が心配されるのも分かります。やはり低分化癌ですから。」
そして、サイロブログリンの値を時系列にした一覧表を見せてくださった。
2016.08.22 197.4 (8.18胆のう炎+甲状腺腫瘍発覚)
2016.12.05 33.2 (10.04甲状腺腫瘍摘出、10.20PET検査)
2017.01.30 46.8
2017.08.21 1.7 (4.26甲状腺全摘+リンパ節郭清、7.10アイソトープ治療)
2011.01.16 2.6
I医師の結論。
「私は今は必要ないと思っていましたが、京大病院の先生が勧めておられるのなら、アイソトープ治療をされた方がいいと思います。」
浅野内匠頭みたいに「心残り」なんかあったらあかんちゅうことですかねえ。
さて・・・。
今日の一人晩ごはんは、昨日の残りの鍋。
2日連続同じものだか、昨日は日曜で二人で食べられたからまだよかった。一人でこんな大きな鍋を出してきて食べるちゅうのもねえ・・・。
先日、ちひろさんからメール。私の知り合いには二人のちひろさんがいる。最初、私の最後の教え子であるちいちゃんだとばかり思って、ドキドキしながら読んでいた。先日、「奥さんが忙しいときは自炊しましょう」というハガキをもらったばかり。
「また、なんかしかられるんやわー。ヨメさん喜ぶがなー」と思いながら読み進めると、最後に「藤井さーん」と。これでガクっと来た。
「ちいちゃんちゃうやん。竜太さんの奥さんのちひろさんやん。ほっ!」
(ちいちゃんは、いまだに「先生」と呼んでくれます。)
ちいちゃんに叱られんように、しっかりせんとね。
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【RUN】
昨日はしんどくてまいった。
腰がガクガクで。頭は痛いし、お腹の調子も悪いし・・・。
まあ土曜日に思う存分走らせてもらったし、もうゆったりと調整するのみ。と言っても、まともに走れるんかいな。
今日は宝ヶ池通の「ゆば泉」往復6km。
行きが17分、帰りが17分40秒で34分40秒。
まあまあ走れた。これで十分。
明日、5本指のアーチサポートソックスが入荷するらしい。ヨメさんが私のために仕入れてくれた。愛情やね。
京都マラソンへの準備着々です。
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【今日のきく】
ヨメさんが「5本指のアーチサポートソックス入れたったでー」と言ったので、「愛情やん!」と言って抱き着こうとしたら、いつものパンチ!
それを見たきくがケンカかと心配して、止めに入ってきてくれた。
かしこい犬でしょ。
ふだんは、こんなビロビロですけど・・・。
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2018年02月02日(金)
再入院推奨 [病院]
「今日で一区切りのつもりやったのに、区切れへんかったなあ。」
月曜の鞍馬口医療センターの?医師のお話では、「転移していない」という感じだったのに、どうもそう言い切れないらしい。
「サイロブログリン値というのは、甲状腺全摘の場合、理論的には限りなく0に近づくものなんです。今までの患者さんの例から言いますと、2.6はちょっと気になります。ほとんどが2以下で、1以下の方もありますし・・・。
確実な効果が出るとは言えないんですが、藤井さんの場合、アイソトープ治療はまだ一度だけなので、もう一度やってみる価値はあると思います。
予約が次々と埋まっていきますので、もし再入院されるのなら、早く決断していただかないと・・・。」
また、高級布団商法かあー。
いやいやいや、ここは京都府内で最も信頼されていると言っていい天下の京大病院です。よう考えんとね。
病院の駐車場が有料化された。
30分以上24時間以内が一律1000円。
なんと患者をなめた設定なこと。病院で30分以内の用などありえないし、24時間もありえない。どうして鞍馬口医療センターのように、患者は1時間100円とかにできないのだろう。
有料化になりガラガラになっているのかと思ったら、私の前の車で満車になった。しばらく待って地下駐車場に入ることができた。
私の場合も、叡電330円+京阪210円で、往復1080円かかる。駐車代1000円で済むのなら、車で行くかということになる。ただ、一律1000円は高すぎる。例えば40分で終わった場合、鞍馬口は100円、京大病院は1000円。おかしいでしょ。
いつもの積貞棟。
早く受付をしたら、予約の10時になっていないのに診察室に呼ばれた。
そこで、先日の血液検査の結果表をお渡しした。
「サイロブログリンの値が・・・。(最初に書いた話)」
アイソトープ治療室の予約状況も見せてもらったのだが、「女女女女・・・。」その中にポツンと「男」。甲状腺低分化癌患者の男女比は1対5などと言われているが、この予約表を見る限りでは1対10以上だった。
「仮予約もできますよ。今からだと8月6日入院まで男性枠の空きはありませんが・・・。」
「そしたら、一応その日で押さえておいていただけますか。」
あー、また2週間のヨード制限食。お尻にタイロゲン注射2回。病室に持ち込んだものは全部処分。退院後3日間いなかに幽閉かー。
そうそう、退院後1年間新生児に接触禁止がもう1年更新されるわけやね。あー、まさかと思っていたことが現実になりそう。
今日の診療費は220円。やすっ!
すぐにヨメさんにメール。
「再入院推奨」・・・もう診察が終わりました。サイロブログリン値2.6は微妙なところだそうです。甲状腺全摘の場合、限りなく0に近づかなくてはならないとのこと。効果があるかどうかは保証できないが、再入院を勧めますと言われました。また予約がいっぱいなので、8月6日入院を仮予約しました。
入院せなしょうがないんかなあ。もう帰ります。
◇ ◇ ◇
メールの返事はなかったが、家に戻ってから二人で話し合った。
ヨメさんは、「ほんまに入院なんて必要なんか。男の甲状腺低分化癌の患者のデータが欲しいだけちゃうか」などという。
「なんちゅうことゆうねん!」と言い返したが、たしかに貴重なデータやから欲しいことは欲しいやろなあ。
久しぶりの京大病院の診察は、こういうことになりました。
さて、どうしましょ。
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2018年01月29日(月)
痛風でも糖尿病でもなく・・・偏平足! [病院]
「甲状腺全摘後のサイログロブリン値は腫瘍マーカーとして機能する」らしい。
そのための血液検査だったのだが、私は左足親指付け根の痛みのほうが気になっていた。また新しい病名をもらうのかしらんと思って。
しかし結論から言うと、痛風でも糖尿病でもなくただの偏平足。なんかかっこ悪い。笑うに笑えん。(私のカルテに「偏平足」と書かれたんでしょうか。)
サイロブログリンの値も変化なし。それは、癌細胞が転移してへんと思っていいんですよね。こっちは、よかったよかった。
耳鼻科9時予約だったのだが、ぎりぎりに行ったせいかだいぶ後のほうになった。
前回採血に来た時に年賀状をお渡ししておいたので、その話題から。
「ウルトラ、完走されたんですねえ」とI医師。
「はい、なんとか制限時間ギリギリで。」
「走るのに支障はなかったですか。」
「相変わらず息はしにくいままなんですけど、かえってそれがよかったのかもしれません。慎重に慎重に力を配分して走れたようで。」
「そうですか。」
「息苦しいのも、だんだん慣れてきました。」
「慣れるって、すごいことですね。それと、足首が冷えるとおっしゃってたのはどうですか。」
「これも相変わらずですね。でも長いソックスを履いたり、レッグウォーマーをしたりしているので、今は気にならなくなってきました。」
一番大事なサイロブログリンの値は2.6(下限0−上限30)。
ついでにお聞きしたかった尿酸は5.9(2.5−7)、血糖は97(70−110)。
「痛風も糖尿病も考えにくいですね。でも痛みが長期にわたって続くということですから、整形外科で診てもらいましょう。藤井さんにお聞きした通りのことを書いて、整形外科に回しますので、このあと診てもらってください。今日は混んでるとは思いますが。」
心配するほど混んでもいなくて、しばらく待ったあとレントゲン室へ。
足の横から上から斜めから、全部で7枚も撮ってもらった。「これってだいぶお金かかるんちゃうん。今日はあんまり持ってきてへんのに・・・」と心配になった。
そのあと診察室へ。
月曜だけ来られている「スポーツ整形」担当のK医師。「小西真奈美やん!」
小顔ですらっとした、陸上やったらハイジャンプかハードルの選手やね。
耳鼻科の美人医師から整形外科の美人医師へのリレー、私は恵まれすぎている???
私の汚い足をいろいろな方向に押したり伸ばしたり。本当に申し訳なかった。
どこをどうしてもらっても全然痛くはないんです。走った時限定で痛みが出るんです。小西真奈美医師のマッサージ(?)は気持ちいいくらいやったけど、「気持ちいいです」と言えばひんしゅくだったでしょうね。
結論→「偏平足ですね。インソール作りましょう。」
「作りましょうか」ではなく、「作りましょう」と言われ一瞬戸惑った。「えっ、だれがどこでつくんねん?」
「一番端のギブス室に行ってください。」
この手際の良さは、高級布団商法?
いやいやいや、ここはちゃんとした病院ですし。
ギブス室におられたのは、「洛北義肢」という会社の方。こちらの話を聞いて、的確に対応してくださった。マラソンが趣味で、走りすぎからこの痛みが出てきたと思うという話をしたら、「次に目標されている大会はいつですか」と聞いてこられた。
「もうあまり日がないんですけど、2月18日の京都マラソンの抽選に当たりまして、参加費の12000円も払ったので、どうしても出たいんです。」
足型をとって、1週間後に出来上がるらしい。不具合があれば、何度も修正しますとのこと。
インソールは間に合うとしても、それで走るのに慣れることはできるんでしょうか。こんな短期間で。
料金は両足で28191円。ただし医療用なので、私は国保3割負担で8500円くらいになる。ちょっと申し訳ない気もするが、放っておくと悪化して歩けなくなることもあるらしい。今のうちに手を打っておいた方がいいことはいい。
また、お向かいの薬屋さんで薬を2か月分。
整形外科の診療費は心配していたより安かった。ところが、薬2か月分はこれより高くてけっこうな負担。死ぬまでずっと飲み続けなならんて、間引きしたらあかんのかなあ。
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