2010年06月13日(日)
第18回みかた残酷マラソン [ランニング・出張販売]
「藤井さん!」
中島寛子さんは、私を見つけると必ず声をかけてくださる。
私がスタート地点に向かう時、またばったりとお会いした。ここは往復コースではないので、レース中の写真が撮れる可能性は少ない。そこで、スタート前に写真を撮らせてもらった。
中島さんご夫婦のいいところは、いつお会いしても仲のよさそうなところ。特に奥様のかわいい笑顔をお見かけすると、すごくほっこりする。
中島寛子さんと。
「奥さん、昨日おしゃれにしてはりましたやん。」
「いえ、そんなことないですよ。」
「でもね、昨日いつものヘアースタイルともちがったし。最初どなたか分からんくらいでしたわ。うちのヨメさんもゆうてました。走らはる時はかっことかゆうてられへんのかも知れんけど、それ以外のときはおしゃれにしてはるんやわって。」
「いや、おはずかしい。」
中島徹さんと。
「伴走って、むずかしいですやん。ボクもやりたいなあとは思ってるんですけど、伴走する人の1割か2割ほど力が上でないと伴走はできひんていうし・・・」
「藤井さんやったらだいじょうぶですよ。」
「ボクね、イーブンペースで走るのは得意なんです。ただ、視覚障害のランナーの方って早い人が多いでしょ。それがきついなあと思いますわ。」
「いや、そうでもないですよ。ぜひ、伴走してみてください。」
中島寛子さんも、以前は徹さんより1割か2割ほど走力が上だったらしい。でも、最近は伴走もちょっとたいへんになってきたとおっしゃっていた。今日はお二人での伴走。奥様ともうお一人(確か木村さん)。走っておられる写真が撮れればいいんですけど・・・。
前の晩の予報では「今日は朝から雨」だったが、少しだけ引き伸ばされたようだ。ただし、いつ降ってきてもいいようにだけはしておかなくてはいけない。
いつも使っているワンタッチテントは天井に穴が開いているため、ずっと昔に使っていた片流れのテントを引っ張り出して持ってきた。たぶん20年ぶりくらいに。
支柱が重いのが難点だが、その分しっかりしており、どこも壊れたりしておらず、使いでがあった。
藤井店長の接客風景は、上の写真のような感じです。
このときスタート15分前の切羽詰った時だったが、適切な応対ができたでしょうか。
今年は前年より275人増え、1817名のエントリー。
当日欠席者も少ないようなので、スタート地点はすごい人だかり。列の脇に通路が作ってあり、後から来ても後ろに並べたので迷惑をかけることはなかった。
今年のスタート前のセレモニーはおとなしめだった。
おえらいさんの紹介も大事かもしれないが、話題性のあるランナーの紹介をいっぱいしてほしいです。
空はどんより曇っているが、ランナーのウェアはカラフル。中には仮装ランナーもたくさん混じっており、それを見に来るだけでもおもしろいと思う。
今日の私の目標は・・・。
先週に引き続き、「いちびらない」。
ここのコースは「残酷」と言われているが、私程度の走力があれば歩かず走りきることができる。それよりこわいのは、下り。今日もまた、うまいことブレーキをかけながら、足腰に負担がかからないように下らねばならない。
今日は、西京極陸上競技場で「関西学連記録会」。
廉のチャレンジシリーズ「1500m→5000m→800m→5000m→10000m」の最終戦である10000m。(自分の適性を探るため、いろいろな距離に挑戦中。)
私のスタート前にメールを送っておいた。
「めざせ35分」
パオパオです。今日は気温が上がらず、走りやすそうです。パオパオは9時スタートです。廉は3時すぎやったね。しっかり!
最後尾近くで、「ランナーズ9の会」のかわせみさん発見。(実際はかわせみさん発見と言うより、「ランナーズ9の会」ののぼり発見と言ったほうが正確。)
今日は、途中から風雨激しくなる予報だが、今日もめげずにのぼりを持ち続けて走られる。この元気さはなかなかまねできません。
スタートのピストルがなってスタートラインを越えるまで、ちょうど1分半。人数の割にはスムーズなスタートだったと言える。
1kmも行かないところで、中島徹さんに追いついた。人が混み合っているところを走るのは不安だと思うが、さすがベテラン、軽やかな足どりです。
1km地点を中島さんと同時に通過。7分32秒だった。
毎年恒例、「美方バレス」の従業員さんからの応援。
以前は、私らもここに泊めてもらってました。
大会実行委員長・久保井洋次さんのコース視察ラン(?)。
こちらも毎年恒例なので、まわりのみなさんも当たり前のように話しかけておられた。
大会実行委員長が、毎年当たり前のように当日走っておられる大会って、ほかにあります?
久保井さんとは、去年の「四万十川ウルトラ」以来だが、あの時は胃の具合が悪くなられて早々とリタイアされていた。その後、調子はどうなんでしょう。
ちょっとやせられたようにも見えますが・・・。
まあ、このコースをスタスタと走れるんですから、お元気なんでしょうね。
2km地点で、13分09秒。この1kmは5分37秒。
上り下り全部を平均してキロ6分ちょっとのペースで行けたら、快適なゴールをむかえられそう。
ここも毎年恒例、老健施設前。
今年は、応援に出てきてくださっているお年寄りの数が増えているように感じました。
「おーっと、『谷山荘』の奥さんじゃありませんか。写真撮らせてもらいまーす。」
「えー、私ですか。」
「はい、ブログに載せんなんし・・・。」
とってもチャーミングな若奥さんです。
道端に、ややお年をめしたお犬様が・・・。
「てん・オス・11歳」、大阪出身、みかた育ちだそうです。
うれしいうれしいブラスバンド演奏。これは励みになる。
このあたりから雨がばらついてきた。
人家がなくなる山岳コースへ。
急坂で、中島寛子さんに追いつく。
せっかく写真を撮らせてもらったのに、ピンボケでした、すいません。
こいのぼりの向こうに、高石ともやさんの歌声が。
今年は雨やしどうしやはんにゃろうと心配してたけど、例年通り元気に歌ってくださっていました。ありがとうございます。
コース最高地点に向かう急坂。
ここで少しだけ、降りてくるランナーに会える。
ゼーゼーハーハー言いながら上りきったら、コース最高地点(標高605m)。
ここで約11kmだが、気分的にはちょうど中間といったところ。
風がびゅんびゅん吹いて、ランシャツランパン姿の私には、ちょっと寒かった。
(注)レース後半に続く。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
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コメント
かわせみさん、コメントありがとうございます。
私の予想していたよりずっと早くゴールされたようで、ゴール前の写真が撮れなくて残念でした。
気温は低目でよかったのですが、途中で風の強いところがあったので、かわせみさんののぼりがたなびいてたいへんだったのでは。
実は、私も前日受付の時、「ランナーズ9の会」の問い合わせに来られた方とお会いしています。申し込み用紙を持ってくるのを忘れていたので、9ちゃんの電話番号をお知らせしておきました。入会してくださったらいいのにね。
来年は1チームと言わず、8人集めて2チーム出場しましょう。
いつもながら楽しい報告、写真ありがとうございます。あのくらいの雨はかえって走りやすいのか、私も去年より数分早くゴールできました。あのコース、私にはなぜか割りとあっているようで、楽しく走れました。9の会メンバーでは、奈良の福山さん(5058)、岡山の佐藤(9504)に会えました。岩佐さん(5061)もエントリーされていました。福山さんは、74歳にして先日萩往還245kmを完走されたすばらしい方です。同宿の方で入会していただけそうな方が1人、レース中に前から誘われていて、きっと入りますという方がおられました。また、関西網の目反核平和マラソン、茨木・山下さんの平和マラソンに参加するという方からも話しかけられました。来年は、それらの方と団体戦にぜひ出場しましょう。