パオパオだより

2010年02月15日(月)

松野明美さん [私の好きな人]

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 今日の「徹子の部屋」のゲストは松野明美さんだった。
 この番組を見ることはめったにないのだが、松野明美さんの話を聞いてみたかったので見ることにした。
 松野明美さんを知らない人のために、公式サイトよりプロフィールを。

■プロフィール

松野 明美 (まつの・あけみ)

 1968年、熊本県生まれ。
 駆け足が遅く、いじめられっ子でおとなしい性格だったが、小学校5年生のときに出場した町内陸上大会で優勝。1位でゴールしたときの両親の笑顔がうれしくて、マラソンに目覚め、「いちばんを目指す人生」が始まる。

 高校卒業後、ニコニコドーに入社し、陸上部に所属。
 1987年、全日本実業団対抗女子駅伝に初出場し、12人をごぼう抜きする。これにより一躍注目のランナーとなる。
 1988年、ソウル・オリンピック1万メートル競技に出場。人の2倍、3倍、それでもだめなら4倍の猛練習をし、数々の記録を残す。

 引退後、結婚し、2002年、長男・輝仁(きらと)が誕生。翌年、次男・健太郎がダウン症という障がいを持って生まれる。
 「明るく元気な松野明美」のイメージが崩れてはいけないと健太郎を一生隠そうと決心するが、日々の成長や笑顔が、著者の心を少しずつ変化させる。
 健太郎の子育てを通じて、「人生は人との競争じゃない、いちばんじゃなくてもいい」と気づかされる。
 現在は、自身のマラソンや子育ての経験をもとに、講演、タレント、ゲストランナーなど幅広く活動をする。

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 松野明美さんと言えば、現役ランナー時代、兵庫県の「但東シルクロードマラソン」にゲストランナーとして来られていた時にちょこっとお見かけした。そのときは今の姿からは想像もできないようなナイーブな少女だった。
 オリンピック女子マラソン代表選考の前の、「私を選んでください」会見。あれは強烈に印象に残っている。
 しかし、もっと強烈だったのは、現役引退直前、「走り方が分からなくなった」と言っておられたこと。「歩くことはできるんですけど、走ろうとしても足が前に出ないんです」とおっしゃっていた。
 何が原因なのかよくわからなかったが、「はー、オリンピックにまで出た人でも、こんなことになるんや」と衝撃を受けた。

 そんな彼女も結婚し、いまや二児の母。
 最初の子の出産には24時間もかかったそうだ。そして、次の年の出産は6時間。しかし、その子が障害を持って生まれてくる。

 私は障害のある子に関する知識がほとんどなく、ましてやダウン症についてはまったく知らない。だから、この件のコメントは控えます。
 ただ、今日の番組内で心に残った松野明美さんの言葉がありました。

 健太郎が生まれダウン症だとわかったとき、ある人から、「障害のある子は、親を選んで生まれてくる」と言われた。でも、「どうして私なんだ。どうして、ほかの親のところに生まれなかったんだ」と、子どもに向かって何百回と言いました。

 「何百回も・・・」と今言える松野明美さん。その松野さんの書かれた本も読みたい。

 「いちばんじゃなくて、いいんだね。」 著者:松野明美
  定価:1,400円(税込) 発行:株式会社アスコム 発売日:2月12日(金)

 ダウン症の息子と母の、笑って泣けて元気になれる、感動の物語。

 「人生は勝ってこそ意味がある。いちばん以外は、価値がない」という思いで松野明美は走ってきたが、息子がダウン症という障がいを持って生まれたことで「人生に負けた」と感じるようになる。
 「明るく元気な松野明美」のイメージが崩れてはいけないと息子を一生隠そうと決心するが、日々の成長や笑顔が、著者の心を少しずつ変化させる。
 息子の子育てを通じて、「人生は人との競争じゃない、いちばんじゃなくてもいい」と気づかされる。

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 来週には、ドキュメンタリー番組も放送される。これも、見よう。

 ●2月22日(月)19:00〜19:54
 「ドキュメンタリ宣言」(テレビ朝日系)

 健ちゃん ヨーイドン!
〜松野明美 ダウン症のわが子を抱いて〜


 元マラソンランナーでタレントの松野明美さん。
 テレビで見せる、底抜けの明るさ。その陰で誰にもいえない「秘密」がありました。
 次男の健太郎くん(6歳)ダウン症です。しかも、重い心臓病を患って生まれてきました。
 かつて、松野さんは最愛の息子の存在をひた隠しにしてきました。
「明るいイメージの私が崩れてしまうと。。。」

 他の園児に比べて体はひと回り小さく、言葉もまだ話せません。それでも、よく笑い、遊び、次第に成長していく健太郎くん。
 そんな健太郎くんの入園を機に、松野さんには一つの決意がありました。それは秋に開かれるマラソン大会に親子で出場すること。距離は数キロ程度ですが、体力が不足し歩くこともままならない健太郎くんにとっては、無謀とも思える挑戦です。

 マラソン大会へ向けて、親子で練習に取り組む日々。
 走り方さえ知らない健太郎くんのために松野さんが考えた、独自のトレーニング方法とは!?
 走る距離が徐々に延びて、喜び合う親子!しかし、そんな二人を新たな病魔が襲う…。
 ついに訪れるマラソン大会当日。幾多の試練を乗り越えてスタートラインに立った親子には、誰もが想像しなかった“奇跡”が待っていました。健太郎君が初めて言葉を口に!!

 番組では、マラソン大会までの8カ月に完全密着。生後間もない健太郎くんが、重度の心臓病と闘う当時の入院映像、松野さんの献身的な看護の映像も随所に織り交ぜていきます。
 果たして、マラソンを通じて伝えたい母のメッセージは、ダウン症の我が子へ届くのか!?

 「健ちゃん、ヨーイドン!」。
 ダウン症の息子と歩む、笑いと涙の日々です。


※今日の「徹子の部屋」では、松野明美さんが完全に主導権を握っていた。あの黒柳さんが入り込む余地がないくらい、松野明美さんのトークは炸裂していた。
 黒柳徹子さんも、あんなふうに「ふんふん」と聞き上手な司会もできるんや。新しい発見です。

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