2022年11月26日(土)
Wの悲劇 [アルバイト]
「どうでした?」と、朝一Wさんが。
「えっ? ああ、全然あきませんでした。」
「ずっと雨でしたもんね。」
「うーん、それだけでもなくて。歳ですかねえ・・・・。」
私の一つ下のWさん。こないだ何かの話のつながりで、「福知山マラソン走ってきます」と言っていた。よく覚えていてくださったもんです。
「びしょ濡れになってゴールしやはって、待っていてくれる人はおられなかったんですか。」
「そやねー。新婚時代はそんなこともあったんですけど。もう結婚して37年ですから。」
「ということは、そんな前から走ってられる?」
「はい。結婚する前からです。26歳からですし、もうすぐ41年になります。」
「いつまで走らはる予定ですか。」
「うーん、あと3年、70くらいまでかなあ。」
「そうや、70でホノルルマラソンに出て、それで引退しやはったらどうですか。奥さんもいっしょに行って。」
「あら、いいこと思いつかはりますやん。それいいですね。うちのヨメさんも、1回だけフルマラソン完走したことあるんですわ。ホノルルマラソンをいっしょに走って、私はそれでマラソンを引退っていいですね。」
「奥さん、説得しましょか。」
「Wさん、お願いします。」
冗談抜き、Wさんはそれくらいなら一肌脱ぎましょうというタイプ。
ほんまに頼もうか知らん。バイト先で知り合って数カ月のWさんですけど・・・。
ああ、これぞWの悲劇。
清涼殿前(紫宸殿裏)に、屋根のコケなどが飛ばされて散乱していた。
これを片付けるのが朝一番の私の仕事。
新御車寄では、ピーヒョロロンも来てくれたのだが写真は撮れず。
代わりにカラスの写真です。
今日ヨメさんは朝早くからバイトで出かけるので、お弁当はなしのつもりだった。ところが、いつもよりだいぶ早く起きてお弁当を作って置いていてくれた。(私は朝帰りなので、ヨメさんとは会っていない。)
ありがとうねー。
午後は紫宸殿前。
「右近の橘、左近の桜」で有名な橘は、冬の寒さに弱いらしくこの時期周りを囲む。その工事をされていた。
これを見たWさん、「橘はおうちの中、僕ら立ち番はおうちの外」と。
「うまい! たちばなとたちばんをかけている。」
「へへへー。またこのネタ、ヨソでつこてください。」
Wの悲劇ならぬ、Wの喜劇でした。
私が頼りにしていた女性リーダーのMさんがやめられてから、ちょっとうっとおしいことが多かった。細かいことをゴチャゴチャゆう人が多くて。
でも、Wさんと話していると心が和やかになる。
人生ずっと人気者だったようで、お友だちがよく京都御所にも来られる。おおらかな人柄なので、それもうなづける。
また同じ日になって、少しでもおしゃべりできるといいですね。
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【RUN】
バイトから帰って、午後6時から。
テーピングのおかげか、フルマラソン完走後の体のダメージは少ない。
ゆっくりなら十分走れる。
いつもの岩倉駅往復5km。
だいたいキロ6分20秒ペース
帰り、背中にゼッケンをつけて歩いている人に何人も出会った。
気になるので、ちょっと止まってもらってお聞きした。
これは「京都ウルトラウォーキング 110km」という大会だった。長岡京、平安京、大津京を巡るウォーキングの大会で、長岡京をスタートされて、貴船で折り返し、大津に向かっておられるところだった。ここらでまだ半分くらいとおっしゃっていた。
ある意味、走るよりたいへんな大会だと思った。
5km、32分32秒。
どこも痛まず走れてよかった。
さあ、これからスピード強化していきますよー。
また町内1kmジョグ。
仲良しのぷーぷーとドキンちゃんが、別邸前の車のボンネットの上で引っ付いていた。
ぱん君も元気。
でも、これから寒くなるし大変やね。
寒い時うちに来てくれていたのはぴゅーたやと思っていたけど、ぱん君やったのかも。
うちにあったかいとこあるし、いつでも来てやー。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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