2022年09月25日(日)
第25回村岡ダブルフルウルトラランニング [ランニング]
初参加の「村岡」。
今年は特別コースで45kmと短かったが、ウワサ通りのタフなコースでした。
ゴールタイムは、5時間48分29秒。
7時間以内にゴールできればいいと思っていたので、上出来です。
(ゴール写真は、京都キャロットの古くからのお客様・伊藤礼子さんのダンナさんが撮ってくださいました。ありがとうございました。)
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昨日の午後1時半に家を出発し、神鍋高原の「名色荘」に到着したのは5時半。
総距離は187km。福知山〜春日が440円、遠坂トンネルが320円で760円しかかからなかった。
夕食は焼肉。おいしいお肉だった。
wi-fiがつながったので「ヤクルト×DeNA」を見ようとしたが動画は無理。「1球速報」を試合終了まで見てから就寝。11時。
朝食は5時から可と聞いていたが、そんなに早く食べて会場入りしてもすることがない。「村岡」参加のほかのお二人は5時に食べて早く出かけられたようだ。私が起きた6時前には、もうシーンとしていた。
朝食はゆっくりしっかりいただいた。残しては悪いと思い、漬物までほとんど全部いただいた。(これが、後でのどが渇く原因になったようだ。)
神鍋高原から会場の村岡小学校まで10kmくらい。車で15分くらいだったのだが、ゆっくり出かけたので到着が7時半くらいになった。
ただ同意書のような用紙を提出し、クマ鈴をもらうだけの受付なので時間はかからない。ギリギリに来ても全然だいじょうぶだった。
駐車場から会場に向かう道で、「みかた」実行委員長の久保井さんに遭遇。
「孫がウォーキングに出るんで、これを渡そうと思って」と、手にはお菓子を持っておられた。
久保井さんと私は同い年なので、負けられません。
ゴール予想タイム順に整列されていたが、私は「6時間台」のところに横入り。
順位を争う大会ではないので、多めに見てもらいましょう。
知り合いは、久保井さんのほかにはねこ4さんと中島徹・寛子さんご夫婦。たぶん近くにおられるだろうと探してみたが見つからなかった。
私のように特徴のあるスタイルで出てもらわないと見つけにくい。
スタート8時。
その少し前に、スタートゲート前に誘導。
応援に来られていた女性にお願いして、スタート前の写真を撮ってもらった。
このスタイルだと寒いのではないかと心配していたが、ちょうどいい感じ。
初めて走るコースなので、目標が立てにくい。
でも全コース舗装路と聞いて、7時間以内にゴールできるのではと思った。できればウルトラ完走ペース「キロ8分24秒×45km=6時間18分」を目指したいところだが。
スタートしてしばらくすると、村岡高校生の応援ゾーンへ。
デジャヴュ感!
「みかた」を走っているみたい。
しばらくして、「パオパオさん」と呼ぶ声。
「おっ、ねこ4さん、追いついてきましたね。」
「私は6時間台の後ろの方に並んでいました。」
私の笠を見つけて、それを目標にして追いつい来られたのかな。
「ケイタイ持ってはりますか? もしボクが先にゴールしたら、ねこ4さんのゴール写真撮るのに待っときます。ねこ4さんが先にゴールしたら、ボクにかまわず帰ってください。」
ねこ4さんと並走したのはごくわずか。
好きな人とおしゃべりしながら走れるのはうれしいのだが、こういう厳しいコースを走るときは、自分のペースを乱さないように走るのが一番。
最初のエイドは4.1km地点。
私にしてはめずらしく、すごく喉が渇いていた。水分をかなり補給させてもらった。(朝のお漬物、食べ過ぎたー。)
5km、41分。
キロ8分10秒くらいのペースなので、このまま行ければいいんですが。
ちょっとした峠にさしかかり、さあここから下り。
でも調子に乗ってはいけない。今日は、私の頼みの綱の「コムレケア」(こむら返り防止薬)を忘れてきた。こむら返りが起こりやすい下りこそ慎重に走らなくてはならない。
7.4kmのエイド。
「一反もめん」さんもそうだが、そのあと同じメンバーと何回も抜きつ抜かれつになった。
トイレが使えたので仮りに行くと、すごい広いグランドで「グランドゴルフ大会」が行われていた。
トイレに行っている間に、ねこ4さんに抜かれていた。
えらいこっちゃ、抜きかえさな。
今年の6月の「みかた」の上りで、上りの走り方がだいぶ分かってきた。歩いている人をどんどん抜いて、ねこ4さんも軽く抜くことができた。
村岡高校生が大勢固まって応援してくれるゾーン。
ナンバーカードを見て、「○○さん、がんばってください」と声をかけてくけていた。
「久保井洋次さんは、もう通過しましたか?」と聞いてみたが、「分かりません」と。
ナンバーカード13で、村岡高校の大先輩で、大会スポンサーにも入っている「サンカイ通信」の前社長なので分からないことはあるまい。たぶん、まだ通過してませんね。
10km、1時間22分。この5kmも41分。
アップダウンがけっこうあったのに、帳尻合わしてます。
10.8kmのエイド。
すごい人だかり。
ここにはピザが出してあったので、食べて行く人が多かったようだ。もちろん私もいただきました。暖かくておいしかった。
ここの水も飲んでみたかったけど、エイドのすぐ後だったので素通り。
割と走りやすいコースが続き、ハチ北スキー場へ。
小さい子たちが「おじぞうさん、おじぞうさん」と喜んでくれていた。
少し下ってくと、「みかた」の時にいつも泊めていただいていた「さかえ」さんが見えてきた。
応援してくださる方々が見えたので、「西谷さんはおられるかなあ」と探した。
おられました。
「写真撮らせてもらいますねー。」
今回は神鍋高原の民宿に泊まったけど、またいつかお世話になります。
ずっと下りだったので、セーブしながらも快調に走れた。
15kmの標識を見落としてしまったが、私のGPS時計より300mほど手前のはずなので1時間57分くらい。
この5km、35分ほど。無理なく気持ちよく走れた。
17.0kmのエイド。
このあたりもゆるい下りが続く。
「おっ、ヤクルト! めっちゃうまい。」
よく見たら、ヤクルトに似た乳飲料でした。
そのあとは、平坦なまっすぐな道。
これはこれで精神的にきつい。
20km、2時間29分。
なんと、この5kmは32分。こんなに速く走ってだいじょうぶなんでしょうか。
長い長いまっすぐな道の先に20.4kmのエイド。
ここで折り返して、今度はゆるやかな下り。
このエイドにはプチトマト。
一人3個だったが、もうちょい食べたかったなあ。
キロ6分ちょっとのペースを維持して22.4kmのエイドへ。
そのちょっと先で、同じところを2周して戻る場所に。
ここから11kmくらいの「内回り1周」へ。
これがウワサの「きっつい上り坂」。
「全員歩いてんなー」と安心していたら、ガウガウと走って上る人あり。赤タスキをかけた2周目の人。さすがですねー。
坂の途中に、私設エイドを出してくださっている方あり。
手書きのお品書きがすごくいい。私はまだ余裕があったので、写真だけ撮らせてもらった。
25km、3時間12分。この5kmは43分。
きつい上りも含めてこのタイムなら良し。
上りきったところが25.3kmのエイド。
1周目の人は左、2周目の人は右へ。
おんなじところ2回はきついね。
それならいっそのこと、対面できる逆回りにしたらあきないかも。
足が弱って来て、ちょっとした上りもきつくなってくる。
それでも上りでこむら返りがおこることはめったにないので、できるだけがんばって走った。少しでも走ると、歩いている人を抜いて行けるのがうれしい。
2度目の応援ゾーンを通過してから、振り返ってパチリ。
みんな、ありがとねー。
29.2kmのエイド。
ここは1周目の10.8kmのエイドと同じところ。
ピザの横にカレーが用意してあった。
「ぜひ、カレーを食べて行ってください。おいしいですよ。」
「うーん、喉乾いたらかなんしねえ。」
「だいじょうぶです。食べなかったら後悔しますよー。」
何度もすすめられたが、やっぱりのどの渇きが心配なのでやめておいた。
また、私設エイド。
こういう交流、いいですね。
あっ、このアライグマみたいな女性とも抜きつ抜かれつでした。
この先を左折して、2周目の内回り。
30km、3時間58分。この5km、46分。
やっぱりあのきっつい上り坂をほとんど歩いたから、だいぶ時間がかかった。
このちょっと先で正午の鐘が聞こえてきた。
走ることばかりに集中して、ゆっくり景色を見る余裕もなかった。
すごくきれいなところもいっぱいあったのに。
31.7kmのエイド。
午前中は曇り空で気温は上がらなかったのだが、昼前から青空が広がり気温がぐんぐん上がってきた。しっかり給水しなくては。
ここも私設エイド。
「おばあちゃんのお守り」、もらったらよかった。
内回り1周が終わる地点では、また村岡高校生が応援に出てくれていた。
このあたりになると、ランナーの通過時間の幅が広くなるので、待機しているのも大変だと思う。ありがとねー。
2周目の急坂。
2回目はきついと思っていたが、だいたいの距離を把握していたので、1周目より元気に上って行けた。
ウォーキングの部の女性にお願いして、写真を撮ってもらった。
まあまあ元気です。
35km、4時間34分。この5km、36分。
ここで残り10kmということは、キロ8分半ペースで行ければゴール6時間を切れる。ちょっと欲が出てきた。
急坂を登り切って36.6kmのエイド.
「残り8kmは全部下りと平坦。」
「ほんまですか? 時々『聞いてないよー』みたいな上りが出てきたりするんですけど。」
「それ、あるある」と隣にいたランナーも。
予想していた通り、ちょっとした上り坂が何か所かあった。でも「これは平坦」と自分に言い聞かせて黙々と進んだ。
40km、5時間15分。この5km、41分。
疲れがどっと出るころかと心配したが、思い通りに走れた。
もう6時間は確実に切れる。
景色を見たりする余裕もできてきた。
41.6kmのエイド。
「もうすぐゴールが見えますよ。」
「そうなんですか!」
ゴール近くの村岡高校の建物が見えてきたころ、「キャロットさん」と呼ぶ声。
「はい。えっと、どちら様でしたっけ。」
「伊藤礼子です。」
「あっ、いつもお世話になってます。えっ、私より前って・・・。」
「私、ウォーキングですから。」
「ボクは5時間50分くらいでゴールできそうです。」
43.3kmのエイド。
最後なので、水をサッと飲んですぐに走りだした。
残り1km。
ここで5時間43分にもなっていなかったので、5時間50分切りもねらえる。
最後の1kmは元気いっぱいに走れた。
「あっ、もうゴールや」という感じ。
5時間48分29秒でゴール。
「やったら、できるやん。」
こんなおもしろ自撮り画像も撮りました。
ゴール前の係をしていた村岡高校生にお願いして撮ってもらった記念写真。
いい笑顔です。
いつもそうなのだが、今回もウエストポーチに入れていったゼリー類を何も取らなかった。それなら初めから持って行かなければいいのだが、まあ保険みたいなもんです。何か持っていれば安心感がある。
ただし絶対忘れてはいけない、コムレケアとコムレケアゼリーを忘れてきてしまった。こむら返りがいつ来るかいつ来るかと、ヒヤヒヤものだったが最後までごまかせてよかった。
ねこ4さんにライン。
「ゴールしました
ねこ4さんは?」
「あと2キロちょっと」
ゴールから少しだけ戻ったところで待機することにした。
すると、「パオパオさん」と呼ぶ声。
「松本さんの友だちです。今、松本さんはまだ帰ってこない仲間の応援に行ってます。」
「そうなんですか。私は5時間48分でゴールしました。」
「私と同じくらいです。病気されたり、きくちゃんがなくなったりで大変やったのに、がんばられましたね。」
「ありがとうございます。心配してたんですけど、しっかり走れました。」
「パオパオだよりの、きくちゃんがなくなった日の記事を読ませてもらって泣きました。」
「ありがとうございます。」
それにしても、コースを逆走していたはずの「ゆめさき舎・まっちゃん」とは出会わなかった。おかしいなあ。
そうこうしているうちに、ねこ4さんが帰還。
まずまず元気そうで安心した。
「ゴールの写真撮りますねー。」
そう言ってゴールに先回りのつもりが、「もうゴールしとるがなー。」
最後めっちゃ飛ばしたんちゃうん。
でも、私としたことが・・・。ゴールの決定的瞬間を逃してしまいましたわー。すみません。
今日のシューズはアディゼロプロ26.5のミケ柄。まあ、乱れキジ柄のみーちゃんにも似ている。軽量だが薄いカーボンプレートが入っているので、私にはピッタリ。このシューズのおかげで、上り坂も後略できたと思う。
帰りは渋滞もあり、福知山までだいぶ時間がかかった。
それで、最後は花脊峠を越えて帰ることにした。通りなれた山道をビュンビュンと。
家に着いたのは7時45分。
今までなら「きくちゃん、ただいま」と言っていたのだが、これからはずっと「みーちゃん、ただいま」やね。
今日は、初参加の「村岡」を目標よりも速くゴールできた。
また、中山競馬場の「オールカマー」3連複的中で32870円ゲット。
そして何より、ヤクルト優勝。てつとの涙、よかったな。
いいことずくめだったけど、明日からも浮かれず、気を引き締めて行きましょう。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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