パオパオだより

2009年08月06日(木)

毒針×2×2 [雑用]

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 まだ痛い。

 昨日の夕方6時過ぎに2か所、今日の朝8時前にもう2か所、蜂にさされてしまった。
 刺された局部はキリで刺されているいるような激痛、その周りはバットで殴られたような鈍痛。この感覚は、40年ぶり !?

 この蜂は一般にいう「スズメバチ」だと思うが、うちのいなかでは「テンドリバチ」という。
 小さい時、杉の下草刈りについて行かされ、よく刺されたものだ。目の近くを刺され、ものすごく腫れて熱をもったこともある。うちの家族は・・・、というよりいなかで下草刈りをした人は必ずといっていいほど刺されている。

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 話を順にすすめると・・・。

 今度の日曜が墓参りの日なので、そうじに行けるのは昨日しかなかった。どうせ帰るのならすずしいところで泊まってこようと、廉もさそった。
 着替えをもって、「王将」で晩のおかずを買って、パンやさんで翌朝食べるパンを買って、きくも連れて帰った。

 市原あたりは31℃もあったのに、うちのいなか・花背別所町は25℃。たしか標高100m上がるごとに−0.6℃下がる計算だったと思うが、これだと1℃ほど下がっていることになる。(別所は標高580m)

 いなかの家に着くと、家の前は草ぼうぼう。草刈りもしたかったが、天気があやしかったので墓そうじ優先。

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 いつもどおり、お墓の近くの喫茶「カウベル」さんの駐車場に車を置かせてもらった。

 保育園で水を汲もうと思ったら、水道は止められていた。仕方ないのでお寺の池まで水汲みに。

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 墓に上がると、うちのおもや(本家)の克己さんがそうじに来ておられた。

 水が少ないので、墓はしっかりとは磨けなかった。まあ、それでもそれなりにはきれいにできたと思う。 

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 墓そうじを1時間ほどで終え、5時過ぎから家の前の草刈りにとりかかった。おじいさん(父)の所の草刈り機を貸してもらい、およそ1時間ほど。
 橋から家に降りる坂から始め、家の前や横も刈り終え、最後に家の外回り(川の石垣の上あたり)も終えようとした時・・・。
 「チクッ!」
 右足に激痛。蜂が刺しとるがなー。

 あわてて草刈り機を置き、蜂を追い払う。
 またもや、「チクッ!」
 もういっちょ、やられてもたー。

 その蜂も振り払い、あわてて家の中へ。
 そしたら、私のTシャツに蜂がついていたようで、こんどはきくめがけて「プーン」。
 しかし、きくは見事、蜂かみかみ。

 (写真の大きい方の蜂が私を刺し、小さい方がきくにやられた蜂です。)

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 心配そうに(?)見つめるきく。

 けっきょく、右足のひざの下とその裏っかわを刺されていた。

 幸いなことに、冷蔵庫に保冷剤がいっぱいストックしてあったので、刺されたところに直接当て、タオルを巻いておいた。

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 痛みがましになったので、ばんごはん。
 ごはんは廉がたいておいてくれたので、あとは「王将で」買ったおかずをチンするだけ。
 「餃子、鶏のから揚げ、八宝菜、・・・あっ、インスタントみそ汁買うのん忘れたなあ。」
 私も廉も、汁系がないと食べ物がのどをとおらない。しゃ―ないので、ふっるーいお茶を入れることに。

 まあ、たまにはこんなばんごはんもええね。

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 ごはんがちょっとあまったので、きくはごはんとツルリンをまぜた「犬めし」。うまかったみたい。

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 きくは久しぶりのいなかの家のお泊りだったが、広くていろんなところに行けてうれしそうだった。1階のたたんだふとんの上で寝るのかなと思ったら、けっきょく2階で廉といっしょに寝た。

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 私は、寝るときまで氷で冷やすわけにいかず普通に寝た。
 やっぱり、夜中うなされた。
 コブラがえりが起こる直前とそっくりな感覚。右足がカチンコチンになっていた。右足は熱をもったまま・・・。

 朝7時過ぎ、雨だれの音で目が覚める。
 昨日刈った草がそのままだったのが気になって、朝飯前の一仕事、草集めをすることにした。

 きれいに片付けが進み、昨日蜂にさされたあたりの草も集めようとしたとき、またもや「チクリ!」。
 「まだ、おったんかい!」

 今度は両足の太もも外側。
 「廉、また蜂に刺されてもたー。ドクターヘリ呼んでくれー。」
 「えー、ヤバッ、蜂に2回刺されたら死ぬんちゃうん?」

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 まあ、また保冷剤で冷やしてっと。
 もう、かがめへんくらいの痛さ。両足、カチンコチン。
 でも、ヘリを要請するほどのことでもないか。

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 私が朝ごはんのパンを食べている間、廉はきくの散歩に行ってくれた。下に行ったとき、おじいさんに会ったそうである。きくは、おじいさん覚えていたかなあ。

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 蜂に刺されて死んでしまう人は、呼吸困難に陥ると聞いたことがある。だから、それだけは注意していた。
 しばらくして息苦しい感じがしてきたので、これはもしやと思ったが、朝からいちびってパンを2つも食べ胸焼けしているだけだった。
 涼しいと何でもおいしく感じる。うちのいなかの家はまん前が川なので、川からの水冷自然風が吹き込んでくる。夏でも、夜は窓を閉めておかないと寒く感じることもある。

 まあ、とりあえず、蜂に2か所2回合計4回刺されてもだいじょうぶだったようだ。
 「かあちゃんやったら、確実に死んどるなあ。」と廉。
 ほんま、パオパオでよかったわ。

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草の残っているあたりに蜂が・・・

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