パオパオだより

2009年08月25日(火)

「だまされない」 [平和]

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うちの大事な大事なあんもちゃん(20歳)

 8月は、新聞テレビなどで戦争関連の特集が多い。
 テレビはあまり見る暇がないが、新聞はできるだけ読むようにしている。その中で、毎日新聞夕刊の短いコラム「憂楽帳」の記事が心に残った。


◎毎日新聞 2009年8月13日 大阪夕刊

 憂楽帳:だまされない

 1年間に本を100冊読んでも、心に残る1冊はおろか、心に残る一文にもなかなか巡り合えない。

 佐高信さんと魚住昭さんの対談集「だまされることの責任」(角川文庫)に収録された、映画監督・伊丹万作が1946年夏に発表したエッセー「戦争責任者の問題」。映画人が負うべき戦争の責任を問いかけた一文として心に刻まれる。

 その論旨は、日本人の多くが「だまされて」第二次世界大戦に突入し、「だまされていた」という言葉で済ませ、その後の一切の責任から解放された気になっている。だまされていたと平気でいっていられる人は何度でもだまされる。二度とだまされまいとする真剣な反省と努力がなければ進歩がない−−というものだ。

 戦禍が語り継がれる限り、今の日本人がだまされることはないと信じたい。一方で今、社会保障や外交、経済政策など私たちに選択を迫る課題は多い。「政権選択」のその先にある問題にも目を向け、しっかりした視点が必要だ。衆院選の投票日が近づく。

 4年ぶりに訪れた機会、だまされずに一票を行使しませんか。【飯田剛】

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 何事も仕方なかったではすまされない。

 私は、ちょっとでも「戦争のにおい」がするものに拒否反応を起こす。「何をたいそうに騒ぐのか」といぶかしげに見られることもよくある。
 でも、「あの時、たいそうにしていて、(結果として)よかったね」ということがこれから先にあるかも・・・。
 「とくに深く考えていませんでした。みなさん、そうでしょう。みんな、だまされていたんです。」
 こんなふうにだけは言いたくありません。

 私は話がヘタ。
 私のブログ友だち・みきさん(「ふくたままのRunRunLife」)が、論理的でわかりやすい投書を京都新聞にしておられた。

◎京都新聞 2009年7月30日

 「国旗国歌の強制が問題」

 「窓」欄の投稿「国を誇りに思う心必要」を読みました。世界の人々が自国の国旗、国歌に誇りを持つのは自然なことでしょう。でも、オリンピックなどの国際的な祭典で用いられる国旗、国歌と、学校の入学式や卒業式などでのそれとは、意味が違うと思います。
 オリンピックは、国ごとに選手が各競技で競い、勝利者の健闘をたたえて国旗が掲揚され、国歌が演奏されます。しかし、日本の学校では、式典での国旗掲揚、国歌斉唱が、文部科学省の通達で半ば強制的に行われています。式典での国歌斉唱時に起立しない教職員、生徒、保護者たちは、こうした「強制」に反対の意思表示をしているのです。
 投稿者の義母も、日の丸で「祝福」されて戦地へ送り出され、命を落とした息子さんを思い、国民を犠牲にした国への怒り、あるいは戦争反対の強い意志を「国旗を揚げない」という行動で表されたのでは、と思います。国を誇りに思う心は、自発的であってこそ尊いものであり、強制的であってはなりません。
 教育現場においては、「日の丸、君が代」の押し付けではなく、この国の歴史や文化を偽りなくきちんと教え、学ぶことで国を誇りに思う心をはぐくむべきだと思います。

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 「だだの歌じゃないんですか、『君が代』って。ただのしるしじゃないんですか、『日の丸』って。そんなもんが人の命より上に扱われるなんて、どうしても理解できません。」

 私に言わせてもらうと、こうなってしまいます。これでは説得力ないわな。

 もうひとつ、気になる投書があった。私が常日頃懸念していたことが、ズバリ書かれていた。

◎京都新聞 2009年8月9日

 「右傾化進むネット社会」  Y.S (44歳男性)

 インターネットのニュース記事を見ると、一部のニュースの下にコメント欄があり、読者が書き込めるようになっていて、書き込みに賛成したり、反対するボタンるがついている。そこでは、驚くほど自民党・麻生政権擁護の意見が多く、賛同者も多い。世論調査とは、全く反対なのである。
 意見の多くは極端なナショナリズムで、民主党や社民党に対して否定的であり、民主党が政権をとると、国が北朝鮮に乗っ取られるかのごとく書いてあったりする。そして、その主張に反対する人が100人にも達しないうちに、賛同者は2000人ぐらい集まったりしている。
 私は戦後生まれだが、子どもの時にはまだ、戦争の影が残っていた。当時は、平和が豊かさをもたらしてくれた時代だった。しかし、今の若い人は、格差社会にに生まれてきて、インターネットを通じて社会参加するようになれば、極端な右翼思想が一般的な意見だと考えてしまうかもしれない。かつてナチスが台頭した時代のようにならなければよいが、と危惧するのは私だけだろうか。 

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 私も、このY.Sさんが指摘されているのと同じようなサイトを見たことがある。それは「極端なナショナリズム」というより、「下品で世間知らずのだだっ子の言いたい放題」という感じだった。内容が3パターンくらいしかなく、同じ人がペンネームを変えてコメントを書き続けているのではないかと疑われるようなしろものだった。(※)

 世の中にはさまざまな考えの方がおり、それを知った上で、ねばり強い対話によってともに生きていく道を探る。それしかないでしょう。(一方的な強制など、もってのほか)

 「下品で世間知らずのだだっ子」ばかりの世界に未来はない。私は、そう思います。


※そのサイトは、卒業式で「君が代不起立」を続けておられる東京都立高校の根津公子教諭の行動を追った動画を見られるもの。

 それに対する賛同のコメント0、誹謗中傷100以上。
 誹謗中傷コメントは、大きく分けて次の三つ。
 ?そんなに日本がいやなら、日本を出でいけ。
 ?生徒に校則を守らせる立場にあるものが、決まりを守れないのか。
 ?生徒のことを考えず自分のわがままを通す教師のせいで、日本の学校はガタガタ。

 幼稚!
 本当にちゃんとその行動を見た後のコメントとは思えない。

 長くなるのでくわしくは書かないが、根津先生はどんなふうに批判されようと、その人に真正面に向かれとことん対話されている。匿名でコソコソ誹謗中傷している人たちとはくらべものにならない。
 「わがまま」批判には、もうビックリ。停職3カ月をくらった根津先生は、ボーナスなども含めると実質年収が半減。単なる「わがまま」で、そこまでできますか。そこまでできる人は、本当の「人間の良心」を持った人でしょう。
 文章なら読解力不足ということも考えられるが、映像でも真実を見る能力が低下しているのでしょうか。

 しかし、賛同のコメントが0ということは、それが意図的に削除されているのかもしれない。誹謗中傷のコメントも、短くて誰でも書けるような単純なものばかり。誰かが、世論をある方向へ引っ張っていくために開設されたサイトかもしれない。
 私のようなパソコンしろうとでもすぐたどり着けたのだから、これは危険。
 みなさん、「だまされない」で!
 

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2009年08月24日(月)

真樹、15歳! (8月23日生まれ) [家族]

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 昨日8月23日は、真樹の誕生日。
 去年は私たち夫婦が出張販売に出ていたため、一日遅れのハッピーバースデイだった。おまけに、早く帰ろうとあせったため、中国自動車道でスピード違反で検挙。罰金25000円。
 今年は8月23日当日にお祝いをしたかったので、また、島根県三瓶高原から急いで帰宅。もちろん今年はスピード違反にならないように気を付けて。
 やっぱり、宝塚トンネルを先頭に17kmの渋滞。「コトブキ東寺店」に着いたのは閉店の5分前、8時55分。電話で問い合わせてみると丸いケーキはないとのことだったので、ヨメさんがプチケーキ10個入りセットを買ってくれた。

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 夜10時前、遅がけからのハッピーバースディ。
 真樹は、小さいケーキでもよろこんでくれた。
 (大きいローソクが1本2歳、小さいローソクが1本1歳。これで15歳分だそうです。)

 「もう、15歳。」
 「まだ、15歳。」

 どっちかな。

 とにかく、今日のこの日が笑顔でむかえられたのが、なにより。

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 私からの「誕プレ」は、三瓶高原のレストハウスで買った「レターセット」と「おっとっと」。まあまあ、よろこんでもらえたみたい。

 廉からは「イヤーホン」。あーちゃんのお父さんからは「ポップンステップ」をもらった。

 そして一番うれしかったのは、「誕生日おめでとうメール」。全部で7人から来たらしい。その中でも、去年バスケ部でいっしょにがんばっていた友だちからのメールは、「覚えていてくれてありがとう」という感じだったのかな。

 真樹のことを気にかけて下さっているみなさん、本当にありがとうございます。真樹は今、いい笑顔です。

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2009年08月23日(日)

2009三瓶高原クロスカントリー [ランニング・出張販売]

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 招待選手は、今井正人選手。
 ウォークラン2kmとクロカンの3km、5km、8kmとすべてのレースに出場。クロカンでは、先頭の選手を引っ張っていた。
 あちこちでサインや写真をせがまれていたが、快く応じておられた。
 えらい!
 こんな招待選手、見たことがない。

 今日のトップ写真は、私の大好きな犬のポンちゃんか今井選手で悩んだが、今回は今井選手の勝ち。

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 ここ「三瓶」の楽しみは、超美人お母さんランナー・多久和ミッシェルさんに会えるかもしれないこと。それと、ポンちゃん、らいちゃんの山陰犬コンビ(?)に会えるかもしれないこと。

 自分とヨメさんの分の受付を済ませ、プログラムで確認。
 「多久和ミッシェル」さんの名前がない。ガックリ。ひょっとして、二人目のお子さんを・・・、かもね。
 らいちゃんの飼い主さん・吉岡哲志さんがご来店。らいちゃんは浜田市のおうちでお留守番だそうだ。ガックリ。

 残る楽しみは、ポンちゃん。
 プログラムで探してみたが、ポンちゃんの飼い主さん・池田修司さんの名前が見つからない。
 今年は、全滅かー。でも、もしやということもあるし、ポンちゃんさがしてきまーす。
 すると、休けいテントの中に白いしっぽが。
 「ポンちゃんやーん。来とったんかいなー。」

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 池田さんにお聞きすると、今年は8kmではなく5kmにエントリー。それでお名前が見つけられませんでした。
 ポンちゃんは、今年も2kmウォークランに出場予定。
 よかった。楽しみ楽しみ。

 2kmウォークランのスタート時刻ギリギリに、ポンちゃんと池田さん登場。
 ポンちゃん、ちょっと走るのをいやがっているようにも見えたが、スタートしてみんなが走り出すとうれしそうにいっしょに走りだした。

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 ポンちゃんは、小さなお子さんたちとそのお母さんに囲まれてうれしそう。

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 ポンちゃんの「必殺技」発見。
 ポンちゃんはかわいいワンちゃんだが、それほど愛想のいい犬ではない。ところが、走るのがいやになってきたのか、走路員さんを見つけては愛想をふりまきに行っていた。
 これぞ「必殺・愛想ふりふり休けい」。じょうずに手を抜いています。(こんな子、いますよね)

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 ポンちゃん、今年も貸し出し中。
 ゴールはわかるのか、最後はラストスパートをかけていた。
 それでも、去年よりはだいぶ時間がかかったような気がする。(2km、約27分)

 後で池田さんに聞くと、ポンちゃんを貸してあげた小さな女の子が道に迷ってしまい、ポンちゃんとともにだいぶ迷走してしまったとのこと。軽く2.5km以上は走っているらしい。ご苦労さん。

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 さて、うちのヨメさんが入賞を狙う女子3km。
 1kmコースを1周したあと2kmコースを1周。40代女子の参加は10名。何としても、ケツから3番以内に入らないと。(8位までが入賞)

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 スタートはいつもどおり、ほぼ最後尾。

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 1周目、たぶん6分を切っている。これは、ヨメさんにしたらすごいハイペース(?)。

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 3kmゴール手前。
 ちゃんと足が上がって、競技者みたい。

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 ゴールテープ切ってますがなー。
 記録は、驚異(?)の18分43秒。みごと、8位入賞。

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 だいぶ前にゴールした高校女子1位。
 ちょうど、ヨメさんの倍の速さ。

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 毎年カンカン照りになることが多いのだが、今年は曇り空で、例年よりはすずしかった。

 一応、ヨメさんの表彰式の様子も撮っておいて・・・。

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 最初、近くにおられた人に頼んで撮ってもらった写真は失敗。
 ほんならもう一回。店をほっておいて撮らせてもらったツーショット写真です。今井選手、どうもありがとうございました。

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 私は、8km39分32秒。
 前日の「ひろしまクロスカントリー」より4秒速いだけ。でも高低差のあるここのコースを考えると、よく走ったと言える。

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 テントを片づけておられる時、ポンちゃんが1ぴき、ポツンと。
 ありゃま、池田さん、どこ行ってしまわはったんやろう。

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 ポンちゃんはかしこいから、池田さんが帰ってくるまでおとなしく待っていた。でも、ちょっとだけ不安な表情やったかな。

 ポンちゃん、またどこかで会おうね。それまで、元気でね。

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2009年08月22日(土)

第10回ひろしまクロスカントリー [ランニング・出張販売]

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 今日のテーマは、「ミズノ・ウェーブハリヤー2」。

 「鯖街道ウルトラマラソン」のとき、最後まで使うかどうかで迷ったシューズだ。結局「鯖街道」は、アスファルトも半分以上走らなくてはならないのでやめておいた。
 その点、ここ「ひろしまクロスカントリー」は完全な芝と土のコース。クロカン用シューズを試すにはもってこい。

 足先に厚みのないのが不安だったが、私の足型にはぴったりだったようで問題なし。思ったとおり、ソールの突起がうまく地面をつかんでくれる。毎年感じていたすべる感覚がまったくない。

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 私が出た8kmは、最初に2kmコースを1周、そして3kmコースを2周。
 1km  4分43秒
 2km  9分30秒(4分46秒)
 3km 14分35秒(5分05秒)
 4km 19分38秒(5分03秒)
 5km 24分42秒(5分03秒)
 6km 29分49秒(5分07秒)
 7km 34分48秒(4分58秒)
 8km 39分36秒(4分47秒)

 かんかん照りの割には、安定したタイム。
 これは、やっぱりシューズのおかげでしょう。
 入賞をめざす人ならいざ知らず、私らおっちゃんランナーのトレイルランには最適のシューズかも。私は気に入りました。(ただし、足先がぶっとい人は無理だと思います。)

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 この大会は、真夏のクロカンとして人気がうなぎのぼり。今年は、2200人越え。
 ヨメさんが出た3kmも、382人のエントリー。

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 ヨメさんはランパンを忘れたらしく、普通のかっこうで出場。それに加えて、なぜかサングラス姿。意味不明です。

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 ゴールは、去年とわずか1秒遅れの20分26秒。でも参加者が増えたため、順位は23位。

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 レース中の写真を撮ってもらえたなかったので、ゴール後に記念撮影。後ろの金魚型の山肌の模様が切れてしまっている。残念!

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 炎天下での後片付けだったが、ちょうど4時に会場を出ることができた。ここから、翌日の「三瓶高原クロスカントリー」会場へ。

 次の楽しみは、きくのそっくりワンちゃん。
 「たしか、この辺やったでー。」と言って横を見ると、「ワワワワワーン」。
 私の雑種犬記憶力は超人的。見事に見つけられました。

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 きくのそっくりさんもかわいいけど、もう一ぴきのお年寄り系のワンちゃんもかわいい。1年ぶりに会ったのに、よくなついてくれた。

 出張販売では、こんな楽しみもあります。

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2009年08月21日(金)

いろいろな人と [雑感]

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 8月16日は、いろいろなことがあった。
 午前中は「京都走ろう会例会」、午後は「別所小・花一中閉校式」、夜は「別所地蔵盆」。この一日で、いろいろな人としゃべった。

 まず、ヨメさん。
 「春美ちゃんに地蔵盆で会って聞いてみたんやけど、真樹にハガキくれたんは春美さんとちゃうんやて。」
 「えー、あの『美』のはんこは、てっきり春美さんやと思ってたわ。ほな、あれはだれやねん。」
 全然思いつかなかったが、「頭にキラリン!」
 「灯台下暗し」ですか。「美」がつくお母さんで、男の子しかいないない人がいました。あのー、ブログ友達のみきさんではないでしようか。(また、ちがってたりして・・・。)

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 廉と。
 「こんな日に模試なんて、きついよな。お盆の日に、センター試験の2日分を1日でやってしまうなんなてなあ。」
 「閉校式に来てはった先生らとしゃべりたかったなあ。」
 夜8時、模試終了。会場だった立命大衣笠キャンパスから自転車で市原の家へ(大文字見物の人ごみをかきわけ)。 
 そこから私の車で別所に帰ったが、9時を過ぎていて、地蔵盆も片付けモード。閉校式にも出られず、地蔵盆にも間に合わず、かわいそう。
 廉は、会場に残っていた子たちとトランプをしてねばっていた。

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 地蔵盆の後片付けでは、閉校式実行委員長を務めてくれた藤井宗明さんたちともしゃべった。
 やはり、一番の話題は「真柴先生」。宗明さんは、小1のとき、おじいさんがなくなりお父さんは大けがということで、学校に行きたくなかったこともあったらしい。自分ではほとんど忘れていたが、真柴先生と話しているうちにいろいろと思い出したとのこと。
 そのとき、やさしい真柴先生が担任でよかったね。

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 話は戻って、8月16日の午前、「京都走ろう会例会」でのこと。

 塚本政琉さんと。
 「なんやまた、京都ランナーズの合宿行くのに滋賀県まで走ったそうやな。元気やな。」
 「そうですねん。去年道に迷ってえらいことになってしもたさかい、今年はJR大津駅までにしときました。去年の半分以下ですわ。」
 「何人来てた?」
 「15人くらいですか・・・。ずっといたのは、10人くらいですかねえ。」
 「そらさびしいなあ。その人数やったら、もうやめなあかんのとちゃうか。」
 「そんなこと言わんと。来年は20人めざして増やしましょうや。まず、塚本さんも来てもうて・・・。」
 「わしゃ、あかん。そんな、走れん。」
 「そんなこと言わんと。・・・そうそう、松若さんとこないだちょっとしゃべったんですけどね、ほんまは合宿も行きたいんですって。でもいろいろ事情があって、あきらめてはるらしいですわ。そうゆう人をなんとかして呼ばなあかんね。」
 「そやなあ。むずかしいけどなあ。」

 松若さん、行きしJR大津駅まで走ってつきあってくれたら、あとのお世話はさしてもらいまっせー。この条件でどうですか?

 松山健治さんと。
 「藤井さん、ほんまに元気やねえ。故障とかないんですか。」
 「あるようなないような…。朝ね、布団から起き上がれへんのですわ。」
 「それは、レースの翌朝とか?」
 「いや、ほとんど毎朝。そんで、起きたら、今度は階段がゆっくりでないと下りられませんねん。」
 「えー。」
 「腰痛はずっと続いてます。治りません。それでも、ごまかしごまかしだましだましで、なんとかウルトラ100km完走をめざしてますねん。」
 松山さんは、ぽかーん。笑っていいような悪いような複雑な表情。

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 8月16日の午後、私のいなかで行われた「閉校式」で。

 小学校時代1年上の冨士子さんと。
 「こうじ君、お兄さんとはえらいちがいやなあ。お兄さん、貫禄出てきやはって近寄りがたいわー。」
 「そうやろ。そらほら、長男と末っ子の差は大きいでー。」
 「ほんまやね。」
 「そや、今日のこともブログに書くし見てねー。ボクのブログね、ジャンルにわけたら『キョーサイブログ』やねん。」
 「キョーサイ?」
 「そう。恐れる妻やん。」
 「えっ、こうじ君って、恐妻家なん?」
 「そらそうやん。ヨメさんに食わしてもうてんにゃもん。恐いに決まってるやん。」

 4歳下の美智子ちゃん(北京五輪柔道金メダリスト・石井慧選手の母)と。
 「こうじさん、去年はいろいろとありがとうございました。」
 「いやいや、こちらこそ。よう連れて行ってくれはった。ええ体験になりました。」
 「あれから今日でちょうど1年やね。早いもんやわ。」
 「ほんまやね。この1年、いろいろありましたね。」
 「うん。でも、本人は(格闘技の)デビュー戦めざしてがんばってるみたいよ。」
 「髪の毛が薄くなったんちゃうかってうわさされてますけど・・・。」
 「なんかね、あれはプロテインの影響とかいろいろあるみたい。外国人選手に毛が薄い人が多いのも、そんなん関係あるんですって。本人、まったく気にしてません。」

 小中いっしょだった和佐男ちゃんと。
 「こうちゃん、産大前の店にはおらへんの?」 
 「うん。あこはバイトさんに任せっきりやねん。ボクは、犬のエサやりと猫のエサやりが一日の主な仕事やなあ。それちゃんとやったら、ボクもエサもらえんねん。」
 「はあ?」

 小学校の同級生・あきちゃんと。
 「私ら、1年は中川先生で・・・、2年が木村先生やったなあ。」
 「2年どころか、3年もやで。」
 「木村先生て、おもしろい先生やったなあ。私ら、ほとんど勉強教えてもうてへんやん。」
 「そうや。授業中に下宿に帰ってしまわはって、『こうちゃん、学級委員やし見てきー』ゆわれて、行ったがなー。部屋で休けいしてはったな。」
 私の一番好きな木村先生の話題が出るとは。うれしー。

 小中いっしょだった和幸ちゃんと。
 「こうちゃん、去年はせっかく計画してくれたクラス会、行けへんかってごめんなー。準備とか連絡とかたいへんやったやろう。」
 「いや、それもなかなかおもろかったで。来年は、名古屋から由紀ちゃん呼んでクラス会するさかい、その時は絶対来てやー。」

 小中いっしょで、たぶん私の初恋のことちゃんと。
 「ことちゃんとこのお母さんて、戦死したお兄さんいやはったんやな。」
 「ああ、与一さんやろう。」
 「うちのおじいさんといっしょに写ってる写真見たんやけど、めちゃくちゃ男前やがな。」
 「そうやろう。その上にももう一人男前なお兄さんがいやはったんやで。病気で死なはったんやけど・・・。」
 「そうかー。ことちゃんとこって、お母さんが家継いではるから、男の兄弟がいやはらへんとばっかり思ってたわ。昔の人って、戦死したり病死した人たくさんいやはるもんなー。卒業の時、入学した人数のままゆうことはなかったらしいで。」

 中学校の同級生・幸博君(大原百井町)と。
 「お父さん、4月に亡くならはったんやね。去年の5月、「とり幸」でクラス会させてもらったときは元気にしてはったのに・・・。『また、来まっさー』って言ってたのに残念やわ。」
 「ほんまや。親父にはいろいろ苦労かけたわ。『運転免許取れー』ゆうてくれたんも親父でな、『無理やー』ゆうたら、『6ヶ月もあんにゃさかい、やってみー』ってゆうてくれてなあ。何回も学科試験落ちたけど、何とか6ヶ月以内に運転免許取れたわ。よう、取らしてくれたちゅうもんや。」
 「ほんまに、ええお父さんやったで。」
 「ほんでー、中古賀先生はブルガリアから帰ってくるんかいな。」 
 「おっ、この閉校式には間に合わへんかったんやけどな、8月の末には帰って来やはるらしいで。」
 「そっかー。ほんなら、帰ってきやはったら連絡してくれはるようにゆうといてな。」
 「おっ、わかった。」
 中古賀先生、先生が帰ってくるのん楽しみにして待ってるやついまっせー。電話だけでもしたってね。

 真樹と。
 「真樹、真樹の担任やった先生、閉校式に来てはったか。」
 「うん、M先生以外は全員。」
 「そうかー、そんなたくさん。先生らとしゃべった?」
 「うん、ちょっとだけな。でも、植田先生(保健室の先生)にだけは、今の真樹のことゆっといた。」

 真樹にとっては、担任だった先生より保健室の先生のほうが信頼できるようだ。
 閉校式会場内で先生のテーブルをチラッと見たが、あちこちから声をかけられている先生もおられれば、一人ポツンと座っておられた先生もあった。同じ先生という仕事をしておられたのに、こんなに差が出るとは・・・。
 私のそばでは、「○○先生は嫌いやった」とか言っている者もいた。そんな思い出しかなかったら、お互いに不幸ですね。
 私は幸運にも嫌いな先生が一人もいない。いつも先生を観察し、それなりに楽しんでいたように思う。周りに何もないいなか育ちなので、学校が娯楽の場所であったように思う。同級生も小中9年間あまり変化がないので、新しい先生が来るたびに異常といってもいいくらい興味を示していた。
 この閉校式に来られてなかった先生の中にも、会いたい先生はいっぱいいる。そういう意味では幸せもんです。
 そこで、廉や真樹がお世話になった先生方を思い起こすと・・・。そんな風に思える先生が・・・、どうなんやろう。

 「学校にいるのが楽しくて楽しくてたまらん」というような先生に、最近お会いしていないような気がします。 

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2009年08月20日(木)

「無人島」家族旅行・続き [家族]

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 8月19日午後、「無人島」を離れる前に、オーナー(島長)の平井さんにお願いして家族写真をパチリ! いい写真です。

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 ここ「無人島」は、もともとは田んぼであったらしい。久美浜湾の対岸の住民が、船に乗って田んぼを作りに来ておられたそうだ。
 しかしそれも続かず荒れ果てていたところ、久美浜町で洋服店を経営しておられた平井さんが18年前に買い取られ、ご自分の別荘を建てられた。造成から何から、ずいぶん費用がかかったらしい。
 そして、11年前からほかの人にも使ってもらえるようにし、次々とロッジも増やしていかれた。
 ワンちゃんといっしょに泊まれる施設にされたのは、ご自分も犬を飼っておられるから。

 「ここに来て一番喜ぶのはワンちゃんですよ。」

 オーナーさんがそう言ってくださると、こちらも気兼ねなく楽しませていただける。
 「きくちゃん、暴れまわってもええにゃって。」

 私たちが泊めていただいた小さなロッジは、たぶん平井さんの飼っておられるワンちゃんの名前からとった「チャチャの家」。(柴犬・13歳)

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 うちの家族はみんな朝が弱く、ふだんは朝ごはんもいいかげんなものなのに、くうわくうわ。みんながおいしそうに食べてるもんやから、きくもほしがってほしがって。あごのせ攻撃の連発。

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 さあ、朝ごはんのあとは、待望の海へ。もちろん、きくもいっしょ。

 今年は雨が多かったせいで、海がにごっていた。例年は、もっときれいらしい。

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 (きくの頭の中) 「なんぼかいてもなんぼかいても進まへんのは、なんで?」

 「それは、パオパオがロープを引っ張ってるからです。」

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 (きくの頭の中) 「これは、地獄の特訓かい?」

 「パオパオー、きく、おぼれかけてるって。進ましたげてー。」
 「しゃーないなあ。」

 ということで、きくは岸へ。心臓バクバク。泳いだのは3年ぶりなので、しんどかったみたい。

 「ほんなら、次はプール。」

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 オーナーさん手作りの小さなプール。湧き水を入れておられるので冷たい。
 ワンちゃん入れるのは違反かなとも思ったが、この時点でうちの貸切りだったのでかんにんしてもらおう。

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 プールから上がろうとして手をかけるが、すべってすべって。

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 (きくの頭の中) 「なーんで、だれも助けてくれん!?」

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 芝生で体を乾かして、ちょっと昼寝を・・・。

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 「あー、ちゅかれたー。」

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 真樹対廉の、これがほんとのビーチバレー。

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 これは、どう見てもシェパード!!!

 「おばしゃん、ビキニだいじょうぶ?」

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 最初はこの旅行に来るのをしぶっていた廉だが、いい息抜きになったよう。真樹と遊んだのも久しぶりやね。

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 ちびまるっこい母と娘です。

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 ピンボケになったけど、いい笑顔。

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 これは、どう見てもきくを虐待しているように・・・。

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 「きく、それは高いクロックスやー。かむんやったら、パオパオの安もんかみー。」

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 オーナーの平井さん、いろいろお世話になりました。うちの家族はみんなよろこんでいます。きくもよろこんでいます。ありがとうございました。

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 この「無人島」は、リピーターが7割だそうだ。
 うちも、来れるものならまた来たいね。きくといっしょにね。

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 船の座席の下の狭いスペースに入り込んでしまったきく。
 よーく見ると、シェパードからいつものおとぼけ犬に戻ってました。

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