2009年08月12日(水)
伊藤さんとの対話 [学校]
「ずーっと、学校の好きな先生でいてくださいね。」
「はい。」
森之宮駅前で伊藤千尋さんとお別れするとき、もう一度念を押しておいた。
8月8日大阪城公園での「夕涼みRun」で、伊藤さんにもう一度追いついたらまたしゃべらせてもらおうと思っていたが追いつけなかった。その代わり、ゴールしてそのちょっと先で「ゼイゼイ」言っている私を見つけて話しかけてきてくださった。
「相談とかに答えたりしておられるんですか?」
うん?
カウンセラーでもあるまいに、私が何でと思ったが、よーく聞いてみると「京都キャロット」に来られたお客様にアドバイスをしてるのかという問いだった。
「いっつもヨメさんに言われてますねん。アンタのええかげんな話は逆効果やから、絶対お店には来んといて。頼むし、ほかの仕事探して、とっととどっか行って・・・、って。ほんま、仮面夫婦はたいへんなんやから。」
「そうなんですか。でも、ブログに出ている奥さんの写真、すごくいい感じじゃないですか。」
「そうでしょう。」
うちのヨメさんは顔はかわいいんやけど根性はババ、と言いかけてやめておいた。「アンタのブログのせいで、私をこわがる人が多なってかなん」と、またおこられる。
20分ほどしゃべったと思うが、伊藤さんのほうから話されたのはこれだけ。あとは、ほとんど私の話を聞いてくださった。
家族以外では私のブログに最多登場であると思われる伊藤さん。私の娘でもおかしくない歳だが、落ち着いておられる。
私は自分が教師を辞めてから、現役の教職の方は避けていた。いろいろなトラウマのようなものがよみがえってくるのがいやだったからかな。
でも、伊藤さんが自分から教師であることを話されたとき、なぜか「ふつうに、スッと」受け入れられた。なーんでか。
私が帰る道々、彼女に話したことは三つ。
?「子どもが好きな先生じゃなく、学校が好きな先生でいてほしい」
子どもが好きという人は、大人が嫌いなことが多い。学校が大好きな先生は、子どもも保護者も同僚の先生もみんな好きになれる。
?「学校べったりじゃなく、広くいろいろなところへ出ていろいろなことを体験してほしい」
至れり尽くせりの先生をありがたいと思う人は多いかもしれないけれど、学校べったりで視野のせまい先生は困る。(そんな先生ばかりにしてしまったのは、我々保護者の責任でもある。)
こうして走りに来ておられるのもすごくいいこと。そのとき出会ったいろいろな方としゃべってかえってほしい。
?「自分が体験したことは、必ず学校で話してほしい」
いろいろな制約がありむずかしいとは思うが、自分が体験したことそのとき感じたことを子どもたちに話すことは、すごく大事なことだと思う。
私ももし教師を続けていたら、「鯖街道ウルトラ」の賀茂川パートナーズのお二人のことは、次の日の朝一番に絶対に子どもに話していたと思う。
「無関心な子もいるかもしれんけど、きっと一生懸命聞いてくれる子もいるし・・・」
私のお願いみたいなことばっかりになってしまいました。聞き疲れたでしょう。すいません。
でも、いつまでも、「学校が大好きな先生でいてくださいね。」
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2009年08月11日(火)
廉、18歳! (8月10日生まれ) [家族]
今年の廉の誕生日は、いなかの家(花背別所町)。
一応、ヨメさんがケーキを買ってきてくれた。
今回は、チョコレートケーキ。
「きくちゃん、廉とパオパオといっしょに写真撮ろうなあ」と誘ったが、「じゃっかましいんじゃー、ガウガウガウ・・・」
いなかの家は広すぎて落ち着かないのか、なぜかすぐコタツに入ってしまうネコのようなきくちゃんでした。
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2009年08月10日(月)
兄弟全員集合 [家族]
昨日(8/9)、いなかのお墓参りで、久しぶりに兄弟4人がそろった。
私たち4人兄弟がそろうのは、この墓参りのときと暮れのお餅つきの年2回。
私のいなかの家の300mほど北、兄夫婦と父が住んでいる家に集合する。(おねえさん、いつもお世話になっています。)
この12月に88歳になる父は、この4人の子をどういうふうに思っているのだろう。
私がひと言で言うなら・・・。
8歳上の姉・みき江は、「やさしさ」。
私とはだいぶ歳がはなれているので、いろいろ心配をかけ世話にもなった。
今年の墓参りでは、「怖いほどやせるダイエット」という本を買ったとみんなに冷やかされていた。12月のお餅つきが楽しみ。
7歳上の兄・優三は、「常識」。
とにかく、何でも知っている物知り。私もわからないことをよく教えてもらった。ただし、「石橋をたたいて渡ったはずが、思わぬ落とし穴に」という一面もある。今回も炭の入ったビニールの口をナタで切ろうとし、自分の指をザックリ切っていた。
4歳上の姉・多鶴子は、「元気」。
小さいときから、勉強もスポーツもできる人だった。
私の姪(兄の娘)がうまいこと表現した。「私が勤めている病院に絶対来てほしくないのが、ターコおばさんやな。もう、やかましくて・・・。それに、お見舞いに来る人がまたやかましいやろ・・・」 姉の周りも元気な人ばかりです。
末っ子の私をひと言で言うと・・・。
「甘えた」、これにつきます。
小さいときからずっと甘やかされて育ち、それが身についている。相手が誰であれ、すきあらば甘えてやろうという気持ちが無意識のうちに働く。ヨメさんに言わせると、50を過ぎたオッサンのそれはただ「気持ち悪い」だけだそうだ。
今年も、毎夏恒例のお墓参り3か所がしっかりとできた。
最後に行ったお墓は、伝染病で死んだご先祖様のもの。墓石さえもなかったので、そこらから探してきた平べったい石を代わりに置いておいた。写真に撮ると、それなりに立派に見えた。
来年もその先も、みんなでお参りができますように。
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2009年08月09日(日)
きくの受難 [わんこ・にゃんこ]
土曜の夕方、私が大阪場公園を走っている頃、きくがたいへんなことになっていた。
いなかの近所の犬にかまれ、ダウン。右前足あたりをかみちゃちゃくられ、もう歩けましぇん。
そういえば、朝の散歩のときからちょっとおかしかった。
暑さのせいか、日陰を見つけるとんがんとして動かない。
とうとう、こんな状態に。
家まであと数10mだったので引っ張っていこうとしたら、「ガウガウガウー・・・」。私のおなかあたりをめがけてジャンプして威嚇。
私は2時過ぎから大阪城公園へ。
ヨメさんと子どもらは、きくを連れていなかの家へ。
ばんごはんのとき、しょうゆがないのに気づき、ヨメさんがきくを連れてご近所に借りに行ったらしい。
きくを近くにくくって行ったつもりが、ゆるかったようできくはダッシュ! その先に待ち構えていたのは、その家の飼い犬。見事な返り討ち。右前足、かみちゃちゃくられ。
悪いのは、全部うちのきく。自分が強いとかんちがいしていたみたい。
私が夜遅くいなかの家に帰ったときは、3本足でよろよろと歩いていた。目はうつろで、放心状態。けがの痛さより、「やられたー」という精神的ショックのほうが大きいように見えた。
夜は、ふだんいっしょに寝ない私の寝床にトコトコと。どうも、ヨメさんのせいでけがをしたと思い込んでいるようだ。
いなかはすごくすずしくて夏でも寝やすいはずなのに、きくがぴちゃーと引っ付いてきて暑いのなんのって。でも、動物は傷が小さくてもショック死ということがあるし・・・。この暑さを感じているうちは、逆に安心か。
夜、目が覚めるごとにきくをさわり一安心。
一夜明け、けっきょくヨメさんが動物病院につれて行くことに。
最近お世話になっている「はたえだ動物病院」は、日曜のため休業。そのため、以前お世話になっていた「S動物病院」へ。
きくは、これから動物病院に行くのん、わかってんのかな。
それにしても、目ちっちゃ。
夕方帰ってきたきくを見ると、3本足から4本足に。
「ああ。よかった。」
傷の深さは1cm程度。やっぱり、犬の歯はきつい。
ただし、きくは大好きな若い女先生にあたって、だいぶ落ち着いたようだ。
診察・検査・治療・お薬、しめて?円。「ギョッヘーン!」
うちのきくは、単なる雑種なんですけど・・・。
いやいや、世界でただ一頭の「琉球ミニシェパード」でした。(てか)
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2009年08月08日(土)
2009夕涼みRun in 大阪城公園 [ランニング]
「たなかさーん、首巻きタオル姿、撮らせてくださーい。」
「えー・・・。」
(パチリ!)
スタートして約1時間半、これからエイドが超いそがしくなるころ。首にタオルを巻き、気合いの入った田中ちひろさんを見つけた。
レースに集中しておられる時の田中ちひろさんの表情も魅力的だが、私たち一般ランナーのために身を粉にしてお世話をしてくださっている時の表情は・・・、もう「神様」と言っていいくらいです。
私は、この田中ちひろさんの笑顔に会えるのがうれしくて参加しているようなものです。だから、これからもずっとこのスタイルの大会運営を続けていってください。お願いします。
去年、渋滞の計算をしていなかったのと大阪城の中を迷走してしまったため、スタート時刻に大幅に遅れてしまった。今年は余裕をもって去年より1時間以上早く家を出たのだが、名神高速・京都南〜吹田が大渋滞。けっきょく、大阪城公園森ノ宮駐車場に着いたのは5時を過ぎていた。
さあ、そこから西に向かって走れ!
かなり走ったつもりだが、見慣れた場所につかない。
「また、まちがえたんかいなあ」と思い、一人でスケボーをしておられたおねえさんに地図を見せて聞いてみた。
「ここは東外濠なんで、あそこに見える階段を上がっていかれたら・・・。」
ありがとうございました。もうちょっとで、またもや迷走してしまうところでした。
受付に着いたのは5時15分くらい。
受付に田中ちひろさんがおられてほっとした。(ほんとは、受付は4時45分まで)
急いで着替え。
今日も「ランナーズ・9の会」のユニフォームの後ろに「反核平和マラソン」のゼッケン付き。
5時30分 、一斉スタート。
スターターは、「ランウォークスタイル」店長さん。(写真左端の青Tシャツ)
名簿を見ると、男子個人279名、女子個人65名、チーム64組のエントリー。(チームは、2〜3名)
ということは、スタートは400人!
去年は遅れてきたのと曇り空だったこともあって、私が走り出したときはもう薄暗かった。今年は、カンカン照り。
去年は途中パラパラと「恵みの雨」があったが、今年はそれも望み薄。給水をしっかり取らないとえらいことになる。
今日の目標は、3時間以内に15周目を通過し、16周29.6km。キロ6分半よりちょっとだけ速く走れたら、これは可能。
あの立派なのっぽビルには「NHK」のマークが。
19年前、小6の子を連れて社会見学に来た時は、かなり古いビルやったのになあ。
1周目(1.85km)、11分20秒くらい。これ、キロ何分か、すぐには計算できませーん。まあまあ思い通りのペースなんかなあ。
「ふじいさーん。」
何周目か忘れたが、追い抜きざまに声をかけてくれるランナーあり。
先週お世話になった「宝が池STC」の平岡隆志さんだった。その時初対面だったのに、次にお会いした時にこうして声をかけてもらえるなんて、すごくうれしい。
平岡さんは速すぎて、写真には撮れなかった。たぶん、3周は抜かれたと思う。
コースをちょっと外れたところに大きな石碑が目についた。何かわからんが、写真撮っとこ。
これは、豊臣秀吉を祭った「豊国神社」。
私が「第2ネコ団地」と呼んでいる場所に、いましたー!
先週「大阪城天守閣マラソン」で、いつもの場所にいるはずのネコちゃんに会えなかったので、「もしかして、ここも・・・」と心配でした。
何のことはない、堂々たるくつろぎぶり。
5周(9.25km)、57分10秒くらい。
これがまた計算できない。キロ6分半は切っているはず・・・。
6周目が終わりそうな頃、見慣れた背中が・・・。
今までよく見た濃紺Tシャツではなかったが、まちがいなく京美人・伊藤千尋さん。
「伊藤さん、こんにちはー。」
「あっ、藤井さん。今日も途中から参加ですか。」
「いや、今年は最初から。と言っても、ぎりぎりセーフやったんですけど・・・」
写真を撮ったが、超ピンボケ。やはり暑さで体がまいっているみたい。
「藤井さんのブログ、いつも見せてもらってます。それで・・・、なんですけど・・・、私、○○市のK小学校で教師をしてるんです。」
「えー、知らんかったなー。何年生の担任?」
「1年です。」
去年の4月に初めてお会いした時から、なぜか「ただ者ではない」というフンイキを感じていたが、「フムフム」。
追い抜いてしばらくして思い出した。
「そのK小学校って、ボクが教育実習に行ったとこですわ。30年以上前ですけど・・・。」
「へー、そうなんですか。」
これ、言っとかんと。
「このミサンガね、娘が作ってくれたんです。」
「あっ、まさきちゃん・・・。」
「まきちゃんですって。(娘で「まさき」はないでしょう。)」
誰かにこのミサンガのことを言いたかったが、聞いてもらえそうな人に会えてよかった。
「もう1回くらいは抜けるよね。その時、またしゃべりましょ。」
10周(18.5km)、1時間56分10秒くらい。
まあこの5周も59分くらいで来れてるから、このペースが守れたら15プラス1周行けるかも。
そのためには、ネコちゃんのようにすり足走法で。
参加者数が多いのと暑さのせいか、去年よりエイドによるランナーの数が多い。いろいろなものが次々となくなっていってしまう。
第4コーナー近くでは、どこかのバンドが練習に。エレキギターのバッテリー、もつんかな。
夕涼みラン名物の「美人エイド」。
でも、それがめあてでこれ以上参加者が増えると困るので、今回お写真は自粛しました。
さすがに2時間を過ぎたあたりから、ペースがガタ落ち。あたりも薄暗くなってキョロキョロする楽しみがなくなってきたころ・・・、かわいいワンちゃん見っけ。
写真ではちょっとこわい系に写ってしまったけど、ほんとはかわいいかわいいワンちゃんでした。
13周目を、2時間37分10秒くらいで通過。残り23分で2周は絶対無理。
ここらでスイカをゆっくり食べてっと。
私の予定では、12周目くらいでもう1回伊藤さんを抜く予定だったが、姿見えず。さては、私としゃべるのがいやで、がんばって走ったなー。(と言うより、私のペースが落ちただけか。)
何回も何回も追い抜かれた京都Y中。チームの部に6組もエントリーされていました。
若い子が参加してくれると、活気があっていい。
14周目を、2時間51分40秒くらいで通過。
ライトアップされた大阪城を見ながら最後の1周。
15周目(27.75km)のゴールは、3時間6分くらいかなあ。
田中ちひろさんにチップをはずしてもらい、これですべて終了。
ゴール後、へたりかけている私を見つけて平岡さんと伊藤さんが話しかけてこられた。うれしいじゃありませんか。ただ走るだけじゃなく、こういうプラスアルファがあると疲れもぶっ飛びます。
スタッフのみなさん、本当にありがとうございました。この暑い時期に、これだけ給水給食を用意していただき、コースの要所要所に人員を配置していただければ、走る我々は安心です。
いろいろとご苦労が多いとは思いますが、参加された方のほとんどは満足されて帰って行かれていると思います。今後も、このような大会が無事続けられるよう願います。
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2009年08月07日(金)
誓いのミサンガ [家族]
「真樹はええ子やなあー。」
自画自賛娘。
「お父さんのためにミサンガ作ったげる子なんか、おらへんで。」
「誓いの・・・」って、なんも誓ってへんけど、せっかく作ってくれたんやし、100kmウルトラ完走めざそうぜ。
ただし、9月の「丹後100km」は目標90km。10月の「四万十川100km」で完走を!
さあ、練習しいひんぞー。(意味不明)
「子どもらの手本になるような立派な父親には、絶対にならへんどー。」と心に誓うパオパオであった。(さらに、意味不明)
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