2020年10月20日(火)
ジャン=ポール・ベルモンド [私の好きな人]
◎京都シネマより
ジャン=ポール・ベルモンド傑作選【冒険&ロマンス編】
『大盗賊』/『大頭脳』/『オー!』/『ムッシュとマドモアゼル』
カッコイイの原点は彼に!伝説スターの魅力を再発見!
ルパン三世やコブラのモデルにして、ジャッキー映画のルーツである“アクション界のレジェンド”ジャン=ポール・ベルモンド。『勝手にしやがれ』などで知られるヌーヴェル・ヴァーグ時代とはまったく別の魅力を放つ数々の傑作が蘇る。
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◎ジャン=ポール・ベルモンド傑作選 公式サイトより
60〜70年代、スティーブ・マックイーン、クリント・イーストウッドと肩を並べた<アクション界のレジェンド>にして、本国フランスでは アラン・ドロンを遥かに凌ぐ人気を誇った国民的スーパースター、ジャン=ポール・ベルモンド(1933年4月9日生まれ、87歳)。
「ルパン三世」や「コブラ」のモデルといわれ、ジャッキー・チェンやトム・クルーズらの先駆として、体を張ったスタントで世界を魅了した男の中の男。日本ではジャン=リュック・ゴダール監督の『勝手にしやがれ』や『気狂いピエロ』ばかりが語られがちですが、ヌーベルバーグ時代の彼よりも何倍も魅力的な、ベルモンド映画の神髄は数々の巨匠たちと組んだアクションとコメディにこそあります。しかし、そんな彼の傑作群の多くは近年、日本ではDVDでも見ることが出来ませんでした。今、忘れられていた数十年の時を経て、驚くほどクリアなリマスター版で最高のベルモンド映画の数々が日本のスクリーンに鮮やかに蘇ります。ご期待ください。
■JEAN−PAUL BELMONDO
1933年4月9日、パリ郊外のヌイイ=シュル=セーヌに生まれる。父は著名な彫刻家ポール・ベルモンド、母も画家だった。幼い頃は病弱だったが、その後サッカーに熱中、さらにボクサーになる夢を持つスポーツマンとなった。
やがて俳優を志し、コンセルヴァトワールに入学、56年に同校を優秀な成績で卒業する頃にはすでに有望な若手舞台俳優として注目を集めていた。
57年の『歩いて馬で自動車で』で長編映画デビュー後、クロード・シャブロル監督の『二重の鍵』(59)で注目され、さらに同年ジャン=リュック・ゴダール監督の『勝手にしやがれ』(59)で一気にブレイクを果たし、母国での圧倒的大人気とともに、フランス・ヌーベル・ヴァーグの代表的スターとして国際的な知名度を得た。
多くの名匠、巨匠の作品に出演する一方、売り出し中のフィリップ・ド・ブロカ監督と組んだ『大盗賊』(61)が大ヒットを記録、コメディ・タッチのエンタテインメント作品で新たな魅力が開花した。ド・ブロカ監督とはさらに冒険アクション大活劇『リオの男』(63) 、『カトマンズの男』(65)で組み、危険なアクションをスタントマンなしで自ら演じたことも話題となり世界的な大ヒットとなって“アクション・スター”ベルモンドのイメージを強烈に印象付けることになった。
65年の『気狂いピエロ』を最後にゴダール監督とは袂を分かち、ベルモンドはアクション、コメディ、ラブ・ストーリーと、エンタテインメントの王道をいく作品を中心に出演して次々と大ヒットを飛ばし、フランス映画の顔として大活躍することになった。
70年には当時フランス映画界で人気を二分していたアラン・ドロン製作、主演の『ボルサリーノ』でドロンと共演、大きな話題となって大ヒットした。72年『ジャン=ポール・ベルモンドの交換結婚』からは自ら製作会社セリト・フィルムを設立して製作業にも進出、74年にはフランス映画界で出演料が最も高い俳優となった。75年の『恐怖に襲われた街』から、80年代中盤まではハードなアクションを見せ場にした主演作を連打し、年間興行成績の上位に君臨し続けた。
88年、アクション映画卒業後のクロード・ルルーシュ監督作『ライオンと呼ばれた男』(88)では初めてセザール賞主演男優賞を受賞。さらに2011年、カンヌ国際映画祭で名誉ゴールデン・パルム賞、2016年、ヴァネチア国際映画祭で栄誉金獅子賞など、数多くの生涯功労賞を受賞している。
2度の結婚で、元F1レース・ドライバーのポール・アレクサンドル・ベルモンドなど4人の子どもがあり、ウルスラ・アンドレス、ラウラ・アントネッリといった女優とのロマンスも有名。
香港のジャッキー・チェンやチョウ・ユンファ、日本のコミック「ルパン三世」、「コブラ」、フランス=ベルギーのグラフィック・ノベル「ブルーベリー」など、ベルモンドのファンを公にしている俳優、映画監督、作家、漫画家は世界中に数多く、ベルモンド映画の影響下にある作品も枚挙にいとまがない。
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昨日、京都シネマの11月の会報が届いた。
「おー!」と私が大きな声を出したので、「なにごとか」とヨメさんがこっちを見た。
「ジャン=ポール・ベルモンドの特集やるやん!」
「それがどうしたん?」というようなヨメさんの顔。
「アンタは目のギョロッとした俳優が好きなんやな。」
「そうかなあ・・・。」
外国の俳優で好きなんはジャン=ポール・ベルモンドだけ。彼は目がギョロっとというより、たれ目ですよね。
日本の俳優で好きなんは、三國連太郎、仲代達也、根津甚八、水谷豊・・・。たしかに、目がギョロッとしてますね。
まあそれはいいとして。
せっかく4本も集中して上映してくれはるんやから、見に行かな!
「特別料金」と書いてあったので、いつもの旧作500円と勘違いしていた。
「4本見ても2000円!」
ああ勘違い。
「特別料金」というのは、ふだんの会員割引などが効かない料金という意味。1400円でした。4本見たら5600円。全部割もないみたい。
でも見に行きたいわあ。
目がギョロ!
※ちなみに、私が一番好きなのは「ダンケルク」(1964年)です。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
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コメント
名無しさんは、だれでしょね。
「学生の頃」、ということは私と同世代。
彼はハンサムじゃないけど、めっちゃ味わい深いいい顔だと思います。あんな人と友だちになりたいです。
私も何故か?学生の頃 好きでした、ハンサムじゃないのに、、意味不明ですね、