2020年06月26日(金)
みーちゃんのみらいは [わんこ・にゃんこ]
ヨメさんが町内で保護した猫は、おかあさん猫と子猫4ひき。
ヨメさんが一人で世話をし、子猫の貰い手も探してくれた。最後の子猫が1週間前にもらわれていき、おかあさん猫だけが残ってしまった。
でも私が沖縄に行っている間に、おかあさん猫も避妊手術に連れて行ってくれた。
さて、これからどうするか。
お世話になっている猫ボランティアさんも、手術をしてくださった獣医師さんも、「すぐにリリース」とおっしゃる。
でも「すぐにリリース」したら、猫嫌いの人たちに捕まえられて処分場行きになるかもしれない。命を救うためにヨメさんががんばって捕獲してくれたのに、もしそうなったら泣くに泣けん。
一旦は助けた者として、それを見て見ぬふりができるだろうか。
仮に猫嫌いな人たちから逃れて生き延びたとして、野良猫の平均寿命は5年もないらしい。
そういえば、この町内に引っ越してきた時にいっぱいいた猫ちゃんたちはもう1ぴきも見ない。13年たつのだから当然と言われるかもしれないが、飼い猫さんではこの13年ずっと元気なのもいる。
「ねこに未来はない」という本がずっと気にはなっていたが、そのタイトルからどうしても読めそうもなかった。長田弘・作、長新太・絵の魅力的な本だったのに。
たしかに、野良猫に未来はない。
おかあさん猫・みーちゃんをリリースすることは、みーちゃんの未来をあきらめせることだ。そんなこと簡単にできますか。
前にも言ったけど、子猫のかわいさに比べるとおかあさん猫のかわいさは何とも言えんくらい深い。その表情の中にいろいろなものが詰まっている。
「2年間、ようがんばって生きてきたなあ。うちのヨメさんに見つけてもらえてよかったなあ。これから先、楽しいこといっぱいあるよ。」
せめて、そうゆうたげんとなあ。
ずっと「おかあさん猫」と呼んでいたのに、手術後「もうおかあさんじゃないし、みーちゃんて呼んだげよ」と言ったヨメさんの心の中はいかに。
縁あってうちに来てくれてもう1か月以上。情が移ってしまいますよねえ。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
トラックバック
トラックバックURL
http://blog.kyoto-carrot.com/tb.php?ID=4979
コメント
ねこ4さん、コメントありがとうございます。
「さわれるようになるまで7か月」はきついですね。よくがんばられましたね。幸雪ちゃんが女の子だったのが、最終的にはよかったのかも。年上オッサン猫たちはタジタジだったんでしょうか。
今の状態のみーちゃんだと、リリースも難しいし、貰い手も見つからないだろうし、どうしたらいいものか。
アドバイス、よろしくお願いいたします。
きく、みー、パオパオ、皆お気楽。
心配なのはヨメさんです。
ヨメさんがホッとできる結果になればいいんですが・・・。
「みーちゃん」
可愛い名前ですね!
我が家の「幸雪(こゆき)」も当時リリースを考えましたが、人馴れさせて里親さんを見つけようと思い、先住ネコたちとは別室で過ごしてもらいました。私が触れるようになるまで7ヶ月。先住ネコと合流するまで1年近くかかりました。私には慣れましたが、他の人には警戒心が強くお見合いができない・・・やはり情が移ってうちの子になりましたね(苦笑)
きくちゃんも心配。みーちゃんも心配。パオパオさんも心配。。。
みなさん元気でご機嫌に過ごしてほしいですね(祈)