2020年03月06日(金)
レンビマショック! [病院]
「3年連続で隔離病棟に入院したけど、もう次は入院せんですむと思います。」
私の体を心配してくださっている走友やバイト先の人々には、去年の10月の退院以降ずっとそう言ってきた。
今日は、京大病院放射線治療科へ。先日の血液検査の結果を持って、主治医であるN医師の判断を仰ぐ。
結論から言うと、それは「最悪」だった。
退院前のサイログロブリン値が5.71で、先日が5.47。4か月たっているのにほぼ変わりない。2か月後にもう一度血液検査をする予定だが、そこで数値が下がるとは考えにくいとのこと。
N医師ははっきりとは言われなかったが、「去年のアイソトープ治療は効果がでなかった」ということ。その原因は何かは聞くのを忘れた。
「アイソトープ治療が有効でない場合、治療法を考え直した方がいいかもしれません。」
「えっ、あれ以外の治療法ってあったんですか。」
「はい、2年ほど前に認可されたんですが、レンビマという薬を服用するという方法もあるんです。副作用がきついので、アイソトープ治療が効果のない患者さんだけに紹介してるんですが・・・。」
そうおっしゃて、副作用の写真を何枚も見せてくださった。5枚ほどあったのだが、一番最後に手がむくんでぶつぶつが出ている写真が強烈だった。
「これでは、寮の管理室の窓口業務は無理やん!」
なんといっても、「最後の手段」みたいなんを出してこられたのがショックだった。
「わしゃ、そこまで悪なってしもたんかい」という感じ。
とりあえず5月の血液検査のあと、肺のCT検査を受けることになった。シンチ画像だけでは、肺への転移を見逃してしまうことがあるらしいので。
「それで癌の転移が見つかったらどうすんねん!」
ああ、こわこわ。
鞍馬口医療センターのI医師が異動される前に、もう一度治療法に対する見解を聞いたほうがいい。時間をとってもらえますかねえ。
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いつも通り、出町近くの寮2に車を置かせてもらい、そこから京大病院まで走って。約1.3km。
いつもごった返している印象の京大病院だが、すきすきで気持ち悪かった。コロナが流行ってから、なぜか病院がすきすき。
放射線治療科のN医師は、いつも本音でズバズバと言ってくださる。何が言いたいのかよう分からん医師よりずっといい。
「今までアイソトープ治療が有効だっだが、今回はダメだった。もう一回入院治療するか、それともレンビマという薬を服用してみるか。考えていきましょう。」
ただし、京大病院放射線治療科の隔離病棟は11月に取壊し。それまでの予約はすでに満杯で、キャンセル待ち状態。アイソトープ治療をする場合は、別の病院を探すことになる。
そんなこと言ったって、京都でアイソトープ治療ができるのは、たしか京大病院と京都府立病院(上京区)と国立京都病院(伏見区)だけ。今から予約なんて取れるんでしょうか。
「あー!」
帰りも寮2まで走って。
工事中の建物の前には、わが社のガードマン。わが社と言っても、もう3年以上行ってませんけど。
寮2に戻ると、管理室に寮母さんがおられた。
診察の結果が芳しくなかったことをご報告。親身になって私の話を聞いてくださった。
「藤井さんは、しょっちゅうマラソン大会に出ておられるくらい元気なのにねえ」と不思議がっておられた。
ほんま、そうなんですよー。
この先、どうなっていくんでしょうね。不安!
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【今日のきく】
この写真はななめにして見てください。きつい下り坂を勢いよくおりて行くところです。
まだ、これくらいへっちゃらです。
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【RUN】
今日は病院のショックで走る気にならなかった。「伊江島」もなくなってしまったし。
でも、こういう時こそ走らねば。
安定の十王堂橋往復5kmへ。このコースなら、気分が乗らない時でも走れる。
5km、27分45秒。
まあまあやね。
腐ってんと、やれることやって行こう。
ソラシドエア、キャンセル完了。
11840−5520で6320円払戻。
次の沖縄旅行の足しにしよう。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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