パオパオだより

2019年01月12日(土)

「チマチョゴリ」 [演劇]

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公演に向けて稽古に励む姜河那さん=大阪府東大阪市、中野晃撮影

◎朝日新聞1月9日夕刊・葦−夕べに考える−

   門出の一人芝居「チマチョゴリ」 中野晃(論説委員)

 大阪朝鮮高級学校に通う姜河那(カンハナ)さん(18)には、ふたつの「制服」がある。校内で着用する民族服のチマ・チョゴリと登下校時に着替えるブレザーなどだ。

 「チョゴリは朝鮮学校生のあかし。そのままで通学したいですが、怖さも感じます」。姜さんの言葉に、はっとした。

 1990年代、北朝鮮の核開発疑惑などが浮上するたび、無関係の朝鮮学校生が各地で登下校中に暴行されたり、制服を刃物で切り裂かれたりした。99年ごろから通学用の「第二制服」が導入されて約20年。社会の排他的な空気はよどみ、朝鮮学校生が感じる「怖さ」は増す。

 姜さんは幼い頃から、母が主宰する在日コリアン劇団の公演で日韓の舞台に立った。韓国で難関の国立芸術系大学に合格し、春にはソウルでの生活が始まる。

 「演じることで社会を変える」俳優になるのが夢。旅立ちを前に、母の体験もこめた一人芝居に地元で挑み、訴える。

 「堂々とチマ・チョゴリが着たい」

 公演は11、12日の計3回、東大阪市立荒本人権文化センターで。問い合わせは「劇団タルオルム」へ。
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 昨日から今日の朝にかけて、寮2の24時間バイト。
 恒例、朝日・日経の2週間分のチェックをしていた。

 その時私の目に留まったのが、「門出の一人芝居」の見出し。
 「チマチョゴリか・・・。」

 現在朝鮮高級学校3年のカン・ハナさんが演じる。そしてこの春ソウルの大学に進学され、たぶん当分日本には戻られないだろう。
 ここまで読んで、「こら、行かな!」と思った。

 今日は明日の「武庫川新春ロードレース」出店の荷物積み込みをしなくてはならないのだが、13時からの公演の分なら何とか行けそう。
 うちから会場である東大阪までを調べると、バス・地下鉄・近鉄を乗り継いで1時間50分くらい。車で行くと1時間10分くらい。近くにコインパーキングがあるかどうかは分らなかったが、車で行くことにした。

 10時40分くらいに家を出て、第二京阪を通って東大阪市へ。実際、1時間10分で到着。お昼ごはんを食べる時間があったので、近くのラーメン屋さんへ。

 会場の「東大阪市立荒本人権文化センター」に戻ったのは12時半ころ。
 受付に行くと、ほとんどの方が事前予約で、当日受付はほとんどおられなかった。(私が当日1番で、そのあと2名のみ。)
 「事前予約の方が先に入場されて、当日受付の方はそのあとの入場になります。もしかしたら座れなくて立ち見になるかもしれませんが・・・。」
 「(股関節炎で立ち見はきついなーと思いつつ)、あっ、全然だいじょうぶですよー。」

 事前予約の方々が次々と。受付をされている方たちのお知り合いの方のが多い。私のように京都からの参加なんて異色のようですね。

 ひと通り入場されたあと、「当日受付の方、どうぞ―」と招き入れられたところは一番前のかぶりつき。地べたに小さなざぶとんが敷いてある。
 「おっ、これは意外といい場所かも・・・。」

     ◇     ◇     ◇
 会場でいただいたチラシより

 「劇団タルオルム 一人芝居 『チマチョゴリ』」
                  作・演出/金民樹 出演/姜河那

 私の名前はカン ハナ。朝鮮学校に通う高校3年生。―――――――――――私たちには、制服が2着あります。
 母から聞いた、昔本当にあった話や、近所に暮らす在日コリアンのおばさんの話など、チマチョゴリにまつわるエピソードを織りまぜながらま、18の少女の想いを綴る、小さな小さな一芝居
  
■劇団タルオルム
 日本語と朝鮮韓国語で芝居をするパイリンガル劇団。大阪を拠点に活動しながらも、日本全国にある朝鮮学校や、日本学校での公演を精力的に行っている。韓国国内での招聘公演も多数。主に在日コリアンのルーツを辿る作品や、伝統文化の歌や楽器を取り入れた作品を創作している。
     ◇     ◇     ◇

 午後1時、まず最初に主催者からのごあいさつがあった。あとで、カン ハナさんのお母さんがこの劇団の主催者であるこのとわかった。あの方がお母さんだったのだろうか。

 そして、一人芝居「チマチョゴリ」が始まった。
 暗闇から出てきてスポットライトを浴びたカン ハナさんは、チラシの何倍もかわいくて美人。しかし、「63歳のジジイが、18歳の女子高校生を凝視していいものだろうか」という気持ちになった。凝視はできない。沖縄で言う「すーみー(チラ見)」ですね。

 内容については、もう何も言うことなし。素晴らしかった。どう素晴らしかったかは、見てもらうしかない。
 高3の子が一生懸命演じているだけでも◯。それが自分や自分の家族に深くかかわるテーマであることも◯。
 ええもん見せてもらいましたわー。

 ただ誤解してほしくないのは、アマチュアががんばっていたという評価ではない。きっちり観劇料を取るプロとしていい評価を与えたい。
 私なりに考えた評価の観点は、「感情表現の上げ下げ」と「間の取り方」。このどちらも高い点があげられると思う。

 公演後のアンケートに、「ソウルの大学に進学されたら、あまり日本に戻られることないかもしれませんが、戻られてまた演じられるときには必ず見に来ます」書いておいた。
 その日を待ってます!

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