パオパオだより

2017年09月20日(水)

「コブのない駱駝」 [書評]

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◎岩波書店ホームページより

コブのない駱駝

きたやまおさむ「心」の軌跡

ミュージシャン,作詞家,精神科医として活躍する著者の決定版自伝! 自らの人生と「心」の軌跡を振り返る.

・著者 きたやま おさむ著
・ジャンル 書籍 > 単行本 > 評論・エッセイ 日本十進分類 > 文学
・刊行日 2016/11/17
・ISBN 9784000611589
・Cコード 0095
・体裁  四六 ・ 並製 ・ 256頁
・定価 本体1,800円+税
・在庫 在庫あり

■内容

 伝説の音楽グループ,フォーク・クルセダーズで活躍し,また作詞家として数々のヒット曲を手がけながらも,その後,マスコミの第一線から退き,精神科医となった著者の決定版自伝.父親との葛藤,マスコミ体験の苦悩,親友との別れ…….波乱に満ちた人生と「心」の軌跡を振り返りながら,しぶとく生き続けるヒントを探る.

■著者からのメッセージ

 終わりなきショーを生き残るために
 いまや芸能だけではなく,政治でも,職場でも,日常でも,空しく「ショー」が繰り返されている.例えば,表では生産的であった主人公が,裏では動物であったり,傷ついていたり…….そしてその正体が露呈すると表舞台を去っていかねばならない.それじゃ,「鶴の恩返し」の悲劇とおんなじだ.物語の繰り返しに,もう人々はうんざりしていることだろう.出口はあるのか? 物語は書き換えられるのか?
 時は1967年暮れ.ひょんなことからデビューし,レコードは280万枚も売れたが,1年足らずで解散した“偉大なるアマチュア”フォーク・クルセダーズ.その当事者「きたやまおさむ」であり後に精神科医となった著者は,これを象徴的に捉え,精神分析の劇的観点を借り,人生物語の筋書きを読み,悲劇の背後にある「空しさ」の意味を掘り下げた.
 本書は,この「ワンダーランド」からの出口を探すためもがき続けてきた,伝記的な自己分析の記録だが,終わりのない日常を生き残らねばならない現代人の深層心理の課題と十分に重なることだろう.もちろん,それでもショーは続けねばならない.
 The show must go on!

■目次

はじめに――北山修による,きたやまおさむの「心」の分析
第1章 戦争が終わって,僕らが生まれた
第2章 「オラは死んじまっただ」の思春期
第3章 愛こそはすべてか?
第4章 天国から追い出されて
第5章 「私」とは誰なのか?
第6章 「心」をみつめて
第7章 潔く去っていかない
おわりに――コブのない駱駝のごとく

■著者

きたやま おさむ
1946年淡路島生まれ.精神科医,臨床心理士,作詞家,九州大学大学院教授を経て,現在白鷗大学副学長.1965年,京都府立医科大学在学中にフォーク・クルセダーズ結成に参加し,67年「帰って来たヨッパライ」でデビュー.68年解散後は作詞家として活動.71年「戦争を知らない子供たち」で日本レコード大賞作詞賞を受賞.その後,精神科医となり,現在も臨床活動を主な仕事とする.著書に『最後の授業』(みすず書房),『ビートルズを知らない子どもたちへ』(アルテスパブリッシング),『帰れないヨッパライたちへ』(NHK出版新書)など.
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 今日は寮2(二条)17時間。
 マイパソコン故障中のため、また読書三昧。

 なかなかいい本だった。
 もう遅いので、詳しくはのちほど。

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