2017年05月02日(火)
止まったら死ぬんじゃー [病院]
今日の病室の主な話題は、「寛平も木から落ちる」。
まあ、くわしく解説するほどのニュースでもないでしょう。
数ある寛平ちゃんのギャグの中で、私が一番好きなのは「止まったら死ぬんじゃー」。
ここ数日しんどくて寝たきり状態になると、その影響が一番に腰に来た。昨日の夕方からは熱も上がり、「こりゃ当分歩けへんかも」と心配になった。
そのあたりのことをI医師にお話しすると、「藤井さんはふだんアスリート的な生活を続けているから、動けないということがかえって体に負担になってくるんでしょうね」と。
そう言ってもらえるとうれしいねえ。看護師さんたちには私生活のことを話していないが、I医師にだけはレースへの参加についてお伺いを立てていた。
去年12月の「沖縄100kmウルトラ」への参加だけはあきれられて「聞かなかったことにします」とおっしゃったが、それ以外は意外と応援してくださった。たぶん私が「止まったら死ぬんじゃー」的な人間だと理解してくださっていたんでしょうね。寛平理論の理解者が、こんなところにおられてうれしかった。
さてさて、昨日はいただいたシップをはり、野球中継もないのでおとなしく寝るとちょっとだけ腰はましになった。
そして、今日のお昼にまた診察。ドレーンに溜まる血液もほとんどなくなってきたので、2つともやっととってもらえた。血液検査の結果、カルシウム採取が安定してきたということで点滴も終了。この針も抜いてもらえることになった。これで体に絡まっていた3本の管がなくなる。やっと安眠できそう。
その前には1週間ぶりのシャワーもさせてもらったし。これで、頭が痒かったのがやっとおさまる。あとはしっかり(大量の)薬を飲み、療養していくことですね。
午後、薬剤師さんが薬を持って来られたときに「4日に退院ですね」と確認された。「えっ、8日って聞きましたけど・・・。」
ああ、私のうっかりミス。連休中の退院など初めからないと思い込み、同部屋のお隣さんが「5月8日の連休明けに退院です」とおっしゃっていたので、私も同じと思い、I医師が言われた「よっか」を「ようか」と聞きちがえていた。
でもうれしい聞きまちがい。思っていたより4日も早く家に帰れる。これでヨメさんときくちゃんが喜んでくれたらゆうことないんやけど、どうもそうでもないような・・・。
今日はテレビ大阪の「ヤクルト阪神戦」が見られるはずだったのに、ここのテレビはテレビ大阪映りませんやん。しゃーないし、ネット中継には手を出さず、ヤフー・スポーツナビのプロ野球一球速報。
昨日紹介した苦労人・大松が、1対1で同点の7回代打で決勝打(内野ゴロフィルダースチョイス)。8回には去年絶好調の4月にデッドボールを食らいその後のシーズンを棒に振った谷内(やち)が、ダメ押し2点打で4対1の勝利。さすがヤクルト、泣かしてくれるような勝ち方でしょ。
これで今季初の3連勝。うひひ。
由規投手の復帰が決定といううれしいニュースのあとに、「川端、今季絶望か」。
まあ、いろいろありますね。
明日は、デーゲームが地上波で。ゆっくり見られるね。
テレビカード、残るから清算せんならんわ。
帰ったら、まずは不審者におびえるきくちゃんと散歩。
「止まったら死ぬんじゃー」というほどでもないけれど、それからちょっとずつちょっとずつでも走れて行けたらいいんやけど・・・。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
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コメント
リュウさん、コメントありがとうございます。
知りませんでしたわ。寛平ちゃんはアインシュタインの弟子やったんですね。あの言葉は、寛平ちゃんのオリジナルやと思っていました。でもかのアインシュタインの名言をギャグにするあたり、やっぱり寛平ちゃんはすごい。
今回が「足をちょっとついた」と言えるかどうかは、次に控える「アイソトープ治療」が効くかどうかにかかってきます。人によっては効果が見られず、何回も繰り返し治療している人もあるらしいです。
あと、死ぬまで薬を飲み続けること。さっそく、こないだ一回飲むのを忘れかけました。病院にいると同じことの繰り返しで、飲んだか飲んでへんのか分からんようになります。手帳かなんかでチェックせんと、この先も絶対に忘れますね。
もう、本格的病人生活がスタートしてしまいました。走ってばっかりいたお気楽生活になんとかして戻りたいなあ・・・。
この前の法話の前振りで似たような話をしました。
『人生とは山を登るようなものだ』 ⇒ よく譬えられるが
ワイ的にはピンとこず、しっくりこない(理由は長くなるので省略)
『人生とは自転車のようなものだ。倒れないようにする
には走り続けなければならない』 ⇒ アインシュタインの名言。
今回、パオパオさんは自転車から足をちょっとだけつかれた
ようで、倒れるまでいかずに良かったです。