2017年04月22日(土)
第4回香住ジオパークフルマラソン [ランニング・出張販売]
作戦通り(?)。
前半バンバン、後半失速。
5km 22分28秒 (4分29秒ペース)
10km 23分10秒 (4分38秒ペース)
15km 23分36秒 (4分43秒ペース)
20km 24分29秒 (4分53秒ペース)
25km 24分24秒 (4分52秒ペース)
30km 27分32秒 (5分30秒ペース)
ゴール 18分38秒 (5分14秒ペース)
25kmからの8.551kmは、久しぶりの地獄でした。
その結果。
■途中下車 60歳以上男子
1位、長山選手 2時間29分43秒
2位、北出選手 2時間32分46秒
3位、藤井選手 2時間44分17秒
1位2位とはずいぶん離されてしまったが、なんとか3位。
タイムは悪かったけど、これで満足しときましょ。
ヨメさんは5時前に起きて、きくのお散歩。
ヨメさんが車に行ったら、きくはもう起きていたそうだ。安眠でけへんかったんかな。
私は5時20分起きで、会場には5時40分ごろ着。
受付がないのでそんなに早く来る必要もないのだが、ヨメさんは気がせくらしい。
出店位置は去年と同じだったので、なじみの方がたくさんのぞきに来てくださった。
店が落ち着いたので、昨日の来る道で買った京北の「ユリベーカリー」のパンで朝ごはん。
そのあと、1kmだけアップジョグ。
きくが吠えると売り上げに関わるので、少し離れたところに停めた車で待機してもらった。
スタートまであと少しという頃になると、店をのぞきに来られる方も少ない。
これでやっときくちゃんの登場。
スタート前の記念写真。
きくは、真後ろのスピーカーから流れてくる音楽に委縮していたようだ。
9時に、フルと途中下車が同時スタート。
ナンバーカードの大会名の所が、フルは青、途中下車は緑。それだけのちがいなので見分けにくい。
あとでプログラムで人数確認してみると、フル1420(男1206、女214)、途中下車221(男149、女72)だった。
途中下車少なー。これなら見つけられへんはずや。
ゴール予想タイム順の整列。
フルのタイムの看板が掲げられていたので、私の目標2時間半切りはフル換算3時間08分。これなら、相当前に並ばせてもらっても文句のないところ。
先頭から10数列目の所に、横入りさせてもらった。一応、入賞狙いなもんで…。
作戦としては、行けるところまで4分半ペースで押して行く。あとは粘れる限り粘る。
途中下車とはよく言ったもんで、フルと同じ速さで走っても意味はない。私の今のフルの力では、33.551km地点通過は2時間57分。それをどこまで縮められるか。
4分22、4分55、4分18、4分33、4分29で5km22分28秒。
ここまではお見事!
5分02、4分46、4分01、4分37、4分41で10km45分38秒(23分10秒)。
上りでいっぱい追い抜かれ、下りでさっき抜かれた人を抜き返す。これが私の得意な走りなのだが。後半これがボディブローのようにきいてくるとは・・・。
トップが折り返してくると、「折り返しはもうすぐか」とうれしくなる。もうすぐでもないんやけど。
いつもなら「田野さーん!」と声をかけるところだが、名字が変わられたので今回は沈黙。次回から「昌輝さーん!」と応援しよう。
同い年最強の北出さんは、この時点で部門2位。
この坂を下りきったところが折り返し点なので、私ともそんなには離れていない。
第1折り返しで、私が部門3位であることを確認。見落としはないと思うのだが・・・。
折り返してしばらく行くと、3時間半のペースランナーの近くに兵庫のまっちゃん。
私は、最悪でもこのペースランナーに抜かれないように走らなければならない。
そのしばらく後ろに中嶋さん。
すごく軽快な走りに見えた。調子よさそう。
4分47、5分29、4分11、4分26、4分41で15km1時間09分14秒(23分36秒)。
相変わらず、下りはビュンビュン。
中島寛子さん。
いい笑顔。
中島てっちゃん。
今日は黙々と走っておられた。
この下り坂から見る海の景色が、このコースで一番きれい。
JR佐津駅手前から左折し、往復5km弱の盲腸線へ。
5分09、5分11、4分38、4分59、4分30で20km1時間33分43秒(24分29秒)。
少しペースが落ちてきたが、まだまだ許容範囲。
この先のハーフ地点では、1時間38分50秒。
ようがんばってるやん。このペースで残り12kmが行けたらええんやけど・・・。
北出さん発見。
おお、部門先頭ランナーに追いついてるやないですかー。
私の励みにもなる。がんばってくれー。
第2折り返しを折り返すと、なんと向かい風。
全然気づかんかったー。
このあたりから、ぼちぼち失速が始まった。
盲腸線のおかげで、タイムが近い人とは2回対面できる。
まっちゃん、3時間半のペースランナーの前を走ってはるやないですか。
中嶋さん、軽快さキープ。
4分43、4分47、4分50、5分00、5分03で25km1時間58分07秒(24分24秒)。
失速もこれくらいまでならギリギリセーフなんですが・・・。
これはうれしかった「いちごエイド」。
すごくいいいちごがいっぱいで、いくつも食べたかったが一つだけにしておいた。まだ後ろに、たくさんのランナーがいるのだから。
5分25、5分40、5分07、5分32、5分46で30km2時間25分39秒(27分32秒)。
もう下りでもキロ5分が切れない。
と言うよりも、下りをバンバン行くと腰がバンバン。こないだ練習で頭にバンバン衝撃が来たようなのが、今度は腰に。心臓も足も全然だいじょうぶなのに、腰が・・・。
あと少しやし、がんばらにゃー。
最後の直線は、前に誰もおらず気持ちよくゴールできそうだった。
しかし、私のゴール直前に差した選手あり。
ゴールテープを気持ちよく切れると思っていたのに、ガックリ。「ジジイに対する心遣いちゅうのんはないんかい?」と思ってしまった。
しかし、その選手から言わせると「ゴール前で写真撮ってるヒマがあったら走れよ」ってとこでしょうね。
5分22、5分03、5分23、2分49で2時間44分17秒(18分38秒)。
最後は腰痛でえらいことになったけど、3位をキープできたので良しとしよう。
ゴール後は寝転んでしまいたいくらいしんどかったが、それよりもちょっとでも動かなくてはと思った。それで、きくを連れて仲間の応援へ。
コース上に戻ったら、いきなり中西さん。「京都キャロット」の常連さんで、私が勝手に「やり投げのコーチ」と呼んでいる方です。
いきなりだったので、ピンボケになってしまいました。
残り1km地点まで行ってみたが、知り合いは見つけられず。
「きくちゃん、オッサンフラフラやし、もう帰りましょか。」
きくは何でも匂ぐ。
イカの柵も匂いでいた。
あらためて完走証を見てみると、全体で15位のゴール。
これはこれですごい。
私がフラフラしているとき、宍粟市陸協のカメラマンの佐古井さんがご来店。
うちのヨメさんに、「ご主人、いつもお元気そうでいいですね」と言ってくださったそう。
でも、「来週水曜に入院で木曜に手術せんならんのです」とヨメさんが言うと絶句。そのあと、何も言わずタイツを買って行ってくださったそうだ。
ヨメさん曰く。
「どんな励ましの言葉より、励ましのお買い上げの方がうれしかった」と。
心優しき佐古井さん、いつもありがとうございます。私のレース中の写真も送ってくださるそうだ。病気に負けないように、がんばってきますね。
表彰式に行くと、北出さん、中西さん、中嶋さんも来られていた。
「写真撮りますよ」と中嶋さんがおっしゃったので、そのお言葉に甘えた。
もし来年も出ることができたら、途中下車2時間半を切って、このお二人に先着し、優勝しないとね。
「途中下車 40歳代女子」の表彰式。
中西さん、栄えある優勝。
お話をお聞きすると、最後の下りで先行するお二人を抜き優勝できたらしい。これは気持ちがいい。
私と同じ「途中下車の部」だったので、いろいろと話が合ってよかった。
私が「フルと同じ賞品が欲しいですよねー」と言うと、「その先の9kmがあるとないとでは大ちがい」と諭された。ほんまにその通りです。
「フル 30歳代女子」の表彰式。
中嶋さんは、3時間34分台のゴール。
「このコースでそのタイムなら、平坦コースですごいタイムが出ますよ」とみんなに言われていた。
急激な進歩ではなく、じわっじわっとタイムを縮められるのが中嶋さんらしくていいいですね。次も期待しますよー。
また、きくのお散歩へ。
大会会場から少し離れると、静かな港町。
きくも、のんびりゆったりと散歩することができた。
目の前にはコウノトリ・・・、いやサギですね。
お腹がへったので、うちのお向かいで出店されていたテントで「カニそうめん」(400円)を買ってもらった。すごくおいしかった。きくちゃんにもちょっとだけあげた。
午後3時がゴール関門。
その30分後くらいから後片付け。
4時半くらいに片付け終わり、会場出発。
「きくちゃん、おまっとうさん。やっと帰れるよ。」
と言っても、これから家まで何時間かかるやら・・・。
豊岡のラーメン屋さんで、ヨメさんは昼夜兼用ごはん、私はちょっと早すぎる晩ごはん。
ラーメン屋さんの横が畑だったので、またきくのお散歩。
帰りは、中西さんに教えていただいた178→312→京都縦貫道→沓掛経由でわが家へ。
高速代が3000円近くかかったが、だいぶ早く帰れた。
山道じゃなかったので、きくも車の中で少しは寝られたみたい。
大会の評判はすごくいいのだが、「京都キャロット」の売り上げは今一つ。「途中下車」を「ハーフ」にしてもらえんもんやろかー・・・。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
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コメント
中西さん、コメントありがとうございます。
逆転は「終盤の上り」でしたか。ということは、30kmあたりですかね。たいていのランナーが失速してしまう上りで逆転とは、「勝負師」ですね。きっと中西さんには、「勝負勘」というのがあるんだと思います。本調子でないときこそ、そんな勘が働く人が強いのだと思います。
高速代の件は気にしないでください。和知で下りたらそんなにかからなかったし、うちは普通車じゃなくて中型車なんで割高なんです。
運転はすごく楽でした。きくも安定していたし・・・。
また、今回と同じように私と同じレースを走れたらいいですね。
写真とコメントをありがとうございます。
逆転したのは終盤の上りでした。その時には同じ部門のランナーさんとはわからなかったです。3月末から故障完治のために練習量をかなり落としていたため、様子見で4時間ペースランナーに17キロまで着いてました。行けそうと思ったので、一番険しい峠を上りきってから長い下りでスピードアップ。後半は抜きまくりでした。無欲の勝利といったところですかね。
帰路は高速代がかかったようで申し訳なかったですが、きくちゃんにとってよかったならよかったってことで…。