2008年10月19日(日)
近江大橋LSD [ランニング]
JR湖西線「大津京」駅に降りると、粟津さん、細井さん、外峯さんが待っておられた。外峯さんは、私と同じ、9時7分着の電車に乗っておられたようだ。
「おはようございますじゃなくて、外峯さん、よかったね。」
「それ、誰もゆってくれはらへんねんけど・・・。」
「えー、そんなことないでしょう。ボクのまわりでは、みんなゆってはるよ。まあ、これからボクがはやらすから、心配せんとー。」
駅から今日の拠点になる「やまとの湯」まで、およそ10分間、外峯さんとしゃべりながら歩いた。
「藤井さんのブログ、すごいね。鴨川ゆっくりランのことがすごくくわしく書いてあって、私もそこで走っているような気分になりました。」
「ちょっとやりすぎかなあとも思ったんですけど・・・。」
「私は知ってる人がいっぱい出てきておもしろかったけど、知らない人はどうなんやろね。」
「そら、何をダラダラ書いとんねんっていう感じやろね。うちのヨメさんに、そうゆうていっつもおこられてんねん。」
「『ビッグ・ピーチ』もよかったよ。」
「えっ、意外。自分でも『あー、しょうもなー』と思いながら書いてたんやけど・・・。」
「話は変わりますけど、『大会レポート』って知ってはる? それに福井マラソンの大会レポートを書いている人がたくさんいたんやけど、そのほとんどがよくなかったって。スタート地点に仮設トイレが全然なかったとか、ゴールからスタートまでのシャトルバスがなかなかこなくて、おまけに有料やったとか。」
「そうなんですか。私はバタバタしていてあんまり感じへんかったけど・・・。」
「でも、結果が出たからよかったですやん。松田さんも、わざわざ応援に来てくれはったし。」
「そうなん。松田さんが、そこまでしてくれる人やとは思ってもみなかったし。」
「あの人、剣道何段とか言ってはったし、ちょっと男っぽい系の人かと思ってたけど、情の深い人やったんや。」
「今回も走ってみて分かったんやけど、やっぱり最後の方に腹痛がきてしまって。腹筋をきたえなあかんね。いい課題が見つかりました。」
「一般のオッサンランナーの代表として言わせてもらいます。・・・いっぺん腹がいとなるほどのスピードで走ってみたいわ。」
「えー。藤井さんは、今はもうレースでいいタイム出したろとか思わはらへんのですか。」
「そら、思いますよ。こないだ京都ランナーズの記念誌が見つかって、前は御所2周どれくらいで走っとったんかいなーと思って見てみたら、28分55秒でしたわ。」
「えっ。(絶句)」(このオッサンは絶対口から出まかせを言っているという表情。でもこれは事実なのです。)
「結婚の前の年やから、28歳かな。ボクもけっこう速い時あったんですよ。」
「また、がんばらはったらいいのに。」
「最近、外峯さんのがんばりを見て、ボクもちょっとがんばってみようかなという気持ちが出てきました。」と言いたかったけど、その言葉はのどにひっかかってしまいました。「がんばる」は、私に最も似合わない言葉。これからも、おちゃらけで、外峯さんの気分転換の役に立てるような人間でありたいです。
「やまとの湯」に着くと、谷村守茂さんがおられた。(谷村さんについては、4/14のブログ参照)
「谷村さん、谷村さんとは今日この世の別れになるかも知れんし、いっしょに写真とっときましょ。」
「なんやなあ。」
あれ? 谷村さんはニコニコと笑っているだけ。前の元気な時の谷村さんやったら、ボクの言葉を3倍にも4倍にもして返さはったやろに。こら、ほんまに危ないぞ。
5年前、三途の川を渡りかけてから、人間変わってしもたんかな。
来年の京都シティーハーフを目標に、ぼちぼち走り始めておられるらしい。がんばれ、元サブ3ランナー。
まず、目指すは、近江大橋。スタート地点から6kmと聞いたが、いやに遠い。
公園を通ると、人だかり。
全国スポーツ・レクリエーション祭(スポレク滋賀2008)が開催されている。この公園は、ウォーキングの会場になっているようだ。
私が通り過ぎようとした時、ゲストの早狩実紀さんがあいさつをされていた。
近江大橋に着いた時、タイムを見ると33分50秒。何ぼなんでも、ちょっとゆっくりすぎたかな。
めっちゃかわいいワンちゃん発見。
ロープにつないでなく、うれしそうに湖畔を走っている。
「写真撮らせてな。」と、一応ワンちゃんに交渉。いやがってなかったので写真を撮っていると、その横をスーと抜いていく外峯・細井コンビ。
「この写真を撮ってる藤井さんを撮りたいわ。」とは、外峯さんの言葉。
この二人をまた、横から抜き返すワンちゃん。
「何かいやなことしたんちゃいますか。」とまたまた外峯さん。
「ちゃうて。うれしくなって走ってんにゃん。」
後ろから自転車の女性が追いついてきたので聞いてみた。
「飼い主さんですか。ワンちゃん、何ていう名前ですか。歳は?」
「はい。名前は、わんです。4歳です。」
ワンちゃんの名前が「わん」やてー。これは、今日はがんばって走れます。
もう少しで近江大橋東詰というところで、またまたかわいいワンちゃん発見。
「ワンちゃんの写真撮らせてもらっていいですか。」と聞くと、ちょっととまどっておられた。
「犬、大好きですねん。」と言ったら、ちょっと飼い主さんの表情がやわらいだ。
「お名前と歳を教えてください。」と言うと、
「名前はりゅう、歳はちょっと・・・。捨て犬を拾ってきたから・・・。」
「そうなんですか。子犬で拾わはったんですか?」
「いや、今とおんなじくらい。もう、大きかった。拾ってから5年半です。」
ああ、ええ人や。
りゅうちゃんは、すごく人なつっこく、私にもお手しまくり、ペロペロしまくり。もうちょっとかまいたかったなあ。
(注)まだまだ、続きます。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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