2013年11月12日(火)
いらんちゃ 米軍基地! [平和]
11月10日付の京都民報に、「標的の村」上映会のお知らせがあった。この映画は9月に京都シネマで上映されていたのだが見逃していたもの。
左京区役所で午後2時と6時半からの2回。新日本婦人の会が主催らしいので、私の姉に会えるかもしれない。そう思い、2時からの部に参加させてもらうことにした。
家から左京区役所までの距離を調べてみると約4.5km。これなら走って行ける。
おととい和歌山の「しまむら」で買ったジャージ上下(1900円)とジャケット(1900円)を着て。スポーツ用品店関係者がよその店で買っているようでは・・・。でも、安い! ヨメさんは、「きっしょく悪いカメムシ色」と言うけれど。
円通寺の裏を通り、深泥ヶ池に降りていく急坂へ。
地下鉄北山駅でちょうど3km。
京都府立大前を左折。
左京区役所到着。距離は調べたとおりの約4.5km。信号に何回かかかってしまったので、27分14秒。
2時10分前くらいに着いたのだが、用意されていた60席ほどはすでにうまっていた。立ち見も含めて80人くらい。
姉が来ていないか探してみたが見当たらない。よく考えると主催は新日本婦人の会左京支部。姉は、左京区役所のすぐ近くだが北区だった。
映画「標的の村」についてはまた別枠で書きます。
本当にいい映画で、多くの人に見てもらいたいと思いました。
映画のあと、新しい米軍基地建設が問題になっている京丹後市の橋本まり子市議のお話があった。この部分は、私にとって予期しなかった「もうけ」になった。
山田京都府知事が米軍レーダー基地受け入れを表明したニュースには仰天した。だれのための、何のための新米軍基地受け入れなのか理解できない。そう思っておられる方は多いと思う。
京丹後市経ヶ岬に現在ある自衛隊基地を南側にずらし、その空いた土地に新米軍基地を建設する予定らしい。新しく取得予定の地権者に対しては、坪8千円相場の土地に対して19万円で買い取るという話をしているそうだ。「札束で釣る」っていうやつですね。
過疎地で将来の不安だらけだとは思いますが、どうか札束で魂を売ってしまうようなことはしてほしくない。何とか踏ん張ってほしい。かつては「革新の牙城」と言われた京都の意地を見せてほしい。米軍基地が近くにあって得なことなんてなんにもありませんよ。
会場内で、「米軍基地建設反対丹後連絡会」のTシャツとジャンバーを販売されていた。背中に「いらんちゃ 米軍基地!」と書いてある黄色のもの。もうTシャツの季節でもないので、ジャンバーをいただいた。これだと沖縄に行ったときも着れる。京都の丹後と沖縄が連帯できたらいいのに・・・。
「さっそくこれ着て走って帰ります」と橋本市議に言い、いっしょに写真に入ってもらった。
私ができることは、このジャンバーを着て走ることくらい。
「その地図はどこですか?」とでも聞いてもらえたらシメシメ。その日のために、「米軍Xバンドレーダー基地」についてしっかり勉強しておかなくては。
--------------------------------------------------------------------------------
深泥ヶ池にいる姉夫婦に「標的の村」を見てきた話をしに行った。
するとそこに私の父が。すっかり忘れてました、今日は父のほっぺたのできもんを取る手術の日。
手術はうまくいったらしく、父の機嫌もよかった。
姉の家で父としゃべっているとき、兄夫婦が心配して見にきた。
次女が車で長女の家まで送り、長女が病院に付き添い、長男と次男(私)が顔を出す。父は、自分の手術に4人の子がかかわってくれた事がうれしかったようだ。いろいろなことをいっぱいしゃべっていた。
来月で92歳になる父にも、戦争の悲惨さをもっと伝えてもらわなくては。
※「やつし」の父は、ばんそうこうを貼った顔の写真はNG。代わりに、姉夫婦の家のネコちゃんに出てもらいました。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
トラックバック
トラックバックURL
http://blog.kyoto-carrot.com/tb.php?ID=2278