パオパオだより

2011年06月26日(日)

第6回佐久島年代別マラソン [ランニング]

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 真樹の5kmのゴール。
 暑さのため予想以上に時間がかかってしまったが、しっかり走りました。

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 朝7時、おいしい貝のみそ汁つきの朝ごはん。
 私はふだんはお茶漬けしか食べられないのだが、お泊りにくると何でも食べられる。

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 朝一番の船は、半分くらいが釣り人のようだった。しかし、その次の臨時便はランナーらしき人がぎっしり。
 港では、大会側が配置したと思われるガードマンさんが道案内をしていた。
 宿が港のすぐ前なので、ずっと外を見ていてもあきない。

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 ごはんのあと時間があったので、ちょっと散歩。
 別の民宿さんの前にかわいいネコちゃん。ここのネコちゃんはどれも逃げない。
 民宿の前に張り出した囲炉裏で魚を焼き、朝からお酒を飲んでおられたのは、昨日西港で降りてしまわれたオッちゃんたちだった。

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 道端にはきれいな花。
 アジサイに似ているけどちょっとちがうような・・・。

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 立派な佐久島小中学校。
 右から入ると小学校、左から入ると中学校。最近は子どもが減ってしまって、小学校は複式らしい。

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 朝から薄曇の空。
 このまま行ってくれたら走りやすいのだが、予報では昼ごろからカンカン照りに。

 ハガキの案内では受付が8時半からだったが、9時からに変更。それに伴って、3km5kmは10時半スタート、10kmは11時20分、ハーフは11時半のスタートになった。
 「あー、最初の予定では5kmと10kmの間が1時間あったのにー、50分に縮まってしもたー。これは真樹に気張ってもらわんと、スタートぎりぎりになってしまうー。」

 もともと申し込んだのは、私が単独で3km、そのあと真樹とふたりで5kmを走るつもりだった。10時スタート予定だった3kmでぶっ飛ばして優勝、そして10時半から真樹としゃべりながら5kmを楽しく走るという計画だった。
 ところが6月21日に届いた「参加通知書」に、「今回3kと5kのスタート時間を同時にさせて頂きました。3kの参加を出来れば10k、ハーフのどちらかへの変更へお願いできませんでしょうか?」

 もう長い距離を走る気はなかったのだが、しかたない。5kmを真樹とゆっくり走った直後に、10kmをぶっ飛ばす? きっつー!

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 5kmと10kmのコースを見ると、共通の部分が多い。5kmは途中から近道をして帰って来る感覚かな。

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 「あっ、あんもちゃん!」
 あんもに似た黒猫発見。ころころやったね。

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 9時、大浦海水浴場前の観光会館で受付開始。
 大会の役員さんのほとんどは、今日の朝の船で来られたようだ。若い人が多かった。

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 いったん宿に戻り、荷物の整理をし、その荷物を帰りの船の時間まで置かせてもらうことした。
 10時前、真樹といっしょに会場へ。

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 佐久島の旅館・民宿のほとんどは、東港と大浦海水浴場との間にあるのですごく便利。会場まで、歩いて5分以内。余裕のある人には前泊がお勧め。豪華な食事のわりには格安です。

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 スタート10分ほど前、受付からちょっとだけ港側に戻ったところのスタート地点へ誘導。
 川崎大会会長さんからごあいさつ。

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 3km5km10kmハーフの4種目に、総勢350人ほど。
 宿の女将さんにお聞きすると、現在の島の人口が300人くらいなので、今日は2倍になった勘定。

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 4月の「伊江島マラソン」は真樹を見捨てて一人先を走ったので、ふたりいっしょに走るのは去年12月の「龍神温泉マラソン」以来、半年振り。

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 私は右アキレス腱を痛めているので、ちゃんと走れるか心配だった。スタート前に1kmほどウォーミングアップをしたのだが、そのときは違和感はあったが痛みは出なかった。

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 真樹の走っている写真はめったに撮れないので、常に5mほど前を走り写真を撮っていた。

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 西港にもガードマンさんが・・・。

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 西港からあとは、海岸沿いのコンクリートの道路を走る。

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 この灯台で2kmくらいでしょうか。

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 「2kmちゃんと走ったし、ちょっと歩くわ。伊江島は1kmまでしか走れへんかったし・・・」とのこと。

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 これは、たぶん「学生プロジェクト」のアート作品。

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 やっと、3kmと5kmの分岐点。
 若いおにいさんが元気な声をかけてくれる。

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 しかし、まだまだ続く海岸通り。
 ハーフはここを2往復なので、ちょっとあきるかも・・・。

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 給水所のスタッフは、「佐久島館」で同宿だったおじさん。

 「朝早くからバタバタして悪かったね。」 
 「いえ、涼しくてよく寝られました。」
 「彼女も走ってるんだ・・・。」
 「はい、娘ですねん。まだ16の高2です。」
 「あら、娘さんだったの・・・。」

 世間では「父親と高校生の娘とのふたり旅」というのがピンとこないらしく、よくこんなことを言われる。でも、「娘とちごたら誰やねん!」て話ですけどね。

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 やっとかんかん照りの海岸通りを右折。森の中へ。
 この時点で30分超え。地図上ではどう見ても残り1.5kmくらいあったし・・・、えらいこっちゃ、10kmのスタート時刻が迫って来ている。

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 景色が変わって、真樹復活!

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 見ちがえるようにスタスタと走り出した。
 でも、ここらあたりは一見ジャングルですね。

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 畑があるところに出ると、もう海が見えた。

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 大通りを横断したら、あとはゴールまで500mほど。
 あっ、ここにもガードマンさんが。

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 木の橋を走って渡ると、ガタガタと音がした。

 私は真樹のゴール写真を撮るため、少し先にゴール。

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 最後の直線で、真樹のラストスパート。
 ずっと前を走ってられたランスカコンビも追い抜き・・・。

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 ゴールは40分以上。
 少し歩いただけでほとんど走ったのだから、これは距離が長かったものと思われる。5kmは往復コースではなくて、ループ状にまわってくるので正確な距離は取れないはず。まあ、真樹がタイムをあまり気にしていなかったのでよかったけど・・・。

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 急いでスタート地点に行くと、「10kmスタート、7分前です」。
 でも、7分あれば十分です。
 前もってナンバーカードは二重にしてつけてあったので、上のを取るだけ。帽子を真樹に預け、水道で顔を洗って準備万端。

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 11時20分、10kmのスタート。
 大会プログラムや名簿がないので、50代が何名出ているか分からず。
 「どれくらいがんばったら入賞できるんかなあ・・・。」

 ところが、やっぱり右アキレス腱がしみしみと痛み出してきた。
 「真樹と走ってたら、痛くなかったのに・・・。」

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 海岸通りの折り返し点で、スタッさんにお願いしてパチり!
 もうこのころは太陽が完全に顔を出し、ガンガン照りで気温急上昇。
 ここで25分30秒くらい。暑さと足の痛みで、とんでもないタイムになっている。私の目標は、「真夏でも10km45分」なんですけど・・・。

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 残り1km地点あたり。
 わざとぼかして撮ったわけではないけれど、ほんとうに頭の中がこの写真のような状態だった。

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 ゴールのちょっと手前で、ハーフのトップに抜かれる。
 10分後スタートだから、11km40分ですか。この方がダントツでした。

 私のゴールは51分ちょっと。痛む右足を引きずるような走りになってしまったが、後半もようがんばりました。
 記録証をもらうと、50代の3位。でも、出てたのが3人かもしれん・・・。

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 大会側から、海の家3軒どこでも使える食券250円分をいただいた。私は2種目エントリーなので真樹の分とあわせ750円分。なにを食べようかと迷っていたら、下から「ニャー」。
 うちで前に飼っていたキャロちゃんに似たネコちゃんが2ひき。「なんかもらえませんか」とかしこく待っていた。

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 けっきょく、焼きそば(500円)を2つとエビからあげ(500円)を1つ、それとほかのお客さんの注文まちがいの大アサリ焼きもいただいた。けっこうおいしくておなかもふくれた。

 真樹も、少しは歩いたが景色のいいところを走りきったという達成感があったのか、パクパクとおいしそうに食べていた。なにより、なにより。

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 貝の端っこをやろうとネコちゃんに持っていたら、「シャー」やて。おまえは、あんもか。これからあげるってゆってるのに、何で威嚇してネコパンチまで出すかなあ。

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 「佐久島館」に戻り、シャワーを使わせてもらった。そこから出てくると、真樹が「1時40分に船出るんやてー」。
 「えー、あと5分。乗れるやん。急げー。」

 港まで1分。船はまだ出ていなかったが、係員さんから「もういっぱいで乗れません。次の2時の臨時を待ってください」。
 ちゃんと次のが2時前に到着。私たちは一番乗りで、一番前の席に座ることが出来た。
 臨時便は西港には寄らない直行なので、15分くらいで一色港に着いた。

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 あとはカーナビどおりに運転するだけ。
 けっきょく、2時ちょうどに佐久島を出て、家に着いたのは5時5分。3時間で帰れた。
 「ちかっ!」 
 この近さなら、また佐久島に行ってみたいなあ。

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 真樹は車に乗るとすぐ寝てしまった。
 「ジャズドリーム長島」で買った服、みんなにかわいいって言ってもらえたらいいのにね。

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