2011年06月05日(日)
第26回たたらぎダム湖マラソン [ランニング・出張販売]
そろそろ後片づけというとき、ヨメさんに声をかけてこられた紳士あり。
「ひぃゃー、能見先生!」
ヨメさんは、24歳くらいのとき(結婚した次の年やったっけ?)定時制高校に行きなおした。そのとき、陸上競技部の顧問だったのが能見先生だ。はるか昔のことなのに、よく覚えてくださっていたものだ。
「よっぽどよい子やったん?」
なんと能見先生は、現在朝来市議会議長。ふるさとの旧生野町に戻ってこられ、議員さんになられたそうだ。今日は、「たたらぎダム湖マラソン」の入賞者の表彰の役目として来られていたとのこと。
「奇遇ですねえ。」
朝5時20分起き。
会場の向いの山の上にある「スカイビラさのう」から会場入り。ちょうど6時ごろ。
まずは「山水荘」のフルちゃんにごあいさつ。
元気そうでよかった。
奥さんはお仕事で出かけられるらしい。
「ネコちゃんは元気にしてますか」とお聞きすると、「あとで見に来てー」とのこと。これも楽しみ。
「山水荘」さんは今はもう営業しておられないが、廉が0歳の時から18年連続でお世話になっていた。会場のすぐ近くなのですごく便利だった。
一年に一度お会いするだけだが、ご家族やワンちゃんネコちゃんに会えるのが楽しみだ。
開会式では手話通訳の方が前に立たれていた。いつも感心するのはその翻訳スピード。通訳の方がおどおどされている姿は見たことがない。
今までずっと、ヨメさんが2kmジョギング私がハーフというパターンだった。今年は大幅に変更。私が10時40分からの5km、ヨメさんがその10分後スタートの10km。
写真を見てわかるように、スタートして300mほど先からダムの堰堤横まで100mほど登る。登り切ったあたりが1km地点。そのあとはだいたい平坦だが、折り返して最後のゴール前がとんでもない下り坂。
スタート前、私が「おっちゃん」と呼んでいる角田さん(吉備路走ろう会)と記念撮影。
「途中でも写真撮りますしねー。」
「一番後ろやで。」
コースの特性も考え、また練習をまったくしてないことも考えて、今回は無理しない。一番最後の下り1kmだけはしっかり走ろう。
5km以下のレースはカメラを持たずに走ると決めていたが、今回はウエストバッグに入れておいた。折り返した帰りにヨメさんとも会うはずだし・・・。
最初の強烈な1km、4分41秒。
おー、あの坂のわりにはええタイムなんちゃうん?
ところが2km地点、9分29秒。
なんでや! この1km、4分47秒もかかっとるがな。
私が目標とする亀岡の快速ランナー・松本一之さんの姿が。
「まつもとさーん」と呼んだら、手を広げてにっこり。余裕です。速すぎて、ピント合ってません。この速さでもうすぐ60歳ですよ。60歳目前で50歳代2位って、どうよ。
私の前をずっと走っていた小さな男の子。結局ゴールまでこの子は追い抜けなかった。しっかりしたいい走りだった。ぐりぐり頭君は小3やって。なんと、中学生以下の4位に入賞です。
3km地点、13分53秒。この1kmは4分24秒。
さあ、あとは下りやから飛ばそっか。
「写真、撮りまっせー。」
「ああ、ありがとうね。」
おっちゃん、一番最後ってゆうてはったけど全然。後ろにまだぎょうさんさんいてはりました。
最後の1km表示を過ぎたあたりでヨメさんに遭遇。
こっちは下りでスピードが出ていたのですぐには止まれない。
「おーい」と言ったらヨメさんも止まってくれた。
そこに後ろから5kmの上位のランナーが・・・。
「ぶつかるー」
「すいません、申し訳ない。」
「はいはい。」
いい人でよかった。写真撮影は、他のランナーの迷惑にならないように要注意。
そんなこともあって4km地点のラップ取り忘れ。
最後の1kmは気持ちよく飛ばしてゴール。小3君は抜けんかったけど・・・。
ゴール、21分42秒。最後の2km、写真を撮ってたわりに7分48秒。まあまあです。
さてこのあと・・・。
ヨメさんが1時間10分から20分の間にゴールすると言っていたので、その5分前くらいから写真を撮りに行った。
ゴール前最後のヘアピンカーブで待っていると、「ランナーズ9の会」のまっちゃん。
来年3月に「サブスリー達成祝賀会」を予約してあるらしい。それには、ハーフを1時間25分くらいで走り切らんとね。
結果は、1時間33分台。
ええ夢見とるなあ。
あとでよく聞いてみると、5年前の初フルが3時間12分とのこと。うちのヨメさんの理論によると、それなら「サブスリーの可能性は大」らしい。
そやて。あと9カ月、がんばってね。(このブログ、たくさんの人が見てるよ。しっかり練習しなはれやー。)
そのあと同じ場所で待機していたのだが、ヨメさんは全然戻ってこない。途中で救急車のスクランブル出動。
「とうとうやってもたかー。」
心配になってだいぶ上まで見に行った。10kmのピンクゼッケンはどんどん減っていく。1時間40分過ぎまで待ったが、もう10kmのランナーはいない。
「病院送りかー。」
「京都キャロット」の出店テントに戻ると、ヨメさんが困っていた。
「おつりの金庫もないし、着替えもできひんし・・・。」
「えー、もう帰ってたんかいなー。速すぎるんちゃうん?」
見せてもらった記録証は、1時間7分02秒。あんだけ腰痛いゆうとったのに、しっかり走っとるがなー。
その時間だと、ちょうどヨメさんが記録証をもらっている時に、私がその横を素通りしてゴールの向こうに行っていしまったようだ。まあ、病院送りじゃなくてよかった。
このあとは、私の憧れの大先輩・朝日啓介さん(淀川ランナーズ)の撮影に。
さっきと同じ、ゴール前最後のヘアピンカーブで待っていた。
朝日さんは、去年のこの大会で2時間20分くらいだったそうだ。今年は2時間10分台でゴールしたいとおっしゃっていた。
「やっと帰ってきました。」
「いや、立派ですって。」
私の時計では、2時間20分をぎりぎり切れるかというところだった。
しばらく並走して、何枚も写真を撮らせてもらった。
いつも思うけど、ほんまに朝日さんのランニングフォームはきれいです。
あとでお聞きすると、ゴールタイムは2時間20分45秒。ああ、惜しい。でも、これでまた来年が楽しみです。
ヨメさんも、こんなところで高校の恩師に会えるとは思ってなかっただろう。(この写真は、顔がでかく見えるからあかんらしい。)
後片づけが終わったから、お楽しみの「ワンちゃんネコちゃんなでなでタイム」。
山水荘さんへ、GO!
まずはフルちゃん。
鼻についていたタニコ、取ったりました。
このネコちゃんは、鼻の柄がハート。
こっちのネコちゃんは、何でかしらんおケツの穴を見せて見せて・・・。
「おっちゃんのこと、気にいってくれてるん?」
逃げへんネコはかわいいなあ。大事にされているのがようよう分かる。
遅いお昼ごはんは、多々良木交差点近くのいつものお店。私が刺身定食(1500円)、ヨメさんは親子丼(500円)。いっつも高いのんばっかり食ってすいません。
※ 昨日の毒嫁検定の解答、発表しておきます。
「1.2.3」すべて正解。
恐ろしいヨメじゃー。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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