2018年09月16日(日)
京都走ろう会例会〜ジジイは若い娘さんに弱い〜 [ランニング]
夏の間お休みだった10kmコースが復活。
私は午後から金沢出張とせわしなかったのだが、せっかくなんで10kmをゆっくり走ることにした。
ところがスタート地点に行くと、最初は私一人だけ。「えー、一人で10km走らなあかんのかいな」と思っていたら、しばらくして松山会長とともにもう一人が来られた。山原さん、かなり速そうな方だった。
会長にお願いし、ツーショット写真。
「せっかくやし、会長も写真撮っときましょ。」
「えっ、まっ、せっかくやし。」
会長の話。
「卒業写真で笑顔の人は、そのあとの人生も幸せな人が多いらしいですよ。」
「そうですか。ボクは笑顔というよりも、いつもニタニタしてましたね。それでええんですかねえ。」
「まあ二人でもええか」と思っていたら、5kmのスタート地点からあわてて走ってくる2名。これで4人になった。ちょっとにぎやかになった。
さあスタートというときにもう1名。
今日の幹事さんである鍵谷さん。最後尾をついてきてくださる模様。
今日は全体の参加者は多かったのだが、10km参加は最終5名。
まあそれでも私はゆっくり行く予定だったので、5名でも十分でしたね。
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例会の集合場所は、出雲路橋西詰のエノキの木のたもと。
着くとすぐに、美人女子高校生ランナーのSさんからごあいさつ。
「いやー、今日はあたりの日やねえ。Sさんが来てるだけで、走る気満々になるわー。今日は何キロ?」
「3キロです。明日、駅伝に出るので。」
「そうかー、そらちょうどええ練習になるね。」
明日、ほかのチームはビックリやろね。紳士淑女の会(というか年配者の会)のイメージある「京都走ろう会」チームから、かわいい女子高校生が出てきたら。
スケジュールが空いていたら、私も行きたかったなあ。
明日嵐山で京都市民駅伝があり、なんと「京都走ろう会」から女子2チーム、男子4チームの計6チームがエントリー。その足慣らしがてら、今日の例会に参加されていた方が多かったようだ。
そのメンバ―調整をしていてくださったのが平田さん。当日も裏方として、出走メンバーのお世話をしてくださいます。
今日も準備運動は新居さん。
気温はそんなに高くはないのだが、湿度が高く、ちょっと息苦しい感じ。しっかり準備しておかなくては。
「明日駅伝に出られる方は、今日は100%の力を出し切ってしまわないように」とのお達し。
私は駅伝には出ないが、翌日フルマラソンにエントリーなので、もっとゆるく走らないといけない。
スタートすると、最後尾を走ってくださる鍵谷さんを除きやっぱり私は4人中4位。
いやいや、これでいいんです。
丸太町橋(約2.4km)で11分56秒。
だいたいキロ5分ペース。できるだけ最後までこのペースを守りたい。
「私、北大路橋で折り返します」と鍵谷さん。
10kmコースの7km分を走られるようです。
ゴール地点となる出雲路橋で、私たちは約4.8km。
その橋の近くに、3.1kmコースを走り終えたSさんが歩いていた。顔を伏せてしんどそうだった。
しかし私を見つけて、両手を振って応援。
「すまんねえ、こんなじいさんのために。」
ほんまに祖父でも通る年齢差。
私もここまでで相当ペースが落ちかけていたのだが、この笑顔の応援で復活。
24分25秒(12分29秒)。
後半をがんばらねば。
ダントツの山原さんはカメラが間に合わず、撮れず。
2番手の平田さんは余裕の笑顔。
御薗橋(約7.4km)で37分34秒(13分09秒)。
「だれも立ってへんかったら、ちょっとずっこしして折り返したろうと思ってたのに」と言ったら、吉田さんは笑っておられた。
途中で抜いた一日会員さん。
暑さがかなりこたえていたようだ。
私のゴールは49分49秒(12分14秒)。
何とか10km50分が切れました。
最後の下り、がんばりましたね。
大勢の仲間に迎えてもらって大満足。
一日会員さんも笑顔でゴール。
このあと、御薗橋折り返し担当の吉田さんがなかなか戻ってこられなかった。それは、10kmコースに5人参加していたから。
私が鍵谷さんから「途中引き返し」をお聞きしていたのに、それを吉田さんに伝えるのを忘れていた。すみませんでした。
気温以上に暑さが感じられる厳しいコンディションだったが、明日駅伝に出られる方にはいい練習になったでしょう。
選手のみなさん、しっかり走って来てくださいね。
家に帰って、ヨメさんに「またかわいいSさんがいろいろしゃべってくれはったわー」と報告。
「それはあかんやっちゃ。変なジジイにかもたらロクなことはない、と教えたらなあかんな」とヨメさん。
たしかになあ。
私は立派な(?)変なジジイですもんね。
帰って、シャワーして、出張販売の荷物の積み積み。
ああ、いそがしいそがし。
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2018年09月15日(土)
アンタはしょうゆ [雑感]
ヨメさんは、平日は昼休みに家に食べに帰ってきている。しかし土日はお客様が来られることが多いので、店で食べられるものを持って出勤する。そして、私にはお昼に食べるものを置いて行ってくれる。
「今日はお好み焼きを作ったけど、ソースがないねん。ああ、アンタはしょうゆでええか。」
「お好み焼きにしょうゆはないやろう」と思ったが、ソースを買いに行くのもめんどくさいし。つけてみたら、ちょっと変やったけど、まあまあおいしかった。
ソースのあの甘ったるいような味に比べたら、しょうゆの辛味はええねー。わしゃ、なんでもしょうゆでいけまっせー。
今日の夜は、近所の野菜自販機で買ったなすびに豚肉をのせてカツっぽくあげたもの。
これが意外とすごくおいしかった。(うちのヨメさん、料理うまいんですよー。)中が熱すぎて、口の中をやけどしてしまったけれど。
もちろんソースではなく、しょうゆをつけて食べましたよ〜ん。
facebookをやり始めて半月。
分からないことだらけ。
facebookは、自分の顔を出すからfacebookというのだと思っていた。自分の子どもの顔だけ出したり、飼い犬飼い猫の写真だったり、ひどいのは俳優女優歌手タレントの写真を使っている人もいる。だれのface使ってんねん!
「ひとのface使って、わがface出さず」
「友達リクエスト」ちゅうのがよう分からん。友達でもない人から「友達リクエスト」されたら、知らんぷりしてもいいのだろうか。それは相手に失礼なことではないのだろうか。
友達が何百人にもなっている人がいるが、それって友達とちがうでしょう。ただの知り合い?
「知り合いかも」の欄もよく分からない。私のfacebookに出てくる人は、ほとんどまったく知らん人ばっかり。「これ、だれやねん?」とぼやきながらいつも見ている。
でも、なぜかそこに幼なじみ藤井頼定君、久多在住の同い年・常本治君が出てきた。即「友達リクエスト」して、即「承認」してもらった。これはすごく得した気分になった。
同じように、真樹の中学時代の同級生・ナリケン、私の高校時代一番仲の良かった石関進君も発見。即「友達リクエスト」したが、まったく音沙汰なし。
「なんやねん、せっかく見つけたのに!」
まあ常々「友だちはいらん」と言っている私ですから、facebookの友達欄もできれば一桁で収めたい。今のところ、我が子の廉と真樹、私の最後の教え子・ちいちゃん、友達リクエストした藤井頼定君と常本治君、そして真樹が中3の時の同級生・あーちゃん。おー、もう6名!
ナリケンと石関の2名分は空けとかなあかんから、残りの席は1名分のみ。狭き門になってしもたね。
facebookでは、昔付き合っていた彼女が見つかったりするとよく聞く。それは私もちょっとだけ期待した。でも、今のところかすりもしない。結婚して名字が変っていたら見つからんわねえ。
まあ死にかけのジジイは、変な気を起こさん方がよろしい。
「ナリケン、石関、早う友達承認せんかーい!」
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【今日のきく】
今日は店にいるとき、ふらーと道に出てしまい車にひかれかけた。トラックの運転手さんが停まってくださったので、事なきを得た。
でもそれは荷物の積み込みに気を取られて、きくの動きに気を付けなかった私が悪かった。
いつもしっかりくくっとかなあかんね。
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2018年09月14日(金)
峨山道の準備 [ランニング]
10月14日の「峨山道トレイルラン」まで、あとちょうど1か月。
いろいろな準備を進めていかなくてはならない。
今年後半のビッグイベントは、8月の「京都丹波トライアスロン」、10月の「峨山道トレイルラン」、12月の「沖縄100K」の3つ。8月の「京都丹波トライアスロン」が不本意な結果に終わっただけに、来月の「峨山道」は満足いく結果を残したい。
入院通院が一区切りつき、今のところ体は元気。右肩右首筋が痛むのと、左足の調子も悪いが、それで走れなくなってしまうということはないだろう。
昨日してもらったテーピングのまま走ってみた。
いつもの十王堂橋往復5km。27分32秒。
この程度の距離と時間なら、テープがずれたりはしない。テーピングを、もっと長い時間で試してみる必要あり。
町内をダウンジョグしていると、かわいい黒猫ちゃんに遭遇。
一生懸命こちらを見ていた。警戒してましたね。
73kmを14時間半制限なので、平地なら楽勝。
しかしトレイル率70%というのだから、50kmはアップダウンのある未舗装地。そんなコースを侮ってはならない。
2年前に同じコースを完走されたtakacchさんによると、終盤の20数キロが同じ景色が繰り返される「鉄塔地獄」らしい。それまでの50kmと終盤25kmが同じくらいに感じられたとのこと(2年前は75km)。
(参考) takacchさん 5゜50+4゜30→10゜20
takacch奥さん 7゜43+5゜52→13゜35
私も48km地点までを7時間半以内で行き、残りの「鉄塔地獄」を含む25kmを7時間以内で行けるようにしたい。
それでギリギリ14時間半以内完走。
行けるかな?
あとは「作務衣・菅笠」スタイルが、どの程度走りに影響するかが問題。
9月17日の「マラソンに挑戦する会」で、長時間着用を試してみる予定。
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【今日のきく】
お昼のきく。
自分で出社拒否したことを悔やんでいる模様。
夕方のきく。
午後は出社したので晴れやかな表情。
雨がましなうちにお散歩。
ヨメさんの仕事終わりにも、少しだけお散歩。
これはこれでまたうれしそう。
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2018年09月13日(木)
「飛んでイスタンブール」と別所情報 [雑感]
◎京都新聞9月7日朝刊
門川市長トルコへ
台風で1日遅れ
京都市の門川大作市長は6日、トルコ西部ブルサで7日に開幕する世界歴史都市会議に出席するため伊丹空港経由で現地に向かった。
当初は5日午前に関西空港から出発予定だった。市国際化推進室は「出発を1日遅らせて台風被害の市内の状況を見極めたうえで、会議の重要性を考慮して参加を決定した」としている。市長は市災害対策本部の本部長で、同室は「通信手段があり、海外にいても指揮をとることができる」としている。
同会議は2年に1回世界歴史都市連盟などが開く。門川市長は連盟の会長を務め、同会議では基調講演などを行い、11日に帰国予定。 (浅井佳穂)
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9月11日の市長のfacebookに、「一度も視察に来ない それで今頃FBに投稿ですか、あの台風から何をなさっていたんでしょうか?」とコメントを入れておられる方があった。
その答えは、「飛んでイスタンブール」(日本にいなかったんです)。
私が走って別所・雲ケ畑・静原の被災確認をしていたちょうどその時、京都市長はトルコに飛んでられたんです。まさに「飛んでイスタンブール」だったんですね。
私が代弁してあげましょう。
「ゴチャゴチャゆうなよ。別所・雲ケ畑・静原なんて、過疎化高齢化の最たるところ。そんなところに税金つぎ込んでどうするんですか。選挙で票が取れない人口が少ないところに手厚くするバカはいません。
沖縄の辺野古地区を見てみなさい。どんなに反対したって新米軍基地はできますよ。過疎地に戦闘機が墜落して犠牲者が出たとしても、人口密集地に落ちるよりはましでしょう。
あー、京都の真ん中に被害がでなくてよかったー。へき地なんてどうでもよろしい。それより、外国の歴史都市にええ顔せな。」
本音はこんなところでしょうか。
次期市長選では、「災害時は走って視察に行きます」を公約にして立候補しようかしらん。自転車で選挙運動はもう珍しくなくなったが、「走りだけで選挙運動」はいまだないでしょう。
地元別所の過半数(と言っても40票くらいか)は取れますかねえ。
うちのおとちゃん(父)、優三兄、多鶴子姉、わさおちゃん(同級生)、宗明君(またいとこ)・・・、あれ―5票にしかならへんやん。立候補はやめとこ!
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◎京都新聞9月13日夕刊
花脊と久多、通信回線復旧
NTT西日本は13日、台風21号の影響で普通だった京都市左京区花脊、久多の電話回線とインターネット回線が12日夜に復旧したと発表した。
回復したのは加入電話と専用線合わせて約310回線。電柱と各家庭をつなぐ引き込み線などが切れている場合もあるため、修繕工事を受け付ける。固定電話は113、携帯電話は0120(444)113へ。
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今日の夜、さっそく別所に住む多鶴子姉に電話。
以下、電話で仕入れた情報なので不正確なものもあるかもしれません。半ボケジジイからの情報としてお聞きください。
◇ ◇ ◇
携帯電話が昨日からつながるようになった。ただし、各携帯会社が緊急用中継車を投入しており、その前からちょこちょこつながっていたらしい。
電気は12日午前0時に復旧。
電柱が倒壊しているところもあったが、京都市以外のところからも応援に来てもらい、すごいスピードで電柱撤去と電柱電線再生をしてくださったそうだ。これでいろいろなことができるようになった。
あとはテレビ。別所のテレビ共同アンテナは京北町にあり、それが倒れてしまったらしい。共同アンテナは花脊峠にあるものと思いこんでいた。電気と同じく裏回り(北ウイングとでも言うのかな)やったんですね。
別所〜鞍馬間はいまだ通行止。倒木の撤去作業がまだまだ続き、その間は全面通行止にしないと作業がはかどらない。ただし、夕方6時から翌朝8時までの間は、地元民に限り自己責任で通れるらしい。
今回の台風被害は、鞍馬〜花脊峠間は壊滅状態。しかし、花脊峠以北は竜巻が通り過ぎた後のように局地的な被害が目立つ。
別所は神社以外に大きな被害はなかったが、別所以北ではあちこちにその暴風の爪痕が残った。
◇ ◇ ◇
電気が通ったので、ひと安心というところでしょうか。
早くテレビも見られるようになり、通行止が解除になればいいのにね。
あっ、「飛んでイスタンブール」、若い人には何のことか分からないですよね。
今からちょうど40年前(1978年)の、庄野真代さんの大ヒット曲です。
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【今日のきく】
夕方のお散歩。
町内のあるおうちの庭木。
赤い実のようなのものがたくさん。
夜のお散歩。
雨が降っていたので、早歩き。
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【RUN】
両足とも扁平足、外反母趾がひどい。特に右足がひどいのだが、なぜか痛みが出やすいのは左足。
ヨメさんがテーピングの勉強もしているので、試しにやってもらうことにした。
この状態で走ればどんな感じか確かめたかった。しかし、夕方走りに行こうとするとまだきつい雨。仕方なく、夕食後に3kmだけ走ってみた。
まだ降っていたので、ゆっくり目。3km18分。
この距離のランだと、違和感はほとんどない。
その後、おふろに入ってもはがれてくるということはなかった。
その効果については実感がないのだが、しばらく続けてみよう。
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2018年09月12日(水)
がん生存率は101人中51番目の患者の値 [病院]
◎毎日新聞9月12日朝刊
がん3年生存率71%
◇乳がん95%、膵臓がん15%
国立研が初公表
国立がん研究センターは11日、2011年にがんと診断された人の3年後の生存率を初めて公表した。これまで約10年前に診断されたがん患者の5年生存率を公表してきたが、最新に近い治療を受けた患者の状態を把握するため、5年分のデータがそろうのを待たず算出した。全体の3年生存率は71.3%。前立腺がんは99.0%、女性の乳がんは95.2%と高かった一方、治療が難しいとされる膵臓(すいぞう)がんは15.1%と他のがんより大幅に低かった。
全国の「がん診療連携拠点病院」など268施設の患者30万6381人のデータを集計・分析。日本人に多い「5大がん」(胃、大腸、肝臓、肺、女性の乳房)など11種のがんについて、進行度を示すステージ別に、がん以外の病気や事故で死亡する割合を除いた「相対生存率」を算出した。
5大がんでは、肝臓と肺の生存率が比較的低く、胃は進行すると生存率が大きく下がった。乳がんは生存率が高いが、若い患者が多いことも関係していると考えられるという。
がんは5年生存率が治癒の目安とされることが多い。3年生存率について、同センターの若尾文彦・がん対策情報センター長は「新しい治療法の効果を含むタイムリーなデータを提供した。今後、同じ患者の5年生存率が出れば、対比することで、より早い段階で治療成績などの判断ができるようになる可能性もある」と話す。データはウェブサイト「がん情報サービス」(https://ganjoho.jp)で確認できる。【五味香織】
9月6日の毎日新聞夕刊・特集ワイドに、「余命は『「残りの寿命』ではない」という記事が載っていた。「余命1か月」と宣言されたのに、10年後もしっかり生存されている例があげられていた。
東京女子医科大がんセンター長の林和彦教授(化学療法・緩和ケア)の話。
一般的に医師が告げる余命は、「生存期間中央値」という指標だという。ある治療を行った患者が101人いたとすれば、ちょうどその真ん中の51人目の人が生存していた期間がその値となる。言い換えれば半数が死亡するまでの期間だ。あくまでも中央値なので、期間が短い人も、反対に長い人もある。
「ですからその集団の中のどこにいるかは誰にもわからない。告げる場合、『あくまでも集団のデータであって、個別のデータではなく、あなたがどこに入るかは分からない。治療の取り組みや効果で変わるのです。今から余命を気にしていてもしょうがないと思います』と伝えています」
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なんか納得できるようなできないような話。
私も2年前の癌宣告を受けたあと、自分なりに自分の「余命」について予測してみた。
しかし甲状腺低分化癌は、癌の中でもマイナー中のマイナー。患者数が少ないということは、治療法が進んでおらず、治療データも少ない。
ただ担当の?医師が、いかにもお気の毒というような表情で、(摘出した腫瘍の大きさから判断して、)「全身転移の可能性大です」とおっしゃったものだから・・・。
そこで私の自己判断は「余命2年」。それやったら、あと1か月ですやん。生きてますがなー。元気ですがなー。
ごくまれならしいが転移していないということが分かり、その時の私の自己判断は「今後転移しなければ余命5年」。
今のところアイソトープ治療がうまくいっているらしく、「すぐに転移する可能性は低くなった」とのこと。今年8月の京大病院退院後、担当医師は「来年はアイソトープ治療に来ていただかなくてもいいでしょう」とおっしゃった。
ああ、ありがたや、ありがたや。この通りになると65歳の誕生日を迎えられるので、65で亡くなった母の年齢も超えられるかも。
そもそも男性の甲状腺癌患者は極端に少なく、アイソトープ治療に来られている男性患者は重篤な方が多い。
私はまたもや、「ごくまれに」治療が効果的にできている男性患者なのかもしれない。
101人中の10番以内くらい、マラソンなら入賞が狙える位置ですかねえ。
ほんとうにそうならいいんですけど・・・。
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2018年09月11日(火)
走って走って被災確認3 [ランニング]
別所、雲ケ畑とくれば、次は静原ですね。
生まれ育った別所は、正真正銘のふるさと。
小学校教諭として3年、娘・真樹が中3の時に通学した1年を合わせると4年お世話になった雲ケ畑は、第二のふるさと。
静原は・・・。特になんでもないけれど、私が走るのに一番走りやすいと感じられるところ。まあ、第三のふるさとと言っても過言ではない。
今日走りながら考えたこと。
SNSで被災地情報を発信している人は、「ただむかついて行政に文句だけを言っている人」、「『私がやりました』と自慢ばかりしたい政治家とその支持者」、「正確な情報の発信を心がけて、復旧作業に当たる人に感謝の気持ちを忘れない人」の三つに分けられる。
残念なことだが、一番先に書いた「ヒステリーぽい」方が圧倒的に多い。決して建設的でない「文句」は、せっかく見てもらった人々の共感を得られないような気がする。これは見ていてつらい。
二番目の「政治家」については、被災地に訪問してヘルメットもかぶっていない首長がいる。残念ながら我が市の長です。「きーつけなはれやー」と言ってあげる人が身近におらんのかねえ。はずかしい。
三番目の「冷静な人」は少ないですねえ。
被災地域に住んでもいない者がえらそうなことは言えませんが、どんな時も冷静にいらられたらいいのになあと思う。
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今日は寮2に24時間バイトからの朝帰り。
7時に帰り玄関を開けると、きくが大喜びで飛び出してくる。しっぽピーンやもんね。
ただし、こちらは体がクタクタ。
枕が合わないのか、右肩右首筋が痛くてしょうがない。次に泊まるときは、家から枕を持って行かなあかんね。
帰ってからは、きくのお散歩以外は何もせずゴロゴロ。
「こんなことではいかん」と思い、夕方やっと走りに出かけた。
家を出て西の空を見上げると、変った形の雲が。
家を出るまではどこを走るか決めていなかったのだが、この空を見てなぜか「静原に行ってみよう」と思った。
恵光寺さんの掲示板には、豪雨・震災の義援金募集のお知らせが貼られていた。
いつもの「ネコだまり」にいるネコちゃんやね、あのネコちゃんは。静かに静かに何かを見つめていた。
別所と雲ケ畑がそれぞれ南北に通っている谷であるのに対して、静原は東西に開いている谷である。そのため、まっすぐ北上してきた台風21号の被害は、静原は比較的ましではなかったかと想像していた。
家から3kmほど来たところの歩道に、ゆっくりと動く物体。
よく見ると、かわいい亀さん。まん丸の目がかわいいねー。
のんびり走っていたのだが、「西陣織ネクタイ団地前」のバス停を過ぎたあたりから景色は一変。
道路わきに倒木が目立つようなってきた。
北向きの山はほとんど被害がないように見えたが、南向きの斜面に植林されている杉がえらいことになっていた。
電柱が倒れたり、電線が切れて垂れ下がっているようなところは見られなかった。
ただ、南向きの斜面の倒木がひどい。
「ほっとする里 静原」ポール前で約5km、32分半。
さっと記念写真。
予想より被害はひどかったが、別所・雲ケ畑に比べるとまだましなふうに見えた。
帰りは神社の様子ものぞいてみた。
別所をはじめ、どことも神社の被害がはなはだしい。それを見て、「神さんが身代わりになって、住民を守ってくださった」と言う人もおられる。でも冷静に考えると、神社にはちょうど「倒れごろ」の古木が多いだけのような気もする。
信心が足らんかねえ。
東側の山の頂上付近だけ日が当たっていた。
おもしろい光景だと思って写真を撮ったのだが、ボケボケでした。
帰りの道でもこんな光景が。
この倒木は、一時道路に覆いかぶさっていたのかもしれない。
「田崎建材」さんのところが、行きの2.5km、帰りの7.5km地点に当たる。つまり、家からここで折り返して帰ったら5km。新5km練習コースとして使えますね。
市原バイパス交差点近くでネコちゃん発見。
どなたかがエサをあげておられるようだった。
いろんな柄のネコちゃんがいます。
一心不乱に食べ続けているネコちゃんもいました。
家に帰って約10km、1時間1分45秒。
右肩右首筋の具合がよくなかったが、いい練習ができました。
静原も、まずまず落ち着いていたようだし。
「ほっとした。」
今日は鍼灸のお客様の予約が入っていたので、きくはじゃまにならないように自宅待機。
あとでヨメさんに聞くと、ランニング用品を求めて来られたお客様やら、問い合わせの電話やらなにやらが重なり、てんてこ舞いだったらしい。
きくちゃん自宅待機でよかったやん。また今度、しっかり働いてもらうからね。
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