2018年09月11日(火)
走って走って被災確認3 [ランニング]
別所、雲ケ畑とくれば、次は静原ですね。
生まれ育った別所は、正真正銘のふるさと。
小学校教諭として3年、娘・真樹が中3の時に通学した1年を合わせると4年お世話になった雲ケ畑は、第二のふるさと。
静原は・・・。特になんでもないけれど、私が走るのに一番走りやすいと感じられるところ。まあ、第三のふるさとと言っても過言ではない。
今日走りながら考えたこと。
SNSで被災地情報を発信している人は、「ただむかついて行政に文句だけを言っている人」、「『私がやりました』と自慢ばかりしたい政治家とその支持者」、「正確な情報の発信を心がけて、復旧作業に当たる人に感謝の気持ちを忘れない人」の三つに分けられる。
残念なことだが、一番先に書いた「ヒステリーぽい」方が圧倒的に多い。決して建設的でない「文句」は、せっかく見てもらった人々の共感を得られないような気がする。これは見ていてつらい。
二番目の「政治家」については、被災地に訪問してヘルメットもかぶっていない首長がいる。残念ながら我が市の長です。「きーつけなはれやー」と言ってあげる人が身近におらんのかねえ。はずかしい。
三番目の「冷静な人」は少ないですねえ。
被災地域に住んでもいない者がえらそうなことは言えませんが、どんな時も冷静にいらられたらいいのになあと思う。
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今日は寮2に24時間バイトからの朝帰り。
7時に帰り玄関を開けると、きくが大喜びで飛び出してくる。しっぽピーンやもんね。
ただし、こちらは体がクタクタ。
枕が合わないのか、右肩右首筋が痛くてしょうがない。次に泊まるときは、家から枕を持って行かなあかんね。
帰ってからは、きくのお散歩以外は何もせずゴロゴロ。
「こんなことではいかん」と思い、夕方やっと走りに出かけた。
家を出て西の空を見上げると、変った形の雲が。
家を出るまではどこを走るか決めていなかったのだが、この空を見てなぜか「静原に行ってみよう」と思った。
恵光寺さんの掲示板には、豪雨・震災の義援金募集のお知らせが貼られていた。
いつもの「ネコだまり」にいるネコちゃんやね、あのネコちゃんは。静かに静かに何かを見つめていた。
別所と雲ケ畑がそれぞれ南北に通っている谷であるのに対して、静原は東西に開いている谷である。そのため、まっすぐ北上してきた台風21号の被害は、静原は比較的ましではなかったかと想像していた。
家から3kmほど来たところの歩道に、ゆっくりと動く物体。
よく見ると、かわいい亀さん。まん丸の目がかわいいねー。
のんびり走っていたのだが、「西陣織ネクタイ団地前」のバス停を過ぎたあたりから景色は一変。
道路わきに倒木が目立つようなってきた。
北向きの山はほとんど被害がないように見えたが、南向きの斜面に植林されている杉がえらいことになっていた。
電柱が倒れたり、電線が切れて垂れ下がっているようなところは見られなかった。
ただ、南向きの斜面の倒木がひどい。
「ほっとする里 静原」ポール前で約5km、32分半。
さっと記念写真。
予想より被害はひどかったが、別所・雲ケ畑に比べるとまだましなふうに見えた。
帰りは神社の様子ものぞいてみた。
別所をはじめ、どことも神社の被害がはなはだしい。それを見て、「神さんが身代わりになって、住民を守ってくださった」と言う人もおられる。でも冷静に考えると、神社にはちょうど「倒れごろ」の古木が多いだけのような気もする。
信心が足らんかねえ。
東側の山の頂上付近だけ日が当たっていた。
おもしろい光景だと思って写真を撮ったのだが、ボケボケでした。
帰りの道でもこんな光景が。
この倒木は、一時道路に覆いかぶさっていたのかもしれない。
「田崎建材」さんのところが、行きの2.5km、帰りの7.5km地点に当たる。つまり、家からここで折り返して帰ったら5km。新5km練習コースとして使えますね。
市原バイパス交差点近くでネコちゃん発見。
どなたかがエサをあげておられるようだった。
いろんな柄のネコちゃんがいます。
一心不乱に食べ続けているネコちゃんもいました。
家に帰って約10km、1時間1分45秒。
右肩右首筋の具合がよくなかったが、いい練習ができました。
静原も、まずまず落ち着いていたようだし。
「ほっとした。」
今日は鍼灸のお客様の予約が入っていたので、きくはじゃまにならないように自宅待機。
あとでヨメさんに聞くと、ランニング用品を求めて来られたお客様やら、問い合わせの電話やらなにやらが重なり、てんてこ舞いだったらしい。
きくちゃん自宅待機でよかったやん。また今度、しっかり働いてもらうからね。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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