2018年07月07日(土)
悟りを開くために [ランニング]
10月14日の「峨山道トレイルラン」の目標は、「悟りを開く」こと。
◇ ◇ ◇
◎実行委員会ごあいさつより
本大会のコースは、石川県輪島市の「總持寺祖院(そうじじそいん)」と石川県羽咋市の「永光寺(ようこうじ)」を結ぶ伝説の古道「峨山道(がさんどう)」を通り、能登半島中央を縦断南下するワンウェイ73kmのコースです。
「峨山道」は、全国に15,000余の寺院と800万人の檀信徒を有する曹洞宗の礎を築かれた總持寺二祖「峨山韶碩(がさんじょうせき)禅師」が、両寺院の朝課に通われたと伝わる13里(53km)の道程で、そのご遺徳から「峨山道」と称され禅師没後650年の今もなお愛されている古道です。
また、コース全体が、豊かな自然と農村の原風景である“世界農業遺産”の里山です。なだらかな稜線の山々と、「能登はやさしや土までも」と語り継がれる優しい風土と人々が、皆様をお迎えしてくれることと思います。
能登は交通インフラの整備が進み、東京から飛行機で1時間「のと里山空港」、高速道路ネットワーク「能越自動車」に加え、2015年からは待望の「北陸新幹線」が玄関口である金沢駅まで開業され、全国各地から身近な地域になりました。
全国のランナーの皆様に足をお運びいただき、トレイルラン大会と併せて、能登の風土や伝統文化にも触れていただければ幸いです。
大会関係者一同、心に響く思い出深いトレイルラン大会となるよう準備を進めお待ちしておりますので、是非ご参加をいただきますようご案内申し上げます。
◇ ◇ ◇
大会ポスターの後ろ姿が、峨山韶碩(がさんじょうせき)禅師のイメージでしょう。この姿で73kmの山道を駆け抜けられたとは驚きです。
私は仮装ランはしたことがないが、「悟りを開く」ためにはこの禅師に近い姿で走りたいと思った。わらじで走るのは無理だが、笠をかぶり、着物ではなく作務衣なら走れるのではないだろうか。
現在そのあたりを研究中。できるだけお金がかからないように、走る禅師に見えるようにしたい。さて・・・。
8年前、「第10回丹後ウルトラ」で坂本龍馬の格好で完走された方がある。そう、「カフェ・やんちゃ村」のマスター。
その時、何枚もの写真を撮らせてもらった。また、途中で何度も話しかけさせてもらった。やんちゃマスターの話によると、「とにかく、着物は足にまとわりついて走りにくい」とのことだった。
これは参考になる。
また、やんちゃマスターにいろいろと教えてもらうことにしよう。
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「第10回丹後100kmウルトラマラソン」(2010.9.19)のやんちゃマスター
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【RUN】
雨のせいもあるが、今週は全然走れていない。
今日も朝帰りでしんどかったが、少しは走ろうと思っていた。
ところが、お昼くらいから急に左太ももの内側が痛みだした。走って痛くなることはよくあるが、イスに座っているときに急に痛み出したのは初めて。訳が分からんかった。
夜、ヨメさんに相談してみると「軽い肉離れかも」と。血行もよくないということで、あちこちにお灸をしてくれた。それプラスマッサージ。そのあと、だいぶ痛みが引いたような気がした。
ヨメさんによると、2週間前に沖縄で走ったのが今ごろ響いてきているのだとか。やっぱり炎天下78kmは、ジジイにはこたえたのかねえ。
でも、来年も走るでー。
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【今日のきく】
やっと小降りになったので、きくのお散歩。二人びき。
きくは雨でもはりきってますよー。
ちょっとしかない草むらを見つけて、○ンコも出たよー。
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2018年07月02日(月)
今年後半の病院とラン [ランニング]
今日も鞍馬口医療センター。
これは、本当は6月18日(地震があった日)に行くべきものを忘れていた分。
それは尿素呼気試験(ユービット)というものだったらしい。「ヘリコバクターピロリの検査です」と書いてあった。
今日も絶食して検査室へ。検査薬を飲んでから約20分後、呼気採取パックで呼吸を採取。簡単な検査でよかった。
結果値は0.0。判定は(ー)。
「ピロリ菌は除去されましたが、ピロリ菌を持っていた胃が覚えていますから、一年に一度胃カメラ検査をしてください」と石田ゆり子似医師。
「胃が覚えている?」
なんか、文学的な表現ですねえ。
とりあえず、ピロリ菌関連の通院はこれで一区切り。
あとは、胆のう炎と甲状腺低分化癌。こちらも一区切りと言いたいところですが、なかなか区切れません。
まあ、そんなことをグダグダ言っていてもしょうがない。今年前半のメインエベント「一人沖縄平和ラン」も無事完走(ブログのほうは完走まで行ってないんですが・・・。)
今年後半の「病院とラン」の予定を立てましょう。
病院のほうは、今年10月11日の「癌宣告2周年記念」をもって一区切りとしたいんですがねえ。なかなか区切れませんねえ。
ランのほうは、その「癌宣告2周年記念」3日後の10月14日にある「峨山道トレイルラン」を何とか完走したい。
「第4回峨山道トレイルラン」禅の古道73km 悟りの路 黎明に発つ
ーーー約700年前、時のトレイルランナー「峨山禅師」が駆け抜けた伝説の古道「峨山道」。曹洞宗の礎を築いた高僧が總持寺ー永光寺を往来した修行をイメージし、食料を提供するエイドは1箇所のみ、あとは水と塩だけという厳しさの中、セルフサポートでゴールを目指す。ーーー
これを完走したら、悟りが開けますかねえ。
◇ ◇ ◇
7月1日 京都走ろう会例会・5km
8日 やぶはら高原はくさいマラソン・5km(出張販売)
12日 鞍馬口医療センター入院
13日 胆のう摘出手術
18日 退院(予定)
22日 はじめての箕面トレイルラン・10km(予定)
29日 大文字山ランニング・1.5km(今年で終了だそうです)
8月5日 京都走ろう会例会・5km
6日 京大病院入院(アイソトープ治療)
10日 退院
11〜13日 いなかに幽閉(体内残留放射線値を下げるため)
18日 ひろしまクロスカントリー・3km(出張販売)
19日 三瓶高原クロスカントリー・3km(出張販売)
26日 京都丹波トライアスロン・S0.375+B10+R2.5(父娘で参加)
9月2日 聖湖マラソン・5km(出張販売)
9日 武庫川ロード記録会・ハーフ
15日 はじめての京都西山ひまわりトレイルラン・14km(予定)
16日 京都走ろう会例会・10km
17日 マラソンに挑戦する会・12.2km(出張販売)
23日 HRC秋の若狭トレイルラン・10km+アルファ(予定)
30日 信州駒ヶ根ハーフマラソン・5km(出張販売)
10月7日 京都走ろう会例会・10km
8日 京都鴨川ゆっくりラン・20km
14日 峨山道トレイルラン・73km
21日 京都走ろう会例会・10km
28日 諏訪湖マラソン(出張販売、レースは不出場)
11月3日 京都丹波ロードレース・出場未定(出張販売)
4日 あいの土山マラソン・出場未定(出張販売)
11日 南紀日置川リバーサイドマラソン・ハーフ(出張販売)
18日 京都走ろう会KRC駅伝・4.8km
25日 瀬戸内海タートルフルマラソン・出場未定(出張販売)
12月2日 京都走ろう会例会・10km
9日 京都亀岡ハーフマラソン・1.5km(出張販売)
16日 沖縄100K
23日 万博クロスカントリー・10km(伴走、出張販売)
※ 9月以降の通院は未定。癌が転移さえしなければ、2か月ごとの経過観察だけですむはずなんですが・・・。
◇ ◇ ◇
後半戦はメインが3つ。
8月の「京都丹波トライアスロン」(参加費10000円+JTU登録費3800円)
10月の「峨山道トレイルラン」(参加費12000円)
12月の「沖縄100K」(参加費18000円)
この3大会で43800円の出費。
このため、今まで出ていた大会を減らさなくてはならない。どれとどれを削りますかねえ・・・。
7月22日、9月15日、9月23日のトレイルランは、すべて参加費2000円。大会前日ギリギリまで申し込めて、2000円と格安。こういうコストパフォーマンスに優れる大会を探さなあきませんね。
とりあえずは、足のつかないところで375m泳げるようにせんことにはねえ。
話にならんわねえ。
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2018年07月01日(日)
京都走ろう会例会〜めざせ「しょろかわ」〜 [ランニング]
今日の例会は大収穫。
中でも、美人高校生ランナ―のセブンティーンSさんとたくさんお話できたのがよかった。Sさんは不思議な方で、私のような初老ランナーにも物おじせず話しかけて来られる。
一方私は、娘よりだいぶ年下のSさんにタジタジ。
しっかりせいよ!
だいぶ前、ちょっとはやりかけた言葉があった。
それは「しょろかわ」。
MBS・毎日放送の角さんが言っていた。「めざすは『しょろかわ』。初老のかわいいおじさんになりたいねえ。」
私も現在62歳で、半年後の12月には63歳。
17歳の高校生にも普通に話しかけてもらえるような「しょろかわ」をめざさなくてはね。
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今日からヨメさんの鍼灸院がオープン。
そのため、京都走ろう会例会には一人で参加。
「今までお世話になった京都走ろう会のみなさんに、鍼灸院オープンのごあいさつせなあかんやろう。京都走ろう会の会員さんらは、きっといい人たちに宣伝してくれはると思うで」と言ったのだが、「さっそく予約が入った」とのことで、そちらを優先することになった。
仕方なく私一人で参加。
一人なら車で行くこともないので、走って出雲路橋まで。
途中の2.3km地点、西賀茂橋南で17分くらい。キロ5分40秒ペースくらいで走れている。
今日はトレイルラン用シューズ・ブルックスMAZAMAで。
鴨川河川敷の土道も、しっかりつかんでくれていた。
それにしても、走っている自分の足元を撮影するむずかしさよ。
今日も、賀茂川パートナーズのみなさんが走っておられた。
家から出雲路橋まで5.66km、32分。
ちょうどその時に、松村竜太さんが北上。
気になっていた奥さま・千尋さんのことを聞いてみた。
「京都キャロットの藤井です。奥さん、どんな具合ですか。」
「今のところ順調です。」
「それはよかった。ご出産予定日は?」
「7月○日です。」
「そうですかー。私が心配してたって、ゆっといてくださいね。」
「はい、分かりました。」
今日の準備運動のリードは新居さん。
寒い時は寒い時で大変だし、暑い時もそれなりに体をほぐしておくことが大事。
7、8月は10kmコースは実施されない。そのため、5kmコースがこんなにたくさん。
私の1歳上で同レベルの坂口さんの姿が見えないと思ったら、頚椎ヘルニアで今は無理できないとのこと。1.4kmコースに行かれたようだ。
ベテランランナーは体のどこかに故障個所があるものだが、頚椎ヘルニアはきついですね。私も気を付けなければ。
出雲路橋東詰北側には、3.1kmと1.4kmに参加される方たちが。
今日はかなりの暑さ。シューズもトレイルラン用の「ブルックスMAZAMA」なので、スピード狙いではない。「5kmを25分を切れたらええわ」というくらいの気持ちでスタートした。沖縄で78km走った疲れも残っていることだし・・・。
キロ5分を超えないようにがんばって走った。
2km過ぎ、対岸を南下するSさんを確認。とてもきれいなランニングフォーム。これから先もずっと、京都走ろう会例会に来てくださいね。
スタート前とゴール後、Sさんのほうから私に話しかけてきてくださった。かなり長い間しゃべっていたので、ここに公開してはダメな話も含まれているかもしれない。でも、たぶん以下のこの話は公開しても支障はないでしょう。
「きくちゃん、かわいいですね。大型犬ですよね。」
「いやいや、由緒正しき『雑種』です。お父さんもお母さんも茶色系の。」
「そうなんですか。シェパード系の大型犬だと思っていました。」
「写真ではデカく見えるでしょ。でも、体重16kgちょっとなんですよ。」
今まできくの話をしたことがないのに、普通にきくの話題。たぶん、私のこのブログを見てくださってるんかなあ。
「今年も『丹波ロードレース』行かはります?」
「はい、行く予定です。」
「去年は、お父さんお母さんともごあいさつさせてもらって・・・。高校生のお父さんやから、だいぶ若いですよねえ。」
「そんなことないですよ。もう○歳です。」
「えっ?」
聞きまちがいかと思い、すぐに聞き直した。
まちがいなく○歳。私の甥や姪より若いじゃないですか!
ということは、Sさんが私の孫でも何の不思議もないってことですね。
ヨメさんがいつも言っている。「アンタみたいな変なオッサンが、そんなかわいい子にしゃべってもらえるだけでもありがたいと思いや。」
ほんま、そのとーり。ヨメさんの説によると、ヨメさんがまともなしっかり者なので、それに付随して私にも安心感があるらしい。すべてヨメさんのおかげということ。
そうなんかなあ・・・。
さて、私のレースのほうは・・・。
4分45、4分42、4分56、4分44、4分40で23分47秒。
トレイルラン用シューズでこれだけ走れたら十分です。
ゴールしてすぐ、コースを引き返して仲間の応援。
みなさん、暑い中お疲れさまでした。
ゴール後におしゃべりをしていると、メロンの差し入れ。
柳本さんのご実家で取れたメロンだそうだ。すごくおいしかったです。ありがとうございました。(堂本さんが食べておられる途中の写真を撮らせてもらいました。)
内田さん、山越さんからも話しかけられた。二人とも全く同じ内容。
「10月の『峨山道』に出られるんですよね。」
「はい、悟りを開こうと思って。」
「私も出ます。」
「そうなんですか。あの大会は、サポートが『水と塩だけ』というのが気に入って。このごろ大会のサービスが悪いとか文句言っているランナーが多いじゃないですか。自分のことは自分でやれよ、と言いたいです。その点、『峨山道』はよろしいねえ。」
「でも、73kmの間いろいろなものを持って走らなければならないですね。」
「途中に預けられるところがあればあればいいんですけどねえ。内田さんと山越さんは『エリートの部』としてがんばってください。私は『ギリギリ完走の部』でがんばります。」
お二人とも私のこのブログをチェックしてくださっているんですね。ありがとうございます。
山越さんと内田さんは、現会員さんの中でも男女のトップレベルのタイムの持ち主。
私は「初老の部」でまあまあがんばっているほう。スタートから1kmくらいは3人いっしょに走れるといいんですが・・・。
11時過ぎ、みなさんにごあいさつして帰宅ランスタート。
鴨川右岸を北上し、上賀茂橋を渡ってそこから左岸。
「京都キャロット」によると、ヨメさんは施術中。
表は開けっ放しでも施術室が閉め切ってあるので、「店員さんはどこ?」状態になってしまっている。「ピンポーン」かなんか付けんとあかんね。
自宅到着、5.62km、39分。
これで今日は、5.66+5+1+5.62で17.28km。
全行程、「ブルックスMAZAMA」で。
外反母趾の親指付け根の横は当たって痛かったが、それ以外は問題なし。早く、私の足に慣れさせないとね。
ただし、このシューズで「峨山道73km」を走れるかと問われると・・・。軽いシューズが好きな私としては、これでもまだ重い感じがする。もっともっと履きこなして、またそれから考えることにしよう。
出ましたー、きくちゃん。
「かわいい高校生が、きくちゃんのファンみたいやでー。」
ハアハア言いながらも、お散歩は大好き。
これでみんなになでてもらえたりできたら、大人気犬になれるのになあ。
なんせ、13歳の今も噛みちゃちゃくり犬ですから・・・。
落ち着けよー。
「京都キャロット鍼灸治療院」の開院お祝いでしょうか。
いつもお世話になっているお客様が、おいしいお菓子を送って来てくださった。
静岡のHさん、どうもありがとうございました。すっごくおいしかったです。
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2018年06月30日(土)
第102回勝手に国労応援ラン [ランニング]
結局、月末日になってしまいました。
今週は特にいそがしかった。月曜に沖縄から帰り、火水連続48時間勤務。木が通院。金が24時間勤務。走るヒマはなかった。
先週土曜の「一人沖縄平和ラン」以来。
月に一度の「勝手に国労応援ラン」をしなくては。
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今日の朝帰りは、ちゃんときくとお散歩に行きましたよ。
そしたら、こんなごほうびネコちゃんが。
ずっとこっちを見つめていたが、きくはいつもの見て見ぬふり。
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午後4時ごろから、「勝手に国労応援ラン」。
雨が降り出す前で、すごく蒸し暑かった。
木野踏切を渡り、叡電線路の北側へ。
このころから比叡山が白く曇ってきた。
大きな雷もビカビカー・・・、ゴロゴロゴロ。
岩倉駅前で折り返し。
雨がポツポツと。
踏切を渡って、今度は線路の南側へ。
通り雨に、後ろから追いかけられている感じ。
ずぶぬれになると思って早めに引き返したが、意外や大雨にはならなかった。
家に帰って、わずか4.35km、25分11秒。
めっちゃ短い「応援」になってしまった。
長代川沿いの土道をダウンジョグ。
ねむの木の花がだいぶ落ちてきていた。
来月こそ、もっとしっかり走りましょうねー。
玄関を開けると、きくが「あーこわかった」という表情で飛び出してきた。
ここ何か月かは雷の音に無反応だったので、耳が遠くなったんだと思っていた。ところが、さすがに今日の雷の音は大きかったのか、ぶるぶる震え、よだれタラタラだった。
「オッサンがおるから、もう安心し。」
「オッサンは頼りないしなあ・・・。」
きくの不安は続くよどこまでも・・・。
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【追加】
6月中旬、元国労の中野勇人さんから「転居のご案内」が届いた。
てっきり、新しい職場が決まり、四国を出られるものだと思っていた。
しかし、意外や意外。高知の中で転居。
さらに意外なことも書かれていたが、ここには書けない。
一つだけうれしいこともあった。
「転居のご案内」ハガキに使われていた写真をよく見ると、「平和・憲法九条」ののぼりを背負って走ってられるじゃないですか。
私と「おそろー!」
※ 中野さんは、6月24日に行われた「第33回サロマ湖100kmウルトラマラソン」を12時間13分で完走。これで通算20回完走の「グランドブルー」に。
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2018年06月24日(日)
第6回一人沖縄平和ラン・後半 [ランニング]
今回6回目にして初のネコちゃんからの応援。
60km過ぎの「はんぺんエイド」はよかったわー。
ぺんちゃんは「シャー」と威嚇しての応援?
はんちゃんはすぐにベッドの下に隠れてしまい、写真を撮ろうとしてかがんだら足がつりそうに・・・。
まあ、それでもこれが力になったのはまちがいない。はんちゃん、ぺんちゃんありがとね。
もう少し早ければ、一時帰宅していた真樹にも会えたのに残念。(真樹はカフェバイトから5時10分ごろ帰って来て、5時20分ごろコンビニバイトに出発する。)
後半は予想していた以上にヘロヘロになってしまったが、「真樹のコンビニに10時前に到着」というのを目標にがんばった。
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58号線に入ると、一気に気温が上がったような気がした。
ここから南向きに走ることになるのだが、お日様ガンガン。休けいしようと思っても、日陰がまったくなし。これはつらい。
少し上り坂ということもあり、今日初の1km全部歩き。全部歩くと11分を超える。これは休みなく歩き続けても、1時間に5.5kmくらいしか進まないことになる。
「えーとやな、残り33kmほどやん。1時間に5.5kmちゅうことは、ちょうど6時間かー。今4時17分に6時間を足してっと・・・、10時超えるがなー。」
走れるところはちょっとでも走らないと、真樹の勤務終了時刻に間に合わない。
それは分かってはいるのだが、暑すぎる。休む場所がない。
そんな時に、車から降りて呼び止める方あり。
「がんばってください。荷物になるでしょうが、これを食べてください。」
そう言って、黒糖カステラ(3個入り)をくださった。
ちょっと年配の男性と、若い女性。うちの父娘に近い感じに見えた。
ありがとうございました。喉を通りにくかったけど、1つ食べて、残り2個はウェストバッグに入れて走りました。
沖縄独特のお墓群の中に、一風変わったお墓が。
なんと、キリスト教会。これはなかなか見られない光景でしょう。
やっと50km超え。7時間58分。
全部歩いてしまうとキロ11分台だが、半分走ると9分台、全部走ると7分台という感じ。このあたりは、がんばってキロ8分20秒くらいで走っている。
しかしそれも長くは続かず、また歩き。
自撮りは元気な姿でと思って撮っているのに、苦痛な表情になっている。
そんな時、前からくる車。手を振ってくださってるじゃありませんか!
救世主・比嘉増美さんでした。
「もうちょっと先のコンビニで休けいしますか。」
日陰のないカンカン照りのところを走り続けていたせいか、足がつりそう。一度ゆっくり休けいして、こむら返りを阻止する薬物を投入しなければ。
「ファミリーマート名護真喜屋店」
52.3km、8時間25分。
比嘉増美さんが、スイカをカットしたのを買って持って来てくださった。かなりの量だったが、全部いただきました。私のその食べっぷりに驚いておられました。しんどくても、フルーツならいくらでも食べられます。
このあと、比嘉さんがくださったスポーツミネラルや、ウエストパックに入れてきたコムレケアゼリーなど、持っているもののほとんどを服用。もちろん昼食後分の甲状腺のお薬も。
私が粉薬を飲んでいるときに比嘉さんが話しかけて来られ、返事をした瞬間に口から薬がプー。志村けんになってしまいましたわ。
「増美さんの写真も撮らせてもらいますわ。」
「ダメ、ダメ!」
無理やり撮ったら、うまい具合に顔が隠れてますやん。
ほんとうに助かりました。お世話になりました。ありがとうございました。
ファミマから再スタートは8時間43分。(5時33分)
残り26kmを4時間25分ねえ・・・。
1時間に6km進んだら、なんとか10時に間に合うんちゃうん。
仲尾次を過ぎたあたりから、やっと陽射しが緩くなってきたような気がした。
時々つないでないワンちゃんを見る。
釣人についてきたのかな。
呉我。56.4km、9時間16分。
名護から今帰仁に向かうとき、必ず目に留まるのがこれ。
羽地内海で何をされているんでしょうね。船の修理とかかな?
その時背後から追い抜く車。
「わー、クリステルさん!」
「こんな格好でごめんなさい。夕食の用意をしてたんだけど、増美さんから藤井さんのこと聞いて、すぐに行かなくちゃと思って・・・。」
「それはそれは、ありがとうございます。」
「古宇利島のときも、ゆっくりしゃべれなかったからね。」
「そうでしたね。」
「今度はいつ来られるの。」
「12月の『沖縄100K』には来ようと思ってるんですけど、それまでに一回くらいは来たいですね。」
「来られるときは、また連絡くださいね。」
「はい、ありがとうございます。」
今帰仁村に突入。
真樹がこの近くに引っ越して、もう3回目の今帰仁訪問。その前も真樹が「あいあいファーム」でバイトしていたので、私もこのあたりの道にはかなりくわしくなっている。
食堂マリーさん前で59.6km、9時間45分。
60kmを超えたところで記念写真。
あと18kmちょっとかねえ。
まきの家に寄ったら、ぺんちゃんが「シャー」とお出迎え。
うれしいねえ。
はんちゃんは相変わらず逃げ回り。
ジュースでも飲もうと思って冷蔵庫を物色したが、何もなし。買って用意しとけばよかった。
氷があったのでそれをビニール袋に入れ、顔を洗って再出発。10分近くの休けい。
夕方の6時50分。スタートからちょうど10時間。
これからぼちぼち暗くなってくる。
真樹の家から坂をちょっと上がったところに、ネコ3びき。
おんなじ柄やから兄弟かな。
2ひきはすぐに逃げてしまったが、1ぴきはじっと私のほうを見てくれていた。
「応援、ありがとうね。」(たぶん、応援とちゃうけど・・・。)
あいあいファーム通過。
今帰仁村役場通過。
「ギョギョ」、ビビったなあ。
暗闇に浮かび上がる人形の群れ。
北山高校前のコンビニ。
男子高校生らしき二人連れがコンビニから出てきたので声をかけた。
「こんばんは、北山の生徒さんですか。」
「はい。」
「私京都から来て、この日に毎年走ってるものです。」
「お疲れ様です。」
「北山の大城先生は、異動されずにまだおられますか。」
「えー・・・。」
「大城あきこ先生でしたっけ、駅伝の監督しておられた・・・。」
「あー、はい、大城しょうこ先生ですね。おられますよ。」
「あー、よかった。駅伝で沖縄代表になった時は、いつも応援させてもらってるんです。また、よろしくお伝えください。」
「はい、分かりました。がんばってください。」
そうかー、「昭子」は「あきこ」じゃなくて「しょうこ」やったんか。それにしても、自分の名前も名乗らずに「よろしくお伝えください」はなかったなあ。
今年の北山高校の駅伝メンバーはどうなんやろう。また少数精鋭で勝ち抜いて、京都に来てほしいなあ。
今帰仁はスイカで有名。
「古宇利島ハーフ」のときもスイカエイドがあったらしい。私は食べる余裕がなかったけど。
「子やぎ売ります」の看板はビビる。
子やぎはすごくかわいいけど、たぶん大きくなったら食用。
暗闇にネコちゃん発見。
逃げないので、これは私の応援をしてくれていると見なします。
突然家の陰から「ワワワワワン!」
「ビックリするやんかー、写真撮ったろ。」
今帰仁城祉入口通過。
70km突破、11時間32分。
あと8kmちょっとを1時間半で。全部歩いてしまうと10時をオーバ―してしまう。走れそうなところはちょっとでも走ろう。
道路には街灯がまったくなく、時々あるお店の明かりがうれしい。
具志堅西交差点から美ら海水族館に向かう道は単調。道幅は広いのだが街灯なし。遅い時間なので、時おりバスが通る程度でひっそりしている。
それに下見のときには気づかなかったのだが、ずっと上り坂。これが長かった。
小さな峠を越えると、やっとにぎやかな光が見えてきた。
水族館前のホテルの光だ。
水族館にはいくつもの入口があるようだ。
今まで何回も来ているが、いつもは名護側から。今帰仁側から来たのは初めて。
美ら海水族館中央ゲート前で75.6km、12時間32分。
あと2.5kmほどのはずやけど・・・。30分で行かなー
人一人いないゲートと思ったら、ガードマンさんが一人立っておられた。ひょっとして、夜通しかなあ。ご苦労さんです。
水族館から先は下りが多く、ちょっと走ることもできた。ただし2.5kmよりも長く2.8km近くあった。
ゴール78.38km、12時間59分37秒。
この時、午後9時50分ころ。真樹との約束の、コンビニ勤務時間内ゴールがぎりぎり果たすことができた。
歩道との柵にカメラを置き、記念撮影。
そのあとその柵に座って、真樹が出てくるのを待っていた。
すると、「お疲れ様です」と言ってスポドリを差しだされるカップルあり。
「今日ここで3回目です。東村も走ってられたでしょう。」
ああ、なんてありがたい。東村から本部に来られる方などないと思っていたのに、そんな方もあったんですねえ。
「ここでゴールです。このコンビニに娘が働いているんで。レジにいたでしょう。」
「ああ!」
10時を過ぎて、服を着替えて真樹がコンビニから出て来た。
「パオパオ、なんか買ったげよか。」
真樹は、褒美に一番高いビールを買ってくれようとしていたらしい。
「今はあかんわ。明日買うて―。」
真樹に完走記念写真を撮ってもらって、真樹の車で今帰仁の家まで。
今まで一番長い距離と時間の「一人沖縄平和ラン」になったが、去年に続き「ゴールに真樹がいる」というのがいい励みになった。計画は大成功。
来年の6月23日、真樹がどうなっているか分からないけど、またこのパターンにできたらいいのになあ。
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※真樹に借りたガーミン230Jで全ラップが取れた。
私の覚書として、残しておきます。
6:31 6:13 6:24 7:21 8:14 34:45…5km
7:48 7:15 11:44 7:26 6:13 1:15:12(40:27)…10km
6:25 7:22 7:45 7:22 7:03 1:51:12(36:00)…15km
7:43 9:33 7:24 6:55 8:55 2:31:43(40:31)…20km
19:13 10:57 10:26 7:32 9:20 3:29:13(57:46)…25km
11:22 7:15 7:43 7:41 11:29 4:14:45(45:32)…30km
43:46 9:04 10:00 8:02 8:35 5:34:16(1:19:31)…35km
8:14 8:28 8:58 9:27 12:22 6:21:46(47:30)…40km
9:15 9:02 9:50 9:01 9:02 7:07:59(46:13)…45km
11:10 11:20 10:31 8:23 8:23 7:57:35(49:36)…50km
11:31 11:32 25;01 8:59 7:47 9:02:47(1:05:12)…55km
10:07 7:52 8:25 9:41 7:28 9:46:22(43:35)…60km
19:21 9:21 8:49 8:22 10:31 10:42:49(56:27)…65km
8:50 9:49 10:10 10:43 9:55 11:32:19(49:30)…70km
11:06 8:56 12:32 11:12 9:37 12:25:34(53:16)…75km
11:46 10:03 8:11 4:02(0.38km) 12:59:37…ゴール78.38km
ちなみに、ちょうどキロ10分ペース、3456カロリー、、ビッチ149でした。
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2018年06月23日(土)
第6回一人沖縄平和ラン・前半 [ランニング]
朝8時50分、名護市役所スタート。
東村、大宜味村、名護市、今帰仁村をまわり、最終本部町の「ファミリーマート・海洋博公園前店」に夜9時50分ゴール。
78.38km、12時間59分37秒。距離も時間も今までの最長。
よくがんばりました。
応援してくださった皆様、どうもありがとうございました。
もうちょいで、10時勤務終了の真樹に置いて行かれるところでした。
店がはけてから、真樹に撮ってもらったゴール記念写真。
さすがに真樹が撮ってくれたから、私もええ顔してますね。
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名護市役所まではバスで行くつもりだった。65番・本部半島線(本部回り)、湧川バス停8時12分というのに乗ろうと思っていた。
でも真樹が送ったげると言ってくれたので、ゆっくり朝ごはんを食べた。
そして、いつもの甲状腺の薬にプラス、コムレケア、ガスト―ル、マグネシウムなどを服用。お水ではなく、kusuさんお勧めの「OS−1」と共に。
去年12月の「沖縄100K」で試してみたこむら返り対策が成功したので、できるだけその時と同じようにした。シューズはスカイセンサーJAPAN、ゲーターはC3fit。ウェアにはこだわりがないので、「ランナーズ9の会」のTシャツと、ネットで買ったちょっと厚めの「9パンツ」。
名護市役所前には、「21世紀の森RUNクラブ」の比嘉増美さんと仲村さんが待ってくださっていた。
仲村さんとスタート前の記念写真。
そして8時50分くらいに、東に向かってスタート。
キロ8分〜8分半ペースが理想だが、とにかく暑くなるまでに走れるだけ走っておきたい。
2.2km地点の世冨慶から、いきなりきつい上り坂。それでも元気なうちはグイグイ上る。
森の駅で5.8km、39分半。
上り坂でもキロ7分を切るペース。行けるところまではこのペースで行ってしまいたい。
早くも自撮りタイム。
元気な時の姿を撮っておかないとね。
8km弱、二見の旧道とバイパスの分かれ道。
約束通り、玉城さんがかわいいお孫さん二人を連れて応援に。
お姉ちゃんは、私が背中に背負っているのぼりをしっかり見てくれていた。
「平和・・・。」
もっと時間があったら、しっかり説明したかった。
小さい子に「平和」の説明をするとき、「誰とでも仲良く」という言い方をすることが多い。たしかに大事なことだが、実際問題としてそれは無理な話だ。
私なら、「自分が苦手な人とも助け合って生きていく」ことだと説明したい。自分がしんぼうできる範囲で相手を最大限許容する。そして困っていたら助ける。「苦手な人も排除せず、共に生きていく」のが平和の基本のように思う。これをうまく説明できるようになりたいなあ。
妹ちゃんからはラムネ(菓子)をもらった。これがまたおいしくて・・・。
私のラムネ好きを知っているのは、玉城さんからの入れ知恵かな。
ここで休んだのはわずか4分ほど。
もっとゆっくりしゃべったらよかった。でも、「変なおっちゃん」は受け入れがたいかも・・・。
私が坂を下りて行く間も、ずっと手を振り続けてくれていた三人。
その時、二人の女の子と手をつながせてもらって、ちょっとでも歩けばよかったなあと悔やまれた。
まあ、また今度。それまで覚えといてね、変なおっちゃんのこと。
見下ろすと、二見の集落とその先の大浦湾。
二見で10km、1時間15分。
4分の休けいを挟んでも、キロ7分半ペース。
バイパスのトンネルを出た高架道路。
あこを走るよりは、集落の近くを走った方が値打ちがある。
岬の先に見えるのは、新米軍基地建設予定地。
毎年「沖縄慰霊の日」は、工事は自重されている。
大浦わんさかパークの牛さんと記念写真。
ちょっと休んでいきたかったが、まだ涼しいうちに少しでも進まなくては。
ここからの大浦湾沿いのコースは、「久志20kmロードレース」のコースそのもの。
こんな静かでいいところなのに、どうしてもアメリカ軍の基地を作らなくてはならないのでしょうか。
瀬嵩。(大浦から2km)
ここも米軍関係施設でしょうか。
緑風学園(小中一貫校)。・・・ 名護市は、複式学級の課題解消のため、平成21年4月に二見以北地域の4小学校(久志小、三原小、嘉陽小、天仁屋小)を統合しました。そして、再び複式学級に陥らないための特色ある学校づくりとして、同じ地域に所在する久志中学校と施設を一体にした小中一貫教育校を開校しました(平成24年4月)。
6月23日は沖縄県独自の休日になっている。もちろん、全小中学校もお休み。今年はたまたま土曜日に当たったので、すべての小中学校がひっそりしているものと思っていた。
ところがこの小中一貫校は、運動会の練習をしていた。マイクから流される教師の大きな声が、付近の静寂さを台無しにしていた。こんな経験は、6年目の「一人沖縄平和ラン」で初めて。
沖縄も「小中一貫校」という得体のしれないものに毒されてしまったのだろうか。せめてこの日は、家や近所の人から昔の話を聞く日にしてほしい。
沖縄戦の犠牲者の慰霊より、運動会の練習のほうが大事なんて・・・。信じられない!
汀間(てぃーま)。(大浦から4km)
5年前、春オバアは施設に入っていると聞いたが、今も元気にしておられるのかなあ。
カヌチャリゾートホテル前。(大浦から6km)
名護市安部。(大浦から8km)
オスプレイが墜落した安部。
こんな記事を見つけました。
オスプレイ 墜落から1年 安部区は今
嘉陽に到着。(大浦から10km)
20.7km、2時間37分。
この共同売店には、大きなテントがあり座るところもある。
のぼりをおろして、ゆっくり休けい。
12分ほど休んで再スタート。
ここからしばらく山道が続く。
顔が隠れても人と出会うこともほとんどないので、用意してきた帽子をかぶろうと思ったら「ガーン!」
すでに、どこかで落としていた。
この先ずっと炎天下なのになのに、どうすんのよ。
そうそう、このかわいいワンちゃんにはちゃんとあいさつしておかなくては。
聖火台の前で自撮りしようと思ったら、顔が3分の1に。
さあ、ここからは延々と続く上り坂。
1km進むのに11分ほどかかった。
見事な松?
緑風学園に統合されて休校になった天仁屋(てにや)小学校。
いい学校なのに、もったいないねえ。
「オーシッタイ」、なんか聞いたことあるなあ。
「おー失態!」
ちゃうちゃう、ここは「大湿帯」という集落らしい。
あとで調べると、このオーシッタイ地区は沖縄で一番最後(1982年)に電気が通ったところだそうだ。一時オジイ一人なってしまったが、そこから移住者が増え、現在は12世帯30名ほどの集落らしい。
「しゃし・くまーる」さんというカフェが、去年20年目にして閉められたとのこと。(はちみつ屋さんは続けておられるらしい。)
2009年のブログ「相方さんが行く」の中の記事を見ると、ネコもいて琉球犬もいて・・・。その時から9年かー、見にいきたいけど、もうおらんかもね。
真樹がやってみたいと言っているカフェ、ここ「オーシッタイ」でどうですか。
(「オーシッタイ」関連記事のリンクをはろうとして失敗。興味のある方はぜひ検索してみてください。)
カーブミラーに写った自分を写真に。左右反転しています。
山道を抜け、やっと海岸沿いの道に。
「おっ、ここは『なごうら100』のときにエイドステーションだったところ・・・。」現在改装中ですね。
たしか、ここで「21世紀の森RUNクラブ」の才野さんに追いついた。思い出の場所です。
まっすぐ行けば東村役場。左折すれば名護市源河。
左折すればだいぶ近道になるが、やはり予定通り進むことにした。
ガソリンスタンドの蛇口をお借りして、顔を洗い、水を飲ませてもらった。ありがとうございました。
またまたきつい上り坂。
やっと30km、4時間15分。
坂道で時間がかかり、ここまでちょうどキロ8分半ペース。
もうお腹ペコペコ。
「森のハーブガーデン」というところの駐車場の一角に沖縄そば屋さんがあった。
「なんか食べんと、走れません!」
おねえさん一人でやっておられるお店。
お客さんは私だけ。
「ソーキそばとアイスコーヒーお願いします。」
「今、アイスコーヒーはサービスです。」
「やったー!」
ソーキそばにお漬物がいっぱいついていた。こんなん見ると、ごはんも欲しくなりますねえ。
汗でボロボロになった予定表を見たが、ここまでは思い通り。
ちょっとお昼ごはんが早いけど、腹が減っては進めません。
この先は、キロ8分半ペースを大幅に超えないようにがんばることが大事。
ほかにお客さんがおられなかったので、「そば処はな」のおねえさんと話し込んだ。
「どちらからですか。」
「今日は名護市役所をスタートして、ぐるっと回って本部にゴールする予定です。」
「お一人で?」
「娘が名護の大学を卒業して、そのまま今帰仁に住んでいるんです。それで、毎年『沖縄慰霊の日』にはこうして走ってるんですよ。」
「娘さん、今はどうされてるんですか。」
「将来は沖縄でカフェをしたいって言ってます。今はカフェとコンビニにバイトに行ってます。」
「ここでカフェされたら。」
「えっ、ここで?」
「オーナーがいい方で、ハーブガーデンのお客様が喜ぶからと言って、土地代はなしで店を出させてもらってるんですよ。来月には、京都からピザのお店を出しに来られんですよ。」
「へー、そうなんですか。今日ゴールしたら、娘に言っときますわ。」
お腹いっぱいになり、アイスコーヒーもすごくおいしかった。
ここで30分以上時間を取ってしまったが、これも予定通り。
お店を出て走り出すと、ちょうど仲村さんが応援に来てくださった。いいタイミング。お店に入っているときだと見つけられず、探し回ってもらうところだった。
氷や飲み物など、たくさんの差し入れ。ありがとうございました。
川ではカヌーの練習ですかねえ。
又吉コーヒー前、33.3km、5時間20分。
さっきアイスコーヒーを飲んだばかりだが、今度はホットコーヒーが飲みたくなった。でも、そんなに休んでばかりいられない。
東村役場まですぐだと思っていたが、意外に遠い。
役場は国道から少し離れたろなので、その分カット。国道331号線をそのまま大宜味村方面へ進むことにした。
またまた峠越え。
このあたりはパイナップル畑が広がっている。
肥料の匂いかしらん。はんぺんの○ンコのような匂いが・・・。
溝にはまっていた亀さん、干からびてへんか心配だったが、ちゃんと動いていました。
「亀よりこっちが干からびる―!」
やっと見つけた自販機で、ファンタグレープ購入。
全然日陰が見つからなかったが、なんとか農具小屋らしきものにもたれかけて。
立派なクモさんを観察しながらジュースを飲みほした。
塩屋湾にかかる橋を渡り、南側の道路へ。
毎年4月に「塩屋湾一周トリムマラソン」が行われている。
コースは、今日私が走っている逆回り(左回り)のようだ。
一度出てみたいが、なかなかスケジュールが合わんのよねえ。
ここはボート競技の会場にもなるんですね。
ということは、トライアスロンコースにもピッタリ。
ここでやってくれると、真樹も私も参加しやすいんですけど・・・。
前半終了地点が近づいてきたので、元気に走っている姿を自撮り。
見てくださっている方はすごく少ないですけど。
湾岸沿いのコースは単調だが、トンネルがいいアクセントになる。
2つ目のトンネル。
日なたをできるだけがんばって速くはしり、涼しいトンネル内はゆっくりと。
「おー、もうすぐ58号線に出る―。ここまでは、しっかり走れたなあ。」
前半後半の区切りと考えていた宮城橋南に到着。
43.8km、6時間57分。
車での計測では45.6kmだったが、国道から外れる東村役場往復を省略したため、予定より1.8km短かった。
ここを15時に再スタートできたらいいと思っていたが、すでに40分以上オーバー。(15時47分)
でも,強烈なアップダウンコースをこのタイムで来れたので良しとしましょう。
(注)後半に続く。
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