パオパオだより

2015年09月16日(水)

イエイ! [ガードマン]

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 今日は○ナート。
 11時30分から20時30分なので、朝が楽チン。
 平日の○ナートは、川端入口・南出口・川端搬入口の3ヶ所をローテーション。
 この中では、私は南出口が好き。駐車場から出られる車に対して「ありがとうございました」と言いながら誘導する。私がお辞儀すると、そのお返し率は50パーセント以上。「礼に始まり礼に終わる」、ほんとうに日本はいい国だと思う。

 私たちガードマンは、この坂を下りきった道路の前に立っている。この坂はドット柄の滑り止めが刻んであるので、スピードを出して下りてくる車は「ゴーーー」とすごい音がする。 
 その暴走運転手を見てみると、9割以上が女性。こないだその話をヨメさんにすると、「女の人は、そんなんでストレスを発散してはんにゃわ」と言っていた。

 ついでにその先に立っているガードマンに車でぶち当たり、向かいの公園までふっ飛ばしたら・・・。ストレス解消するでしょうね。

 それでやられてしまったら、私のイエイ!(遺影)はこれ(↓)にしてください。

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2015年09月15日(火)

「またあおね」 [ガードマン]

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 「またあおね」と言われたとき、神さんが使わされた天使かと思いましたわ。

 今日は、6月2日以来のまさかの漢字博物館。ここは、私が唯一苦手としている短気逆上型のY村隊長がおられる。
 「ブログに愚痴を書くのは最悪やしなー、でもそんなことしか書くことないなー」と思っていた矢先・・・。

 私が立っていたゲート前で、向かい側を歩く女性からの少女のような視線を感じた。今までしていたように、このときも軽く会釈。するとその女性がツカツカと近づいてこられた。
 「ご苦労様です。」
 「ありがとうございます。」
 「あのー、おいしいあめちゃん持ってるし、ひとつあげますわ。」
 「それはそれは、遠慮なくいただきます。」
 「がんばってね。またあおね。」
 「はい。」

 「またあおね」って?
 私と彼女とは知り合いでもなんでもない。たぶんこのご近所の方だと思うが、私がここに来るのは3ヶ月ぶりだし・・・。

 「またあおね」と言われたとき、はからずもドキドキしてしまった。そんなことを言われたのは生まれて初めてのこと。
 タネを明かせば、その彼女は75歳くらい。それでもそのときの私にとっては、確実に「癒しの天使」でした。ちょっとムカムカしかけていた私を、あめちゃん(キャラメル)の甘さがしずめてくれた。いいタイミングで登場してくださって、ほんとうにありがとうございました。

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 「抹茶キャラメルの君」は御茶屋街へ。
 曲がり角で見えなくなる前に、後姿だけ撮らせてもらおうと思った。すると、シャッターを押した瞬間にこちらを振り返り会釈された。
 なにか私の心の中まで見透かされているようで・・・。とにかく不思議な体験でした。ほんとうにまたあえるんでしょうか。これっきりのような気もします。

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【RUN】

 9月9日の「国会前アピールラン」以来、まったく走っていない。無理から走る理由付けをしないとなかなか走れない。困ったもんです。

 今日は6時くらいに帰ってこられたので、意を決してちょこちょこラン。
 まずは長代川1kmコースを2周、13分01秒。
 そのあと3kmコースへ。17分31秒。
 「なんにもせんよりはまし」という程度の練習ですね。ちゃんとした今後の練習計画を立てないと・・・。

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【今日のきく】

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 走り終わったあと、ダウンジョグがてら、ヨメさんときくのお迎え。

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 きくは、今までほえまくっていた嫌いな犬とあっても相手をしなくなった。かしこうなりました。

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 10歳をすぎて、やっと落ち着いてきたんでしょうか。
 (人間で言うと50代かな?)

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2015年09月14日(月)

なにもない原っぱが一番好き [平和]

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(画像クリックで拡大)

 9月5日、京都新聞にカラー一面の意見広告が掲載されていた。私は毎日新聞もとっているのだが、そちらには掲載されていない。一地方新聞にこれだけの広告を出すとは、その心意気がひしひしと感じられる。
 私が子どもたちに残したいのは、「なにもない原っぱ」ですね。そんなところが、私の心が一番落ち着く場所。軍事基地を作って心が落ち着く人っていったい・・・。

 先日ヨメさんから、「商売に支障が出るし、政治活動的なことはやめてや」と言われた。
 「はー?」という感じ。
 私は、いまだかつて政治活動的なことをした覚えがない。何の団体にも所属していないし、集会やデモにも行ったこともないし。ただなんやかんや理由付けして、便乗アピールランをしているだけである。へらへらしながら走るのが好きなだけなんです。
 第一、賢明な「京都キャロット」のお客様の中に、そんな勘違いをされる方もおられますまいに。うちのお客様をもっと信頼してもいいように思いますが・・・。

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2015年09月13日(日)

ヨメときくの職場訪問 [ガードマン]

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 今日の夕方、思いもかけぬヨメときくの私の職場(○ナート)訪問。
 ヨメさんのニッサン・ルークスは処分したので、私のトヨタ・シエンタで。
 「こどもにはおとうさんの働いているところを見せておかないと」という感じでしょうか。ちがうか。

 今日私は南入口担当だったのだが、ヨメさんが入ったときはいそがしくて写真は撮れず。しかし、南出口から出て行ったときは少し余裕があったので「ヨメときく」の写真が撮れた。

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 休けい時間に写真がちゃんと撮れているかどうか確認していると、ガードマン仲間のいっちょかみのS井さんが覗き込んできた。
 「その人はどなたですか。」
 「ヨメさんですわ。今日来てくれたんで、大あわてで写真撮ったんですわ。」
 「えっ、だいぶ歳の差のある奥さんですか。」
 「まあ6歳下ですけど、そうゆうても53ですわ。」
 「いや、若く見えますねえ・・・。」
 「そんなんゆうてもうたら、またヨメさん喜びますわ。」
 「えー・・・、犬のほうですけど。」
 「なんすか。そんなオチ付きですか。」
 「へへへへへ・・・。」

 ほんとうにエネルギッシュで楽しいS井さん。50歳くらいかと思っていたら、58だそうだ。初めて私の歳に近い人を見つけた。楽しいいっちょかみ。また、うちのヨメさんを(オチなしで)ほめてくださいね。

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2015年09月12日(土)

「おっちゃん、おっちゃ〜ん」 [ガードマン]

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 「おっちゃん、おっちゃ〜ん・・・」

 今日は○ナートの南出口。駐車場から出てくる車に、いつものように「ありがとうございました、どうぞー」と言っていると、「おっちゃん、おっちゃ〜ん」と呼ぶ女性の声あり。
 私のことを「おっちゃん」と呼ぶ者は限られる。さて・・・。

 私の姪は全部で7人。しかし、この○ナートに買い物に来そうな姪って・・・。
 よく見ると、その声は私の姪ではなく甥の嫁のかおりちゃん。「義理の姪」って言うんでしょうか。ガードマン姿の私にすぐ気づいてくれたということは、今もこのブログをしっかり見てくれているってことですね。ありがとう。ええ甥の嫁じゃー。

 変なおっちゃんでごめんやけど、これからもよろしくねー。

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【今日のきく】

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 「今日はいっぱい散歩したし、もう行かんでいいでー」とヨメさんが言う。でも、このときくらいしかきくとのふれあいタイムがないので、お散歩決行!

 今日もきくのジャンプ写真撮影失敗。ジャンプしたあとのおケツしか写っていませんでした。

 家に帰って、一瞬の隙を突いてきくの体重測定。正確ではないかもしれないが16.5kg。ちょっとだけスマートになってますねー。

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2015年09月11日(金)

「お家に、帰ろう」 [書評]

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■内容(「BOOK」データベースより)

 人間の無責任という罪で消されるいのち。殺処分の現場を目の当たりにした著者は、憤りとショックでその場に座り込んだまま立ち上がることすらできなかった。そしてその怒りは、いつしか「殺処分ゼロ」を強く願う意思へと向かう。絶望の淵から希望へとつなぐ「いのち」のエッセイ。

■著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

尾崎/たまき
 1970年熊本市生まれ。写真家。19歳のときにスキューバダイビングを始め、独学で水中写真に取り組む。2000年、コマーシャルフォトスタジオを退社し、上京、水中写真家・中村征夫氏に師事する。2011年よりフリーとして独立。現在は、水俣をはじめ、三陸、動物愛護センターなどをライフワークとして追いつづけ、精力的に写真展で発表している。

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 9月9日は「国会前アピールラン」のあと、神宮球場でヤクルトの応援をするつもりだった。ところが台風通過で試合は中止。仕方なく有楽町へ映画を見に。ところが、ほとんどが18時30分が最後。東京って、こんな健全な街やったん?
 もうどこにも行くあてがないと思ったとき、東京駅前に「八重洲ブックセンター」が見つかった。あちこちウロウロして立ち読みしたあと地下へ。
 地下の壁には、ワンちゃんの写真がいっぱいはってあった。

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 「お家に、帰ろう」

 その写真を見だけで、涙があふれ体がふるえだしてきた。
 その本を手にとって見ると、壁にはられていた写真が小さく小さく掲載されていた。衝撃を緩和するために、小さな写真にされたのだろうか。

 「白い犬」のところは心臓がドキドキした。「いったい我々人間は何をやってるんやろう」とつくづく思う。

 「また一緒に走りたかったよ」
 「またおいしいおやつをくれるのを待ってたよ」
 「またなでてほしかったよ」
 「またあごをひざのうえに置いて眠りたかったよ」
 「またあのおもちゃで引っぱりっこして遊びたかったよ」
 「またお顔をペロペロなめたかったよ」

 「迎えにきてほしかった」
 「最期までずっと一緒にいてほしかった」

 私が人生で一番泣いた日は・・・。
 普通なら、母が亡くなった日でしょう。
 でも先代犬・えりちゃんが死んだときはもっと泣いて泣いて泣いて・・・。
 でも一番はそれじゃない。
 ルビコかパティコかどっちか忘れたけど、子猫を生んだとき未熟児がいて、生まれてしばらくして死んでしまった。そのとき、「せっかく生まれてきたのに、なんにもいいことなかったやんかー」と言ってワンワン泣いた。たぶんあれが人生最大の泣きだった。あんまりワンワン泣いたので、ヨメさんはひいてしまっていた。
 泣いててもなんの役にも立たん。私が死ぬまでに、「なんにもいいことがなかった」ワンちゃんネコちゃんを減らす活動をしよう。

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