2015年05月31日(日)
「だれかとおもたら、おまえか!」 [ガードマン]
今日は、左京区高野のショッピングモール。
土日にバイトの予定を入れてもらうと、いつもここにしてもらえる。ここはなんと言ってもI隊長がよろしい。「ユーモアたっぷりの京男」ってとこですかね。
さてさて、20分ほどの休けい時間のこと。家から持ってきた今日の新聞を広げて読んでいると・・・。
「新聞だだっぴろげて読んでるやつはだれかと思ったら、おまえか!」
「(ギクッ!)」
おー、なんてこったい。私の苦手な漢字博物館のY隊長じゃーあーりませんか。
「人手が足らんちゅうことで、1年半ぶりにここに来た。」
「そうやったんですかー。休みなしで、たいへんですねえ。(なんで日曜までこのおっさんに会わなあかんねん!)」
ここにはY隊長の知り合いがほとんどおられなかったみたいで、そのあとずっと私に話しかけてこられた。カラスに(ハゲ頭を)襲われた話などなど・・・。おかげで貴重な休けい時間が水の泡。
まっ、いいか。人からあまり相手にしてもらえない人から好かれてしまう。これが私の立ち位置なんでしょうか。
今日は、以前ちょこっとしゃべった滋賀のKさんとけっこう長くしゃべることができた。Kさんは40代前半かな。すらっとした体型のおっとこまえ。土日だけガードマンのアルバイトをしているとおっしゃっていた。
中3の娘さんがおられ、陸上部で長距離をやっているとのこと。体型も顔もお父さんそっくりらしいので、「美人アスリート」候補ですね。今後もぜひ陸上を続けて、「京都キャロット」のお客様になってもらいたいものだ。
それから、いつもの笑顔で癒される真樹と同い年の北海道出身のSさん。
「札幌においしいラーメンがあるんですよ。『山岡家』っていうんですけど。こないだ山岡家のラーメンと同じ匂いがするって思ってよく見たら、それは堆肥でした。あの匂い、なんとも言えないですよね。京都にも『山岡家』があると思ったのに、なくてショックでした。札幌に来られたら、ぜひ食べて下さいね。」
「雪のように白い天然ボケ」のSさんらしいすごいコメントでした。
仕事はつらいけど、こんなふうにいろいろな人と話せるだけでも「めっけもん」なんかなあ。
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きくの葛藤 [わんこ・にゃんこ]
今日のガードマンのバイトは、うちから一番近い左京区高野。それも11時からなので、家を10時に出たら余裕で間に合う。
朝7時前に起きたら、ちょうどヨメさんが家を出て行くところだった。今日は宝ヶ池でマラソン大会があり、直前に許可をいただいたので一人で出店しに行くと言う。私は前からバイトの予定が入っていたので、こちらを優先。
朝早くに、ヨメさんがきくの散歩もごはんも済ませてくれていた。ただし、私も中途半端に時間があったので、久しぶりにきくの朝散歩へ。
昨日は体を洗われ、いろいろ薬を飲まされたらしい。そんなこともあって、ヨメさんときくとの間で小さなバトル。ヨメさんはきくを下に置いたまま寝てしまったが、私が2階まで運んでヨメさんの部屋に押し込んでおいた。
「和解できたんかな?」
ヨメさんは毎日お勉強と仕事でてんてこまい。それにきくの世話も・・・。
きくもきくなりの葛藤があるみたいで・・・。
お気楽な私は、ガードマンのアルバイト。
「行ってきまーす。」
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2015年05月30日(土)
「鬱の力」 [書評]
寮の管理代行のバイト先で、パソコンの個人使用が禁止された。あー、ヒマ。
でもその分、本がじっくりと読める。新書はだいたい3時間あったら読める。これからはこれですね。しょうもないサイトを見ているヒマがあったら読書しましょう。
寮のバイトでは、私のブログの「続きます」のところを書く時間にぴったりだったが、これからはそういうわけにはいかない。「続きます」が「続きません」になってしまうがなー・・・。
この本の中で一番印象に残った部分。
◇ ◇ ◇
香山 五木さんは鬱を克服するにあたって、ノートをつけていらしたそうですけどね。精神医学でも認知療法といって、自分の考えを自分で捉え直すことがあります。皇太子雅子様も、今認知療法を受けているようですね。とにかく自分のことを書いていくわけですが、五木さんの場合、書いたノートをあとで読み直したりしますか。
◇ ◇ ◇
わかった!
私のブログ「パオパオだより」は、自分自身への認知療法やったんですね。
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2015年05月29日(金)
第65回勝手に国労応援ラン [ランニング]
今日はガードマンのアルバイトは休ませてもらった。しかし、夜11時から24時間の寮の管理代行。あんまりゆっくりはできない。
今月はJR湖西線・近江今津駅からスタートしたかったのだが、丸一日使える日でないとこれは無理。京都みなみ会館の会員リザーブチケットの使用期限が今月末に迫っている。ということで、今日は映画と「勝手に国労応援ラン」の両方を一日でやらなくてはいけない。
それなら地下鉄で九条まで行って映画を見て、帰りに走って帰ったら一石二鳥。10時から1時まで「神々のたそがれ」を見て、京都みなみ会館を1時10分にスタート。
この格好で冷房の効いた映画館に3時間。体が冷え切ってしまいました。「映画とラン」はウェアの調節が難しい。
5分も走らないうちに八条通。
ちょうど目の前を新幹線が横切った。
西本願寺の北東角にある太鼓楼。新撰組ゆかりの建物らしい。
(注)もうちょっと、続きます。
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2015年05月28日(木)
軍靴の響き [ガードマン]
今日も木津川堤防。
暑い中、またボーっと立っているだけの一日かと思ったら・・・。
ざくざくざくと、迷彩服を着た自衛隊員が5名。無言で私の前を通り過ぎていった。「炎天下における歩行訓練」でもしておられたのだろうか。
時はまさに「戦争法案」の国会審議中。自衛隊出身の今井雅之さんも今日亡くなられた。
あの5名の自衛隊員も、「集団的自衛権」の名の下に海外出兵させられるのだろうか。
半村良氏の「軍靴の響き」を読まなくては・・・。
上の写真は軍靴ではなく、私を悩ますガードマンの半長靴。私はぞうりをはいても皮がめくれて痛々になるくらい。こんな硬い靴をはきこなすことはできない。それに、中がむれてむれて。悩み多いですわ。
(注)もうちょっと、続きます。
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2015年05月27日(水)
「フジイさん! こっち来て!」 [ガードマン]
「フジイさん! こっち来て!」
「えっ、あっ、はい。」
私の班の班長さんから無線が飛んできた。「なんか怒られるんかなあ・・・」と思いつつ班長さんのところへ。
「フジイさん、体が前後に揺れてたでー。あれは危ないわ。ほっといたら倒れてしまうと思って呼んだんや。車に戻ってクーラーかけて涼んでき。」
「はい、ありがとうございます。」
私らが立っているところは、木津川堤防の迂回路。4人1組の班で、班長さんは「入ってはいけません」の看板の熊にそっくりのKさん(女性)。私は、声と体型がそっくりなので「くるよちゃん(今いくよくるよの)」と思っている。
そのK班長さんは良く通る声なので、たいてい無線なしでじかに話しかけてこられる。その班長さんが急きょ無線を飛ばされたので、よっぽど危ないと思われたんでしょうね。
「自覚がないのが一番恐いねん。ちょっとでもおかしいと思ったら、すぐに言わなあかんで。」
ああ、ありがたいお言葉。
たしかに暑さで頭がおかしくなりかけたけど、K班長さんのようなしっかりした人の下でなら何とかなりそう。
(注)もうちょっと、続きます。
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2015年05月26日(火)
やっぱり誰かが私を試している [ガードマン]
今日から、私が行っているガードマン会社は夏服。ただし夏服と言えども長袖。炎天下立ちっぱなしはつらいどー。
今日は初めての木津川堤防。
私一押しの心優しき九州男児M隊長でさえ「あそこだけは二度と行きたくない」と言われた伝説の現場。「堤防やからなんにもない。体を隠すところもない吹きっさらしに一日中立ちっぱなしで、体がおかしゅうなってしもたわ。」
今日はその夏バージョン。体を隠すところもない炎天下で、体をじりじり焼かれましたわー。
初めてはく半長靴で靴ずれ。左くるぶしの下の皮がむけて、痛い痛い。
原因不明のくしゃみと目のかいかい。これは堤防に生えている雑草のどれかの花粉に反応したようだ。へっくしょん、へっくしょん。めーごしごし。
あー、やっぱり誰かが私を試している。
「おーおーへなちょこ、おまえはどこまでできるかな?」てか。
炎天下、靴ずれ、花粉症。
「さあ、次はなんじゃー。かかってきなさい!」
お楽しみはお昼ごはん。ここはほか弁。
私が「幕の内御膳」(650円)をお願いすると、「へーめずらしい、今まで幕の内御膳を頼んだ人はあんまりおらんなー」とのこと。
今日印象に残ったシーン。
下請け会社の作業員の気のいいおっちゃん。数字の「97」みたいなめずらしいお名前。そのおっちゃんが、このエリアの責任者からボロカスに怒られていた。たしかにミスをしておられたのだが、「何もあんな言い方しなくてもいいのに」という感じの怒られ様。もちろんエリア責任者は「97」さんのずっと年下。
ここで考えた。
「お父さんの仕事見学」という企画があったとする。「97」さんのお子さんは、お父さんがボロカスに怒られているのを見たら悲しくなるだろう。しかし、エリア責任者のお子さんはボロカスに怒っているお父さんを誇りに思えるだろうか。「97」さんのお子さん以上に悲しくなるかもしれない。そんなことを思いながらそのシーンを見ていました。
たしかに今までで一番しんどい現場だったかもしれない。ただM隊長からの話で覚悟ができていたので、なんとか持ちこたえることができた。
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