2015年05月26日(火)
やっぱり誰かが私を試している [ガードマン]
今日から、私が行っているガードマン会社は夏服。ただし夏服と言えども長袖。炎天下立ちっぱなしはつらいどー。
今日は初めての木津川堤防。
私一押しの心優しき九州男児M隊長でさえ「あそこだけは二度と行きたくない」と言われた伝説の現場。「堤防やからなんにもない。体を隠すところもない吹きっさらしに一日中立ちっぱなしで、体がおかしゅうなってしもたわ。」
今日はその夏バージョン。体を隠すところもない炎天下で、体をじりじり焼かれましたわー。
初めてはく半長靴で靴ずれ。左くるぶしの下の皮がむけて、痛い痛い。
原因不明のくしゃみと目のかいかい。これは堤防に生えている雑草のどれかの花粉に反応したようだ。へっくしょん、へっくしょん。めーごしごし。
あー、やっぱり誰かが私を試している。
「おーおーへなちょこ、おまえはどこまでできるかな?」てか。
炎天下、靴ずれ、花粉症。
「さあ、次はなんじゃー。かかってきなさい!」
お楽しみはお昼ごはん。ここはほか弁。
私が「幕の内御膳」(650円)をお願いすると、「へーめずらしい、今まで幕の内御膳を頼んだ人はあんまりおらんなー」とのこと。
今日印象に残ったシーン。
下請け会社の作業員の気のいいおっちゃん。数字の「97」みたいなめずらしいお名前。そのおっちゃんが、このエリアの責任者からボロカスに怒られていた。たしかにミスをしておられたのだが、「何もあんな言い方しなくてもいいのに」という感じの怒られ様。もちろんエリア責任者は「97」さんのずっと年下。
ここで考えた。
「お父さんの仕事見学」という企画があったとする。「97」さんのお子さんは、お父さんがボロカスに怒られているのを見たら悲しくなるだろう。しかし、エリア責任者のお子さんはボロカスに怒っているお父さんを誇りに思えるだろうか。「97」さんのお子さん以上に悲しくなるかもしれない。そんなことを思いながらそのシーンを見ていました。
たしかに今までで一番しんどい現場だったかもしれない。ただM隊長からの話で覚悟ができていたので、なんとか持ちこたえることができた。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 4 )
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コメント
ろぐままさん、コメントありがとうございます。
付けたしのように書いた部分もしっかり見ていてくださってうれしいです。
「自分の背中を見せることができる親」、むずかしいですね。私の場合、背中よりも顔でしょうか。昨日廉に言われました。
「その松崎しげるみたいな顔はなに?」
「これがガードマン焼けちゅうやっちゃ!」
きっとわが息子は、「こんな人間にはなりたくない」と反面教師として見てくれていると思います。
ところで、「関西的えぐいことプロジェクト」は進んでいますか。6月14日の「みかた」、楽しみにしていますよ。
世の中、本当にいろんな方がいらっしゃいますよね。
「お父さんの仕事見学」・・気が引き締まりました。
私も仕事で色々ありまくりです・・自分の常識まで歪んでゆきそうで、悲しくなること多いです。
自分の背中を見せることができる親でありたいです。
私も『がんばりまっせー!』
あんぱんまんさん、コメントありがとうございます。
「あんぱんまん」と言われても、それに当てはまりそうな方がたくさんおられるのでねー。どの「あんぱんまん」さんかなあ?
最近ガードマンネタばかりなので、アクセス数が減っています。そんな中で、「はげまされます」と言ってもらえたらほんとうにうれしいです。
「がんばりまっせー!」
ガードマンのお仕事 よくやられてます。はげまされます。