2015年05月16日(土)
ゆれる警備員詰所 [ガードマン]
今日は左京区高野のショッピングモール。
ここは休けい時間がしっかりと守られている。お昼ごはんが35分。ふつうの休けいが1時間半ごとに25分(配置現場から詰所への往復時間を含む)。これなら集中力を切らさず働くことができる。
詰所は4階にあり、禁煙でいいのだがその場所が駐車場のはしなのでちょっとたいへん。上を自動車が通るたびに、地震のように大きく揺れる。初めて来たときはほんとうに地震かと思った。
また水道がきていないので、手を洗ったりするのにも2階のトイレまで行かなくてはならない。毎日10人以上のガードマンが配置されているところなので、水道くらいは引いてもらいたいなあと思う。
それでもここはガードマンの平均年齢が若く、私は居心地がいい。今は土日祝の増員の時しか呼んでもらえないが、平日も来れるようになったらいいのに。
なんてったって家から近い。行きは自転車で20分弱。次に近いと思われる祗園でも40分近くかかるので、その差は歴然。
それに朝がゆっくりできる。私が配置される場合、11時から20時、11時半から20時半、12時から21時のどれか。一番早いときでも家を10時に出たら余裕で間に合う(勤務開始30分前には到着しておくようにと言われている)。
ガードマンの仕事は京都の南部が多く、どこも6時台に家を出なくてはならない。一番遠いところ(久御山など)は5時台に出ることも。左京区市原から行っとるんやから、そらたいへんやでー。左京区とか北区の仕事が増えていったらいいのになあ・・・。
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きくの朝ちゃん [わんこ・にゃんこ]
「警察犬訓練士とシェパード」に見えません?
いつもはヨメさんがきくの朝散歩に行ってくれている。
今日私はお昼からのバイトなので、久しぶりの朝ちゃんぽ。
念願だった「きくのジャンプ」の写真も撮ることができた。
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2015年05月15日(金)
5.15 [わんこ・にゃんこ]
今日5月15日は、京都では葵祭、沖縄は本土復帰43周年。
今日の京都新聞夕刊の「きょうの歴史」には、「国内初の3世ゴリラ誕生 1982(昭和57)年・・・京都市動物園(左京区)で国内初の3世ゴリラ『京太郎』が誕生した。海外でもめずらしい快挙で、名前の公募には2180通のはがきが集まった。パートナーを迎えた9ヵ月後の1993年9月1日、急性心不全で死んだ。」
2180通の中の1通は、当時私が担任していた小5の辻君が応募した「こうじ」。「先生、『こうじ』って書いて出しときました」と言ってきたときの辻君のうれしそうな顔、今も忘れられない。私と同じ「こうじ」という名前にしておいたら、長生きできていたかもしれないのにね。
4年前の5月15日の朝、8ひきいたうちの猫で最後に残っていたあんもが死んだ。21歳11ヶ月(推定)、よく長生きしてくれた。
今日バイト中にあんものことを考えていた。一番うれしかったのはなんやろう。体が弱って何日も何も食べられなくなくなって、いよいよもう終わりかと思ったとき、ちょっとだけ缶詰を食べてくれたことがあった。ひょっとしたら、これでまた元気になるかもとうれしくなった。あのときが一番うれしかったかな。けっきょくはそれ一回きりで、また食べられなくなって数日後に死んでしまったのだけれど。
あんもは今、ほかの7ひきの猫と1ひきの犬(えりちゃん)といっしょにいなかの畑の横に眠っている。もうぺったんこの「くろねこせんべい」みたいになってんのかな。
こないだ、「ボクが死んだら地獄であんもに会えるのが楽しみやわ」と言うと、「あんも、天国におるんちゃうか」とヨメさんが言う。「それ、話がちゃうがなー。」
今から天国行き目指すのは無理かなあ。
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手袋泥だらけ [ガードマン]
今日は祗園。
ガードマンは、必ず白手袋をしなくてはならない。手で合図をするときにはっきり分かるようにということだと思う。
しかしいろいろな作業もするので、手袋が泥だらけになることもある。今日は、ダンプのタイヤを洗うホースを伸ばすときに泥だらけになってしまった。
歩行者に止まってもらおうとこの手を出すと、「えっ?」というような顔で手先を見ておられた方もいらっしゃった。手袋は2つ持っていかなあかんね。
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【今日のきく】
ビールの点数をためて「誰でももらえる野菜プレゼント」が届いた。
きくは、自分の食べ物ではないと分かっているみたい。
次は「どんな悪いワンちゃんももらえるプレゼント」に応募せんとあかんね。
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2015年05月14日(木)
「憲法主義」 [書評]
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2015年05月13日(水)
腸閉塞十二指腸潰瘍高血圧 [ガードマン]
「体重が11kg減りました。」
「やっぱり。後姿がえらい細ならはったと思ってたんですよ。」
「3月26日にお腹の痛みが治まらんようになって、近くの医者に行ったら『紹介状を書きますから、すぐに大きな病院にいってください』ゆうことになって・・・。」
「3月26日て、ボクがここにバイトに来た翌日やないですか。」
「そうやな。」
T隊長は、「腸閉塞、十二指腸潰瘍、高血圧」で入院。手術は回避されたが、それからものが食べられなくなりほとんど点滴。1ヶ月で11kg減り、「20代の体重になった」と言われていた。今も週3回点滴を受け、固形物は食べられないそうだ。
それにしても、私がバイトに来た翌日に体調悪化とは・・・(原因は私?)。
それにしても、ちょっと入院しただけでまたしんどいガードマンの仕事に復帰されているとは・・・。
(注)もうちょっと、続きます。
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2015年05月12日(火)
インテリジェンス [ガードマン]
京都駅近くのホテルか漢字博物館かと予想していたが、まさかまさかの阪急電車洛西口。ここは、3月25日に一度行ったきり。
ここのT隊長さんも九州男児。
しかし、(私にとっては荒く感じられる)九州弁はほとんど聞かない。それどころか、話の節々にお上品さを感じる。
これはなぜかと考えてみると、まず話すスピード。T隊長はゆっくり。また、こちらの話もしっかり聞いてくださる。
「人の話をしっかり聞き、自分が話すときはゆっくりと」、これがかしこく見える基本かも。私もこれを忘れないようにしよう。
「これぞ、インテリジェンス!」
阪急電車と山陰街道が交差するところ。ここの高架化工事の関係車両の出入の誘導。
ななめ向かいはワンちゃんのトリマーショップ。
見てたらおもしろいかなあと期待したが、おもしろくはなかった。
向かいのセブンイレブンでトイレをお借りしている。
せめてお昼ごはんはここで買わないとね。
のり弁430円はいいとして、お茶の140円はもったいなかった。次はお茶持っていこー。
朝は降っていなかったが、11時前からポツポツ。午後はかなりきつい雨になった。
そのため、工事の予定変更。
「藤井さん、しばらく誰も来ないから、座ってゆっくりしてもらったらいいですよ」とT隊長。ありがたい、ありがたい。
15時(午後3時)の休けい時間には、コーヒー(100円)とドーナツ(110円)を購入。ちょこちょこ買っておかないと、トイレ借りにくいもんね。
今日は午後から雨の予報だったので、車で。バス→地下鉄→阪急と乗り継いだら1時間近くかかるが、車だと42分で行けた。料金も片道640円かかるが、現場近くの駐車場は800円。雨のときはこれですね。
明日も同じ場所。距離が16kmもあるので自転車は無理。また車で行きましょうかねえ。
帰り「京都キャロット」によると、またきくがブルブル。なんで恐がるかなあ。よう分からんなあ。
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2015年05月11日(月)
「華氏451」 [映画]
◎なつかしの映画館 近松座より
■物語
焚書隊が出動する。現在の消防隊の姿に似ているが、目的はまったく違う。物語の時代は書物を禁じた世界。焚書隊は書物を見つけ次第火炎放射器で焼き尽くすのが使命である。
隊員のモンターグ(オスカー・ウェルナー)はまじめな仕事振りで昇進間近だった。ある日、仕事帰りのバスの中で、妻とソックリな娘メイ(ジュリー・クリスティ:妻と二役)と出合った。メイは言った。「昔は火を消すのが仕事だったって本当?」 「・・・・」 「何故、本が駄目なの?」 「本はガラクタだ。何の役にも立たん。本は人を不幸にする。反社会分子をつくる」
しかし、モンターグは娘に惹かれた。
家では妻リンダが例によって大型テレビを見ていた。家には活字らしいものは何も無い。生活の中心は大型画面のテレビである。しかし、モンターグは自分の部屋に密かに本を隠し持っていた。焚書隊の仕事で掠めてくるのだ。彼は本が読みたくて仕方が無い。チャールズ・ディッケンズを読み始める。
ある日、モンターグはメイの教室へ招かれた。「夕べ、本を読んだ・・・」モンターグは告白した。メイの部屋には本が沢山あった。モンターグは複雑な心境だった。本来なら焚書隊として、これらの本を焼き尽くさねばならないのだ。
モンターグは老婦人の家へ出動した。家の中は書物が溢れていた。集められた書物の山へガソリンがまかれた。隊長は言う。「哲学書は有害だ。小説より始末が悪い。人間の運命は決定されていると説く。アリストテレスなどは読むと自分が一番偉くなったと信じ込む。だから、本は焼かねばならん。全部な!」
老婦人は本の山の中に立った。そして、マッチに火をつけた。「・・・本は生きものよ・・・」 火は本の中に放たれた。老婦人は本と共に炎に包まれたのだった。政治に対する抗議の自殺だ。
モンターグは悩んでいた。メイからは「本の人々が住む村」の存在を聞いていた。そこでは、各人が本そのものになり、総てを暗誦して、内容を後世に伝えようとしているのだ。
ある日、モンターグは仲間の密告で逮捕される寸前、隊長を火炎放射器で殺し、逃亡した。
モンターグの姿が、「本の人々が住む村」にあった。そこには多くの人々が各人の一冊を歩きながら暗誦しているのだった。メイもいた。モンターグはエドガ−・アラン・ポーを暗誦し始めた。
■映画館主から
レイ・ブラッドベリのSF小説の映画化です。原作はナチの焚書にヒントを得たといわれますが、確かに焚書隊のコスチュームはナチスの兵服にソックリです。読書を禁じ、思想統一を図ろうとする全体主義に対する痛烈な批判です。
ヒッチコキアンであるフランソワ・トリュフォーは音楽に「めまい」のバーナード・ハーマンを起用。そのせいか、音楽の雰囲気が「めまい」にソックリです。ジュリー・クリスティーが妻とメイの二役を演じますが、「二役」というのも「めまい」の影響ではないでしょうか。
主演のオスカー・ウェルナーは同じくフランソワ・トリュフォーの「突然炎のごとく」(’61)で注目されました。「愚か者の船」(’65)では、アカデミー主演男優賞にノミネートされました。
それと「ドクトル・ジバゴ」(’65)のジュリー・クリスティ。妻役よりもボーイッシュなメイ役の方が魅力的でした。
しかしながら、文字のまったく無い世界では私たちは生きていけません。本好きな私などは気が狂うかも知れません。
トリュフォーは徹底的に文字の無い世界を描きたかったのか、映画が始まるとタイトル文字もスタッフ、キャストの文字もありません。ナレーションでそれを処理するというアイデアです。さすがに後半、本を読むシーンが出てきて、ラストは“ END ”の文字で締めくくります。
題名の「華氏451」とは本に火がついて燃え出す温度だそうです。
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今日はゆっくり。
午前中「あいおわ治療院」午後に「アリス歯科医院」というパターンは同じ。しかし今日は歯科医院が11時半からだったので、午後に時間ができた。
これは久しぶりの映画へGO、それも「京都みなみ会館」だ。今月末使用期限の会員チケットを使わなくては。
前から見たいと思っていた「華氏451」。
1966年の作品なので、私が小5のときですか。
うなった。この映画はうなった。
私的には傑作中の傑作です。
一番印象に残った場面は「焚書」の場面ではなく・・・。
薬物中毒で意識不明になった主人公の奥さんを、主人公が発見する場面。急いで救急車を呼んだが、訪れたのはあやしい二人組。「全身の血を入れ替えますから。1時間ほどで済みます。」その作業が終わったあと、「これで奥さんはビンビンでっせー」みたいな言葉を残して去っていく。ありゃなんじゃい?
まあ、ごちゃごちゃ解説してもムダ。見るべし。
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【RUN】
「あいおわ治療院」で。
「藤井さん、円皮鍼(えんびしん・・・丸い形をして皮膚内にとどめておく鍼の総称)されてるじゃないですか。どこで手に入れられたんですか。」
「あっ、肩に貼ったやつははがしたのに、足の分はがすの忘れてましたね。実はうちのヨメさん、去年から鍼灸の専門学校行ってますねん。それで、これしてもらいましてん。ボク、ほんまの長い鍼は苦手で・・・。」
「そうやったんですか。それはすごいですね。実は私も針は大の苦手で、前に打ってもらったら40度くらいの熱が出たんです。針は合う人と合わない人がはっきりわかれてしまうんで、経穴(けいけつ・・・気の通り道である経絡上に点在する点。一般的にツボとも呼ばれているが厳密には異なる)のほうに特化してやっていかれたほうがいいように思います。」
「うちのヨメさんは、『ランナーの痛みをなんとかしてあげたい』ってゆうてますわ。」
「それはいいことですね。いずれどこかで働かれるのだと思いますが、よかったらうちに来てください。」
「ありがとうございます。そんなゆうてもろたらヨメさんよろこびますわ。帰ったら伝えときます。」
でも働くとかどうとかの前に、国家試験は? いやいやその前に卒業は?
今はまだまだその段階の話です。あと2年、がんばってもらわねば。
右アキレス腱外側の痛みは、骨盤のゆがみから来ているらしい。高橋大輔似の先生にテープをしてもらった。
足の具合が良くなるまで、長い距離は走らない。
また練習最短コースの3km。18分06秒。これくらいなら、ほとんど痛みは出ない。このあと土のコースを中心に2kmほど。当分、こんなもんですかね。
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