2013年04月18日(木)
わんわん運動会の思い出 [わんこ・にゃんこ]
「きく、パオパオがこのボールほるし、取りに行くんやでー。」
「・・・。」
「・・・このボールねえ。今日初めて見るやん」と、きく。
「きく、行けー!」
取りに行くには行ったが、くわえない。
ただし、犬がくわえない場合は飼い主が持っていっしょに帰って来てもいいというゆるいルール。
しかししかし、3投目。
私より早くボールにたどり着いたきくが、ボールをくわえてるじゃありませんか!
「えー、そんなんできるんですかー!」
「きく、かしこいなあ。」
私より早く戻ろうとするきく。
「このゲームのルール、分かっとるがなー。」
「できたー、できたー」と喜んでいるかのようなきく。
ゲーム中は夢中になっていて、何点取れたか分からなかった。
30mのコースが10分割してあり、手前から10点、20点となり最高が100点。1分間でこれをくり返し、総得点で争う。
きく・パオパオペアは、50+80+80+90くらいだったんでしょうか。総得点300点。3位入賞の360点に迫る大活躍。もし次に出ることがあれば、絶対に300点は超えられる。
ちょっとは、「雑種魂」見せられたかな。
「30mダッシュ」もようがんばった。
ただし、中型犬部門はプロとも言えるボーダーコリーが席捲。できたら、「ボーダーコリー以外の中型犬部門」か「雑種犬部門」を作ってほしいなあ。
でも、きくも私らから逃げるときやネコちゃんを追いかけるときのスピードは強烈。ボーダーコリーにも負けないくらい。あのスピードがゲームでも出せれば、ボーダーコリーともいい勝負ができる。
「ボーダーコリー! しっかり顔洗って待っとけよー。」
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【RUN】
絶不調。
土曜の3kmレースのダメージから回復できていない。のどの痛みが治らず、体全体が重い。
昨日も休み、今日も走るのはやめておこうかと思っていた。しかし、3kmだけゆっくり走ることにした。
走り出したが、体はフラフラ。途中で引き返そうかしらんと思うくらい。それでも何とか走りきって、18分14秒。このあと走ったり歩いたりでプラス1km。
当分は無理しないようにしよう。
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【今日のきく】
「こうじさんこうじさん、はよはよ。」
きくの散歩から帰ってきたヨメさんが、なにごとぞというくらいの騒ぎ。
「きくの写真撮ってー、かわいいし。」
タンポポの種が顔にいっぱいついていた。
でも、写真に撮るとよく分からない。
それより、廉のおもしろい話。
「こないだバイト先の奥さんがきく見やはって、『ちょっと太ったね』って言わはってん。そんで、『避妊手術してから太りだしました』って言ったら、『えっ! メスやったん!』ってビックリしてはったわ。」
うちの近所の方は、みんなきくのことをオスだと思い込んでおられます。
「よっ、おっとこまえ!」
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2013年04月17日(水)
「ひまわりと子犬の7日間」 [映画]
◎映画.comより
■解説
宮崎県の中央動物保護管理所で起こった実話をもとに、犬の親子と管理所職員の絆を描いたドラマ。原案は山下由美の「奇跡の母子犬」(PHP研究所刊)。ある日、母犬と生まれたばかりの子犬が保健所に収容され、母犬のひまわりは子どもを守るため近寄る人すべてを激しく威嚇する。その姿を複雑な思いで見つめる保健所職員の神崎彰司は、なんとかしてひまわりの心を開かせ、里親を見つけようと奔走するが、なかなかうまくいかない。保健所に収容された犬は、飼い主が見つからなければ殺処分されることが決まっており、ひまわり親子にも刻一刻とその期限が迫っていた……。山田洋次作品で助監督や脚本を担当してきた平松恵美子が初メガホンをとった。主演は堺雅人、ヒロインに中谷美紀。
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去年11月の「旅芸人の記録」以来の映画。5ヶ月ぶり。
去年は4年ぶりに私の年間映画鑑賞本数が一桁(9本)になってしまった。
今年はもっともっと映画館に行こう。
「ひまわりと子犬の7日間」は、沖縄で真樹と見に行く予定だった映画。でも、真樹も私もお疲れで見に行けずじまいになってしまった。京都でも今週の金曜で終わるようなので、どうしても見に行きたかった。今日は何の割引もなく、正規の1800円で。
映画が始まり、いきなりから泣けて泣けて・・・。でも、初めは涙がこぼれないように気をつけていた。しかし、保険所職員の娘・里美ちゃん(小6)がお父さんとしゃべる場面では何回も涙がこぼれてしまった。
「里親にもらわれなかった犬はどうなるの・・・。」
「犬を殺してしまうお父さんなんか大嫌い・・・。」
「お父さん、あの親子も殺してしまうの・・・。」
私はお父さん側の立場で見るべきなのに、完全に里美ちゃん側になって見ていた。
ただ、あんなふうに自分の娘に自分のことをしっかり話せる父親はいいなあとあこがれる。
この映画のテーマはなんだったのだろう。
私は、「凶暴犬を作り出すのは人間」ということのように思えた。さらに飛躍すると、「凶暴な人間を作り出すのも人間」なのかも・・・。
DVDになってからでもいいので、ぜひ真樹にも見てもらいたい映画だ。
この映画と直接は関係ないが、殺処分ゼロを達成した熊本市動物愛護センターの本も読んでみようっと。
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【今日のきく】
きくも、一回は子犬を産んで育てたかったやろうな・・・。
ごめん。
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2013年04月16日(火)
イエラム サンタマリア [雑感]
伊江島マラソン3km優勝のごほうびでいただいたお酒。てっきりワインだと思っていたが、伊江島産サトウキビで仕込まれたラム酒だった。その名も「イエラム サンタマリア」。
今日、私とヨメさんと廉で飲んでみた。アルコール度数37パーセントということでかなりきつかった。でも、説明書に書いてある通りシークワーサーを少し入れてみると、ぐっとマイルドになり飲みやすくなった。
ヨメさんにはちょっとだけは喜んでもらえたようだ。
ゴール後、気持ちの悪いせきが止まらず大変だった。ゴール先の給水所に置いてあった黒砂糖をなめ、何とかおさまった。しかし、そのあと呼吸がしにくいくらいの苦しさ。それはレースから3日目になる今日も続いていた。
今日、あいおわ治療院の高橋大輔似の先生に診てもらった。
「急激にスピードを上げた場合、呼吸器系がそれについていけずに無理な動きをする事があります。それで呼吸器系に大きなダメージを与えたのかもしれません。」
腕の付け根のあたり、首筋、あごの裏側などをゆるめにマッサージしてもらった。これでだいぶ楽になった。
優勝したからいいものの、これ優勝じゃなかったら当分走りたくないようなダメージだった。
今回の優勝の要因は・・・。
?ヨメさんのしゃーないなあという容認的応援。
?スタートまでの時間がたっぷりあり、余裕を持ってレースに臨めた。
?ウルトラ、フルを捨て短い距離にかけるという姿勢が徹底できた。
でも、たかが3kmでこんなに大きいダメージは考えもんです。
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【RUN】
また日月と2日間完全休養。今日は少しでも走ろうと思った。
1.3+3+1で5.3km。3kmは17分11秒。
走るのが嫌いにならないようにするのはむずかしいですね。
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【今日のきく】
綾部のじょん君もするという「あごのせ」。
うちのきくは、廉のひざにあごのせするのが好きみたい。
これは、「はよ、えさくれんかい!」。
このあとよだれがダラー。
この顔がまたかわいいんだー。
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2013年04月15日(月)
きくはくぉーんくぉーん [わんこ・にゃんこ]
今日もジェットスターで関空へ。
いつものバターンで乗り継いで、家到着は5時20分。
バイトさんのおみやげを持って「京都キャロット」へ。
私を見つけたきくは、くぉーんくぉーん。
ちょっとは私の帰りを喜んでくれてんのかな。
今朝、事件が。
前回来たときに買って設置した時計が落下。ガラスが割れてしまった。
100円ショップで買ったフックには耐荷重量2.5kgと書いてあったのに、こんな軽い時計が落ちてしまうなんて・・・。
急いで時計をばらしてガラスをはずし、ロープでぶら下げてみた。
「これでええか。」
「うん。」
ちょっと前の真樹ならこんなちょっとしたことでも落ち込んでいた。でも、今はニコッ。これも成長の一つかなと思う。
真樹の話を聞いていると、大学では自分から話しかけている場面も多いようだ。それは、高校の時にはほとんどできなかったこと。今日もまた楽しいことがあるといいね。
偶然、例の犬おじさんに会った。今日もアンポンタンの「タン」を連れて。犬のえさにする残飯を集めておられた。
私の原稿の下書きにはOKをもらった。
「読んでいて涙が出てきました」というありがたいお言葉。
「そんなたいそうなもんじゃないですよ。」
那覇空港ではゴーヤーチャンプルセット(680円)。
このとき、真樹がおさしみを食べたいと言っていたのを思い出した。今回は食べる機会がなかったけど、次は絶対に食べような。
きくのくぉーんくぉーんは、あっという間におしまい。
あとは家に帰って、オッサンをいたぶったろってか。
夜はコンビにまでお散歩。
今日も元気だ、オッサン咬も咬も。
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2013年04月14日(日)
パオパオ祝勝会 [雑感]
「真樹、パオパオの祝勝会しようぜ。」
「ひとりでしとき。」
「はい。」
朝起きて外の天気を見ようとしたとき、昨日優勝のごほうぴでもらった花が開いていた。
「まあなんてきれい・・・。でも昨日は自分でも笑ってしまったなあ。」
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◎沖縄タイムス4月14日朝刊
2326人快晴ラン 伊江島マラソン
【伊江島一周マラソン取材班】第21回伊江島一周マラソン大会(主催・伊江村、主管・同大会実行委員会、共催・沖縄タイムス社、伊江村体育協会、伊江村商工会、伊江島観光協会)が13日、同村内のミースィ公園を発着点に開かれた。
ハーフの部の男子は大城大地(26)=浦添市=が1時間16分52秒で4連覇、女子は内兼久美幸(32)=同=が1時間33分9秒で初優勝に輝いた。
3キロ、5キロ、10キロ、ハーフの部に県内外から過去最多の2519人がエントリー。2326人が出走し、雲一つなく晴れわたった空のもと、島の景色を楽しみながら汗を流した。2123人が完走し、完走率は91・3%だった。
※ここから私が創作したウソの記事。
○・・・3km50代男子優勝は、藤井廣司(57)=京都府。2年前、高校生の娘・真樹さんと訪れ今回が2回目。2年前は真樹さんにいいところを見せようと3、5、10kmと3種目連続で出場、3連続入賞を狙った。結果は惜しくも2、4、3位。
今回は一番得意な3km1本に的を絞った。その結果は11分20秒という好記録での優勝。
優勝の賞品の花が何か分からず、「これはゆりじゃないですよね」と大会役員に聞かれたらしい。「すごくけげんな顔をされて、『ハイビスカスです』と答えられました」とのこと。
「沖縄のことは少しは知っているつもりでしたが、ハイビスカスも分からないようではまだまだです。4月から娘が沖縄の大学に進学したので、これからは娘にいろいろと教えてもらいます。今年娘は来られませんでしたが、来年はぜひ親子で参加したいと思っています」と来年への意気込みも語っておられた。
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これで、真樹のアパートのベランダもにぎやかになった。
以前比嘉増美さんにいただいたランと、昨日私がゲットしたハイビスカスと。
今日は、南風原町の映画館へ「ひまわりと子犬の7日間」を見に行く予定だった。しかし、真樹はそうとうお疲れ。私もたった3kmのレースのあととは思えないほどのダメージ。
映画に行かない場合はバイクの練習をさせようと思っていたが、あいにく一日中雨。さて、真樹はいつバイクに乗れるようになるのでしょうか。
お昼はイオンの中の「はなまるうどん」。
夜は真樹の手作り。これで、パオパオ祝勝会ということにしときましょう。今日もおいしかった。
ヨメさんに頼まれていた「生もずく」を買いにスーパーかねひでへ。
今日は清明(シーミー)。一日中雨で、比嘉家も玉城家もたいへんだったでしょう。
レジ前には、お饅頭どっさり。
ちょっと夢に出てきそうです。
100円ショップでタッパーを買い、かねひでで買った生もずくをセット。100g49円で500gほど。250円くらい。安く買えました。これが家へのおみやげ。
明日京都に帰ってからはしっかり働きます。
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2013年04月13日(土)
第21回伊江島一周マラソン [ランニング]
逃げて逃げて逃げて・・・、大逃げに成功して優勝!
3km男子50代の部、11分20秒で第1位。
1kmごとは、3分29秒→3分44秒→4分07秒。
最後の上り坂300mはさすがに失速。しかし2kmまでは7分13秒と、想定していた7分半を上回る大逃げがうてた。
朝真樹のアパートのドアを開けると、必ず裏にネコちゃんがいる。飼っておられるのか勝手に住みついているのか・・・。どちらにしても、朝一番にかわいいネコちゃんに会えると気分がいい。
「今日は優勝できそうな気がするー。」
真樹を大学へ送っていく。
今日は新入生の古宇利島ウォーキング。国際学群10クラス300人が全員で8km歩くらしい。
昨日は寒かったのに、今日は快晴。歩くには少し暑いかもしれない。でも、きっとまた新しい友だちができるでしょう。しっかり楽しんできて。
その帰りに例の「犬屋敷」へ。
初めはそんなつもりはなかったのだが、私が連載している「ねっとわーく京都」にここのことを書かせてもらうことにした。その下書きと写真に目を通してもらおうと思い立ち寄った。
「いいことばっかり書いてませんよ。批判的なことも入ってます。」
「そりゃそうでしょう。そのほうがいいんです。」
自分の思い通りの行動をしている人に批判は集中する。でも、「動物を助けたい」と言いながら何もしていない人よりはましではないか。ここにいる犬たちが、ここに来ることになった理由を作ったのは誰なんでしょう。批判者にはその観点が欠落している。ただ、かくいう私も何もしていない人ですが・・・。
私は、自称犬将軍のSさんのしあわせそうな笑顔がまた見たかっただけかもしれない。Sさんの現在の活動が、批判されることなく続けられるようになればいいと願う。
しゃべってる間、ずっと私の足にしがみついてヘコヘコを続けていたショーン。おかげで左足のすねは傷だらけ。
「今日レース出んなんちゅうねん!」と怒ってもおかまいなし。
私の左足から、なんかいいにおいでも出てるんかしらん。
10時本部港発のフェリーで伊江島へ。
レースは午後スタートなので、日帰り参加も可能。
約30分で伊江島へ。
とんがった城山(伊江島タッチュー)がきれいに見えた。
うちのきくちゃんの柄に似たワンちゃん発見。
ちょっと飼い主さんとお話したかったのだが、なんせ外国人ファミリー。勝手に写真だけ撮らせてもらった。
2年ぶり2度目の伊江島。
前回は真樹もいっしょだったので車ごと来てドライブしたのだが、今回は節約で人のみ。
会場へ向かう「心臓破りの坂」にはかわいいブタ(?)。
2年前にはなかったなあ。
会場はまだ閑散としていた。
でも、出店テントはもうOK。
受付でいただいた食券を使って食べようかとも思ったが、まだちょっと早すぎる。
まずはコース試走。2年前に走ったのだが、あのきつい坂以外はほとんど覚えていない。
GPS腕時計をつけスタート。距離も正確かどうか確かめておきたい。
スタートして200mは平坦。そこを右折するときつい下り坂。300mで20mの高低差。ここでぐっと前に出なければ。
下りきったら、今度は左折。
途中こんなかわいい置物もあった。レース本番は必死なので、これも気がつかなかったでしょうね。
1km地点は、きわめて正確。
しっかり計測してあるようだ。ここまで3分40秒以内で来たい。300mの下り坂をうまく走れば可能でしょう。
1.4kmくらいで右折。そこを少し走れば中間点。
また右折するまでの200m足らずも少し下っている。
途中にこんなん置いてありました。何でしょうね。
こんなんもほえてました。ちっちゃいワンちゃんです。
2km地点も正確。
ここまでを7分半以内で走りたい。そうすれば逃げ切り可能。
牛のにおいがしたので立ち寄ってパチリ。
このにおいを思いっきり吸って、残り800mをがんばらねば。
残り500mから「心臓破りの坂」。どの種目もラストは共通で、この坂を歩いてしまうランナーが多い。
ここはしっかり腕を振って、なんとかキロ4分ペースくらいで行きたいところ。
坂を上りきったら、ゴールまであと200m。
2年前は、真樹がこのカーブでカメラを持って待ってくれていた。
誰もいないゴールアーチに勝手にゴール。
GPS腕時計では3.02km。最後の1kmは若干長いのかも・・・。
この試走で作戦はバッチリ。
あとは体調を整えるだけ。
まずは腹ごしらえ。
私が申し込んでおいた魚汁。ご飯つき、乾燥モズクつき。味噌味ですごくおいしかった。量も、レース前にはちょうどいい感じ
まだレースまで時間がたっぷりあったので、丘の上のベンチでお昼寝。日向は暑いのに日かげは寒い。
1時50分、開会式が始まったので見に行った。
沖縄では、参加賞Tシャツをその日のレースに来て走るのが常識。今年の伊江島マラソンTシャツは赤。
大会長である伊江村長に向かって宣誓する伊江中学校の生徒さん。
左端のかわいい方は、元沖電気宮崎の川上優子さん。
ゴール後の写真を撮ってもらえないかもと思い、先に撮ってもらった。
あとは、もう一度しっかりアップをして・・・。
2kmほどジョギングをしたあと、坂下りと坂上りの練習。
シューズはもちろん最軽量の「ソーティスーパーマジック5」。短い距離で坂があればこのシューズに限る。
さて、ハーフスタート10分後の2時40分、3kmがスタート。
今日は絶対1列目と決めていたが、後から来た若者に前に出られいつもの2列目からのスタート。
スタートの直線200mは飛ばしたつもりなのに、他のランナーがさらに飛ばしてやや出遅れ状態。最初のカーブを曲がって下りに入ったところでパワー全開。そしたらなんと先行していた高校生たちを全員抜き、一時全体のトップに。
ギャラリーからは、「おー!」という驚きの声。
そらそうでしょう。60近い白髪のオッサンがトップ走ってたら。
まあ、坂の半分の150mはトップ取れたかな。ただ、下り終わった時には5人くらいに抜かれていた。
直線平坦地に入り1km地点、3分29秒。
廉が「パオパオの下りの速さは半端じゃない」とほめてくれている言葉を思い出してがんばった。
このあとも数名に抜かれたが、いったんトップに立っているので抜いていくランナーが何歳くらいかを見極める余裕はあった。
2km地点、7分13秒。
私の想定していた7分半より17秒も貯金がある。ここで優勝を確信した。あとは後ろを振り向かず、ただひたすら走るだけ。
上り坂に入って、懸命に腕を振った。しかし、やっぱり上りは苦手。若い子らにここでだいぶ差をつけられた。
ゴールして自分の腕時計を見たら「11分20秒」。目標より10秒も速い。もしこれで、私より先にゴールしている50代がいれば仕方ない。
記録証発行所でいただいた結果は、「50代の部 第1位 (総合12位) 11分20秒」
バンザーイ!
今日の結果は、私を快く送り出してくれた眞寿美さん、いつもアドバイスをしてくれる廉、いつも応援してくれる真樹、そしていつも楽しませてくれるきくのおかげです。
みんな、ありがとね。
それから、応援メッセージをメールで送ってくださった比嘉増美さん。本当にありがとうございました。すごく力強く思いました。
こんなしあわせそうなカップルも走ってました。
「ブログに載せさせてもらいます」と言ってきたが、ここにたどり着けたでしょうか。
ゴール後しばらくは、例の気持ち悪いせきが止まらず。自分では90パーセントくらいの力が出せたかなと思う。ただ廉のようにゴール後ぶっ倒れるとこまではいっていないので、まだ伸びしろはあるかな。
せきがましになったところで、真樹の分の沖縄そばを食べた。走った後は麺類が食べやすい。おいしかった。
会場内をぐいぐい引っ張っていく口の黒いワンちゃん発見。写真を撮らせてもらった。
「コトブキ・メス・まだ1歳たらず」
「えー、名前がコトブキ! なんていうおめでたい名前!」
「この子のお母さんは、『ヒデンカ』っていうんですよ。」
「えー、ヒデンカ・・・。」
まあほんとにかわいいワンちゃんだった。
もちろん、口黒仲間のうちのきくの写真も見ていただきました。
この大会では、食券とは別に500円分のフリー食券もついている。それは食べ物だけではなくおみやげ物にも使える。私は、アオサや伊江島チョコレートクッキーなどをいただいた。また、綾部の「じょんのび」さんとかに持っていこー。
立派な菊も、「ご自由にお持ち帰りください」とドーンとたくさん置かれていた。
でも、男の人はほとんど無関心だったみたい。
早く帰るつもりが、6時までフェリーがなし。
待合所まで行って休けいすることにした。
船はもう到着していた。
「いえじまのさとうきびアイス」(200円)、おいしかった。
港の伊江島牛さんに優勝メダルをかけ記念撮影。
6時出港のフェリーは6時半ころ本部到着。
そのときちょうど夕日が沈むところだった。
本部港から約15km、真樹のアパートには7時到着。
さっそく賞品を全部出して、またまた記念撮影。ワインはヨメさんが喜んでくれるかな。
真樹へのおみやげはこれ、「たっちゅう塩飴」。
真樹も8kmのウォーキングで疲れて帰ってきたが、がんばって晩ごはんを作ってくれた。マカロニグラタンとピーマンミンチ詰め。舌をやけどしそうになったけど、すごくおいしかった。ありがとね。
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