2013年04月13日(土)
第21回伊江島一周マラソン [ランニング]
逃げて逃げて逃げて・・・、大逃げに成功して優勝!
3km男子50代の部、11分20秒で第1位。
1kmごとは、3分29秒→3分44秒→4分07秒。
最後の上り坂300mはさすがに失速。しかし2kmまでは7分13秒と、想定していた7分半を上回る大逃げがうてた。
朝真樹のアパートのドアを開けると、必ず裏にネコちゃんがいる。飼っておられるのか勝手に住みついているのか・・・。どちらにしても、朝一番にかわいいネコちゃんに会えると気分がいい。
「今日は優勝できそうな気がするー。」
真樹を大学へ送っていく。
今日は新入生の古宇利島ウォーキング。国際学群10クラス300人が全員で8km歩くらしい。
昨日は寒かったのに、今日は快晴。歩くには少し暑いかもしれない。でも、きっとまた新しい友だちができるでしょう。しっかり楽しんできて。
その帰りに例の「犬屋敷」へ。
初めはそんなつもりはなかったのだが、私が連載している「ねっとわーく京都」にここのことを書かせてもらうことにした。その下書きと写真に目を通してもらおうと思い立ち寄った。
「いいことばっかり書いてませんよ。批判的なことも入ってます。」
「そりゃそうでしょう。そのほうがいいんです。」
自分の思い通りの行動をしている人に批判は集中する。でも、「動物を助けたい」と言いながら何もしていない人よりはましではないか。ここにいる犬たちが、ここに来ることになった理由を作ったのは誰なんでしょう。批判者にはその観点が欠落している。ただ、かくいう私も何もしていない人ですが・・・。
私は、自称犬将軍のSさんのしあわせそうな笑顔がまた見たかっただけかもしれない。Sさんの現在の活動が、批判されることなく続けられるようになればいいと願う。
しゃべってる間、ずっと私の足にしがみついてヘコヘコを続けていたショーン。おかげで左足のすねは傷だらけ。
「今日レース出んなんちゅうねん!」と怒ってもおかまいなし。
私の左足から、なんかいいにおいでも出てるんかしらん。
10時本部港発のフェリーで伊江島へ。
レースは午後スタートなので、日帰り参加も可能。
約30分で伊江島へ。
とんがった城山(伊江島タッチュー)がきれいに見えた。
うちのきくちゃんの柄に似たワンちゃん発見。
ちょっと飼い主さんとお話したかったのだが、なんせ外国人ファミリー。勝手に写真だけ撮らせてもらった。
2年ぶり2度目の伊江島。
前回は真樹もいっしょだったので車ごと来てドライブしたのだが、今回は節約で人のみ。
会場へ向かう「心臓破りの坂」にはかわいいブタ(?)。
2年前にはなかったなあ。
会場はまだ閑散としていた。
でも、出店テントはもうOK。
受付でいただいた食券を使って食べようかとも思ったが、まだちょっと早すぎる。
まずはコース試走。2年前に走ったのだが、あのきつい坂以外はほとんど覚えていない。
GPS腕時計をつけスタート。距離も正確かどうか確かめておきたい。
スタートして200mは平坦。そこを右折するときつい下り坂。300mで20mの高低差。ここでぐっと前に出なければ。
下りきったら、今度は左折。
途中こんなかわいい置物もあった。レース本番は必死なので、これも気がつかなかったでしょうね。
1km地点は、きわめて正確。
しっかり計測してあるようだ。ここまで3分40秒以内で来たい。300mの下り坂をうまく走れば可能でしょう。
1.4kmくらいで右折。そこを少し走れば中間点。
また右折するまでの200m足らずも少し下っている。
途中にこんなん置いてありました。何でしょうね。
こんなんもほえてました。ちっちゃいワンちゃんです。
2km地点も正確。
ここまでを7分半以内で走りたい。そうすれば逃げ切り可能。
牛のにおいがしたので立ち寄ってパチリ。
このにおいを思いっきり吸って、残り800mをがんばらねば。
残り500mから「心臓破りの坂」。どの種目もラストは共通で、この坂を歩いてしまうランナーが多い。
ここはしっかり腕を振って、なんとかキロ4分ペースくらいで行きたいところ。
坂を上りきったら、ゴールまであと200m。
2年前は、真樹がこのカーブでカメラを持って待ってくれていた。
誰もいないゴールアーチに勝手にゴール。
GPS腕時計では3.02km。最後の1kmは若干長いのかも・・・。
この試走で作戦はバッチリ。
あとは体調を整えるだけ。
まずは腹ごしらえ。
私が申し込んでおいた魚汁。ご飯つき、乾燥モズクつき。味噌味ですごくおいしかった。量も、レース前にはちょうどいい感じ
まだレースまで時間がたっぷりあったので、丘の上のベンチでお昼寝。日向は暑いのに日かげは寒い。
1時50分、開会式が始まったので見に行った。
沖縄では、参加賞Tシャツをその日のレースに来て走るのが常識。今年の伊江島マラソンTシャツは赤。
大会長である伊江村長に向かって宣誓する伊江中学校の生徒さん。
左端のかわいい方は、元沖電気宮崎の川上優子さん。
ゴール後の写真を撮ってもらえないかもと思い、先に撮ってもらった。
あとは、もう一度しっかりアップをして・・・。
2kmほどジョギングをしたあと、坂下りと坂上りの練習。
シューズはもちろん最軽量の「ソーティスーパーマジック5」。短い距離で坂があればこのシューズに限る。
さて、ハーフスタート10分後の2時40分、3kmがスタート。
今日は絶対1列目と決めていたが、後から来た若者に前に出られいつもの2列目からのスタート。
スタートの直線200mは飛ばしたつもりなのに、他のランナーがさらに飛ばしてやや出遅れ状態。最初のカーブを曲がって下りに入ったところでパワー全開。そしたらなんと先行していた高校生たちを全員抜き、一時全体のトップに。
ギャラリーからは、「おー!」という驚きの声。
そらそうでしょう。60近い白髪のオッサンがトップ走ってたら。
まあ、坂の半分の150mはトップ取れたかな。ただ、下り終わった時には5人くらいに抜かれていた。
直線平坦地に入り1km地点、3分29秒。
廉が「パオパオの下りの速さは半端じゃない」とほめてくれている言葉を思い出してがんばった。
このあとも数名に抜かれたが、いったんトップに立っているので抜いていくランナーが何歳くらいかを見極める余裕はあった。
2km地点、7分13秒。
私の想定していた7分半より17秒も貯金がある。ここで優勝を確信した。あとは後ろを振り向かず、ただひたすら走るだけ。
上り坂に入って、懸命に腕を振った。しかし、やっぱり上りは苦手。若い子らにここでだいぶ差をつけられた。
ゴールして自分の腕時計を見たら「11分20秒」。目標より10秒も速い。もしこれで、私より先にゴールしている50代がいれば仕方ない。
記録証発行所でいただいた結果は、「50代の部 第1位 (総合12位) 11分20秒」
バンザーイ!
今日の結果は、私を快く送り出してくれた眞寿美さん、いつもアドバイスをしてくれる廉、いつも応援してくれる真樹、そしていつも楽しませてくれるきくのおかげです。
みんな、ありがとね。
それから、応援メッセージをメールで送ってくださった比嘉増美さん。本当にありがとうございました。すごく力強く思いました。
こんなしあわせそうなカップルも走ってました。
「ブログに載せさせてもらいます」と言ってきたが、ここにたどり着けたでしょうか。
ゴール後しばらくは、例の気持ち悪いせきが止まらず。自分では90パーセントくらいの力が出せたかなと思う。ただ廉のようにゴール後ぶっ倒れるとこまではいっていないので、まだ伸びしろはあるかな。
せきがましになったところで、真樹の分の沖縄そばを食べた。走った後は麺類が食べやすい。おいしかった。
会場内をぐいぐい引っ張っていく口の黒いワンちゃん発見。写真を撮らせてもらった。
「コトブキ・メス・まだ1歳たらず」
「えー、名前がコトブキ! なんていうおめでたい名前!」
「この子のお母さんは、『ヒデンカ』っていうんですよ。」
「えー、ヒデンカ・・・。」
まあほんとにかわいいワンちゃんだった。
もちろん、口黒仲間のうちのきくの写真も見ていただきました。
この大会では、食券とは別に500円分のフリー食券もついている。それは食べ物だけではなくおみやげ物にも使える。私は、アオサや伊江島チョコレートクッキーなどをいただいた。また、綾部の「じょんのび」さんとかに持っていこー。
立派な菊も、「ご自由にお持ち帰りください」とドーンとたくさん置かれていた。
でも、男の人はほとんど無関心だったみたい。
早く帰るつもりが、6時までフェリーがなし。
待合所まで行って休けいすることにした。
船はもう到着していた。
「いえじまのさとうきびアイス」(200円)、おいしかった。
港の伊江島牛さんに優勝メダルをかけ記念撮影。
6時出港のフェリーは6時半ころ本部到着。
そのときちょうど夕日が沈むところだった。
本部港から約15km、真樹のアパートには7時到着。
さっそく賞品を全部出して、またまた記念撮影。ワインはヨメさんが喜んでくれるかな。
真樹へのおみやげはこれ、「たっちゅう塩飴」。
真樹も8kmのウォーキングで疲れて帰ってきたが、がんばって晩ごはんを作ってくれた。マカロニグラタンとピーマンミンチ詰め。舌をやけどしそうになったけど、すごくおいしかった。ありがとね。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
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コメント
玉城さん、コメントありがとうございます。そして、「お帰りなさい」はうれしい言葉です。
今日「京都からの参加です」と言うと、みなさん「暑かったでしょう」とおっしゃいました。でも3km11分ちょっと走るのに、暑さはほとんど影響ありませんでした。「私にもまだこんな力が残ってたんや」というようなレース結果でした。これで娘が来てくれていたら、ゆうことなかったんですが・・・。
娘もかなり疲れて帰って来ました。でも、新しい友だちといろいろなことを話せたことがうれしかったみたいです。ただ、明日「ひまわりと子犬の7日間」の映画を見に行こうと言っていたのですが、「その元気はない」とのこと。残念です。
ハイエナバッグのハイエナはそうだったんですか。私はてっきり、私の大好きなサバンナの掃除屋の「ハイエナ」のことだと思っていました。
今日「スーパーかねひで」に行ったら、清明祭用のお饅頭がいっぱい売ってあってびっくりしました。まさか、お饅頭で泡盛じゃないですよね。私はそれもだいじょうぶですが。
予報では明日はあまりいい天気ではないような・・・。
私も娘も疲れているので、明日は寝たきり休日になりそうです。
パオパオさん、お帰りなさい!!
そして、優勝おめでとうございます!!
昨日迄のマラソンにうってつけの寒さはどこへやら…
今日のこの暑さの中での優勝とはすごいです。
真樹さんも暑い中のウォーキング、相当お疲れモードだと思います。
でも古宇利島の景色は最高だったはず!
話は変わり『ハイエナバッグ』の件ですが、たぶん私が思うに、バッグのラインに使われているハイエナジーカラーからのネーミングだと思われます。
『ハイエナ』の方が野性的でワイルドですけどね(笑)
明日はまた天気が崩れるとの事…。
もうご存知かと思いますが、この時期沖縄ではあちこちのお墓で清明(シーミー)の風景が見られます。
親族一同がご馳走を持ち寄り、お墓で先祖に手を合わせ、その後ご馳走をみんなでワイワイ頂く。
わが玉城家も明日予定しております。
雨に降られませんように… (-人-) ウートートー
ではまた(^o^)/