2011年11月07日(月)
第25回あいの土山マラソン・続き [ランニング・出張販売]
私が戻ったのが12時半ちょっと前。
空模様はますますあやしくなっている。この調子だと、早めに片付けたほうがよさそうだ。
ハーフの表彰のアナウンスがあったので見に行った。
伊神さんが、ハーフマラソン登録女子の部2位入賞。
これはしっかり写真を撮らねば。
表彰式場前で待ちかまえていると、木村祐子さんもやってこられた(木村さんは、滋賀マスターズが誇る美人ランナーと言っても過言ではないですよね)。
木村さんのご主人とこないだトラックでいっしょに走らせてもらったが、速くてビックリした。たしか、5000m18分を切る勢いだった。
奥さんにお聞きすると、ダンナさんは陸上どころかほとんどスポーツの経験なし。3年ほど前から走り始められ、このタイム。奥さんもバスケットをやっておられたくらいで、陸上の経験なし。
ダンナさんもかっこいいし、木村さんご夫妻はほんとうにマスターズのベストカップルかも。うちのちんちくりん夫婦とはえらいちがい。
伊神さんは1時間27分。優勝の方とは3分差。
あとで目標をお聞きすると、「サブ3」。
女性ランナーは男性とちがって、ハーフのスピードのままフルを走ってしまわれる方も珍しくないので、「サブ3」は近いかも。
伊神さんも前にお聞きしたのだが、軟式テニスとブラスバンドをやっておられたとか。陸上の経験なし。マスターズにはこんな方がいっぱいおられるので、私もヨメさんも心強い。
私たちに気づいて、にっこり笑顔。
かえらしですやん。
私の今日のハーフのタイムを単純に2倍しても3時間半。まあ、それとて絶対無理やし。でも、伊神さんのハーフ1時間27分は、私も努力すれば決して届かないタイムではないと思う。一応、伊神さんには「目標にします」と宣言しておいた。
そこらをうろうろしていると、「藤井さーん」と呼ぶ声。フルをゴールされた久保井さん。
「ボク、土山のフルは走った事ないんですけど、後半は延々と続く茶畑の中走るって聞いてますけど・・・。」
「その通り。茶畑の中やったわ。」
「それはやっぱりつらいですね。フルはやめとこ。」
久保井さんのタイムは3時間43分。私の今年の篠山のタイムが3時間44分やから互角ですね。同い年やから負けてられん。
毎度おなじみ兵庫の三宅文彦さん。三宅さんはうちのヨメさんと同い年です。
今日は4時間をちょっとオーバー。でも、いつもの笑顔は健在です。
雨がきつくなりそうだったので、焼きそばを食べたあと早めの後片付け。2年前と同じで、ゴール後にゆっくり見ようと思っておられたお客様、申し訳ありません。とにかく、商品をいためないようにというのを重視していますので・・・。
ほぼ片付け終わりそうなとき、先日の甲賀の陸上大会で走高跳の審判をしてくださった方がごあいさつに。
「こうじさん、こないだ高跳びの審判してくれはった・・・。」
「あっ、こないだはありがとうございました。」
「いえいえ。えーっと、けっきょく110でしたっけ。105?」
「それが、100跳べなかったんですよ。雨の中、私一人のためにすみませんでした。もう少し跳べたらよかったんですけど・・・。スーツがびちょびちょになったでしょう。」
「はい、なりました。でも、一人でも跳びたいという人があればその場を提供するのがマスターズのいいところですから・・・。」
「いやー、ほんまに滋賀の大会はみなさん親切でいいですわ。また、お世話になると思いますけど、よろしくお願いします。あっ、お名前は?」
「吉原です。5000と1500、ご主人といっしょに走らせてもらいました。」
「ああ、あの方でしたか・・・。最後に抜かはった・・・。」
あらためて10月30日の甲賀の大会の記録を見直してみると、5000mで9秒、1500mで4秒私より先着。
「くやしーい!」
これからしっかり腕を磨いて(足を磨いて?)、次は負けへんでー(と言っても、吉原さんは私より若いM50クラスなんですが・・・。)
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2011年11月06日(日)
第25回あいの土山マラソン [ランニング・出張販売]
今日は、この一枚。
ハーフのスタートは、女子10時35分、男子10時40分。この大会はめずらしく、男子より女子が先にスタート。
私は、初の陸連登録の部で出場。そのため、男子全体の一番前のすきすきのエリアで待機していた。
そのとき、道路の反対側で手を振る女性あり。
「あっ、伊神さんやー。」
カメラを持って近づくと、滋賀マスターズのメンバー、木村祐子さんと大西智子さんも来てくださった。3人そろったところで、パチリ!
「こっちは5分後スタートやけど、負けへんでー。」
自宅を5時45分に出発。
会場に着いたのは、ちょうど1時間後。
受付は8時からなので、余裕で出店の準備ができた。
ただし、空模様がビミョー。きつい雨はなさそうだが、空一面に黒い雲。途中から降りそうなこういうときは、商品の並べ方がむずかしい。いざとなったらすぐ片付けられるような並べ方を工夫する必要がある。
「ブログ見せてもらってます」と朝一番に声をかけてきてくださった大阪の斉藤さん。
「お約束どおり、写真をパオパオだよりに載せさせてもらいます。」
パチリ!
なんと、このあと斉藤さんはご自分のカメラを取りに行かれ、わざわざ私をパチリ!
すいませんねえ。
両手いっぱいに持ちきれないくらいにお買い物をしてくださった滋賀県守山市の山下さん。
「お写真、撮らせてもらっていいですか。」
「私を?」
「はい。レースに出られないのにお買い物に来てくださったありがたいお客様なんで・・・。」
山下さんは現在故障中で、走れないとのこと。でも、たくさん出店している中、初めから「京都キャロット」で買おうと決めて来ていただいていたようだ。こういうお客様に出会えると、店を開いた甲斐がある。
スタート前、お腹が減ったのでパンを購入。もうスタートまで30分もなかったが、パンなら消化もだいじょうぶでしょう。
今日写真を撮る予定のランナーは・・・。
私と同じ名字の滋賀の藤井謙伯さん、私のブログファンの奈良の橋本昌史さん、ブログ友だちの滋賀のM見ちゃん、「ランナーズ9の会」の東山のトミーさん、それに「滋賀マスターズ」のお友だち・・・。
そしてもうお一人。特筆すべきは、「みかた残酷」実行委員長の久保井洋次さん。
「久保井さん、『モタモタしている京都マラソンの実行委員会に久保井さんを引き抜け』ってブログに書いたら、『私もそう思います』ゆうコメント入ってましたわー。」
「なんやなあ、それ。」
「知ってはるでしょ、抽選結果発表の1ヶ月引き伸ばし。」
「そうやてなあ。抽選が1ヶ月以上かかるってどういうことなんやろうね。」
「どうもね、うわさなんですけど、抽選がどうのこうのということではないみたいですよ。」
「ああ、やっぱり。」
「うわさなんですけど、京都府警との折衝がうまくいってないみたいで、まだまだ大幅な変更があるんやないかって言われてます。」
「今ごろ、そんな?」
「実行委員にマラソン運営の経験のない人ばっかり入ってるみたいで・・・。そやし、久保井さんにお願いしてやねえ・・・。」
久保井さんは、ちょっと困った表情とちょっとうれしそうな表情と。でも、私は決してお世辞で言ったわけではありません。ほんとうに、久保井さんに入ってもらって立て直してもらいたいです。
スタート地点に並ぶと、声をかけてくださる方あり。
今年の「大文字ランニング」で知りあった宇治市の磯股さん。神戸マラソンへの調整として出場されているようだ。
私が滋賀の人にばかりにあいさつしているのをちょっと不思議がっておられた。
「今年から滋賀マスターズに入らせてもらって、陸連登録も滋賀でしてるんですよ。練習も、滋賀マスターズの人らといっしょにさせてもらってますねん。」
今回のハーフ男子のエントリーは1685名。
そのうち陸連登録の部は、わずか75名。こんな大勢の一番前に並べるだけでもだいぶ得した気分です。
さて、今日の目標は・・・。
はっきり言って、「なにもなし!」
今年の目標は、「5km20分切り」。そのため、レースも5kmが中心。例外は、前年に申し込みしていた武庫川新春ロードレース(1月)、篠山マラソン(3月)と、抽選に当たった四万十川ウルトラ(10月)。
以前は同じ参加費なら長い距離の種目に出るほうが得と考えていたのに、今はまったく逆。できるだけ短い種目に出たい。
しかし、この「土山」はフルとハーフしかないんですよね。また走らんかったら、「なんで、なんで」とお客さんに言われるし・・・。ということで、ハーフにエントリー。だから、特別な目標はなし。
いつも1km過ぎにおられたワンちゃん2ひき連れの自転車のおっちゃんは、今年はおられず。やっぱり、去年大会が中止になった影響でしようか。残念。
2km過ぎ、ゲストランナーの黄身原さんにすっと抜かれた。あのお歳なのに、さすがです。
6km過ぎの青土ダム。
いつもここの風にたなびく鯉のぼりをみるのが楽しみだっのに、今年は風がなし。
8kmあたりで、15分前にスタートした女子フル、10分前にスタートした男子フルの先頭に出くわす。
そろそろカメラの準備をと思っていたら、「ふじいさーん」の呼び声。
「あっ、藤井謙伯さん・・・」と気づいた時には通り過ぎていた。写真は撮れず。「はやすぎるって。」
「撮りますよー。」
伊神佐登美さんは、スピードを緩め、ポーズをとる余裕。故障上がりだと言ってられたが、これならきっといい結果がでるでしよう。
木村さんと大西さんは、コース中唯一のループに入ってしまいお会いできなかった。
橋本昌史さん。
ちょっと近すぎましたか。でも、臨場感のあるいい写真ですよね。
M美ちゃん。
かわいい笑顔。じょうずに撮れました。
例の件は、もう公表してもいいそうな(くわしくは別枠で書く予定です)。
久保井洋次さん。
今日は、胃の調子はだいじようぶそう。後半の茶畑コースのためにエネルギーを残しておかなくては。
東山のトミーさん。
今日、フル100回完走になるそうだ。お友だちがゴールで手づくり横断幕を持って待ってくれているらしい。
私も1枚撮らせてもらってよかったです。
私は、1時間44分48秒でゴール。
いいのか悪いのか・・・、普通ですね。
5km 25分18秒
10km 51分11秒(25分52秒)
15km 1時間14分55秒(23分44秒)
20km 1時間39分33秒(24分38秒)
ゴール 1時間44分48秒( 5分15秒)
行きが上り、帰りが下りというコースは楽。5kmでもウルトラでもなく、久しぶりに「走りきった感」があった。やっぱり、私にはハーフが一番性に合っているんでしょうか・・・。
この大会で、ひとつ感心したこと。
距離表示がかなり正確。フルとハーフは5mほどスタート地点がちがった。そのため、1kmごとの距離表示が5mほどの差で2本ずつ立てられていた。これはすごい。
また、ハーフの場合、15km過ぎから「残り5km、残り4km、・・・」という表示だけのところが多いのだが、ここは両方表示してあった。
もっとビックリしたのは21kmの表示があったこと。これは他の大会では見たことがない。せっかくだったので、きっちりストップウォッチを押し、残りの0.0975kmも測ってみた。ちなみに、最後の約100mは25秒。
大会実行委員さんの中に、計測にこだわっている方がおられるようだ。これは「土山マラソン」のいいところとして、みなさんも認識してほしいと思う。
(注) まだ、続きます。
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2011年11月05日(土)
ぽちの友だち [わんこ・にゃんこ]
明日の「土山マラソン」は雨の予報。古い長靴に穴があいて捨ててしまったので、コーナンに買いに行った。880円でいいのがあった。ランニングシューズなら26.5cmなのに、長靴は25.5cmでもごそごそ。
コーナンを出るとき、入ってこられた若いご夫婦のダンナさんのほうが、私に向かって「きくちゃん・・・。」
思わず「はい」と返事した。「えーっと、どなたでしたっけ。」
「ぽちの・・・。」
「あー、。こんにちわ。」
いっしょに来ていたお子さんが、お父さんに向かって「どこの人?」
「ああ、ぽちのお友だち。」
うれしいじゃないですか。ほんとうは、「ぽちの友だちのきくちゃんていう犬の飼い主さん」だと思うが、なかなかいい省略です。
そうなんです。私は人とのつながりより、ワンちゃんやネコちゃんとのつながりのほうがずっとうれしいんんです。
でも、あの小学生のの息子さん、ちゃんと分かってくれたかな。
ぽちの飼い主さんはえらいなあ。きくの名前を言ったのなんか3年くらい前のことやのに・・・。最近は前の散歩コースをちょっと変えたから、ぽち君の家の前はほとんど通ってないのに・・・。
こちらが散歩で向こうが車のときでも、必ず会釈。今日はきくといっしょじゃないのに、きくの名前まで覚えてくださっていて・・・。感激です。
奥様は、相変わらず超美人さんで・・・、これはいいか。
ぽち君の記事は、2008年3月7日の「ぽち 〜シリーズ・ご近所犬2〜」をどうぞ。
あんまりうれしかったので、家に帰って「かあちゃん、かあちゃん・・・」と言ったら、「私はアンタのかあちゃんちゃう!」とめちゃくちゃ怒られた。シューン。
今日、「ゆめさき舎」のまっちゃんから メールをもらった。
「ぜひ、パオパオだよりをまとめて本にしてください。副題は『一家にアホは二人いらん』でお願いします。」
もう、まっちゃんたら・・・。ヨメさんが考えたそのフレーズ、気に入りすぎゃうか。そんなに私はアホでしょうか。・・・アホですね。
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がまんくらべか中日×ヤクルト [雑感]
昨日の3時40分、自宅近くのバス停から地下鉄・国際会館前へ。
京都駅から新幹線。4時29分というのがあったので乗ってしまった。それは「ひかり」。「のぞみ」に乗らならなければいけなかったのに・・・。ミスった。名古屋まで35分のところが52分かかってしまった。
JR大曽根駅からナゴヤドームまで、「1.25km、約15分」の看板。
それでは試合開始ギリギリになってしまう。走りましたわ。この間8分ほどで、ナゴヤトーム入りは5時50分くらい。もう汗ダクダク。
今回はしっかりチケットを取りました、「ビジター応援席」。
「ビジター応援以外の方は入らないでください」という一角。
ここはよかった。
レフト側上段席なので、ゲーム自体は遠くて見づらい。しかし、周り全員ヤクルトファン。
ヤクルトに点が入ったらこの有様です。
たぶん、この一角に500人はいただろう。ほんとうにここは居心地がよかった。欲を言えば、もうちょっと前だとうれしいんですけど・・・。
2回表、ヤクルト森岡のタイムリーで先制。
この選手のことを全然知らなかった。3年前、中日を首になってヤクルトに来たそうだ。ヤクルトのショートは、川端・川島、それに新人の山田もいるし、よう小川監督先発させたもんや(この日はセカンドで)。
3回で一区切り。
売り子さんからビールでも買おうかと思ったが、なんとナゴヤドームの売り子さんはほとんど男子。これは買う気がおこらない。やっぱり、若いおねえさんにビールついでほしいしゃないですか。男子やったら200円引きくらいにしてくれんとね。
売店でひつまぶし巻(900円)とビール(750円を買って、通路のイスで食べる。
ものすごく試合時間が長くなりそうな予感。腹ごしらえをしっかりとして、ヤクルトの応援に力を入れなければ・・・。
4回裏に1点返され1対1の同点。
しかし、5回表、1番山田が四球で出塁。
「山田って、だれ?」っていう話です。それもそのはず、レギュラーシーズン出場なしとしいう高校卒ルーキー。前の日から1番で先発起用。小川監督は大胆です。
その山田が青木のタイムリーで返り、2対1。
さあ、そこからが長かった。
「何で、ヤクルト2点しかとってへんねん。」
「何で、中日も1点しかとってへんねん。」
ほんとうに、そう思わせるゲームです。
もう見ていてクタクタ。特に中日の攻撃はすごかった。ヤクルトは6投手でかわしたのだが、ほんとうに負けていてもおかしくないゲームだった。中日は12残塁らしい。
たなびく応援旗は「広島ツバメ軍団」。
はるばる広島からですかー。
そのほかにもいろいろな応援旗が。
全国のヤクルトファンが結集しているという感じがして、すごくよかった。
私もビニール傘持ってるんですが、いなかの家に置いたままで・・・。
あー、いっしょに「東京音頭」踊りたかったー。
チアガールの応援は、ホーム側だけ。
そりゃ仕方ない。
グッズ販売も、もちろん中日のものだらけ。
でも、ヤクルトのものも少しだけ置いてあった。
私が買ったのは「燕人」タオル。これは、沖縄の「海人(ウミンチュー)」のパクリですね。
ヤクルト最後のしめは、イム・チャンヨン。
私は、ずっと「イム・チョンヤン」やと思ってました。
私の斜め前で大声で応援していた女性。
何を言っておられるのかよく分からなかったが、どうも韓国語でイム・チャンヨンを応援しておられたようだ。韓国の方かもしれない。
応援団を取り仕切っておられた赤いユニフォームの方たち。
やっぱり、ヤクルト応援団は12球団一上品だと思う。
最後は外野フライで試合終了。
2対1でヤクルト勝利。
これで対戦成績、2勝2敗の五分(中日は1勝のアドバンテージ含む)。
「中日絶対有利」の予想を早くも覆した。
あと3試合で2勝したらいいんでしょう。可能性大です。
ヒーローインタビューは勝ち越しタイムリーの青木。
あまりにもやさしい声と口調が驚きだった。
「つば九郎」がビジター応援席の前まで。
帽子を取ってのお礼です。
試合終了後、ビジター応援席以外はあっという間に人がいなくなった。
ということは、応援の数は中日37000、ヤクルト500か。
見ていてこんなにクタクタになるゲームもめずらしい。
まるで、「がまんくらべ」のようなゲームだった。ヤクルトも中日も「守リ勝つ」タイプの似たものチームやから、これも仕方がないのかも。
でも、ヤクルトが勝ったらからそれでいい。遠く京都から来た甲斐があった。
一人で大きな旗を振り続ける女性の姿が印象的だった。
もう少しみんなといっしょに勝利の余韻に浸っていたかったのだが、帰らないと・・・。
このころ、ヨメさんからメール。「地下鉄の駅まで迎えに行ったげるで。」
でも、私がヨメさんに愛されていると勘ちがいしてはいけないので丁重にお断りしておいた。ヨメさんが汗水たらして稼いだお金を、こんなことに使わせてもらってるんやから・・・。「自粛です!」
試合終了9時50分。ドームを出たのが10時5分。
大曽根駅まで走り、名古屋駅10時42分の「のぞみ」に。
11時17分、京都駅着。
11時29分、地下鉄。
11時51分、「国際会館前」到着。
11時53分、地上スタート。もう、走って帰るしかない。
12時08分、自宅到着。約2.5km、15分13秒。
今日は大曽根駅・ドーム間往復2.5kmと合わせて合計5kmのラン。これも練習したこととして入れとこうっと。
さて、今夜の「中日×ヤクルト」は・・・。
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2011年11月04日(金)
杉原ファミリー [私の好きな人]
「私のこと、分かります?」と、私を見つめる美人さん。
「はい。」
京都丹波ロードレースのハータスタートの20分前ごろ、私しかいない京都キャロットの出店テントに一人の女性が現れた。
まるで、メロドラマの一シーンみたい・・・。
私の大好きな・・・、でもとっさには名前が出てこない。
「アンパンマンさんの奥さんですよね。」
「はい。」
「ダンナさんは?」
「今日は走らないんで、娘をつれて上の催し物会場に行ってます。」
「そうなんですか。娘さん、大きくなられたでしょう。」
「はい、5歳です。」
「ダンナさんは、練習してはります?」
「さあー・・・。」
「さあって?」
「たぶん同じことを向こうに聞いても、『さあー』と言うと思いますよ。」
「ええわー、そんな夫婦。大好きやなあ。」
しゃべっている途中で、お名前を思い出した。京都ランナーズのアンパンマンこと杉原さんの奥様。
去年、ヨメさんと真樹がハーフに出場し、14.2kmの関門に引っ掛かってしまった。そのとき、杉原さんの奥さんは関門ぎりぎりセーフで最後まで行かれ完走されたそうだ。しかし、今年は去年とちがい気温がだいぶ上りそうなので、完走できるか心配しておられた。
スタートから1時間55分、気になってゴール前のコースを見に行った。
時間がたつにつれ、どんどんランナーの数はまばらになる。けっきょく、「残り1km地点」で待つことになった。
しかし、2時間23分で最終走者が伴走の自転車とともに通り過ぎて行った。
「やっぱり・・・。」
でも、「荷物は前のベンチに置いてあります」って言ってはったし、必ず戻ってこられるはず。そう思って、またおしゃべりができるのを楽しみに待っていたが、まったく姿が見えず。
「アンタに見つからんように、そーっと帰ってしまわはったんやわ」とヨメさんは言う。
「いや、実は嫌われてのか知らん」と不安になった。
もうお客様もなくなり、車を横付けして荷物を積み込むことにした。
その車を動かしている時に、風船をつけたアンパンマン発見!
「杉原さーん。奥さんは?」
「あっ、藤井さん。・・・もうすぐ戻ってきます。」
「完走は?」
「ダメでした。関門で・・・。」
「やっぱりそうだったんですか。ボクね、写真撮ろうと思って、残り1km地点で最後まで待ってたんですよ。」
「あー、それは・・・。」
杉原さんとは、御所の京都ランナーズの例会で知り合った。どういうわけか私が絶不調の時ばかり対決し、3連敗を食らったこともある。ゆっときますけど、杉原さんて私より20kgも重たいんですよ。あのころ(3年前くらい)は、何で杉原さんに負けるのか不思議でしょうがなかった。
でも、杉原さんのアンパンマンのようなお顔を見ているとなんか心温まるんですよねー。あの時以来、奥様や娘さんも含めすごく仲良くさせていただいています。
「待っててくださったんですって・・・。」
あー、これもメロドラマの一シーンやね。
ダンナさんから話をきいた奥様が、またわざわざたずねて来てくださった。
「ますみちやん、写真、写真。」
1枚目を撮ると、背後からなにやらぬーっと・・・。
「なんや、ダンナさんも来てはったんや。みんなで撮りましょ。」
ということで、「杉原ファミリーとパオパオ」というちょっと変ったシチュエーションの写真が撮れました。
「ますみちゃん、ボクが杉原さんの奥さん好きなわけが分かるやろ。」
「私に似てるしか?」
うーん、ビミョーにちがうかな。
でもよーくよーく考えたら、苦手な人には理由があるけど、好きな人に理由などない。好きやから好きなんや。まあ強いて言えば、「知らん間にひきつけられてしまうなにかがある」ちゅうことですかね。
杉原ファミリーには、それがあります。
また、どこかで会えたらうれしいな。
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2011年11月03日(木)
2011京都丹波ロードレース [ランニング・出張販売]
「とりあえず、ロッキーの写真だけでもアップしとくわ。」
「なんでやねん!」
「ロッキーの顔見てなんとも思わへんようになったら、人類も終わりや。」
「意味分からん。」
これは、大会から帰ってきた私とヨメさんの会話。
もう、ますみちゃんたら・・・。「その意味」は、ますみちゃんが一番よく分かっているくせに・・・。
「ロッキー・オス・16歳」
最後の種目ハーフがもうすぐスタートという11時前、「京都キャロット」のテントの前をゆっくりゆーっくり歩くワンちゃんあり。
「ますみちゃん、顔が真っ白なワンちゃんが歩いとる。こら、写真撮らしてもらわんなん。」
「いいワンちゃんですねえ」とヨメさんが言った時の飼い主さんのうれしそうな顔。
「歳とって、耳も聞こえへんし、目もほとんど見えへんにゃけどねえ・・・。」
今日は地元の大会だったので、知り合いの方からいっぱい声をかけていただいた。しかし、初対面のロッキーを超えた人は一人もなかった。ロッキーは見ているだけで幸せになれそうなそんなワンちゃんだった。
どうか、来年もロッキーに会えますように。
前日、映画「猿の惑星」を見たせいか、夜なかなか寝付けなかった。やっと寝たと思ったら、痛めている左のおしりがジンジンとうずいて何度も目を覚ました。恐るべきおさるパワー。
大会会場入りは、受付開始時刻の1時間前を目安にしている。今回は8時半受付開始なので、7時半会場入り。と言うことで、逆算して自宅出発は6時10分。この計算はぴったりだった。
参加申し込みを忘れてしまい、今日はレースに出られず。写真撮るもんがないなあと思っていたら、突然お馬さんの行進。いったい、あのお馬さんはなんだったんでしょう。
「ランナーズ9の会」の仲間、ウルトラマン8アスナロこと西村さん。今日は、ハーフ。うちの店でシューズを2足も買ってくださいました。
「ランナーズ9の会」の仲間、カミちゃんこと神谷さん。
こちらも、シューズをお買い上げ。みなさん、私に気を使ってくださってありがとうございます。
小学生男子3kmの部、3位入賞の中山君。
「10分37秒やて。おっちゃんはもう絶対勝てへんわ。」
2年前の京都ランナーズの例会で知り合って以来、お母さんがいつも声をかけてきてくださる。私を信頼して下さっているようだ。ありがたい。
来年進学予定の中学には男子陸上部がないとのこと。どうしますかねえ。せっかく楽しくマラソンを続けているようなので、なんかいい方法が見つかればいいんですけど・・・。
レース前、「京都キャロット」の取材をしてくださったわかちゃん(若林順子さん)。
今月発売の「ランナーズ」誌に、ヨメさんと私の写真が載るかもしれません。ぜひ買って(または立ち読みで)見てください。
スタート前、「10kmはどれくらいで?」とお聞きすると「1時間くらい」とのこと。でも、このゴール手前500mくらいの地点に戻ってこられたのは50分後。
早めに行って待機しておいてよかった。もうすってんで約束した写真が撮れないところだった。
そこから、いそいで競技場のスタンドへ。
わかちゃんは、目立つウェアなので見つけやすい。
「わかちゃーん!」とスタンドから声をかけたが、気づいてもらえなかった。残念。
先日の大阪マラソンはカメラを持って走られたそうだが、「今日は10kmなのでカメラは持って行きません」とのこと。
わかちゃんも、「大阪マラソンはすごく楽しくていい大会でしたよー」と言っておられた。「それに比べて、京都マラソンは・・・。」
このあと、1時前からハーフの後ろのほうのランナーの写真を撮りに。
毎度おなじみ賀茂川パートーナーズ。
あとで、私の大好きな賀茂川パートナーズの中島寛子さんがお買い物に来てくださった。いつもすみません。ありがとうございます。
「おー、西村さん」と思ってよく見たら、竹下弁護士の伴走をしてはるじゃないですか。
ゴール後お聞きすると、8km付近で突然頼まれゴールまで。初の伴走で、「2回ほど人にぶつかってしまいました」と言っておられた。
ああ、また一人私の先を越されてしまった。よく考えれば、今日なんか伴走の絶好のチャンスやったのに・・・。伴走として走らせてもらえばよかった。うっかりしてたなあ。
カミちゃん発見!
いい笑顔です。
「ランナーズ9の会」のユニフォームも目立ってます。
いつも大会で声をかけてきてくださる藤浦さん。
今日、初めてお名前をお聞きしました。ずっと京都の方だと思っていたのですが、実際は兵庫の方でした。これからもよろしくお願いします。
もうおひとり、どうしても写真を撮りたい人がいた。
ところが、最終走者が通過。その人はまあまあ目立つ黄色のウェアだったので、見逃したということは考えられない。
「収容されてしまったか・・・。」
( この方については、別枠「私の好きな人」カテゴリーで書こうと思います。)
「ランナーズ9の会」の仲間をもう一人見つけたので、パチリ!
うちのテントの2つ向こうでは、福島への復興支援を訴えておられた。反応のほうはいまひとつだったでしょうか。
今日は、ランニング用品店が4店舗出店していた。
うちは、その中で一番遅く来て一番早く片付けて帰った。 「効率ええがなー。」
それでも、お昼ごはんは3時過ぎ。
近くの「丹波マーケス」。
私は、ラーメン屋さんの「まかない定食」(580円)。
ヨメさんは「黒ラーメン」(450円)。
今日はレースに出られず、何人の人から「今日は走らへんの?」と言われたか分からない(たぶん、20人くらい)。
でも、幸せそうな老犬・ロッキーに会えたから、こっちも「しあわせ!」
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2011年11月02日(水)
「猿の惑星・創世記」 -夫婦50割引- [映画]
「廉、猿の惑星見に行ってくるわ。」
「パオパオがいっぱい出てくる映画か。」
「なんでやねん!」
この映画は説明いりませんね。
今日の朝のこと。
「眞寿美ちゃん、猿の惑星見に行かへんか・・・。」
「・・・、行こかなー。」
「そうかー、ボク一人で行ったら1800円なんやけど、二人で行ったら二人で2000円やし。よう、つきおうてくれた。」
ということで、御池地下駐車場に車を入れMOVIX京都へ。
10時半からの上映は日本語吹き替え版。ヨメさんや真樹は絶対吹き替え版はあかんらしい。でも、私は文字をしつこく追ってしまうので、そうしているうちに場面が変ってしまう。吹き替え版のほうが楽。
それに、この映画を見る私の目的は、ストーリーよりも猿の表情の観察。そういう意味で、今日はいい観察ができた(本物の猿じゃなくてCGですけど・・・。)
主人公シーザーがしゃべった言葉は二つだけ。
「やめろー」
「シーザー うち ここ」
私もこれから猿らしく生きていく決意なら、この二つの言葉を大事にしたい。
「やめろー」
「こうじ うち ここ」
猿の表情、しぐさ、動きなど、かなりのものを得ることができた(と言ってもCGですけど・・・)。
「早くおさるになりたーい!」
映画のあと、ゼスト御池の「五右衛門」さんへ。
パスタ、スープ、サラダ、デザート、ドリンクのCセット。「アサリときのこ」の秋特別バージョンで1250円。
「ハートマーク。」
コーヒーが出てきたとき、眞寿美さんが言った。ミルクでハートマークを書いたらしい。
「それは、お猿みたいなこうじさんやけど大好きって意味か?」
「ちがう!」
家に帰って真樹にその話をしたら、「何の利益にもならへんような話、してもろてもなあ・・・。」
「うまい!」
次は、真樹の利益になるような話をさがしてこー。
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