2010年05月30日(日)
第30回山中湖ロードレース [ランニング・出張販売]
レースがスタートしたので、トイレがすいた。
トイレに行こうとして横を見ると、小さくて白いかわいいワンちゃん発見。
「お父さんが走ってたらね、ついて来たの。」
小学3年生くらいの女の子が、そう教えてくれた。
「たぶん迷い犬だと思うんですけど、それからうちで飼ってるんです。」
その子のお母さんが、そう補足説明してくださった。
かわいいワンちゃんに会えたら、もうそれだけで大もうけ。商売のほうは、もうどうでもええ・・・、と思ったら大まちがい。しっかり仕事をせねば。
朝、5時45分起き。
6時半までに商品搬入を終わらなければならない。
何とか雨はやんでくれたが、昨日に引き続き寒い。
天気のいい年なら、朝早くから会場は人でごった返すのに・・・。13000人のランナーはいづこに?
こんな時は、やっぱり犬探しに限ります。
去年も写真を撮らせてもらった「タロウちゃん」。去年11歳だったので、今年は当然12歳。今でも短いレースならいっしょに走るらしい。
「しまだ大井川マラソン」のPRにこられてたお茶娘さん。こちらは写真を撮らせてもらっても、にっこり。好感が持てます。この大会なら行ってみたいという気になります。
雨は降ってなくても湿気がすごく、商品をテント下から出すことはできない。それに、大会側からあまりはみ出さないようにときつくお達しが出ている。いろいろとたいへんなんです。
「オー、JAPANノユニフォームジャナイデスカ!」
「サスケ・オス・13歳」
「えー、13歳!」
「そうなんです、おじいちゃん犬なんです。」
「いやー、わこ見えますやん。」
元気元気なおじいちゃん犬は、スタスタと走り去って行った。
湖岸道路がスタートなので、会場から少し歩かねばならない。ギリギリまでトイレ前にたくさんの人が並んでいたが、スタートに間に合ったのだろうか。
うちの店の近くを歩くかわいいワンちゃん。
「くーちゃん・メス・まだ8カ月」
小さくて細くて不安そうだったけれど、かしこそうな顔 だった。
それにしても、会場として使われている山中湖中学校のグランドはだだっ広い。元々は小さな村であっただろうに、よくこんな広いグランドにしておいたものだ。先見の明があった人がいたんでしょうね。
小学生の女の子とお母さんが、白いきれいなワンちゃんをつれてきておられた。
「写真撮らしてもらっていいいですか。」
「はい、ありがとうございます。」
「お名前は?」
「ゆきちゃんです。」
「何歳ですか。」
「2歳なんです。」
「お父さんが走ってたらね、ついてきたの。」
「たぶん迷い犬だと思うんですけど、それからうちで飼ってるんです。」
うれしかったやろなー、飼い主になった女の子。
「ゆきちゃん」は、雪のように白いからそう名付けられたのかなー。
何枚写真を撮っても横向きばっかりだった。
「ゆきちゃん、こっち向いてえなー」と言ったら、飼い主のお母さんがお菓子の入った袋を振ってゆきちゃんをこっちに向かせてくださった。
幸せなワンちゃんを見つけると、こっちまで幸せな気分になれる。
「ゆきちゃん、また会おうぜ!」
後片づけは、出店業者中一番。2時前に会場を出ることができた。
会場近くの中華料理店「湖林」さんに入ろうとしたら、店の名前が変わっていた。でも、料理の内容は変わっていないようだった。
A、B、Cの3種類のランチ、1365円。私は「エビチリ」、ヨメさんは「肉とピーマンいため」のセットにした。
食べながら話したこと。
今年のこの大会の売り上げは、過去最高の時に比べ3分の1以下。その反面、今年は出店料が前年の数倍に跳ね上がったため完全な赤字。いろいろと無理をして、こんなに遠いところまで出張販売に来る価値があるのだろうか。
来年以降は考え直さないといけないのかも・・・。
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2010年05月29日(土)
第30回山中湖ロードレース・前日受付 [ランニング・出張販売]
「写真撮影はご遠慮していただいています。」
「えー、そうなんですか。」
山中湖ロードレース・前日受付のイベントゲストとしてステージに立っていた「東京女子流」。
野外ステージの写真は、自由に撮ってもいいものだと思っていた。デビューしたての中学生グループだと思うので、あちこちで話題にしてもらったほうがいいと思うのだが・・・。いろいろとむずかしいんですね。
(上の写真は、遠くから撮った写真を大きくしたもの。)
現在「京都キャロット」の出張販売で、最も遠方がこの「山中湖ロードレース」(片道500km近く)。往復の運転だけで、もうクタクタになる。
その理由で、「京都キャロット」の出張販売をしていてレースに一度も出ていない唯一の大会になっています。
初めて出店させていただいたころは、出店ブースもこじんまりしていた。そこに1万人規模のお客様が来られるので、応対のドタバタぶりはすごかった。10人以上のお客様がレジ前に並ばれたこともある。
しかし、この大会も年々出店業者が増え、今年はついに受付場所と分断されたコーナーになってしまった。
それに加えて冷たい雨。以前はずっと雨には会わなかったのに、ここ何年かは雨のほうが多いくらい。
お客様が来られないと、ただポーと立っているだけなのでよけいに寒い。ウィンドブレーカーの上下に耳当て付きの帽子をかぶって・・・、まるで真冬のかっこうです。霧雨は、やむどころか夕方には本降りに。
もちろん、売り上げは過去最低。こんなに遠くまで来てこれでは・・・。
後片付けのため湖岸の駐車場に車を取りに行くと、寒暖計は9℃。そら、寒いはずや。
昔は、子どもらとこの「ガーガーちゃん」にも乗ったなあ。風が吹いて揺れた時、パオパオが一番ビビってたっけ。
いつも泊めていただいている「ペンション・セミカ」さんがいっぱいで予約が取れなかった。その代わりに、富士吉田市の「ペンション・諏訪ノ森」さん。
近くに民家などがまったくない、静かなお宿だった。(ちょっとこわい。)
食事にこられているお客さまが1組おられたが、お泊まりは私らだけのようだ。
ふだん民宿・旅館系のところに泊まることが多いので、たいて和食。でも、ペンションは当然洋食。家では食べたことのないようなものがたくさん出てきた。
私はどちらかというと洋食は苦手なほうだが、ヨメさんは大好き。けっこう、パクパク食べていた。
ただし、私もなぜか外では洋食系もおいしくいただけるんですよね。
「外で食べたら、何でもおいしいんかい!」
いつもそう言ってヨメさんに怒られます。
最後にケーキとコーヒー。
晩ごはんにデザートが出るのは、ペンションならではですね。
明日は天気が良くなって、お客様がいっぱいきてくださいますように・・・。
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2010年05月28日(金)
「癒味家」ふたたび [グルメ情報]
昨日のお昼、松ヶ崎の「癒味家」へ食べに行った。
真樹が高校に入って初めてのテスト(中間テストかな?)。
学校がお昼で終わるので、私らも午前の仕事に切りをつけていっしょに食べることにした。
3人とも「週がわりランチ」(1300円)。
量はそんなに多くはないのだが、盛り付けも味もお上品。うちは、廉も含めみな「癒味家」ファン。(「癒味家」の記事は、2009年6月11日以来二度目。)
最後の2品選べるデザートがお楽しみ。
私は、ちっちゃいケーキとババロアっぽいものとホットコーヒー。
窓の外は、また小雨。今年は本当に不順な天気が続く。
このお店では、大声で話すお客さんもなく、満席に近くても静か。
ここはホテルの1階にあるお店なので、駐車場完備。
車を止めるのに苦労するということはない。
夜ももう少し安かったら、家族4人で来るのだが・・・。お昼に4人がそろうことはめったにない。
今日も真樹はお昼で終わるので、3人でラーメンでも食べに行こうと思っていた。でも、同級生から、「お昼いっしよに食べに行こう」とさそわれたらしい。
さそってくれる友だちがいて、いいなー。
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2010年05月27日(木)
「沖縄・第一部」 [映画]
◎京都イベントナビより
劇映画『沖縄 第一部』特別上映会
5月26日(水)14時/16時/19時(3回上映)、京都教育文化センター(京都市左京区聖護院川原町4−13。京阪本線「神宮丸太町」5番出口より徒歩3分。Pなし)TEL075・771・4221/FAX075・771・4224。
上映作品=『沖縄』第一部「一坪たりともわたすまい」
沖縄本土復帰前、1970年製作作品。米軍に土地を奪われた農民、土地を失って基地労働者となった人々の闘いをダイナミックなドラマに謳いあげた力作!!
戦後、沖縄は“太平洋のカナメ石”としてアメリカの軍政下に置かれていた。1955年、アメリカに土地を奪われた島袋三郎は、基地周辺の鉄杭や米軍物資を物色中、黒人とのハーフ・亘とその姉朋子を知った。米軍基地拡張に伴う平川集落の強制接収が威嚇射撃で始まった。古堅らは身体を張って厳しく抵抗する。演習が始まり、朋子の祖母カマドが戦闘機の機関銃弾を受けて死んだ…。
監督・脚本=武田敦
出演=佐々木愛、地井武男、加藤嘉、戸浦六宏、佐々木すみ江、高橋俊行、富山真沙子、岩崎信忠、トニー和田、中村翫右衛門
(1970年/日本/75分)
昨日4時からの映画「沖縄・第一部」が終わり、教文センターの階段を下りていった。
そこには、一人でビラを配っている女性がおられた。
(そのビラの内容は以下のとおり。)
その場に立ち止まって、ビラを表裏全部読んだ後に。
「あのー、この会はどこが主体でやっておられるんですか。」
「はい、私がやってます。」
「えっ、個人で? おひとりで?」
「はい。たくさんの仲間に助けてもらってますけど・・・。」
「そうなんですか。」
「私、今、大阪の箕面市にいるんですが、沖縄出身なんです。それで、沖縄の現状をみなさんに知ってもらいたくて、こんな運動をしてるんです。」
「沖縄県人会の方では・・・」
「県人会のみなさんとはあまりお付き合いはないんです。」
「そうですか。滋賀沖縄県人会に高間悦子さんという方がおられまして、その方と4年前にお話しさせていただいたんです。高間さんは、沖縄はただ消費されるだけの島だと言っておられました。若い人は沖縄の遊びの情報はほしがるけど、基地の話を出すと少しも聞いてくれない。『本土の人は、自分の見たいものだけしか見ないのか』と嘆いておられました。」
「そうですよね。沖縄の基地の問題などどこからも教えてもらっていませんからね。」
「今日の映画なんか、学校で見せてもらえたらすごい勉強になるのにね。」
「ほんとにそうですよ。出演されている方々も往年のすごいメンバーだし、内容も素晴らしかったですね。戦闘機の爆撃訓練の場面は、実際の訓練の映像を使ってましたね。」
「今日も思ったんですけど、こういう場に出てこられる方の年齢層が高くて・・・。って言ってる私も、だいぶ高齢者に近づいてきてますけど・・・。」
「そうですね。それはやっぱり、若い人たちに米軍基地の問題に関心がもたれないような教育がされているからじゃないですか。」
「私も含めて言えることなんですけど、自分の子どもにさえその問題をしっかりと伝えきれていないと思います。なんていうのかなあ、遠慮みたいなものもあって・・・。」
「でも辺野古の問題なんかは、環境破壊やジュゴンの問題もあって、若い人たちもだいぶ関心をもってくれてますよ。」
「ボクね、個人的には、学校の授業で週1時間「沖縄」っていう授業があってもいいなって思ってるんです。」
「そう、ほんとにそう。」
「今の日本が抱えている問題のほとんどが、沖縄に集約されてますよね。『沖縄を勉強したら、今の日本がわかる』と言ってもいいと思います。米軍基地に100%反対できない立場の人もあったり・・・。いろいろな問題がからんでいますよね、日米安保とか。
私ら京都生まれの京都育ちは、米軍基地どころか、自衛隊も見たことないし、戦闘機も見たことなかったです。30過ぎで初めて沖縄に行った時、観光地の上空を飛ぶ戦闘機の爆音にビックリしました。近くにいたヨメさんの声も聞こえへんかったんで。」
「まず沖縄の現状を知ってもらうこと、そこからですね。だから、私もこうしてビラ配りを続けてるんです。もしよろしかっら、お手伝いしていただけませんか。」
< 基地のない平和で豊かな沖縄をめざす会 大阪 >
代表の芳沢あきこさんから、今後もいろいろと教えていただけそうです。その場でこの会の賛助会員にならせてもらいました。
「自分の見たいものだけしか見ない本土の人たち」に、何とか沖縄の現状を知ってもらえるよう会の活動に協力します。
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2010年05月26日(水)
第5回勝手に国労応援ラン [ランニング]
今回は初の他府県へ。
10時40分、「地球研前」より京都バス。
10時52分、「国際会館前」より地下鉄。
11時26分、「京都駅」よりJR・湖西線。
11時50分、「堅田駅」着。
堅田駅から市原の自宅まで約26km。
少し肌寒い感じだったので、ロングタイツとTシャツの上にクロストレーニングジャケットをはおった。
このコースを選んだのは、先日、旧友有田さんと出会ったから。25年ほど前、有田さんといっしょに走った「途中越え」を思い出した。
あの時は、京都御所からびわ湖のわに浜。今日は、滋賀側から「途中越え」で京都の自宅をめざすことにした。
12時01分、堅田駅出発。
26kmをキロ7分ペースで行くとすると、自宅到着は3時ちょっと過ぎか。
スタート直後から雨。
雨の準備はまったくしてこなかったので、ぬれるしかない。
かわいいワンちゃんは、必ずパチリ。
ガソリンスタンドの番犬でした。
ここで1.1kmくらいだが、早くも暑くなってきた。はおっていたジャケットを脱いで、腰にくくりつける。走りにくー。
伊香立に運動公園ができるらしい。
ここなら京都からも近いし、使い勝手もよさそう。マラソン大会が開けるような公園になったらいいのに。
公園隣接地には企業も誘致するようだ。道路も広くきれいにはなっているが、この不景気時に新しく進出してくる企業があるのだろうか。
大津市立伊香立中学校で47分。ここは約6.3km地点。
4分の1の地点で47分ということは、ゴールは3時間超えますね。
中学生にこそ「JR不採用問題」を理解してもらいたい。本当は校舎に入って説明したいくらいだが・・・。
ここは、「環来神社」と記さていた。なんの神さんなんやろう。
建築会社の番犬。
写真ではこわい顔に写ってしまったけど、ちっちゃくてものすごくかわいいワンちゃんだった。
ペロペロペー・・・。
途中トンネル(有料道路)は人間は通れないと思うので、下の道(国道367)から。
府県境(途中峠)通過、1時間21分。ここで、約10.4km。
残り、まだ15km以上もある。
途中峠を下ったところにあるログハウスの喫茶店のワンちゃん。
上等犬のようにも見えるし、雑種のようにも見えるし・・・。
この道を登って行くと大原百井町。
そこには、私の中学時代の同級生・林幸博君が住んでいる。クラス会の予定を連絡しなくては。
こんな石像も撮っておきましょう。
小出石から旧大原街道へ。
ここらは気持ち悪いくらい(?)空気がきれい。体の毒素が出て行く感覚。
大原小中は、小中一貫「大原学院」となった。
私が大原小百井分校に勤務していたころ(30年ほど前)は、学年2クラスある学年もあったのに、現在は小中合わせてやっと40人くらいのようだ。
昔は毎年、三千院から100万円の寄付があったが、それは今も続いているのだろうか。いっそのこと、「京都市立」ではなく「三千院立」にしたら・・・。
大原野村別れから江文峠へ。
ここらまでくれば、もう地元感覚です。ここで、たぶん17kmくらい。
久しぶりの江文峠。約18.5km地点、2時間20分。
江文神社では特に困っていることもなかったので、ヨメさんの健康だけをお願いしておいた。
私の大好きな静原バイパスのまっすぐな道。
ここらあたりから雨が激しくなってきた。
「とかしき島マラソン」対策練習の拠点、鬼谷大橋。
もう3ヶ月もこのコースを走っていない。また定期的に走るようにしよう。
叡電・二軒茶屋駅を過ぎると、わが東映団地。残り300mほど。
ご近所イケメン犬・タロちゃんにごあいさつ。
ここ何日か暑なったりさぶなったり、タロちゃんもちょっと弱っているように見えた。
タロちゃん、復活した犬小屋にちゃんと入ってくれています。(元きくの犬小屋です。)
家に着いたとき、3時間11分。3時間をだいぶ超えてしまった。
腰に巻いたジャケットはスカートみたいやね。
ちょっとは国労の応援になったかな。
今回もほとんど人通りの少ないところばっかりやった。次回は、もうちょっと注目を浴びそうなところを通るようにしよう。大阪とかがいいかなあ・・・。
今日は、ヨメさんもお母さんの手術後のお見舞いに行っているし。きくちゃんはかまってもらえなくて、おもしろくなさそう。
ごめんねー、きくちゃん。
オッサンは急いで着替えて、教文センターまで映画「沖縄」を見に行かんなんねん。
すまんなー。
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2010年05月25日(火)
ブルガリアからの手紙・ブルガリアへの電話 [学校]
【ブルガリアからの手紙】
まだまだ ブルガリアでのんびり と願いつつも
寄る年波 諸般の事情により 帰国を決心しました。
5年半の心豊かな いなか暮らしに ピリオドを
打ち ブルガリアン・ローズの花摘みの季節・六月
日本に帰ります。
京都にもどりましたら また よろしくお願い致
します。
2010年5月吉日 中古賀 公隆・美智代
廣司くん
また会えるのを楽しみにしています。
なかこが
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【ブルガリアへの電話】
(ブー・・・ブー・・・ブー・・・、と何回も呼び出し音。たぶん20回くらい。)
「もしもーし、中古賀でーす。」 (うん? 確か、前は「ヘロウー」やったけど・・・。)
「あっ、もしもしー、こうじです。」
「ああー、こうじ君。」
「昨日、手紙着きました。6月に帰って来やはるんですね。」
「そうなんやわー。」
「正確には6月のいつですか。」
「うん、正確には、6月13日に関空に着く。」
「分かりました。そしたら、さっそくクラス会の準備に取りかかります。」
「あー、そうやったねー。」
「2年前のクラス会で約束した通り、今回は前来れへんかった名古屋のゆきちゃんの都合優先ですし。ゆきちゃんの来れる日に、ほかのもんが合わすということでお願いします。」
「うん、分かった。」
「先生、こっちに帰って来はってからも、あっちこっち行かはるんですよね。」
「実はな、佐世保にいる姉の具合があんまりよくなくて、一応その看病ということで帰国を早めたんやわ。」
「はー、そうやったんですか。ということは、京都にはあんまりいやはらへん可能性もありますね。」
「うん。そうなるかもしれん。」
「まあ、今からみんなに連絡とってからやから、クラス会ができるのは夏くらいですね。それまで上手に計画たてましょ。」
「はい、頼みます。」
「とりあえず、名古屋のゆきちゃんに連絡して都合聞かんなん。」
「そやね。」
「先生、前から聞かなあかんと思って聞けてへんかったんですけど・・・」
「なにやー。」
「先生、なんで英語の先生にならはったんですか。話せば長い・・・ちゅう話ですかね。」
「そんなことない。簡単な話で・・・。先生になりたいと思った時、英語の免許しか取れへん状態やったわけや。外大やったから。それで・・・」
「あっ、そうか。そしたらなんで外大に入らはったかを聞かなあかんわけやね。」
「それは、話せば長いことに・・・」
「あかん。長い話は聞いてられん。電話代がなんぼたこつくか分からん。」
「はははー。」
「ほな、その続きは日本に帰って来やはってからということで、楽しみにしてまっさー。
夏にクラス会するちゅうことだけはおぼえといてください。ほな、楽しみにしてますので・・・」
「ありがとうな。よろしく頼みます。」
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